鳥取西高等学校中学生高校参観(代替事業)について
2021年9月1日 16時32分9月25日(土)に実施する鳥取西高等学校中学生高校参観(代替事業)の実施要項を掲載しました。→教務より
9月25日(土)に実施する鳥取西高等学校中学生高校参観(代替事業)の実施要項を掲載しました。→教務より
8月23日(月)24日(火)に開催された「第11回バイオサミットin鶴岡」の決勝大会において、本校自然科学部生物班の酒本莉花さん、片山千佳子さん、谷口隆将さん、森鑑さんのグループが、「スナヤツメの砂泥中での行動を音響解析で見る」というテーマで発表し、文部科学大臣賞を受賞しました。例年の2泊3日慶應義塾大学鶴岡キャンパスに滞在しての大会が無くなったことは残念でしたが、オンラインでも研究への熱い思いを伝えることができました。おめでとうございます。
自然科学部の生徒が発案した木製のインタビューボードとベンチが8月23日(月)に完成しました。このインタビューボードは智頭産の杉と檜を使って、板材にSSH、SGH、校章、英語の校名、生徒デザインの鳥取西ロゴの5つの絵柄をレーザーで焼き付けたものです。製作は夏季休業中に鳥取県立智頭農林高校へ通って、同校の先生と生徒にご指導いただきながら特殊な機械を使って行いました。
グローバルリーダーズキャンパス最優秀受講者表彰
鳥取県教育委員会と米国スタンフォード大学との連携事業であるオンライン講座「グローバルリーダーズキャンパス」の令和2年度最優秀受講者に本校2年生の田村瑛梨さんが選ばれ、8月24日(火)に本校にて表彰式に参加しました。
本来なら直接スタンフォード大学に招待されて表彰式に出席するところですが、新型コロナウイルス感染症拡大によりオンラインでの表彰式開催となりました。田村さんは、学校に届けられた記念品の盾を國岡校長から受け取った後、全国各地から選ばれた高校生たちとともに記念の成果発表に臨みました。
今年も本校から同講座を受講する生徒がいます。海外の大学の講義を体験し、高度な知の世界に触れたい人、世界を舞台に活躍したい人は来年以降ぜひ挑戦してみてください。
本年度の本校学校祭ですが、昨今の新型コロナウィルスの感染状況を鑑み、生徒・教職員のみで実施することとしました。本年度の事情を御高察のうえ御理解のほどよろしくお願いいたします。
なお、本年度西高祭の日程については下記のとおり予定しておりますが、鳥取県東部地区の今後の感染状況によっては開催中止とすることもありますので予め御了承ください。
9月 8日(水) 西高祭第1日(文化祭) 場所:とりぎん文化会館(梨花ホール)
9:20 ~ 11:30 外部公演、1年・2年 CREATIVE SHOW
12:15 ~ 14:10 合唱部・管弦楽部・吹奏楽部 発表
9月 9日(木) 西高祭第2日(文化祭) 場所:鳥取西高校
9:00 ~ 12:30 1年・2年 クラス展示 3年 模擬店 文化部展示
10月15日(金) 西高祭第3日(体育祭) 場所:鳥取西高校(第1グラウンド)
9:30 ~ 15:00
第1日目のステージ発表の様子については、撮影した映像を後日保護者の皆様に見ていただけるように準備を進めています。閲覧方法などの詳細につきましては学校祭終了後に連絡させていただきます。
8月17日(火)から19日(木)までの3日間,海外オンライン研修プログラムAdvancedを実施しました。参加生徒からは,「ハワイのアルビジアは在来種に影響を及ぼすものだが,外来種を利用することで,生態系を保護しつつ廃棄物の無駄をなくすとともに炭素排出量を減らすなど,社会問題の解決につながることを学んだ」「海外の視点から環境問題を考える機会になり,自然の仕組みを壊さず,公平に利益が得られる持続可能な考え方について理解が深まった」などの感想がありました。
1日目
事前学習でまとめた鳥取とハワイの固有種と外来種についてスライド発表を行い,ワイメア警告で外来種を除去する活動や,ハワイの伝統的生活環境であるアフプアアについて学びました。午後は,久松山東麓の森林でフィールド研修を行い,針葉樹林,竹林,照葉樹林の植生界を歩き,望ましい森林環境について考えました。
2日目
タロイモ畑の保全活動にヴァーチャル訪問し,雑草除去や水の管理に関する研修を勧めました。また,地元高校生が作成したアクアポニックスを見学し,今後制作するアクアポニックスの参考にしました。午後は,地元のゼニゴケやゴクラクハゼなどの動植物を利用したミニ生態系を作成し,陸域環境と水域環境の両方を作成しました。
3日目
アルビジアプロジェクトの講義があり,外来種の除去と資源の再利用をテーマに学びました。また,作成したミニ生態系や,今後制作するアクアポニックスの構想についてスライド発表を行いました。
8月2日(月)から6日(金)までの5日間で,海外オンライン研修プログラムBasicを実施しました。グループごとに4つの教室に分かれ,2台ずつのパソコンを使用し,実際のフィールド研修に近づけるヴァーチャル研修や,ハワイの大学生と少人数グループディスカッションを実施しました。参加生徒からは,「生態系や水文学など初めて学ぶ内容を深く考えることができました」「クラウディア先生のビデオは,この研修のために用意されたものであったので,とてもありがたいことと思いました」「なぜ生態系が大切なのかについて考え,生態系の循環を守ることが,他の生物を守ることにつながることを理解しました」などの感想がありました。
1日目
事前学習でまとめた鳥取とハワイの自然環境についてスライド発表を行い,ハワイにおける津波が起こる環太平洋の自然環境,海洋深層水を使用した発電施設について学びました。
2日目
ハワイの生態系に関する講義を中心に学び,動植物の固有種,在来種,外来種に関する研修を勧めました。
3日目
イミロア天文学センターの職員と直接繋ぎ,専門家とディスカッションを深めました。また,この日はハワイ火山国立公園において2018年の噴火とその影響をテーマに学びました。
4日目
ハワイ島における降水と植生の関係,牧場の設営がもたらした自然環境への影響などについて学びました。
5日目
4日間の研修内容に関するグループ研究を発表しました。
この度、水野商事株式会社 代表取締役社長 水野治郎氏から、山陰合同銀行の教育機関寄贈型の私募債の活用を通じて、本校にChromebook7台(約30万円相当)の寄贈をいただきました。
8月18日の贈呈式では、水野社長から『コロナ禍で難しい時期であるが、西高生徒の成長の一助となることを期待したい。』とのコメントをいただき、國岡校長からは『GIGA School構想による生徒1人1台端末の実施に向けたSSH・SGH事業における生徒の活用や教員のスキルアップのために有効に活用させていただく。』との謝辞をお伝えました。
8月4、5日に、神戸国際展示場で、文部科学省と独立行政法人科学技術振興機構の主催で、スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会の第1部が行われました。この発表会は全国のスーパーサイエンススクール指定校と経験校の生徒代表グループが一堂に会して、課題研究や科学系部活動での研究成果をポスターセッション形式で発表するものです。今年度は、各ブースをパーテーションで区切るなど、新型コロナ感染症対策を徹底したうえで、224校の発表がありました。スーパーサイエンスハイスクール新規指定校の本校も、自然科学部物理班の代表者が「校地内の再生可能エネルギーを利用した空調システムの開発」を発表しました。本校生徒たちは、自分たちの発表成果を披露するとともに、専門家や他校の高校生たちとディスカッションを行い、貴重なフィードバックを得ることができました。また、他校の研究発表を聴講して、研究レベルの高さに刺激を受けていました。
参加生徒の感想(抜粋)
・他校の生徒や専門家に向けて発表をし、アドバイスや質問をもらえたことで自分たちの研究に足りなかったことに気付くことができた。また、自分たちと似たような取り組みをしているという研究者から経験談を聞き、参考になった。
・自分たちと同じようにSSHに指定されて研究している高校生の意見が聞けることができ、校内や県内での発表では得られなかった新たな気づきがあった。
8月1日(日)、7日(土)、8日(日)の3日間、本校自然科学部生物班の1年生の生徒7名が鳥取県立博物館で開催中の特別企画展「QooDZILLA!! クジラとイルカの世界」において、来館者の方々にイルカの骨格標本等を触ってもらいながら解説やクイズで楽しんでもらうイベントを開催しました。企画展の一角に特別コーナーを作っていただいて、小学生の子供たちに首の骨はいくつ?クジラの髭板は何が変化したもの?等のクイズを出していました。子供たちは、「クジラの骨は意外と軽い」「イルカの歯は結構尖っていたい」など実物に触れることで感じられる感想を口にしていました。