最近では情報技術の発展に伴い、あらゆる産業で生産システムの自動化、省力化が進んでいます。
 機械科では機械に関する基本的な知識や技術、また、コンピュータ制御による機械加工などの先端技術を学習し、機械技術者として活躍できるエキスパートの育成をめざしています。学習の中心を設計、製図とし、体験的な学習で理解を深めてい
きます。





教育課程をPDFファイルで表示します。
令和4年度実施教育課程表.pdf







 専門教科では機械製図の読み方や描き方、機械設計の力の計算方法などを中心に学習します。 工業技術基礎・実習では機械加工、溶接、原動機、計測・制御などの基礎的な作業を通して技術を習得します。

主な専門科目の学習目標

☆製 図
 製図に関する日本工業規格(JIS)および各学科の専門分野の製図について基礎的な知識と技術を習得させ、製  作図・設計図などを正しく読み、図面を構想し作成する能力と態度を育てる。


☆機械設計
 機械設計に関する基礎的な知識と技術を習得させ、機械・器具などを創造的,合理的に設計する能力と態度を育てる。

☆工業技術基礎
 工業に関する基礎的技術を実験・実習によって体験させ、各分野における技術への興味・関心を高め、工業の意義や役割を理解させるとともに工業に関する広い視野を養い、工業の発展を図る意欲的な態度を育てる。


☆実 習
 工業の各専門分野に関する基礎的な技術を実際の作業を通して総合的に習得させ、技術革新に主体的に対応できる能力と態度を育てる。


☆課題研究
 工業に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して、専門的な知識と技術の進化、総合化を図ると共に問題解決の能力や自発的、創造的な学習態度を育てる。



技能検定3級(普通旋盤作業、機械検査作業)、基礎製図検定、機械製図検定、初級CAD検定、ガス溶接技能講習、計算技術検定、危険物取扱者、パソコン利用技術検定


日誌

機械科 アクリルパーテーションボードの台座を作りました

2021年3月1日 12時30分

進路応接室に飛沫感染対策用アクリルパーテーションボードを設置しました。
台座となる部品にレーザ彫刻し鳥工オリジナルに仕上げてみました。(台座の材料は、建設工学科の実習であまった杉の木をいただきました。)
3月1日は卒業式。飛沫感染防止のためステージ上の演壇でも使用しました。
 
 どんなデザインにしようかな・・・♪         早く、きれいに仕上がるように加工条件を微調整。
  
 両面にレーザ彫刻、数個つくって加工終了。       アクリルパーテーションボードをセットして完成。
 
   進路応接室に設置。出来栄えはまずまず。      卒業式にて(体育館ステージ上の演壇で活用)。  

機械科 出前授業(鳥取市立西中学校)に行ってきました

2021年2月27日 10時50分

鳥取市立西中学校で開かれた「高校授業体験(2年生)」で出前授業を行いました。
テーマは「CDコマの製作」
軸部分をミニ旋盤で切削加工して、機械加工の体験をします。
 
     本日の体験内容の説明            ハンドルを動かして材料(プラスチック樹脂)を切削                                    

   
材料が削られて、部品となっていく様子をじっくり観察    色塗りして、オリジナル・コマの完成

機械科 出前授業(鳥取市立北中学校)に行ってきました

2021年2月6日 14時47分

鳥取市立北中学校で開かれた「高校授業体験(2年生)」で出前授業を行いました。

   
    本日の体験内容の説明。          材料を削るときその振動が手に伝わります。

 
 仕上げはハンドルをゆっくりと。             好きな色でコマをデザイン。

限られた時間の中でしたが、楽しみながら、自分の手でものを作り出すことを体験してもらいました。

機械科 3D Hologram LED Fan 設置しました。

2020年12月28日 10時11分

正面玄関に3D Hologram LED Fanを設置しました。
LEDのついたFan(羽根)を回転させることにより、奥の方が透けて空間に浮かんでいるように映像が映し出されます。

     
 

機械科 若葉台イルミネーション出展

2020年12月22日 13時54分

本校近くの若葉台地区で、クリスマスの時期に催されているイルミネーションのイベントに機械科3年生の課題研究の授業で製作したLEDオブジェを出展しました。LEDオブジェは金属製でフレームは溶接して製作しました。授業で培った溶接の技能を活かし、地域の方に喜んでもらえるものづくりができました。
期間 令和2年12月19日(土)~25日(金)
   
      

機械科 レーザー搭載加工機 贈呈式

2019年7月9日 19時03分

寄贈型私募債(教育機関寄贈型)により、丸石産業株式会社様と山陰合同銀行様の連名でレーザー搭載加工機を贈呈していただきました。その贈呈式が7月9日(火)本校校長室で行われました。この加工機は、持ち運び可能で手軽に操作、加工作業を行うことができます。実習や課題研究の授業で高度な機械加工について学習できるのはもちろんのこと、校内外でのイベント、中学校等への出前授業など、その機動性を活かした活用で、多くの方に工業分野やものづくりの魅力を伝えることがきるものと考えています。生徒、職員一同大切に使用させていただきます。

(※レーザ加工:(機械分野では「レーザ(laser)」と呼ぶ。)レーザと呼ばれる特殊な光のもつエネルギーを、熱エネルギーに変換して工作物を局部的に加熱して切断、穴あけなど微細な加工を行うことができる。)


丸石産業株式会社 代表取締役 安木恭次 様は本校のOB(建築科S38年3月卒)で、母校への思いや当時の学校の様子など、懐かしいお話を聴かせていただきました。
 
お礼は、レーザで彫刻した割りばしを。

機械科 小型ドリル研磨機贈呈式

2019年3月20日 15時16分

寄贈型私募債(教育機関寄贈型)により、株式会社清水様と山陰合同銀行様の連名で小型ドリル研磨機を贈呈していただきました。その贈呈式が3月20日(水)本校校長室で行われました。ドリルを用いた穴あけ加工は、実習や課題研究の授業など全学年を通して、様々な場面で行っており工具管理をするうえで大変感謝しています。生徒、職員一同大切に使用させていただきます。


2位入賞「ものづくりコンテスト旋盤作業部門」県大会

2018年2月19日 10時55分


2月14日15日に「高校生ものづくりコンテスト旋盤作業部門」

鳥取県大会が米子工業高校機械加工実習室にて行われました。

本校からは機械科2年生1名が参加しました。


≪大会1日目≫

抽選会・練習会・予備切削が行われました。

【支給材料の確認中】
支給材料の確認中

【予備切削中】

 

≪大会2日目≫

開会式・競技・閉会式(表彰式)・審査員講評が行われました。

【競技開始前】


【表彰式】


≪結果≫

2位に入賞し、平成30年度に山口県で開催される中国大会へ

参加することが決まりました。(中国大会出場は3年連続)

【大会終了後に審査員の方から中国大会に向け、
加工方法などを指導して頂きました】

中国地区第3回高校生溶接技術〈圧力容器〉競技会

2017年8月21日 18時43分

8月20日(日)に岡山県立東岡山工業高等学校において中国地区第3回高校生溶接技術〈圧力容器〉競技会が行われました。本校からは機械科3年寺坂君、機械科2年森田君が鳥取県の代表選手として出場しました。結果は21人中寺坂君は12位、森田君は18位でした。競技で製作した圧力容器の圧力試験では、寺坂君の作品は10MPa(メガパスカル)、森田君の作品は5MPaまで圧力がかかりました。以下競技中の様子を撮影したものです。ゼッケン番号11番は寺坂君、31番は森田君です。



  64と記入された圧力容器は寺坂君の作品です。        83と記入された圧力容器は森田君の作品です。               

ものづくりコンテスト(普通旋盤作業)鳥取県予選会

2016年12月22日 15時05分

12月19日、20日の2日間米子工業高等学校において、
ものづくりコンテスト(普通旋盤作業)鳥取県予選会が行われました。
本校機械科から2年生1名が参加しました。
結果は2位に入賞し、来年6月に広島県で開催されます中国大会への出場権を獲得しました。