生活デザイン科1年 家庭科被服製作技術検定3級実技試験
2022年11月2日 18時40分生活デザイン科1年生を対象に家庭科被服製作技術検定3級実技試験を実施しました。最後まで、手順を確認し、試験に臨みました。緊張した様子ではありましたが一生懸命頑張り、時間内に完成させることができました。1年生の家庭科に関する検定は、今回の試験で終了しました。来年度以降も引き続き、検定に意欲的に取り組んでほしいと思っています。
人間の発達や生活を総合的に捉える能力と、生活するために必要な知識・技術を習得し、 将来、関連の分野で活躍する職業人の育成を目指しています。
1年次で衣食住、保育、福祉、家庭看護・介護に関する基礎を学びます。
2・3年次で「生活科学」「生活福祉」の2つのコースに分かれ、それぞれの学習を深めます。
育てたい生徒像
・人間の発達や生活を総合的にとらえる能力の習得
・生活するために必要な知識・技術の習得
・体験的実習を通したコミュニケーション能力の習得
・高校生としての基本的生活習慣・礼法・マナーの体得
を掲げています。
教科名 | 教 科 内 容 |
発達と保育 | 乳幼児の発達や生活に関する知識と保育の技術を学びます。 |
フードデザイン | 栄養・食品・献立・調理・テーブルマナーなどの知識と技術を学びます。 |
生活と福祉 | 家庭における介護や、地域での福祉のための知識・技術を学びます。 |
ファッション造形基礎 | 基礎縫いからはじまり、被服製作の知識・技術を学びます。 |
課題研究 | 家庭の各分野に関する課題を見つけ、解決を図るために研究していきます。 |
学習項目 | 学 習 内 容 |
被 服 | ハーフパンツ・シャツ・ブラウス・スカートなどの日常着、甚平・浴衣などの和服、ジャケット・ドレスなどの洋服などを製作します。和服は着付け実習もします。 |
調 理 | 夕食などの日常食、誕生日・米寿などのおもてなし料理、おせち・クリスマスケーキなどの行事食、中華料理・フランス料理・イタリア料理などのいろいろな国の食文化などの実習を行います。 |
福 祉 | 車椅子介助・食事介助・ベッドメイキング・清拭などの家庭における基礎的な介護実習や福祉リクレーションなどの実習を行います。 |
保 育 | おもちゃ・絵本・紙芝居・ペープサートなどの製作、読み聞かせなどの実習を行います。 |
■ 被服製作技術検定 1級:(和服) ひとえ長着、(洋服) 総裏付ジャケット | |
2級:(和服) じんべい、(洋服) シャツ・ブラウス | |
3級:ハーフパンツ | |
4級:被服の基礎縫い | |
■ 鳥取県福祉ヘルプメイト | |
■ 食物調理技術検定 | |
■ ビジネス文書実務検定 | |
生活デザイン科1年生を対象に家庭科被服製作技術検定3級実技試験を実施しました。最後まで、手順を確認し、試験に臨みました。緊張した様子ではありましたが一生懸命頑張り、時間内に完成させることができました。1年生の家庭科に関する検定は、今回の試験で終了しました。来年度以降も引き続き、検定に意欲的に取り組んでほしいと思っています。
生活デザイン科3年、生活福祉コースの生徒が、高齢者福祉施設「ル・ソラリオン」とリモート交流を行いました。
今回は、2年次に授業で製作した甚平を着て画面を華やかにし、利用者の皆さんに笑顔と元気を届けようと交流内容を検討しました。
リモートでは音声が遅れて届くなど、声掛けのタイミングが難しい面があります。
それでもクイズでは積極的に手を挙げて答え、体操では生徒が歌う「瀬戸の花嫁」に合わせて動いてくださいました。
玉入れゲームでは、高得点に喜びの声があがるなど、みなさん楽しんでくださる様子が伝わってきました。
昨年度、生活デザイン科「課題研究(食分野)」を選択した生徒(昨年度卒業)が考案した商品が1年越しで完成しました。昨年、二十世紀梨記念館(なしっこ館)の開館20周年にあわせて「梨のスイーツを作りたい!」との思いから、何度も試作を繰り返した商品です。
『梨っ茶ムース』 開発に携わった昨年度の3年生
この商品は、湯梨浜町にある『菓子工房シェル・ブール』の朝倉さんに多くのアドバイスをいただきながら、共同開発しました。
『梨っ茶ムース』は、二十世紀梨の紅茶を使ったムースの上に、白ワイン仕立ての梨のコンポートを薔薇の花形に乗せたものです。『梨っ茶…』のネーミングは、倉吉の方言「~っちゃ」を掛けました。『梨っ茶ムース』は、菓子工房シェル・ブールさんの他、本校ビジネス科が運営する「くらそうや」でも販売します。
生活福祉コース3年の生徒が、生活デザイン科1年生との交流を行いました。
会場を3か所に分け、生活福祉コースの学習紹介や、クイズ・ゲームをして親睦を深めました。
1年生は、来年度どちらのコースに進むか決定する時期です。質問タイムでは、1年生からコースを決めた理由や、進学・就職についての質問に答える場面もありました。
1年生の感想です。
・クイズの時にしゃがんで目線を合わせて話してくださって、話しやすかった。
・優しく教えてくれた。接し方が丁寧で、私も緊張していたので助かりました。
・たくさん福祉コースについて説明してくださって、安心できた。いろいろ知れてよかった。
生活福祉コース3年を対象として、「高齢者の福祉レクリエーション~レク交流の心得と運営~」をテーマにレクリエーション講習を行いました。
講師は福祉・レクネットワーク鳥取の玉木純一先生です。
生徒は高齢期におけるレクリエーションの効果を知り、心身の状態を考慮したレク材の開発や運営・コミュニケーション方法を学びました。
生活デザイン科2年生の希望者を対象に、家庭科被服製作技術検定和服2級を実施しました。和服2級の実技は、甚平の左身ごろの製作を3時間で仕上げます。実技試験には、ミシンで縫う箇所もありますが、三つ折りぐけや本ぐけなど手縫いの箇所もあります。
3時間、集中して作業するのは大変でしたが、最後まであきらめず、取り組むことができました。
先日、家庭科被服製作技術検定4級の試験を実施しました。先週の食物調理技術検定に続いての検定でした。緊張した様子でしたが、練習してきた成果を発揮することができたように思います。次は、後期に3級を受検します。引き続き、頑張っていきましょう。
7月13日(水)5,6限「食文化」の時間に、前時で生徒が調査し、発表した12か国のお菓子の中から、
南アフリカの「マルヴァ・プディング」を作りました。かなり甘いお菓子で、一人650kcalを摂取しました。
初めて作るお菓子でしたが、各グループが工夫しながら手際よく調理していました。
6月28日、生活デザイン科3年・生活福祉コースの生徒19名を対象に、「生活と福祉」の授業の中で『認知症サポーター養成講座』を行いました。
講師として、うつぶき地域包括支援センター・倉吉市長寿社会課の職員6名と、鳥取看護大学の学生3名に来ていただきました。
1時間目は、高齢化の現状と認知症の症状、コミュニケーションのポイントについてお話を聞きました。
2時間目は講師の方が高齢者に扮し、ロールプレイを2つ行いました。
1つ目は、デイサービスで生徒がレクリエーションを行っていると想定した場面です。様々な特徴を持った利用者の方の言動にとまどいながらも、講義で聞いたポイントを思い出しつつ生徒は必死に対応していました。
2つ目は、街中で行動が不審な高齢者を発見し、防災無線で行方不明者のアナウンスが流れた、と想定した場面です。講義で学んだ「驚かさない、急がせない、傷つけない」を心掛けながら、生徒は接していました。
昨年は、このロールプレイを体験した生徒が、直後に徘徊している高齢者を見かけて対応し、無事保護につながったという事案がありました。
学んだことを今後の学習だけでなく、生活の中でも役立ててほしいと思います。
3月15日(火)5限目の時間に生活デザイン科2年 生活福祉コースの生徒が「ル・ソラリオン」の7つのフロアの方々とリモート交流会を行いました。
<本日の交流の流れ>
①はじめの挨拶
②リハビリ体操
③サイコロゲーム
④質問タイム
⑤おわりの挨拶
リハビリ体操の様子 Zoom交流画面
サイコロゲームでサイコロを転がして・・・ 合計点の集計のためわかりやすく表示
質問タイムの様子 先日プレゼントした「てまり雛」
サイコロゲームでは、出る目の数が大きいと歓声が上がるなど、各フロアで盛り上がっている様子が画面を通じて伝わってきました。
質問タイムでは「好きな食べ物は?」や「好きな季節は何ですか?」の質問をしました。また、「将来の夢は?」など生徒が質問に答える場面もありました。また、先日生徒が製作してプレゼントした「てまり雛」について、「お礼を言いたいから・・・」と、わざわざ手元に持ってきてお礼を述べられる一幕もありました。
<生徒の感想(抜粋)>
・リモートという形だったけど、高齢者の方々の表情を見ることができて、楽しそうにしておられる様子に、
私もすごく嬉しくなりました。
・来年度はリモートではなく、直接訪問して交流ができればいいと思いました。
・大きな身振りや手ぶり、ゆっくりと大きな声で話をするなどの大切さがわかりました。
・私たちが作ったお雛様を画面に映して感謝してくださったことがとても嬉しかったです。
交流終了後の生徒の感想から、リモートながらも貴重な交流の機会になったようです。