自己表現学習


本校ではコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力等、社会人として必要不可欠とされる能力の基礎・土台となる力を自己表現力と名付け、その力を身に付けるための学習プログラムを実行しています。

自己表現力を構成する五つの『力』


学習プログラムのコンセプト

3年生の4月から、生徒が個々の進路に応じた対策を講じやすくするために、また、商業高校生として他校種生にはない付加価値を身に付けるために、学校生活における様々な教育活動を有機的に結び付け、体系化することで、以下に挙げる具体的項目の養成を図ります。

  1. 自分の思いを整理し、表現できる(話す・書く・伝える)
  2. 他者への自分の思いを効果的に表現できる(話す・書く・伝える)
  3. 意図していること・ものが何であるかを理解できる(聞く・読む)
  4. 周囲と積極的に関わり、意思疎通ができる(挨拶)
  5. 鳥商手帳を活用することができる(書く・伝える)

1年生 テーマ 「今までの自分・これからの自分」

どのような中学校生活を送り、どのような思いを持って鳥取商業高校に入学してきたのかを振り返ることから始め、学校行事や授業をとおして、自分の特性や将来に対する思いを明確にします。

  1. 中学校生活の振り返り(高校入学前まで)
  2. 学校行事に関する振り返り
  3. 類型選択に関わる自己分析・自己理解
  4. 小論文模試
  5. 長期休業中課題
  6. 1年次の振り返り
  7. 自己PR作文作成

2年生 テーマ 「人とつながる・社会とつながる」

スピーチやプレゼンテーション、インタビューなどを取り入れながら、自分の特性や学びたいこと、そして将来の夢が、人や社会とどのようにつながっていくかを考えます。

  1. 学校行事に関する振り返り
  2. 進路選択に関わる自己分析・自己理解
  3. 小論文模試・講演会
  4. 面接指導(事前事後指導)
  5. 長期休業中課題
  6. 2年次の振り返り
  7. 自己分析
  8. 自己PR作成
  9. 志望理由書作成
  10. 先輩による類型プレゼンテーション

3年生 テーマ 「夢を実現するために・これからのために」

様々な進路実現(受験)対策をしていくことをとおして、今後の目標を確認し、先を見据えた歩みができるように、自分の職業観や学習観、人生観についてしっかりと向き合います。

  1. 進路実現に向けた自己分析・自己理解
  2. 志望理由書作成
  3. 自己PR文作成
  4. 面接指導(事前事後指導)
  5. 学校行事に関する振り返り
  6. 小論文模試・講演会
  7. 長期休業中課題