お知らせ

SSH イベント案内
SSH関連のイベント案内が、教務室前に掲載してありますので、興味のある方はぜひご確認ください。


SSHニュース

SSH 土曜活用事業「山陰海岸から日本海の成り立ちが見えてくる」

2024年7月30日 16時17分
今日の出来事

令和6年7月27日(土)、土曜活用事業「山陰海岸から日本海の成り立ちが見えてくる」を行いました。

本校では、土曜日を活用して地域における多様な学習や体験活動をする機会として、「土曜活用事業」を行っています。

今回協力していただいた境港総合技術高校の実習船「若鳥丸」は、県民利用の日を設けており、乗船を通して児童、生徒、学生が水産業や海洋環境、船のことなどを直接体験して学ぶことができます。

今回は「鳥取県生活環境部自然共生社会局山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館」総括専門員兼副館長 安藤 和也さんに、山陰海岸ジオパークの重要性や鳥取砂丘から浦富海岸の成り立ちについてご指導いただきました。

土活(写真1)

土活(写真2)

参加した24名の生徒からは「鳥取の地質や山陰のジオパークに触れられる貴重な体験だった。実際に見られてよかった」「知っていないと見えないものがあるという安藤さんの言葉に共感した。もっと鳥取県各地の地質について知りたい」などの感想があり、海洋環境と鳥取県の地質について、関心が高まった様子が見られました。

1年7組 進路講演会

2024年6月18日 14時17分
今日の出来事

令和6年6月12日(水)、1年7組の進路LHRの授業の一環として、オンラインによる卒業生の講演会を行いました。

講師はこの春、生命科学コースを卒業した土海 孝太さんです。土海さんは在学中に化学グランプリ2023において最高賞にあたる大賞受賞をはじめとして、様々な取り組みで輝かしい成績を収めました。

1-7進路講演会【写真1】

講演では、高校生活の送り方、進路選択について、各教科の学習の仕方、探究活動や課外活動、資格取得の勧め等、多岐にわたるお話がありました。1・2年生の間はいろいろなことにチャレンジし、進路選択の際は周りの人の意見に流されないで、後悔しない選択をしてほしいこと、夢を成し遂げるためには目標を細分化し、逆算して計画を立てること、探究活動に力を入れ、「打って出る」等は全国の人と知り合うチャンスなので参加した方がよいことなどを話され、高校生活をいかに過ごすべきか指針となるお話でした。

その後の質疑応答でも多くの生徒が質問していました。生徒たちにとって、自分の将来を考えていく上で良い刺激になったようです。

SSH土曜活用事業「米東版MOGI模擬国連」

2024年6月17日 18時25分
今日の出来事

令和6年6月15日(土)、本校にて土曜活用事業「米東版MOGI模擬国連」を行いました。

米子東高校では、土曜日を活用して地域における多様な学習や体験活動をする機会の場として、「SSH土曜活用事業」を行っています。今回は「模擬国連大会」をもとに、短時間で模擬国連を体験できるように米東・言語技術同好会の部員が企画・運営し、19名が参加しました。

模擬国連②

今回は「教育」というテーマで行い、初めて参加した人も各国の大使として、自国の状況把握からスタートしました。そして、より良い課題解決のための提案が出来るように積極的に意見交換を行いました。

模擬国連③

参加者の感想には「今回の活動を通して、自ら取り組む姿勢や社会問題への意識や関心が高まった」というものや、「多くの資料を読み込むことや各国の利益をバランスをとって考えるのが難しかった」というものがありました。

この難しさこそが、面白さに変わったり技術として身についていくのも、模擬国連の特徴だと思います。

今後も多くの人にこの模擬国連に参加してもらい、思考力、発信力の向上や社会問題への関心を喚起するように活動をすすめていきたいと考えています。

模擬国連④

SSH課題探究基礎 STI講演会

2024年6月7日 18時22分
今日の出来事

令和6年6月6日(木)2、3限に第1体育館にて、1年次生の「課題探究基礎」の授業の一環として、STI講演会を行いました。広島大学大学院統合生命科学研究科 西堀 正英教授に「探究活動を始める前に~探究活動を始める前に何をすべきか、実は探究する課題は身近に数多くある~」という演題でご講演いただきました。

STI講演会

講演の中で、生徒たちはこの講演を題材に「再話」に挑戦しており、講演の聞き方、表現方法についての実践的演習を行いました。

課題探究基礎では、探究活動の基本的技能を身につけ、さらに探究活動を実施する上での動機付けを目標に授業を行っています。西堀先生のお話や問いかけに生徒は活発に発言し、生徒にとって探究活動の楽しさを感じるよい時間となりました。

生徒は「探究する題材は身近なところにたくさんあると気づかされた」「『失敗は成功のもとで、失敗は捨てない』ということが心に残りました。失敗したとしてもそれを成功へと繋げるために、分析して行動していくことが探究なのだと思いました」など、興味・関心が高まった様子が見られました。

2024年度中国四国地区生物系三学会合同大会

2024年5月13日 17時30分
今日の出来事

令和6年5月11日(土)、岡山大学津島キャンパスにて、標記の学会高校生ポスター発表が開催されました。

本校からは、3年次生 大倉 優衣さんと 山本 怜奈さんが、課題探究発展で研究している「カラスの好む食品群について」のテーマで参加し、多くの高校生や先生方と充実した意見交換をしました。

生物系三学会

発表した大倉さんと山本さんは「データ収集等で行き詰まることが何度もあったが、私たちの試行錯誤した取り組みが評価され、たくさんのアドバイスをいただけたことが嬉しかった」「レベルの高い研究発表を聞き、刺激を受けたと同時に、研究や交流の楽しさを実感することができた」と大会参加の成果を語ってくれました。

Ticket-to-the-World Library「SSH オーストラリア・アデレード研修報告会」②

2024年5月10日 17時42分
今日の出来事

令和6年5月10日(金)、本校図書館にて、Ticket-to-the-World Library「SSH オーストラリア・アデレード研修報告会」後半の部を行いました。

5月9日に引き続き、今年3月にオーストラリア・アデレードに派遣された6名のうち、残りの3名が自身の体験をプレゼンテーションしました。

【写真2】改

アデレードでは、様々な興味深い教育機関があり、受動的ではなく自分から動くことの大切さを実感したそうです。また、ASMS(Australian Science & Mathematics School)での研究では、やりたいことを早くから準備し進めていくことの重要性を感じたとのことでした。

生徒たちは、この研修を通して単に科学的なことや英語的な能力だけでなく、考える力が身につき、多様な視点から物事を見ることの大切さに気づかされたようです。

発表を聞いた生徒の多くが、日本にいるだけではできない体験と新たな発見のある海外留学に魅力を感じたことと思います。

Ticket-to-the-World Library「SSH オーストラリア・アデレード研修報告会」①

2024年5月9日 16時22分
今日の出来事

令和6年5月9日(木)、本校図書館にて、Ticket-to-the-World Library「SSH オーストラリア・アデレード研修報告会」前半の部を行いました。

今年3月にオーストラリア・アデレードに派遣された6名のうち、3名が自身の体験をプレゼンテーションしました。

アデレード報告1

大学等の授業に参加し、ホームステイ先で生活することで、異国の文化に触れ、日本との違いを肌で感じることができたようです。大学等で行った実験では予想通りにいかないものもありましたが、面白く興味がそそられる体験ができたとのことでした。

この研修をとおして、受け身にならずに積極的に会話をしていく姿勢や、海外の方に自分たちのことを話せるように日本のことをよく知ることの大切さにも気づいたと報告してくれました。

発表後はプレゼンテーションの内容や日豪の文化の違い等について活発に質疑応答が行われました。発表を聞いた生徒の多くが、新しいことに挑戦する心が刺激されたことと思います。後半の部の報告会は5月10日(金)に行います。

SSH 発明学コンテスト表彰式

2024年5月7日 16時41分
今日の出来事

令和6年4月26日(金)、本校応接室において発明学コンテストの表彰式を行いました。

発明学コン表彰2

発明学コンテストは鳥取大学医学部付属病院、BSS山陰放送が主催するコンテストで、鳥取県内の高校が参加しています。

発明学コン表彰1

その中で、「マッチング理論で理想の席替え」と題し探究した本校3年次生のグループが一次審査を突破し、最終審査にて「とりだい病院長章」を受賞しました。

生徒たちは緊張しながらも、自分たちの研究してきた内容を自信を持って発表しました。また、受賞後は、審査員からいただいたアドバイスを今後の探究活動に活かしていきたいと話していました。

今後も学校全体で探究心を高め、社会に貢献できる人財を育成することを目標に教育活動の充実・発展に努めていきます。

SSH 山口絵理子氏講演会

2024年4月30日 16時40分
今日の出来事

令和6年4月24日(水)、全校生徒と保護者を対象に、オンラインでSSH講演会を行いました。株式会社マザーハウス代表 山口 絵里子 氏を講師に、「志をかたちに 一歩踏み出す勇気 ~途上国から世界に通用するブランドをつくる~」という演題でご講演いただきました。

SSH山口絵理子氏講演会改

山口氏は、慶応義塾大学4年生の時、先進国からの支援がどのように現地で使われているのかという疑問から単身バングラデシュへ渡り、バングラデシュの大学院へ進学されました。そこで、現地の工場が先進国に搾取されながら原材料を作っている現状を知り、発展途上国から付加価値のある製品を作り、世界に通用するブランドを作るという目標を掲げ、自社工場を設立されました。そして現地の人を採用して会社を経営し、現在では世界に48店舗を展開するに至るまでの半生を語られました。

生徒たちからは「やりたいことを見つけるためにまず行動することが大事だと思った」「自分の進路の参考になった」等の感想がありました。

また、視聴された保護者の方からは「生徒たちがどんなことを学び、感じているか・思考しているかを聞くことができた」「山口さんの信念を持って一つ一つの事柄に向き合い乗り越えていかれる姿に惹かれた」等のご感想をいただきました。

国際的な知見を持つ講師の講演を通して、生徒たちは多角的な視点や行動してみることの重要性を実感し、将来について考えるよい機会となりました。

土曜活用事業「フランコフォンで多文化社会を考えよう」

2024年3月21日 17時29分
今日の出来事

令和6年3月20日(水)、本校で土曜活用事業「フランコフォンで多文化社会を考えよう」を鳥取県日仏友好協会とのコラボ・イベントとして行いました。同日は「国際フランコフォニーの日」であり、三朝町国際交流員メリサさんと倉吉東高校のカナダ人留学生ハナさんをゲストにお招きし、本校生と日仏友好協会会員など25名がフランス語を介した様々な活動で楽しく交流をしました。

ゲストの2人にはプレゼンテーションをしていただきました。メリサさんから基礎フランス語講座を受け、"Bonjour!" "Merci!"など楽しげに言い合う高校生はすっかりフランコフォン(フランス語話者)予備軍です。アフリカの人口増加に伴いフランス語の重要性が増すと聞いてモチベーションも上がったのかもしれません。

ハナさんの話では、出身地オンタリオ州(ケベック州に隣接)の学校では英語とフランス語が混ざりながら使用されているとのことでした。さらにはメリサさんとハナさんが「私たちの話すフランス語はすごく違うの!」と笑い合っているのも驚きでした。

1

2

最後は、3人目のゲスト、巻き寿司大使 田中佳代子さんに飾り寿司のレクチャーを受けてから調理室に場所を移し、季節に合わせた飾り寿司「イースターうさぎ」をみんなで作りました。

3

4

フランス、カナダ、日本と多様な人によって様々な表情の「うさぎ」が出来上がり、まさに多様な社会、多文化社会を味わえた1日でした。