報告事項
令和5年1月21日(土)、島根県立古代出雲歴史博物館において土曜活用事業・学校独自事業「人間と科学~科学技術の進歩が生活を変える~」を実施しました。石見銀山における銀の採掘を題材として、その歴史や技術の発展が人間生活にどのような影響を与えたのかということについて、学芸員の方に御講義いただきました。

また、当時の銀の加工について体験する体験学習を行いました。

参加した生徒からは「暗い洞窟の中で銀を掘って、それを現代の技術がない中で加工して、丁銀などをつくっていたことが興味深かった」といった感想がありました。
今回お世話になった島根県立古代出雲歴史博物館の職員の皆様、ありがとうございました。
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令和4年12月1日(木)~4日(日)、S S H 沖縄研修に1・2年次生の希望者25名が参加しました。
1日目は首里城を訪れ、歴史的建造物再建の現状を視察しました。
2日目は沖縄科学技術大学院大学(O I S T)で6グループが研究を英語でプレゼンテーションし、質疑応答に挑戦しました。多くの大学院生の研究者としての国際的なキャリアに触れると共に、充実した研究環境を目の当たりにする事で大きな刺激を得た時間となりました。





午後は大浦マングローブで汽水における生態系をフィールドワークで学び、国際海洋環境情報センター(GODAC)で深海研究について理解を深めました。



3日目の午前はやんばるの森でフィールドワークでした。雨でずぶ濡れになって野外観察を行い、自然を相手にする研究の難しさと面白さを実感しました。


午後には美ら海水族館で大水槽のバックヤード見学を行い、海の生物多様性について学びました。
充実した研修を終え、今後、参加生徒は沖縄での研修内容を校内に発表してくれる予定です。
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令和4年11月3日(木・祝)、とっとりバイオフロンティアにおいてSSH土曜活用事業「米川の生物を探る~環境DNA実習~」を実施し、生徒6名が参加しました。
これに先立って、8月に米川からの採水作業を行いました。


そして、11月3日の午前中にとっとりバイオフロンティアにおいて、環境DNA抽出実験を行うとともに、それをリアルタイムPCRにかける実験を行いました。


午後からはこうした実験から得られたデータを分析するとともに、ディスカッションを行いました。


参加した生徒からは「PCRの方法について理解し、問題解決の力が深まった」「他校とも協力しながら、もっと多くの地点で調査してみたい」「様々な実験器具にも触れることができ、とても良い経験になった」などの感想がありました。
環境DNAは将来的にも活用が期待される分野です。参加した生徒には、今回体験したことをもとに、進路選択や探究活動に活かしてほしいと思います。
今回、協力していただいたとっとりバイオフロンティア様には大変お世話になりました。ありがとうございました。
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令和4年10月6日(木)、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により延期となっていたイノベーション成果発表会が本校で行われ、課題探究発展の授業で継続課題探究コースを選択した3年次生48名13チームが各会場で研究成果を発表しました。

英語論文コースを選択した3年次生との質疑応答も活発に行われ、発表者・聴衆両者ともにS S Hカリキュラムで培った探究力の成長が感じられました。


報告事項
令和4年9月22日(木)本校多目的ホールにて第1回SSH運営指導委員会を開催しました。
まず運営指導委員の皆様に2年3・7組「課題探究応用」の授業を参観していただきました。生徒は各グループで実験や調査・研究を進める中、委員の先生方の質問にしっかりと答えて研究内容を説明していました。


オンラインで参加していただいた運営指導委員の先生方にはZoom画面から生徒の実験の様子を見ていただき、質疑をしていただきました。
委員の皆様からは「研究の様子が年々良くなっている。質疑応答の様子から生徒が研究に意欲と自信を持っているのがわかる」「SSHⅡ期には、さらに研究の質の向上を図るとともに、学年間の交流や外部への波及など進めてはどうか」など評価やご意見をいただきました。
その後、SSHの活動状況を説明するとともに、S S HⅡ期目の変更点などについて説明を行い、活発な意見交換が行われました。
次回SSH運営指導委員会は2月16日(木)SSH研究成果発表会後に行われる予定です。
報告事項
令和4年9月10日(土)、本校多目的ホールにおいて、SSH土曜活用事業「DMN(Default Mode Network)の活性化とパフォーマンスの向上」を実施しました。今回は、株式会社メンタリスタ代表取締役 大儀見 浩介 様を講師にお招きし、オンライン形式でご講演いただきました。


生徒からは、「心理学への関心が高まった」「目標設定の大切さがわかった」「これからの日常生活でプラスな発言、姿勢、表情を意識したい」などの声が聞かれ、科学的好奇心をくすぐる、よい一日となりました。参加した生徒の皆さんには、ここで学んだことを探究活動や部活動などに活かしてほしいと思います。
今日の出来事
令和4年6月9日(木)、1年次生の「課題探究基礎」で、広島大学の西堀先生に「探究活動を始めるまえに~探究活動を始める前にまず何をすべきか、実は探究する課題は身近に数多ある~」と題して講演をしていただきました。課題探究基礎では、探究の動機付け意義について学んでいます。講演内容にも「好きこそものの上手なれ」とありました。
生徒たちが探究活動の楽しさを感じてくれることを期待しています。
報告事項
今日の出来事
令和4年6月22日(水)~ SSH課題探究基礎ミニ探究①「課題をみつけよう」を「地理総合」の授業内でクラスごとに行っています。「米子城を再建することにより、米子市が活性化する」という仮説に対し、経済産業省と内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議事務局が提供している地域経済分析システム(RESAS:リーサス)を用いて、比較対象とする自治体を選んで検証を行うことで、データサイエンスの基礎を学びます。最終的には仮説に対する結論を考え、観光振興に関する新たな課題を探します。
今後も課題探究基礎では、他の教科と連携したミニ探究を進めていきます。次回ミニ探究②では「科学と人間生活」「理数生物」と連携した内容を実施します。