1月26日(金)午後2時から「開発商品試食会」を行いました。
この試食会は生活デザイン科3年生の『課題研究』で食分野を専攻している生徒が1年間かけて研究・開発に取り組んだ成果を披露する場として開催しました。
本校関係者のほか、研究に協力をいただいた三朝町や各店舗の方、PTAの方、生産者の方を招待し、開発商品を試食していただきました。
今年度、開発したのは三朝神倉大豆を使った『神倉SOY大福』、倉吉の再仕込み醤油を使った『再仕込みチーズケーキ』と『再仕込みフィナンシェ』です。商品化には倉吉市のとみや冷蔵さん、打吹菓庵ふしみやさん、Sweets.ENさんにご協力いただきました。本当にありがとうございました。
開発商品の販売を2月23日(金・祝)に打吹回廊を会場に行います。13時からの予定です。
ぜひお越しください。
まず、研究の過程を発表しました。 試食会の様子です

神倉大豆を使用した大福 倉吉の醤油を使ったチーズケーキとフィナンシェ

試食したクラスメイトも取材を受けました。 慣れないテレビのインタビューに緊張

三朝チームもインタビュー 神倉大豆の生産者さんとも写真撮影

最後に三朝町からプレゼントをいただきました!ありがとうございました。
1月23日、生活デザイン科「成果発表会」を行いました。
1.2年生と3年生の保護者の方を招いて、3年生がそれぞれのコースで学んだことを発表しました。
プログラムは以下の通りです。
1 はじめのあいさつ
2 ホームプロジェクトの発表
3 生活福祉コースの発表
・学習のまとめ ・レクリエーション(手遊び歌、ペープサート、クイズ、ゲーム)
4 生活科学コースによるファッションショー
5 おわりのあいさつ

レクリエーションは、進行役の生徒が参加者に声を掛けながら、笑いも起こる和やかな雰囲気で行われました。ファッションショーでは、各自がデザイン・製図・縫製した服の素晴らしい出来栄えに、参加者から感嘆の声が上がり、3年間の学習の成果をしっかりと発揮できた発表でした。
2年生のフードデザインで「関東風雑煮」を作りました。普段は小豆雑煮を食べ慣れている生徒が多いようでしたが、すまし仕立てのお雑煮も美味しくできたようです。ニンジンはねじ梅にし、かまぼこやシイタケ、ゆずも飾り切りに挑戦しました。


1月19日に、生活デザイン科課題研究発表会を行いました。
3年生が各自、興味・関心・進路に応じて研究グループを一つ選び、1年間かけて調査・研究をしてきました。
グループとテーマは以下の通りです。
①保育分野「幼児の成長や発達について学んできたことを生かして、こども園実習をとおして保育に関する知識・技術を深める。
➁資格取得「被服製作和服・洋服1級の資格取得を目指す。」
➂食分野「地域の食材を使い、その食材の良さをPRできるよう、高校生のアイデアで工夫を重ねながら商品や料理を開発することで、地域の活性化を目指す。」
④被服分野「被服製作で身に付けた技術をもとに、ビジネス科が実施する「くらそうや」に出品する商品の企画・製作を行う。






講評者として、鳥取県教育委員会高等学校課 指導主事 米山純子先生に来ていただきました。
米山先生からは「本当に3年間の集大成だと思える発表だった」「研究を通して身に付けた“段取り力”を、これからの生活に活かしてほしい」「“食育かるた”はフードデザインの学習が活かされている」など、生徒の学習の成果を評価していただきました。

この会には2年生が参加し、来年度のグループに入りたいかを考えながら、しっかりと発表を聞いていました。
10月31日、11月14日と2日間にわたり、3年生活福祉コースの生徒が介護講習会を行いました。講師は、社会福祉法人 中部福祉会 あずま園から4名の方に来ていただきました。
1日目は「食事介助と口腔ケア」をテーマに、食事の意義や噛むことの大切さなどをお話ししていただき、嚥下しやすくするためのとろみをつけたお茶の試飲も行いました。
食事介助の実習では、スプーンを口に運ぶ角度やペースを考えながら生徒同士でゼリーを食べました。
2日目は「移乗介助」や「手浴」「笑いヨガ」など多様なテーマで実施していただきました。
手浴ではアロマオイルを使用し、温かさだけでなく香りによるリラックス効果も実感しました。

家庭で取り入れられる介護の知識・技術を学び、介護の現場のお話も聞くことができ、有意義な学習となりました。
12月8日(金)の放課後に、今年度の家庭クラブ講習会を開催しました。近年は、コロナウイルス感染症の影響で料理講習会が開けませんでしたが、久しぶりに開催できました。1年生から3年生まで計21名が参加しました。開会では、家庭クラブ生徒会長の清水さんから「学年間の交流も深めながら、楽しんで作りましょう。」と挨拶し、閉会では3年生の竹内さんが「楽しく、美味しくできてよかったです。」と話してくれました。



10月31日、生活デザイン科1年の生徒が「生活産業基礎」の授業の一環として「株式会社 トンボ倉吉工房」に見学に行きました。
本科の卒業生が就職しており、生徒が着ている体操服もこちらで製造されています。
企業の説明を受けた後、制服とスポーツウェア、それぞれの製造現場を見学させていただきました。
生徒は、授業で行っている被服製作の方法とは違うところや、工業用ミシンなどの機器を、興味深く見ていました。
現場を見ることで、来月学習する「衣生活関連分野の産業と職業」の単元の理解が深まることも期待しています。

11月1日、倉吉市長寿社会課・うつぶき地域包括支援センターから計6人の講師を招いて、認知症サポーター養成講座を行いました。
初めに、認知症の症状やコミュニケーション方法のポイントについて講義を受けました。
その後グループに分かれ、事例をもとにロールプレイで言葉かけや接し方を実際に行いました。
生徒は講師の方々の迫真の演技に戸惑いつつも、一生懸命に仲間と相談しながら対応していました。
過去には、この講習会後に、路上にいた高齢者の様子がおかしいと気づいた生徒が警察に連絡し、保護に至ったこともあります。今回学んだことを、今後の生活に役立ててほしいと思います。

10月3日・24日、ル・サンテリオン北条(北栄町)のデイサービスにおいて、レクリエーション交流を行いました。
とても広い部屋に約40人の利用者がおられ、初めての大人数に生徒はとても緊張していました。
その広さに合わせて大きな声・はっきりゆっくり話すことを心掛けて、歌や体操、ゲームやクイズを行いました。
途中からは緊張もほぐれ、笑顔で会話する様子が見られました。
生活福祉コース3年生の交流活動はこれで最後です。
コロナ禍で2年間は交流活動ができませんでしたが、最後の1年間でたくさんの人と出会え、直接言葉を交わすことの大切さを生徒は実感したようでした。
