谷本さんは、体力づくりから実戦につながる動き、基本動作から投げにつながる動きなどを部員と組み合いながら丁寧に教えてくださいました。これに対し部員たちは、金メダリストから直接指導を受けられるという大変貴重な機会に、緊張しながらも時折自然と体を動かしながら谷本さんの教えを真剣な眼差しで聞いていました。最後に、アテネと北京で手に入れた金メダルを披露してくださり、部員たちは金メダルを手にして重さを比べたり表と裏を確認したりして興奮していました。

谷本さんの指導は、とても分かりやすかった。

金メダルを披露され、メダルに群がる部員たち

サイン攻めにあう谷本さん。行列の最後には顧問の先生も。

　みんな、もっと柔道が好きになり強くなりたいという気持ちが強くなったに違いありません。大変貴重な体験をさせていただき、本当にありがとうございました。

　玉川先生は、ユーモアを交えながら地球に見立てた風船から限られた地球資源について視覚でわかりやすく説明してくださいました。

　生徒からは、ごみを減らしリサイクルできるものはリサイクルに回していきたいと感想がありました。

　講演では、性被害に限らず、社会に出て生活環境が変わってから起こる可能性のある盗難や契約に関する被害など、いろんな犯罪の注意喚起と被害にあわないための防犯対策を指導してくださいました。

　自分の身は自分で守る、被害にあったり相談を受けたら周りの大人や相談窓口に相談してアドバイスを受けることなどを教えていただきました。

　３日間の日程を終え、１０月７日夕刻に全員無事に帰ってきました。コロナ禍で中学校の修学旅行が叶わなかった生徒たちです。学校、家庭を離れ、友達と過ごした３日間はかけがえのない時間になったに違いありません。