3月14日(木)正午、本校において、令和6年度県立高等学校入学者選抜の合格発表を行いました。発表前から受検生や保護者など多くの方が発表掲示板前に集まっていました。正午の時報に合わせて一斉に発表されると歓声が上がり、合格した受検生の喜びや期待に満ち溢れた表情を見ることができました。合格された皆さんは、この瞬間の気持ちを忘れず、これからスタートする本校での学校生活が充実したものとなるよう授業や部活動など頑張っていきましょう。期待しています。


令和6年2月9日(金)公開人権教育LHR並びに学年別研究協議を開催しました。
公開人権教育LHRは、第1学年「障がいのある人の人権と共生社会の実現」、第2学年「進路保障と就職差別(Ⅰ)」というテーマで行いました。参加者から、「12月8日に行われた『人権教育講演会 & 手話学習』を題材に、多様な立場の人がともに生きていく社会を考える展開が良かった」という感想をいただきました。

学年別研究協議は、第1学年に尾崎真理子さん(公益社団法人鳥取県人権文化センター)、第2学年に石岡和明さん(鳥取県人権教育推進協議会)を指導助言者として招きました。第2学年では、3年の担任から、来年度に向けての生徒の進路保障のアドバイスをいただき、助言者からは、会社での人を育てている様子を聞かせてもらいました。みなさん、明るい展望が見えたのではないかと感じました。
令和6年1月26日(金)「ネット人権侵害と部落差別の現実」~「寝た子」はネットで起こされる!?~
一般社団法人山口県人権啓発センター事務局長の川口泰司を招いて、リモートによる講演会を行いました。SNSを通じて偏見や差別を助長する仕組みをわかりやすく解説していただきました。生徒のアンケートに次のような意見がありました。
・ネットの情報をすぐに信じるのではなく、一度疑うことが大切
・デマは怖いと思いました。差別を許さない生き方をしたいです
・差別は無知な人ほど無自覚に差別してしまう
・差別をする人が必ずしも悪意を持っている訳ではないということに衝撃を受けました

最後に2年電子機械科の代表生徒が、講演会を聞いて感じたことや今後の自分自身の生き方について話しました。SNS上の情報の信憑性を判断できるような力を身につけるためにも、人権教育、部落問題学習が大事であると話していました。

3月1日(金) 令和5年度(第21回)卒業証書授与式を挙行いたしました。
PTA会長、同窓会長のご臨席を賜り、保護者・教職員に見守られながら、卒業生149名が新たな人生へと旅立っていきました。
昨年度は、新型コロナウイルス感染防止の観点から在校生不在の卒業式となりましたが、本年度は、在校生も全員参加して卒業生の門出を祝いました。
それぞれの未来へ向かう卒業生の今後の御多幸と御活躍を祈念いたします。



卒業証書授与

校長式辞

来賓祝辞

送辞

答辞

祝電
卒業式を翌日に控えた令和6年2月29日(木)に表彰式を行いました。
総合選択制の専門高校である本校にとって、資格・検定取得をはじめとした3年間の学習成果を表彰するとても大事な式です。本年度は新型コロナウィルス感染症の五類移行に伴い、久しぶりに全校で体育館での対面形式で実施することができ、生徒・職員一同その栄誉をしっかり讃える時間を持つことができました。
校長先生からは、3年生の頑張りに加えて、2年生の資格取得における頑張りをほめていただきました。来年度も盛大な式になるように在校生には期待しています。
〇主な校外表彰
産業教育振興中央会長賞4名、鳥取県産業教育振興会長賞4名
鳥取県スーパー農林水産業士認定1名、鳥取県立高校職業教育技術顕彰22名など
〇校内表彰
湖陵賞:3カ年成績優秀者7名、3カ年皆勤者13名、特別活動優秀者19名、
同窓会長賞31名、校内顕彰76名

〇日時 令和6年2月28日(水)3限
〇クラス 1年人間環境科 34名
〇外部講師 株式会社ダブルノット 代表取締役
ネット店長育成塾 塾長 髙林 努 氏
〇東京の大手銀行や企業でIT関連の仕事をされ、鳥取に帰郷、自ら起業し活躍されている。仕事は、「言われたことをやる」のではなく「お客様とともに課題を解決し、ありがとうの対価としてお金をいただくこと」との意識が重要。また、『他責から自責へ』『地産地消から地産外商へ』『チャットGPTの可能性と活用の重要性』について自身の実体験とビジネス経験に基づいた説得力のある授業が展開された。生徒も参観した教員も、熱心に聞き入った50分間でした。

○日時 令和6年2月28日(水)2限
○クラス B選択 化学基礎 12名
○テーマ 炭・ガスの完全燃焼と化学反応式
○目標 今回は、鰻の蒲焼きをテーマとし、炭火とガス火の違いについて化学反応式を関連づけて考え、「遠火の強火」についても考察する。
○主な流れ
① 身近な物質の完全燃焼
② YouTube「炭火の魔力」 ※前半視聴
③ 炭素とプロパンの完全燃焼 ※化学反応式をつくる
④ 遠火の強火と備長炭 ※料理科学の森「遠火の強火」参照
⑤ YouTube「炭火の魔力」 ※後半視聴
⑥ まとめ
今回は、炭火とガス火の違いについて、YouTubeアニメ動画と化学反応式を関連付けた内容・展開で、生徒たちにとっては大変わかりやすい授業になったと思います。焼き方や火加減の違いにより、鰻(食材)の味や仕上がりが異なることを理解することで、生徒たちの科学的見地も深まったことと思います。授業を通して、料理科学的な観点からも生徒たちの食生活がより充実することを期待します。


○日時 令和6年2月8日(木)5限
○クラス 1年食品システム科
○テーマ 「租税教室」
○担当者 公共教科担任、講師2名(財務省中国財務局鳥取財務事務所)
○目標
日々の納税の場所に近い講師の方からより詳しい内容を学習することで、納税についての理解を深め、国民の義務である納税をより前向きに捉える。
○主な展開
・導入:「租税と公債」「租税の種類としくみ」の簡単な復習
・講演:講師がスライドを使って進める
・終了後:クロムブックを使ってアンケート実施
今回の公共の授業では、財務省中国財務局鳥取財務事務所より講師をお招きして「租税教室」を開催しました。金融機関の検査・監督業務に直接携わっておられる職員の方の講義は、高校生でも理解しやすいように動画視聴やグループワークなど工夫がされており、生徒たちは終始熱心に取り組んでいました。特に、後半のグループワークでは、「知事になってまちの予算を作ろう!」というテーマで、各グループで活発に意見交換をしていました。将来の納税者・主権者として、まちや自分たちの未来について考える良い機会となりました。ありがとうございました。



令和6年2月2日(金)3限に自転車交通安全教育講演会を実施しました。自転車の安全利用促進委員会より遠藤まさ子さんにご来校いただきました。自転車事故では中高生は加害者になる割合が多いこと、ヘルメット着用の重要性、本校周辺と鳥取駅周辺の事故多発現場と事故の要因などについて詳しく解説していただきました。生徒は、「普段自分が通学している道路で事故が多発していることを初めて知って驚いた。」「ヘルメット着用時と未着用時で頭に受ける衝撃の違いにびっくりした。」「自転車のメンテナンスを今までしていなかったから、やってみようと思う。」などの感想をあげていました。


