1年生が「エゴグラム」の学習を行いました
2021年2月5日 13時52分 本日、3・4校時の2時間を使って、1年生が「エゴグラム(自我のグラフ)」の学習を行いました。この学習は、本校の『性に関する指導年間計画』の中の「こころ」に関する指導として位置づけられ、毎年1年生対象にこの時期に行っているものです。
「心の成長~自分の心を見つめてみよう~」というテーマで行われるこの学習は、「自己理解(認知)を深め、よりよい人間関係について考える」ことを目標としています。この学習では、まず誰の心の中にも潜む次の「5つの私」について知り、理解を深めます。
◆CP(キソック);正義感・責任感、リーダー性
◆NP(ホゴリン);優しさ、面倒見の良さ
◆ A (ゴローン);客観性・合理性、計画的・現実的
◆FC(フーリー);好奇心、素直な感情
◆AC(スナオン);協調性・順応性、気配りをする
この5つは、「どれが良くて、どれが悪い」というものではなく、バランスが大切で、自分の傾向(特徴)を知り、必要に応じてコントロールし、よりよい人間関係について考えることが大切です。
今日は、スクールカウンセラーの阿川先生のお話を聞いて理解を深めたあと、4校時には学級に帰って1月前にとった自分の「エゴグラムチェックリスト」の結果を見て、自分の「特徴」や「クセ」について考えました。そして「5つの私」の中で自分の低い「私」を高めるための具体的な方法についても考えました。
阿川先生の話の中では、2つの場面を設定して、1年団の教員が「5つの私」を演じるロールプレイもありました。毎年思うことなのですが、本当に八頭中学校の先生方は役者揃いです。
思春期真っ只中で、友だちとの人間関係に悩む1年生の生徒たちにとって、本当に意味のある貴重な学習となりました。