10月19日(水)虹嶺祭第1日目を実施しました。
今回のテーマは「一蓮托笑~僕らの笑顔がワクチンさ~」です。
オープニングは、2年3組と辻中校長による手話歌「さんぽ」で始まりました。

生徒会長、辻中校長の開会の挨拶に続いて吹奏楽コンサートが開催され、途中には生徒有志と山根先生も参加しての早口言葉の企画もありました。

そして待ちに待った各クラスのパフォーマンス。
1年生はクラスの様子を撮影したオリジナルの動画を交えたりしながら初々しいダンスを披露しました。


2年生は少し先輩らしい、クラスの団結の強さの伝わるパフォーマンスでした。


午後の部は若い先生4名によるサプライズのダンスで始まりました。

そして、いよいよ3年生の出番です。3年間で初めてのパフォーマンスとは思えないほどの完成度の高い内容でした。

過去2年間はコロナ禍の影響で規模を縮小しての開催でしたので、誰も「コロナ前」を知らない中で生徒会執行部を中心に少しでも以前に近い形で開催しようと、話し合いを重ね準備を進めてきました。
明日以降の虹嶺祭も充実したものになるよう期待しています。
10月7日(金)2年生福祉・フード類型の生徒10名が岩美北小学校を訪問し、4年生の児童34名と手話交流学習を実施しました。

はじめにグループにわかれて自己紹介ゲームをしました。選んだカードに書かれている挨拶からはじめて自分の名前を指文字で表現するもので、児童のみなさんは手元の指文字表に目を落とす場面もありましたが、一文字ずつ丁寧に表現していました。


次に『さんぽ』を「手話歌」で表現し、教え合いました。グループによってはじめから通して歌いながら教える、一つひとつの言葉の動作を丁寧に確認するなどさまざまな方法を取っていました。そして最後にそれぞれのグループが担当した1コーラスを発表しました。



活動を通して次第に打ち解けて、いきいきと手話を教える生徒の表情は普段の学校生活とはまた違ったものでした。小学生のみなさんはこれからさらに練習して発表会で手話歌を披露するとのことで、「発表会を見に来てよ」との声も聞かれました。

最後の挨拶で本校生徒の代表の星見くんが「I LOVE YOU」を手話で表現し、全体の記念撮影にもその手話のポーズで収まりました。



名残惜しくてなかなか離れられない場面も見られました。
生徒たちは今日の経験を自信に変えてさらに手話の学習に力を注ぐものと思います。
岩美北小学校の児童のみなさんありがとうございました。さらに上達した手話歌が発表会で披露されることを期待しています。
10月2日(土)朝、女子バレーボール部員が岩井地区入り口にある花壇清掃に参加しました。
地域の人と一緒に、日ごろからお世話になっている岩井地区の方々に感謝の気持ちを込めて花壇清掃に取り組みました。

伸び放題の雑草を黙々と抜いたり、地域の子どもたちと仲良く抜いたりと、岩井地区の皆さんと協力しながら完璧に仕上げました。

ぜひ、岩井にお立ち寄りの際にはごらんください!
岩美の郷に可憐なコスモスの花が咲く季節となり,岩美高校にも爽やかな秋の風が吹き始めました。
秋らしい青空のもと,柔らかな朝日を背に生徒玄関に向かう坂を上ると,「ガッツではばたけ!」と岩美高校応援旗が生徒を出迎えてくれます。
岩美高校の10月は,2学期中間考査で開幕。職員玄関では,本校マスコット「イワッツ君」が生徒達を今日も応援してくれています!頑張れ,岩美高生!


岩美高校福祉類型の2年生,3年生は,授業で手話を学習しています。
3年生は先日,「らくだの会」の皆さんと手話交流会を開催しました。
2年生では現在,10月7日(金)に予定されている岩美北小学校の児童との手話交流会に向けて準備と練習が佳境を迎えています。児童の興味関心を引き,児童が親しみやすいような交流会となるよう,準備にも熱が入ってきました。
2年生は手話学習を始めて半年。福祉類型を選択しているだけあって習得と成長は目覚ましく,手話でごく自然にコミュニケーションのできる生徒も出てきました。
当日,表情豊かで優しいお兄さんお姉さんと交流し,手話に興味関心を持ってくれる児童もきっと出てくることでしょう。楽しみです!



9月29日(木)先日開催された県高校新人陸上選手権大会で入賞し中国大会に出場する陸上部員3名が、日頃から熱く応援してくださっている岩美町 長戸町長を表敬訪問し、大会結果について報告しました。

この報告を受け、岩美町 長戸町長様、岩美町議会 澤副議長様そして大西教育長様から激励のお言葉やお祝いをいただきました。

その後、「岩美町チャンネル」のカメラに向かって緊張の面持ちで一人ずつ中国大会への意気込みを述べました。
お忙しい中お時間を取っていただき温かい激励のことばをくださった長戸町長様、澤副議長様、大西教育長、生徒そして引率者を温かく迎えてくださった岩美町役場のみなさま、ありがとうございました。生徒たちは岩美町の皆様からの応援を実感し、明日からの大会に向けて決意を新たにしていました。
皆様の温かい応援を受けて大舞台でしっかり力を出しきれるよう選手達は頑張ります。
9月22日(木)第3学年福祉類型の手話言語基礎Ⅱの授業の一環として「らくだの会」との交流を実施しました。
「らくだの会」とは「鳥取県東部圏域聴覚障がい者生活支援事業」の一環で主に高齢者できこえない・きこえにくい方が、必要な支援を受けたり利用者同士のコミュニケーションを楽しんだりする場です。会員15名とスタッフ7名が来校され、生徒12名がこれまでに学習した手話表現を活用して交流しました。
交流会では自己紹介の後、生徒が企画したレクリエーションや手話で交流しました。

会の終わりに参加者全員で「ふるさと」を手話で歌い記念撮影をして会を閉じました。生徒たちは名残惜しそうにバスを見送りました。

伝えたいことがなかなか手話で表現できなくて、ホワイトボードを使ってコミュニケーションを取る場面もあり、「もっと手話で会話できるようにがんばりたい」という生徒の声も聞かれました。
生徒にとってはこれまでの学習の成果を確認するとともに、きこえない・きこえにくい人が困っていることは何かを実際に学び、支援方法を考え、理解を深める時間となりました。
9月22日(木)第3回人権教育LHRを実施しました。第3学年では鳥取市人権情報センターの衣笠尚貴さんをお招きして「部落問題を考える」というテーマでご講演いただきました。
講演では、自分の身のまわりに差別がないことが社会に差別がないことにされてしまうことを指摘され、また「いちばん悪くないのは差別されている人」であるにもかかわらず、いじめや差別に関して「される側にも問題がある」というような声が上がることの問題を指摘されました。そして「私たちにできることはなにか」という問いに対して、何か人権が侵害されている実態を前に「できることはあるのにしないでやり過ごしたことはないか」と語られ、「指摘できない原因は自分の中にある」「差別と向き合って生きていく人になってほしい」と述べて講演を締めくくられました。

最後に生徒代表がお礼の言葉を述べ、講演会を閉じました。これから社会に出て行くに当たって向き合っていくべき課題を再認識する時間となりました。
衣笠さん、本日はお忙しい中ご講演いただきありがとうございました。
普通科高校の岩美高校には,大学等への進学を志望する生徒と就職等を志望する生徒がいます。岩美高校3年間の様々な学びや体験をとおして「なりたい自分」を創ろうとしてきている3年生にとって,2学期以降は夢や目標を実現するためにとても大切な毎日が続くことになります。
岩美高校では,そんな3年生を支援するために特別な日程を組んで進路指導を行うことがあります。その一つが,「直前進路対策セミナー」。
進学を志望する生徒は,口頭試問やディスカッション等を実践します。頭で想像するのと違って,実際にやってみないと分からないことがたくさん。教科学習や探究学習がこうした場面で力を発揮すると痛感した生徒は,その後の学習にも熱が入っているようです。
就職を志望する生徒には,本番さながらの模擬面接を重ね,自分の強みや課題を明らかにしていきました。職種や業種によって問われることも様々。時に厳しい指摘を受けながらも,「それが働くということの厳しさだ」と自分に言い聞かせるようにメモを取るシーンが印象的でした。

放課後には,就職志望者激励会も開催。辻中校長先生から「思いをことばにし,相手の心に届けることが大切」とアドバイスを受けました。
就職志望者も進学志望者も,それぞれの進路実現に向かう決意と努力を確認し,頑張っています。
