お知らせ

SSH イベント案内
SSH関連のイベント案内が、教務室前に掲載してありますので、興味のある方はぜひご確認ください。


SSHニュース

SSH 自然科学部の活動について

2021年1月13日 07時50分
 令和2年12月23日(水)自然科学部の生徒が、鳥取県内2カ所の研究所を訪問し地域の豊かな自然環境を題材とした科学体験をしました。
 午前は鳥取大学乾燥地研究所を訪問しました。
 山中典和教授、大谷眞二准教授から施設の説明を受け、伊藤健彦特命助教からドローンを用いた研究のデモンストレーションに参加しました。先生方にはオンラインで昨年8月7日に研究に関するお話を伺い、部員の研究に関してアドバイスをいただきました。
 
 また、クリスティーナ・トデリッチ特命准教授にウズベキスタンでの研究実践例について英語で講義していただきました。
 
 生徒からは「今まで英語で講義を受けたことが無かったので、とても良い経験になったと思う。特に、塩生植物のことは初めて知ったので興味が湧いた。」という感想がありました。

 午後は鳥取市さじアストロパークを訪問しました。
 織部隆明主任に案内と説明をしていただき、プラネタリウム観覧と103cm望遠鏡での昼の星観察会に参加しました。
 
 「星取県での活動を知ることができて星に関する興味が増した」「アストロパークで合宿もしてみたい」など参加生徒の感想がありました。
 鳥取が誇る砂丘と星に関しての研究現場を訪問することで、地域における研究とその社会的意義について学ぶことの出来る一日でした。
 この度の訪問に際し、お時間を割いていただいた大学の先生方、施設の職員の皆様、ありがとうございました。

SSH 令和2年度科学の甲子園 鳥取県大会 総合2位

2020年12月3日 17時56分

 令和2年度科学の甲子園 鳥取県大会が令和2年11月14日(土)に鳥取東高校で開催されました。コロナ禍の影響で開催規模が縮小された中、本校代表8名は、4名が筆記競技に、他の4名は実験競技(物理・生物)に挑み、県内7校の生徒と競い合いました。結果は、惜しくも総合2位でした(筆記競技は1位を獲得)。
 科学の甲子園は文部科学省が所管する科学技術振興機構が主催する、主に高校生年代の科学振興を目的として行われているイベントです。
 今回、生徒は精一杯取り組んだことへの達成感とともにとても貴重な経験を積むことができました。校長先生から賞状・メダルの授与とともに努力を称えてもらい、気持ちを新たにしました。






SSH 自然科学部 第44回全国高等学校総合文化祭 文化連盟賞受賞

2020年12月3日 17時54分

 全国高等学校総合文化祭の自然科学部門に、本校自然科学部の小野寺由愛さんと矢倉咲弥さんの研究「高等学校内でのアロマオイルを用いた細菌抑制の効果について」が県内の審査を通過して、同文化祭での発表において文化連盟賞を受賞しました。今年度の同文化祭は、コロナ禍の影響でオンライン上での開催「WEB SOBUN」となった大会でした。自分達の研究の発表資料をweb上で公開し交流する形式となりましたが、他の高校の発表を見るなど多くの刺激を得る貴重な体験となりました。今後、益々の研究の進展を期待しています。


校長先生から賞状とともに、受賞の賞賛の言葉をいただきました。

SSH 第64回日本学生科学賞の鳥取県審査会入選

2020年12月3日 17時53分

 第64回日本学生科学賞の鳥取県審査会に、3年次生の村中志織さんが論文テーマ「学校の裏山の植生調査」を応募し、入選の賞を得ました。地道なフィールドワークを重ねて勝田山や水道山などの植生を調査して比較するという内容が評価されました。校長先生から賞状・楯を授与され、研究成果を称えていただきました。





大学進学後も生物に関する研究活動を続けるとのこと、活躍を期待しています。

土曜活用事業 「山陰海岸から日本海の成り立ちが見えてくる」

2020年9月24日 16時40分

 令和2年9月22日(火・祝)に土曜活用事業・ふるさと鳥取学講座「山陰海岸から日本海の成り立ちが見えてくる」が開催され、本校生徒32名と教員5名が参加しました。

 当日は境港総合技術高等学校の鳥取県海洋練習船「若鳥丸」に乗船しました。
一日を通して中海や美保湾を航行し、途中、船内の設備見学・操舵体験・特殊な器具を用いた様々な観測を船員の方々と共に行いました。
 普段体験することができない多くの経験をし、生徒からは「初めてのことばかりで貴重な体験をした」「船は多人数で協力し、多くの科学技術を用いて安全に航海をしていることを知った」「また来年も乗船したい」など、たくさんの満足感溢れる声が聞かれました。
○乗船式
 
○STD(塩分濃度・水温を測る機器)
 
○採水器
 
○操舵体験
 
○下船式後に記念品をいただきました。
 

今後の土曜活用事業の予定は下記のとおりです。
9月26日(土)米子町歩き
10月24日(土)大山自然観察
皆さん楽しみましょう。

図書館 SDGs展示について

2020年4月21日 17時44分

図書館でSDGsに関する本の展示コーナーを設置しました。


SDGsとは持続可能な開発目標の略で、2015年9月の国連サミットで採択されました。2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。


本校の生徒はSSH活動の一環として、自ら課題を設定し主体的に解決に向けて取り組む能力を養うことを目的に、全員が課題探究に取り組んでいます。2年次生は、これから研究テーマを絞り込んでいくところですが、SDGsの到達など、世界的課題も視野に入れた研究を期待しています。

鳥の劇場

2020年3月4日 16時45分

令和2年2月29日(土)、鳥の劇場で行われた講座「鳥取を創造拠点に!鳥の劇場の取組み」に、本校生徒6名が参加しました。当日は、当初の計画より時間を短縮して行い、鳥の劇場 制作および劇場運営担当 松本 智彦先生より、劇団のアートマネージメント(イベントの企画、舞台制作、企画運営、補助金の有効活用のしかた、劇団の経営、賃金関係等)について学びました。
 
次に、鳥の劇場の設備を見学させていただきました。芸術活動を身近に認知してもらうため、自分たちに何ができるかを講師の先生と話し合いました。
 
生徒たちは、普段目にする演劇とは違った、裏方という角度で演劇について学び、物事を多面的に捉えることができるようになったと話していました。今後も様々なイベントに積極的に参加して、さらに視野を広げ、社会についての知識を増やしていくことを期待します。

SSH 令和元年度研究成果発表会

2020年2月14日 14時30分

令和2年2月13日(木)「SSH 令和元年度研究成果発表会」を開催しました。本校3度目となる成果発表会でしたが、1年次生、2年次生の全員と、3年生の希望者が、今年度研究してきた成果を存分に発表し、生徒同士が互いに質疑応答を繰り返し、より深い学びにつながる発表会となりました。
1年次生は「課題探究基礎」で研究してきた成果を、ポスターセッション形式で発表しました。興味を惹く内容や発表の姿勢を見て、多くの生徒が足を止めて発表を聞いていました。
 
 
2年次生は「課題探究応用」で研究してきた成果を、パワーポイント等を用いてプレゼンしました。2年次生ということもあり、内容の深さ、発表の工夫等、1年次生の手本となる発表でした。中には、教室いっぱいの溢れんばかりの生徒をひきつけた発表もありました。様々な研究内容の発表が聞けるということで、生徒たちがどこの発表を見に行くのか迷っている姿も印象的でした。
 
 
多目的ホールで行われた発表には、鳥取大学より、伊藤 敏幸名誉教授、田村 文男理事・副学長、矢部 敏昭教授、吉野 三也准教授、島根大学より、中村 和歌子講師、岡山大学より、御輿 真穂助教、そして、元青少年のための科学の祭典事務局長 提島 治人様がSSH運営指導委員会委員としてお越しくださり、発表会の質疑や評価をいただきました。
1、2年次生の発表、3年生による英語での口頭発表や、昨年3月のオーストラリア アデレードでの研修報告、さらに鳥取西高校の生徒3名による英語の口頭発表「How to make interest for environment」が行われました。
 
 
 
午後には、南部町 自然観察指導員 桐原 真希様に「鳥取すごいぞ!生き物センサーで大きく広がる可能性!」と題してご講演いただきました。また、展示スペースでは普段は目にすることのできない標本や生き物を実際に見せていただきました。
 
 
成果発表会を終え、生徒たちも様々な改善点が見つかったことと思います。今後も、自分たちの課題をしっかりと見つめ、解決に向けて試行錯誤を繰り返し、何事にもチャレンジしていく姿勢を持ち続けてくれることを期待します。