体育館内の5か所に合格者番号一覧が一斉に掲示されると、各所から歓声が上がり、友達や保護者の方と合格の喜びを分かち合う姿が見られました。今年の合格者は２８０名です。合格おめでとうございます！

　しののめ基金は、創立百周年記念事業の寄付金で同窓会が設置したもので、本校生徒を対象に多様な国際交流事業を支援することを目的としています。しののめ基金の第１号として２年生の田村郁奈さんが決定し、本日支援金の贈呈式を行いました。

　校長先生から支援金を受け取った田村さんは、「初めての海外で楽しみにしています。海外の文化に触れながら、多くのことを学んできます。」と抱負を語っていました。田村さんは、県高校生英語弁論大会で入賞し、今月２０日から２８日までの間、ニュージーランドで研修を受ける予定となっています。

　各教室では、担任から卒業証書が手渡され、クラスメートへあいさつ、カメラに向かって保護者に学校への送迎や弁当を作ってもらったことなどの感謝の言葉が述べられていました。

　音声が届いていないクラスがありましたが、生徒が順番に保護者の教室を訪れ、直接感謝の言葉を述べていました。やはりカメラに向かって話すのと直接話すのは違うようで、照れ臭そうに話しているのが印象的でした。

　今年度の卒業生は、普通科２３５名、理数科４０名の計２７５名です。

　３年間をマスクで過ごした卒業生ですが、晴れ舞台の本日は、不安がある場合などを除いてマスクを着用しないことを基本としました。最後はしっかりと顔を見てもらおうとマスクを外した人、マスクを着けるのが当たり前になっている人など、人それぞれの対応となりましたが、本日の天気と同じく、みんな晴れ晴れとした表情で式に臨んでいました。

卒業おめでとうございます！