本校は9月18日(日)に創立74年目の開校記念日を迎えます。
それを記念して9月16日(金)野の花診療所の徳永進先生を講師にお招きして、「いのちのそばで」というテーマでご講演いただきました。
徳永先生はまず、生命の起源について興味を持った自身の高校時代のエピソードを語られた後、「死はさびしく、悲しいものであるなら、人が死を迎える時にそばで手を握る仕事をしよう」と決意したという「初心」について話されました。
それから、これまで看取って来られた何人かの患者さんやその家族の話をされました。その中で、例えば「死」には「あってはならない」と考える一方で、「お迎えが来てくれたら楽になる」という見方もあるように物事には相反する見方があると語られました。

最後に「伝えたかった三つのこと」として「空や海を見よう。自分の始まり」「困った人を助けよう」「自分の中に使命を育てよう。おもしろいと思えることを育てよう」とまとめて講演を締めくくられました。

最後に生徒代表が医療従事者を目指す者としての決意を込めてお礼の言葉を述べ、生徒会長が花束を贈呈して講演会を閉じました。
本校は本年度「生命(いのち)の安全教育推進事業」を実施しています。お話いただいたことも踏まえてこれからも「いのち」について考える教育を実践していきます。
徳永先生にはお忙しい中ご講演いただきありがとうございました。
9月9日(金)第2学年研修旅行第3日目の日程を実施しました。
待ちに待ったUSJ、生徒たちは友人とキャラクターグッズを身につけたり、アトラクションを楽しんだりして、旅行最後の1日を満喫しました。

保護者の皆さまにはコロナ禍により各ご家庭でさまざまなご心配やご不安がある中、今回の旅行の実施にあたりご理解ご協力いただき感謝申し上げます。
また、今回の研修旅行の実施に当たり尽力いただいた皆さまにこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。
9月7日(水)第2学年が研修旅行に出発しました。
初日は、宇治の平等院鳳凰堂や伏見稲荷に参拝した後、京都市内の班別研修に出かけました。

世界遺産を見学したり、買い物を楽しんだりして、充実した表情で集合場所の清水寺仁王門前に到着しました。


明日は大阪市内に研修に出かけます。
8月23日(火)第2学期始め業式行いました。
式辞では「可能性」をテーマに、自身の可能性を信じて努力を続けている人たちの話や「岩美高生の可能性」を感じたエピソードが語られました。
二学期は3年生の進路決定の時期であり、学校祭や2年生の研修旅行も控えています。
感染対策に気をつけながら、自分自身を成長させる飛躍の学期としましょう。

生徒12名が、ばばちゃん缶詰の販路拡大をテーマにしたビジネスプラン・グランプリ出場に向けて取組を進めています。
まず、7月25日(月)には生徒たちが兵庫県の香住高校を訪問し、同校の海洋科学科の生徒の協力の下「ばばちゃん」の缶詰を製造しました。
そして8月3日(水)には校内で製造した缶詰の試食を行いました。味は水煮、みそ、しょうゆ、オリーブ油4種類がありましたが、岩美町商工会、日本政策金融公庫の方々や校内の先生方にも試食いただき、様々な感想をいただきました。

試食後は日本政策金融公庫の方からばばちゃん缶詰の販路拡大のためのアドバイスをいただき、生徒同士で意見を出し合いました。

今後は校外でアンケートを実施するなど消費者のニーズを踏まえたプラン作成に取り組むことにしています。
国公立大学等,上級学校への進学を目指す生徒を対象にした岩美町公営塾「岩美高未来塾HOPE」(夏季)が,7月27日(水)から3日間の日程で開催されています。
この公営塾は,「果敢にチャレンジする岩美高生を応援したい!」という思いがきっかけとなった,岩美町教育委員会と岩美高校のコラボ企画です。
会場は,岩美高校から徒歩3分の岩美町中央公民館。明るく開放的でありながら,とても落ち着いた雰囲気で,学びに集中できる空間です。今夏も「さらなる高みを目指す岩美高校生のためなら!」と,快くご提供くださいました。岩美町の皆様,ありがとうございます。

午前は自学自習を基本とした教科学習。問題演習を中心に,基礎力と知識活用力を鍛えます。
午後は3年生を対象にしたディスカッション活動。論理的思考力を鍛えるとともに,表現力や協働的な課題解決力を鍛えます。
今年も鳥取大学の学生が応援してくれています。納得いくまで教えてくださったり,実体験も踏まえたアドバイスを添えてくださったりする学生ばかり。生徒のモチベーションは大いに刺激されています。さすがは現役大学生!

生徒が「できない」と思っていることは,「まだ,できない」だけ。覚悟を決めて基礎基本からやり直せば「できるようになる」可能性は誰にだってあります。
そうして,「まだ,できない」と感じていることについて,できなくなったところまで戻り,そして時にたくさんの人に支援・協力をしてもらいながら,ひとつひとつ「できる」ようにしていけば,「自分にできること」が増えますよね。見える世界が広がり,将来へのより広い展望だって拓けてきます。
岩美高校のどの生徒も,自分や将来に関する希望を捨てず,前向きな取組を重ねてキャリアを形成していってほしい…「HOPE」にはそんな願いが込められています。
7月25日(月)3年生の福祉類型の生徒を対象に介護職員初任者研修 同行訪問の代替実習を実施しました。
岩美町社会福祉協議会より前田直美様をお招きし、同行訪問での家事援助を想定した調理実習を行いました。家庭にある材料を見てから献立を考え、限られた時間で調理し片づけることの難しさを実感しました。家庭というプライベートな空間を訪問させていただくことは叶いませんでしたが、施設とは異なる視点で行う福祉の仕事の必要性を理解することができました。

講師の前田様には新型コロナウィルス感染拡大に伴う急な変更にご対応いただきありがとうございました。
岩美高校の特色や魅力を直接感じ,今後の進路選択の参考にしてもらうことを目的に,7月26日(火),中学3年生を対象にした1日体験入学を実施しました。
鳥取県内外からたくさんの中学生が参加。在校生が実感する岩美高教育の特色や良さ等を生の声で伝えた後,事前に申し込んだ授業と部活動を模擬体験しました。


参加した中学生からは次のようなコメントが寄せられています。(抜粋)
生徒さんや先生方も明るい方が多く,楽しそうな学校だと思いました。最初の説明で,中学校の
内容をしてから学べると聞いて,自分は中学の勉強が少し不安なので,とてもいい制度だと思いました。部活動と勉強の両立を頑張っていけそうな学校だと思いました。
岩美高校は,とても内装がキレイで,掃除などもしっかりされていて,いいと思ったし,福祉のこ
とにも力を入れており,手話活動など,地域などにも貢献している高校だと思った。
生徒一人ひとりの可能性を信頼し,懇切丁寧に指導するのがモットーの岩美高校です。
今回の体験をとおして,一人でも多くの中学生が岩美高校の良さや可能性を感じられたなら…と思っています。
礼儀正しい中学生ばかりだったのが印象的でした。新型コロナウイルス対策をしっかり講じて参加してもくれました。ご指導・ご引率いただいた中学校の先生方に感謝申し上げます。