大会には、小学生１,１１１首、中学生３,７２３首、高校生２,６９９首、大学・専門学校生以上１３２首、計７,６６５首の応募がありました。〈高校生・大学専門学生の部〉では、文部科学大臣賞・毎日新聞社賞・東京都教育委員会賞、日本歌人クラブ賞各１首、選者賞８首、秀作賞１５首、優良賞３５首、奨励賞３３首が選ばれました。
　受賞したのは、３年２組の山根君と３年４組の片山さんで、作品は以下のとおりです。

選者賞（小島なお賞）
　一夜漬け赤線なぞるこの指にローマ帝国の夏の風吹く　　山根大樹

選者賞（生沼義朗賞）
　これいいよあなたが見てた『コルビジェ』を開いてわたしは新しくなる　　片山藍美

　中尾さんのお話は、現地に行けば見えなかったものが見えて考え方も変わってくるといったお話でした。今年度卒業して新しい世界に旅立っていく３年生にとって貴重なお話となりました。
　講演会の後には、世界に興味を持った生徒が中尾さんとの交流を求めて、民族衣装を着てみたり国際交流について語っていました。

　「社会に出るあなた達に今伝えたいこと」と題し、性犯罪の実情や犯罪に巻き込まれないためにはどのようなことに気を付けたらよいか、困った時の相談窓口などを具体的に教えていただきました。

　講師は本校の理科の講師である玉川先生です。
　『地球のみなさんこんにちは ～宇宙船地球号の視点で科学的に環境問題を考える～』という演題で、膨らませた風船を地球に見立て、視覚的に地球の資源量などについて説明してくださいました。
　話を聞いた生徒からは、今後の生活でごみのリサイクルや資源の有効活用などを意識し、実践していきたいとの感想がきかれました。