最近では情報技術の発展に伴い、あらゆる産業で生産システムの自動化、省力化が進んでいます。
 機械科では機械に関する基本的な知識や技術、また、コンピュータ制御による機械加工などの先端技術を学習し、機械技術者として活躍できるエキスパートの育成をめざしています。学習の中心を設計、製図とし、体験的な学習で理解を深めてい
きます。





教育課程をPDFファイルで表示します。
令和6年度実施教育課程表.pdf







 専門教科では機械製図の読み方や描き方、機械設計の力の計算方法などを中心に学習します。 工業技術基礎・実習では機械加工、溶接、原動機、計測・制御などの基礎的な作業を通して技術を習得します。

主な専門科目の学習目標

☆製 図
 製図に関する日本工業規格(JIS)および各学科の専門分野の製図について基礎的な知識と技術を習得させ、製  作図・設計図などを正しく読み、図面を構想し作成する能力と態度を育てる。


☆機械設計
 機械設計に関する基礎的な知識と技術を習得させ、機械・器具などを創造的,合理的に設計する能力と態度を育てる。

☆工業技術基礎
 工業に関する基礎的技術を実験・実習によって体験させ、各分野における技術への興味・関心を高め、工業の意義や役割を理解させるとともに工業に関する広い視野を養い、工業の発展を図る意欲的な態度を育てる。


☆実 習
 工業の各専門分野に関する基礎的な技術を実際の作業を通して総合的に習得させ、技術革新に主体的に対応できる能力と態度を育てる。


☆課題研究
 工業に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して、専門的な知識と技術の進化、総合化を図ると共に問題解決の能力や自発的、創造的な学習態度を育てる。



技能検定3級(普通旋盤作業、機械検査作業)、基礎製図検定、機械製図検定、初級CAD検定、ガス溶接技能講習、計算技術検定、危険物取扱者、パソコン利用技術検定

日誌

機械科 若葉台イルミネーションに出展しました

2021年12月20日 15時45分

昨年度に続き、本校近くの若葉台地区で、クリスマスの時期に催されているイルミネーションのイベントに機械科3年生の課題研究の授業で製作したLEDオブジェを出展しました。今年は、トナカイを製作し、昨年度の先輩が製作した雪だるまと合わせて出展しました。フレームは鋼線を曲げ加工し、TIG溶接で接合して仕上げました。
点灯の後、すぐに子どもたちがトナカイのところに駆けつけ、「写真を撮って」と言っている姿を見ました。地域の方々に喜んでいただけるものづくりができて嬉しく思います。
期間 令和3年12月18日~25日

  

   
 
 

   

鳥工全景模型をライトアップしました。

2021年10月21日 18時47分

鳥工の正面玄関を入ったらまず目にするのが、鳥工全景模型です。これは、昭和55年(1980年)に当時の建築科の先輩が製作された作品です。これまでも建築・電気実習棟の建て替えに合わせて模型の追加変更などが行われてきました。
今回は、機械科の課題研究の授業の中で、「機械で課題解決」をテーマに取り組んでいるメンバーが、センサーLEDライトを設置して今風に少しカスタムしてみました。
昭和、平成、令和と時代を超えて受け継がれている伝統を大切にしつつ、日々進歩する「工業」、「ものづくり」の魅力が伝わる作品に仕上げてみました。 

  
   鳥工全景模型(建築科卒業生S55年製作)           配線用の穴あけ

     
        LEDテープを取り付け                  昼間の点灯

   
          夜間の点灯                     今風な感じ                   

河原中学校に出前授業に行ってきました

2021年7月1日 17時19分

河原中学校へ出前授業に行ってきました。卓上旋盤を用いてCDコマの軸の加工をしてもらいました。みんな真剣に取り組んでくれて、嬉しかったです。最後に自分の作ったコマを回して、感動している姿が印象的でした。






機械科 アクリルパーテーションボードの台座を作りました

2021年3月1日 12時30分

進路応接室に飛沫感染対策用アクリルパーテーションボードを設置しました。
台座となる部品にレーザ彫刻し鳥工オリジナルに仕上げてみました。(台座の材料は、建設工学科の実習であまった杉の木をいただきました。)
3月1日は卒業式。飛沫感染防止のためステージ上の演壇でも使用しました。
 
 どんなデザインにしようかな・・・♪         早く、きれいに仕上がるように加工条件を微調整。
  
 両面にレーザ彫刻、数個つくって加工終了。       アクリルパーテーションボードをセットして完成。
 
   進路応接室に設置。出来栄えはまずまず。      卒業式にて(体育館ステージ上の演壇で活用)。  

機械科 出前授業(鳥取市立西中学校)に行ってきました

2021年2月27日 10時50分

鳥取市立西中学校で開かれた「高校授業体験(2年生)」で出前授業を行いました。
テーマは「CDコマの製作」
軸部分をミニ旋盤で切削加工して、機械加工の体験をします。
 
     本日の体験内容の説明            ハンドルを動かして材料(プラスチック樹脂)を切削                                    

   
材料が削られて、部品となっていく様子をじっくり観察    色塗りして、オリジナル・コマの完成

機械科 出前授業(鳥取市立北中学校)に行ってきました

2021年2月6日 14時47分

鳥取市立北中学校で開かれた「高校授業体験(2年生)」で出前授業を行いました。

   
    本日の体験内容の説明。          材料を削るときその振動が手に伝わります。

 
 仕上げはハンドルをゆっくりと。             好きな色でコマをデザイン。

限られた時間の中でしたが、楽しみながら、自分の手でものを作り出すことを体験してもらいました。

機械科 3D Hologram LED Fan 設置しました。

2020年12月28日 10時11分

正面玄関に3D Hologram LED Fanを設置しました。
LEDのついたFan(羽根)を回転させることにより、奥の方が透けて空間に浮かんでいるように映像が映し出されます。

     
 

機械科 若葉台イルミネーション出展

2020年12月22日 13時54分

本校近くの若葉台地区で、クリスマスの時期に催されているイルミネーションのイベントに機械科3年生の課題研究の授業で製作したLEDオブジェを出展しました。LEDオブジェは金属製でフレームは溶接して製作しました。授業で培った溶接の技能を活かし、地域の方に喜んでもらえるものづくりができました。
期間 令和2年12月19日(土)~25日(金)
   
      

機械科 レーザー搭載加工機 贈呈式

2019年7月9日 19時03分

寄贈型私募債(教育機関寄贈型)により、丸石産業株式会社様と山陰合同銀行様の連名でレーザー搭載加工機を贈呈していただきました。その贈呈式が7月9日(火)本校校長室で行われました。この加工機は、持ち運び可能で手軽に操作、加工作業を行うことができます。実習や課題研究の授業で高度な機械加工について学習できるのはもちろんのこと、校内外でのイベント、中学校等への出前授業など、その機動性を活かした活用で、多くの方に工業分野やものづくりの魅力を伝えることがきるものと考えています。生徒、職員一同大切に使用させていただきます。

(※レーザ加工:(機械分野では「レーザ(laser)」と呼ぶ。)レーザと呼ばれる特殊な光のもつエネルギーを、熱エネルギーに変換して工作物を局部的に加熱して切断、穴あけなど微細な加工を行うことができる。)


丸石産業株式会社 代表取締役 安木恭次 様は本校のOB(建築科S38年3月卒)で、母校への思いや当時の学校の様子など、懐かしいお話を聴かせていただきました。
 
お礼は、レーザで彫刻した割りばしを。

機械科 小型ドリル研磨機贈呈式

2019年3月20日 15時16分

寄贈型私募債(教育機関寄贈型)により、株式会社清水様と山陰合同銀行様の連名で小型ドリル研磨機を贈呈していただきました。その贈呈式が3月20日(水)本校校長室で行われました。ドリルを用いた穴あけ加工は、実習や課題研究の授業など全学年を通して、様々な場面で行っており工具管理をするうえで大変感謝しています。生徒、職員一同大切に使用させていただきます。