最近では情報技術の発展に伴い、あらゆる産業で生産システムの自動化、省力化が進んでいます。
 機械科では機械に関する基本的な知識や技術、また、コンピュータ制御による機械加工などの先端技術を学習し、機械技術者として活躍できるエキスパートの育成をめざしています。学習の中心を設計、製図とし、体験的な学習で理解を深めてい
きます。





教育課程をPDFファイルで表示します。
令和4年度実施教育課程表.pdf







 専門教科では機械製図の読み方や描き方、機械設計の力の計算方法などを中心に学習します。 工業技術基礎・実習では機械加工、溶接、原動機、計測・制御などの基礎的な作業を通して技術を習得します。

主な専門科目の学習目標

☆製 図
 製図に関する日本工業規格(JIS)および各学科の専門分野の製図について基礎的な知識と技術を習得させ、製  作図・設計図などを正しく読み、図面を構想し作成する能力と態度を育てる。


☆機械設計
 機械設計に関する基礎的な知識と技術を習得させ、機械・器具などを創造的,合理的に設計する能力と態度を育てる。

☆工業技術基礎
 工業に関する基礎的技術を実験・実習によって体験させ、各分野における技術への興味・関心を高め、工業の意義や役割を理解させるとともに工業に関する広い視野を養い、工業の発展を図る意欲的な態度を育てる。


☆実 習
 工業の各専門分野に関する基礎的な技術を実際の作業を通して総合的に習得させ、技術革新に主体的に対応できる能力と態度を育てる。


☆課題研究
 工業に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して、専門的な知識と技術の進化、総合化を図ると共に問題解決の能力や自発的、創造的な学習態度を育てる。



技能検定3級(普通旋盤作業、機械検査作業)、基礎製図検定、機械製図検定、初級CAD検定、ガス溶接技能講習、計算技術検定、危険物取扱者、パソコン利用技術検定


日誌

中国地区第2回高校生溶接技術〈圧力容器〉競技会

2016年8月30日 18時32分

8月28日(日)に岡山県立南部高等技術専門校にて中国地区第2回高校生溶接技術〈圧力容器〉競技会が行われました。本校からは鳥取県の代表として機械科2年生が2名出場しました。今回の大会には中国五県のほか愛知県、兵庫県そして香川県からも出場して合計20名の選手が溶接技術の技能を競い合いました。

高校生溶接技術実技講習会

2016年8月12日 16時30分

7月28日(木)本校の溶接実習場で高校生溶接技術講習会を行いました。
講習会を受講した生徒は、中国地区第2回高校生溶接技術〈圧力容器〉競技会で出題される課題作品「圧力容器」をつくるための知識と技能を習得することができました。
   


技能検定3級機械加工普通旋盤作業実施

2016年8月9日 14時06分

8月9日(火)本校機械実習棟を会場に
「技能検定3級機械加工普通旋盤作業」の実技試験が行われました。

 

日頃の練習の成果を発揮して合格を目指し、下記の課題を2時間30分以内に作製しました。

    

機械科2年企業見学

2016年6月10日 15時43分

 6月10日機械科2年生が鳥取県東部の企業
(聖和精機㈱・㈱清水・リコーインダストリアルソリューションズ㈱)
に見学に行きました。

 聖和精機㈱
  

 ㈱清水
  

 リコーインダストリアルソリューションズ㈱
  

 見学先では、先輩方の話や、事業内容の説明、人生観等についてお話しして頂き、また、生徒も積極的に質問をして、進路選択や人生設計に大いに役立つものになりました。

機械科 ものづくりコンテスト(旋盤作業部門)中国大会結果報告

2016年6月7日 11時04分

6月4・5日 倉吉総合産業高等学校にて中国各県2名の代表が集まり開催された、ものづくりコンテスト(旋盤作業部門)中国大会に機械科3年生1名が、鳥取県代表として出場しました。

大会1日目には機械・材料の抽選会、練習会と予備切削が行われました。



大会2日目には開会式、競技、表彰式が行われました。





今年度の競技課題は、
中国5県の代表者10名中、2名が棄権、標準時間内(2時間)に完成させた選手は1名のみ(その他5名選手は延長時間内に完成)、製品が完成できず失格した選手が2名という難易度の高いものでした。

本校生徒は、なんとか延長時間内に製品を完成させることができ6位になりました。

清掃作業学習用ガラス窓枠贈呈式

2014年11月10日 13時45分

     115日(水)、琴の浦高等特別支援学校体育館にて鳥取県教育委員会特別支援教育課、本校機械科3年の生徒6名、教職員1名、琴の浦高等特別支援学校生徒・教職員同席のもと、「清掃作業学習用ガラス窓枠贈呈式」が開催されました。
 これは昨年度より県教育委員会から製作依頼を受けていたものを今年度の機械科の課題研究で取り組んだものです。
 最初に県教育委員会より、このたびの取り組みについて説明があり、そのあと本校の生徒6名が、今回の製作に至った経緯や製作方法、製作で工夫した点、課題であった点、製作で得た達成感などをプレゼンテーションしました。



 その後、支援学校の生徒による窓清掃作業の実演を行いました。



 支援学校では専門教科「ビルメンテナンスコース」で、スクイジー等を使用した窓清掃学習用に今までは実習室窓や校舎の窓を使用し、練習していました。これからはこのガラス窓枠を活用していただき、技能スキルの向上に取り組んでいただけると思います。

 このガラス窓枠は全部で4台製作し、他の県内の特別支援学校にもお贈りする予定です。