令和6年度家庭クラブ総会
2024年4月23日 20時28分4月16日の科集会の中で、家庭クラブ総会を行いました。昨年度の活動や会計の報告、今年度の活動計画について、家庭クラブ役員から説明がありました。
人間の発達や生活を総合的に捉える能力と、生活するために必要な知識・技術を習得し、 将来、関連の分野で活躍する職業人の育成を目指しています。
1年次で衣食住、保育、福祉、家庭看護・介護に関する基礎を学びます。
2・3年次で「生活科学」「生活福祉」の2つのコースに分かれ、それぞれの学習を深めます。
育てたい生徒像
・人間の発達や生活を総合的にとらえる能力の習得
・生活するために必要な知識・技術の習得
・体験的実習を通したコミュニケーション能力の習得
・高校生としての基本的生活習慣・礼法・マナーの体得
を掲げています。
教科名 | 教 科 内 容 |
発達と保育 | 乳幼児の発達や生活に関する知識と保育の技術を学びます。 |
フードデザイン | 栄養・食品・献立・調理・テーブルマナーなどの知識と技術を学びます。 |
生活と福祉 | 家庭における介護や、地域での福祉のための知識・技術を学びます。 |
ファッション造形基礎 | 基礎縫いからはじまり、被服製作の知識・技術を学びます。 |
課題研究 | 家庭の各分野に関する課題を見つけ、解決を図るために研究していきます。 |
学習項目 | 学 習 内 容 |
被 服 | ハーフパンツ・シャツ・ブラウス・スカートなどの日常着、甚平・浴衣などの和服、ジャケット・ドレスなどの洋服などを製作します。和服は着付け実習もします。 |
調 理 | 夕食などの日常食、誕生日・米寿などのおもてなし料理、おせち・クリスマスケーキなどの行事食、中華料理・フランス料理・イタリア料理などのいろいろな国の食文化などの実習を行います。 |
福 祉 | 車椅子介助・食事介助・ベッドメイキング・清拭などの家庭における基礎的な介護実習や福祉リクレーションなどの実習を行います。 |
保 育 | おもちゃ・絵本・紙芝居・ペープサートなどの製作、読み聞かせなどの実習を行います。 |
■ 被服製作技術検定 1級:(和服) ひとえ長着、(洋服) 総裏付ジャケット | |
2級:(和服) じんべい、(洋服) シャツ・ブラウス | |
3級:ハーフパンツ | |
4級:被服の基礎縫い | |
■ 鳥取県福祉ヘルプメイト | |
■ 食物調理技術検定 | |
■ ビジネス文書実務検定 | |
4月16日の科集会の中で、家庭クラブ総会を行いました。昨年度の活動や会計の報告、今年度の活動計画について、家庭クラブ役員から説明がありました。
3月10日(日)正午から、琴浦町八橋のアプトにて、神倉SOY大福の販売を行いました。
アプトさんのご厚意で、スペースを設けていただき、販売しました。店頭には先日卒業したばかりの3年生が立ち、最後の制服姿で、自分たちが開発した商品をお客様に手渡しました。
計50パックが約2時間で完売いたしました。お買い上げいただいたお客様、誠にありがとうございました。
2月23日(金・祝)、倉吉市の打吹回廊で開発商品の販売を行いました。この日は「ばえラボ・マルシェ」に参加させていただいたこともあり、たくさんの方に商品を買っていただくことができました。ありがとうございました。神倉大豆を使った「神倉SOY大福」は来月10日に、東伯のアプトでも販売します。ぜひお越しください!
1月26日(金)午後2時から「開発商品試食会」を行いました。
この試食会は生活デザイン科3年生の『課題研究』で食分野を専攻している生徒が1年間かけて研究・開発に取り組んだ成果を披露する場として開催しました。
本校関係者のほか、研究に協力をいただいた三朝町や各店舗の方、PTAの方、生産者の方を招待し、開発商品を試食していただきました。
今年度、開発したのは三朝神倉大豆を使った『神倉SOY大福』、倉吉の再仕込み醤油を使った『再仕込みチーズケーキ』と『再仕込みフィナンシェ』です。商品化には倉吉市のとみや冷蔵さん、打吹菓庵ふしみやさん、Sweets.ENさんにご協力いただきました。本当にありがとうございました。
開発商品の販売を2月23日(金・祝)に打吹回廊を会場に行います。13時からの予定です。
ぜひお越しください。
まず、研究の過程を発表しました。 試食会の様子です
神倉大豆を使用した大福 倉吉の醤油を使ったチーズケーキとフィナンシェ
試食したクラスメイトも取材を受けました。 慣れないテレビのインタビューに緊張
三朝チームもインタビュー 神倉大豆の生産者さんとも写真撮影
最後に三朝町からプレゼントをいただきました!ありがとうございました。
1月23日、生活デザイン科「成果発表会」を行いました。
1.2年生と3年生の保護者の方を招いて、3年生がそれぞれのコースで学んだことを発表しました。
プログラムは以下の通りです。
1 はじめのあいさつ
2 ホームプロジェクトの発表
3 生活福祉コースの発表
・学習のまとめ ・レクリエーション(手遊び歌、ペープサート、クイズ、ゲーム)
4 生活科学コースによるファッションショー
5 おわりのあいさつ
レクリエーションは、進行役の生徒が参加者に声を掛けながら、笑いも起こる和やかな雰囲気で行われました。ファッションショーでは、各自がデザイン・製図・縫製した服の素晴らしい出来栄えに、参加者から感嘆の声が上がり、3年間の学習の成果をしっかりと発揮できた発表でした。
2年生のフードデザインで「関東風雑煮」を作りました。普段は小豆雑煮を食べ慣れている生徒が多いようでしたが、すまし仕立てのお雑煮も美味しくできたようです。ニンジンはねじ梅にし、かまぼこやシイタケ、ゆずも飾り切りに挑戦しました。
1月18日(木)、生活デザイン科1年のLHRでもちつき大会をしました。
もちをつく係、水を差す係、もちの切り分け係、きな粉まぶし係など、全員が一人一役で行いました。2回に分け、合計3升5合のもち米を真っ白なもちにつき上げました。最後は、みんなが美味しそうにもちを頬張っていました。
1月19日に、生活デザイン科課題研究発表会を行いました。
3年生が各自、興味・関心・進路に応じて研究グループを一つ選び、1年間かけて調査・研究をしてきました。
グループとテーマは以下の通りです。
①保育分野「幼児の成長や発達について学んできたことを生かして、こども園実習をとおして保育に関する知識・技術を深める。
➁資格取得「被服製作和服・洋服1級の資格取得を目指す。」
➂食分野「地域の食材を使い、その食材の良さをPRできるよう、高校生のアイデアで工夫を重ねながら商品や料理を開発することで、地域の活性化を目指す。」
④被服分野「被服製作で身に付けた技術をもとに、ビジネス科が実施する「くらそうや」に出品する商品の企画・製作を行う。
講評者として、鳥取県教育委員会高等学校課 指導主事 米山純子先生に来ていただきました。
米山先生からは「本当に3年間の集大成だと思える発表だった」「研究を通して身に付けた“段取り力”を、これからの生活に活かしてほしい」「“食育かるた”はフードデザインの学習が活かされている」など、生徒の学習の成果を評価していただきました。
この会には2年生が参加し、来年度のグループに入りたいかを考えながら、しっかりと発表を聞いていました。
10月31日、11月14日と2日間にわたり、3年生活福祉コースの生徒が介護講習会を行いました。講師は、社会福祉法人 中部福祉会 あずま園から4名の方に来ていただきました。
1日目は「食事介助と口腔ケア」をテーマに、食事の意義や噛むことの大切さなどをお話ししていただき、嚥下しやすくするためのとろみをつけたお茶の試飲も行いました。
食事介助の実習では、スプーンを口に運ぶ角度やペースを考えながら生徒同士でゼリーを食べました。
2日目は「移乗介助」や「手浴」「笑いヨガ」など多様なテーマで実施していただきました。
手浴ではアロマオイルを使用し、温かさだけでなく香りによるリラックス効果も実感しました。
家庭で取り入れられる介護の知識・技術を学び、介護の現場のお話も聞くことができ、有意義な学習となりました。
12月8日(金)の放課後に、今年度の家庭クラブ講習会を開催しました。近年は、コロナウイルス感染症の影響で料理講習会が開けませんでしたが、久しぶりに開催できました。1年生から3年生まで計21名が参加しました。開会では、家庭クラブ生徒会長の清水さんから「学年間の交流も深めながら、楽しんで作りましょう。」と挨拶し、閉会では3年生の竹内さんが「楽しく、美味しくできてよかったです。」と話してくれました。