本校は、農業学科・工業学科・家庭学科・情学科からなる総合選択制の専門学校です。
生徒は、高校3年間専門分野の知識・技術の習得に向けて毎日熱心に取り組んでいます。毎年、各科で開催する課題研究発表会を今年は初めて鳥取市民会館大ホールをお借りして『第1回鳥取湖陵高等学校課題研究発表会』として実施しました。
課題研究発表会実施要項(外部案内).pdf
(1)報告 ・DXハイスクール研修 ・2年家庭クラブ「特殊詐欺やっつけ隊!」

(2)発表 【食品システム科】
「香りメロンの香りはいつできるか」 「香りメロンパン~商品化を目指して~」

【緑地デザイン科】
「もみ殻を利用したシンテッポウユリの露地栽培の確立」 「Happy!学校・地域貢献♡」

【電子機械科】
「RC型クレーンロボットの設計と製作」 「宇宙はトモダチ~月面とSORA-Qに挑む少年たち~」
*公式YouTubeに動画配信中(URLは、HP参照)

【人間環境科】
「介護食について~楽しく食べて健康に~」 「妊娠期の食事について」
【情報科学科】
「メタバース」 「学校から地域へ情報発信 アニメーション班&Live2D班」

【質疑応答】各発表ごとに質疑応答時間があり、会場からの鋭い質問にたいしても発表者は落ち着いて応答していました。

(3)講評 ・公立鳥取環境大学 環境学部 環境学科 准教授 佐川 龍之 氏
・鳥取短期大学 生活学科 情報・経営専攻 准教授 三沢 英貴 氏
・独立行政法人教職員支援機構 教職員の学びの協働開発部 連携推進課
課長補佐/研修プロデューサー 堀内 貴臣 氏

「お忙しい中ご参加いただき、本当にありがとうございました。」
2年食品システム科「数学A」で公開授業がありました
〇日時 1月21日(火)3限
〇クラス 2年食品システム科 35名
〇単元 図形の性質 正多面体
〇本時の目標 正多面体が5種類である理由を考えることで、正多面体の性質を理解する
〇授業者 金山 直矢 先生
ポリドロンという教具を使って多面体を作り、1つの頂点に集まる面の数、頂点の数、辺の数を数えます。数えなくてもわかる方法がありますが、分かるでしょうか?そして、正多面体は本当に5種類しかないのでしょうか。実際に教具を手に取って考えました。

〇日時 令和7年1月20日(月)1限
〇クラス 2年情報科学科 情報システムコース 14名
〇テーマ(単元) 第3章 情報セキュリティと法規
第5節 その他の法律
〇本時の目標 プロバイダ責任制限法の目的、概要、発信者情報開示請求の手続きを理解し、具体的な事例を通して、
この法律の必要性について考察することができる。
〇授業者 澤 陸人 先生
生徒一人一人が情報社会の一員としてこの法律の目的と概要を正確に理解し、個人の権利を保護するために必要不可欠である
ことを自分の言葉で説明できるように、グループワークで積極的な意見交換をしつつ自分の考えを整理する姿が見られました。

〇日時 令和7年1月15日(水)3限
〇クラス 3年情報科学科 システムコース 27名
〇テーマ(単元) 第4章 情報システムの開発管理と運用・保守
第2節 チームにおける開発手法
〇本時の目標 複数で分担してシステム開発を行うことを活かした質の高いソフトウェアを作るための考え方を理解する
〇授業者 澤 陸人 先生
これまでチームでプログラミング作品を制作するなど、システム開発に関する基礎的な知識を身に付けている。これから社会に出て多くの人とかかわっていくにあたり、スムーズに取り組むことができるように、複数でシステム開発を行う際のポイントを確認することを目的に授業が展開されました。生徒は、主体的かつ楽しそうに取り組んでいました。

1年人間環境科「数学Ⅰ」で公開授業がありました
〇日時 1月14日(火)4限
〇クラス 1年人間環境科 35名
〇単元 三角比 正弦定理の導入
〇本時の目標 a(辺の長さ)/ SinA(正弦) の値を求めることが出来る
a(辺の長さ)/ SinA(正弦) の値を考察し、正弦定理を理解できる
〇授業者 内田琢也 先生
自分で描いた三角形の辺の長さ、角度を測り、正弦の値、a(辺の長さ)/ SinA(正弦) の値を求め、グループで他の人の結果と比べました。
そこからわかることは?グループで比較するため、自分の三角形に真剣に取り組んでいました。

国語科の授業で応募した「第三十五回 伊藤園新俳句大賞」に、全国199万句の応募作品の中から
森原悠莉さん(2年電子機械科)の作品
「漢(おとこ)の背中 咲かせてみせます 桜吹雪」
が佳作入賞しました。
また、全国100の団体に贈られる「団体応募賞」を受賞し、特別限定品の学校名入りお茶を1ケースと、受賞作品集『自由語り」
20冊を頂戴しました。
職員玄関と図書室に展示しておりますので、ご来校の際にはぜひご覧ください。

去る12月1日(日)、第46回『鳥取文芸』(鳥取市社会教育事業団主催)の表彰式が、鳥取市教育長河合登志夫氏にご臨席いただき、鳥取市文化ホールにて行われました。
本校国語科は、授業において俳句・川柳に取り組み、児童生徒の部に応募いたしました。
その結果、大森めいさん(2年食品システム科)の作品「スイカ割り パカッと割れた 我が心」が、川柳部門にて鳥取文芸賞を受賞したのをはじめ、17名の生徒が入賞いたしました。
当日の表彰式では、受賞者代表として大森さんが挨拶を行い、「出会ったことも無い人を、笑わせたり共感を生んだりする「言葉の力」のすごさ」について堂々と語っていました。
また、全校挙げての取り組みに対して「学校賞」もいただきました。これは、生徒一人ひとりの意欲的な創作活動への賞です。鳥取湖陵高校国語科では今後も、「言葉の力」を感じ、楽しみながら表現していく力をつける取り組みを続けていきます。

