お知らせ

SSH イベント案内
SSH関連のイベント案内が、教務室前に掲載してありますので、興味のある方はぜひご確認ください。


SSHニュース

国内研修(鳥取大学)

2018年9月26日 17時03分

課題探究基礎「国内研修」(鳥取大学)
期日:9月13日 

参加生徒数:…110名 

普通コースの1年生を対象に、鳥取大学にて国内研修を実施しました。 

米子キャンパスでは
医学部にて最先端研究と医療についての講義、実験・実習を体験させていただきました

医学部医学科:ロボットを使っての実習
生徒の感想
「鳥取大学医学部のシミュレーションセンター、さらに内視鏡など普段では絶対に体験できないものや、見ることのできないものに触れる良い機会でした。本物の人のように痛みを感じるロボットがありすごいと感じた、これからも国内、国外の研修にどんどん参加していきたい。」

医学部生命学科:口腔上皮細胞からDNAを抽出し、ペンダントを作成
生徒の感想
「普段は聞かせてもらえないような人間の免疫や遺伝子の話を聞くことができて嬉しかったです。自分たちが学校で習っていた1つ1つの身体の動きに意味があることがわかったり、大学での研究がこれからの未来に役立つとてもすばらしい研究であることがわかりました。自分の夢である医療系の仕事に就くということもあきらめずに努力していきたいと思います。」

医学部保健看護科:血圧の観察と血圧の変動要因の実験・考察
生徒の感想
「今回の国内研修で看護の道に進む気持ちがさらに強くなった。血圧の観察、変動要因を実験・考察することから、学術的な面を多く含めて物事を考えることができるようになった。
また、フィリピンの病院での研究に関する講義を受けたことで、外国の医療の現状や健康に対する意識がどう違うのかということにも興味をもつ良いきっかけになった。」

医学部保健検査科:DNA型鑑定による個別識別
生徒の感想
「講義を受ける中で、知らない単語もたくさんあったが図を用いた説明でしっかりと理解できた。ただ実験をするだけでなく、やったことが実際にはどのように使われているのかを教わり、理解が深まったと思う。赤血球やDNAのことをもっと知りたいと思ったので自分で調べ知識を広げていこうと思う。」

鳥取キャンパスでは工学部、農学部に分かれて各学科・コースでの模擬講義・体験実習・実験・見学等を体験させていただきました。 

工学部化学バイオ科:酵素化学の実験と発光のしくみについて
生徒の感想
「八木先生のお話から、自分ができなくてあきらめるのではなく、できないことをバネに努力し成功させていくことを学んだ。好きなことをずっとやり続けることで得意になるように、勉強や研究にも興味を持ち、好きになりずっとやり続けれるようにしたい。最初がそこまで興味のない分野だったが、今回講義や実験を通してとても面白く、もっと実験をしたいと思った。」

工学部機械物理学科 ロボットプログラミング実習・音波の計測と分析
生徒の感想
「今回の研修で、さらに工学部への興味をもつことができた。実験がうまくいかなくても、その解決方法を考えていくことで学びがあり、研究室の雰囲気もとても楽しそうでいい時間を過ごせた。実際の研究と触れることでもっと勉強を頑張り工学部に行こうと改めておもうことができた。」

工学部社会システム土木系学科 コンクリート構造物の検査に関する体験実習
生徒の感想
「午前中の講義で、今、立て直しや修理する建物が増えてくる時期と聞き、どうやって建物の寿命やコンクリート内の状態を把握することができるのか想像もつかなかったが、体験実習により電磁波や小型の車のような実験器具を用いて調べることができるということを知った。大学でどのような研究をしているのかを知るとても良い機会となった。」

工学部電気情報学科 半導体デバイスについての体験講義・スマートフォン用アプリの作成体験
生徒の感想
「今まで知らなかったことや、見たことがなかったものに触れることができてとても有意義な時間を過ごすことができた。研修の中で技術はかなり進歩したが、太陽電池の発電コストをほかの発電方法より安くする方法がまだ見つかってないので、研究してみたいと思った。」







農学部 光質と植物についての模擬講義、きのこセンター・フィールドサイエンスセンター視察
生徒の感想
「実際の大学での模擬講義や研究室の見学で、これからの「様々な学習に興味を持つことができたので参加して本当によかった。最後に教授の言っておられた『鳥取県の農家さんは、こつこつと真面目に努力を続けられる人々』という言葉が印象に残った。今までは、植物の科学にはあまり関心を持っていなかったけれど、この研修で今の常識を追求し続けて解明していくのが面白いという新しい観点をもらって興味が湧いてきた。

SSH 土曜活用事業 「一流に学ぶ 心のトレーニング」

2018年7月30日 16時02分

2018年7月21日(土)に米子東高等学校土曜活用事業・ふるさと鳥取学講座「一流に学ぶ 心のトレーニング」を行いました。株式会社メンタリスタ代表取締役 大儀見 浩介 氏をお招きし、「すぐにできる!心をコントロールする方法~アスリートも実践するメンタルトレーニングスキル~」をテーマに、音楽プログラムや呼吸法等実践を交えながら講演会をを行いました。





参加した生徒からは
「最終的な目標をより具体的に考えイメージすることが、大切だということがわかった。」
「受験で合格したり、試合に勝った姿だけでなく、さらにその先の姿を想像することでより成功率が上がるということを聞いて驚いた。ポジティブに成功イメージをもちたい。」
「私は、本番に弱く、実力が発揮できなかったと感じることが多いため、どうすればよいか悩んでいた。ルーティーンを作りいつも通りの入り方をすることで、緊張し過ぎず、いつも通りのプレイができると知ることができた。すぐに実践に取り入れてみたい。」
といった感想がありました。
学業だけでなく部活動にも積極的に取り入れていこうという感想が多く、生徒が能動的に学ぶ良い機会となりました。

SSH 土曜活用事業 デジタルファブリケーションの世界に飛び込もう

2018年7月4日 15時17分


2018年6月16日(土)に米子東高等学校土曜活用事業・ふるさと鳥取学講座「デジタルファブリケーションの世界へ飛び込もう!」を行いました。慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス環境情報学部非常勤講師の渡辺ゆうか先生、米子市商工課職員 FabLabとっとりWest常駐スタッフの米田章先生をお招きし、ものづくりの未来の可能性や、3Dプリンターを実際に使用して作られた実践例などについての講演と、実際に3Dプリンターと簡易プログラミングツールを組み合わせた制作を行いました。

まずはアイディアを出す練習。ブレストカードという絵柄の描かれたカードからアイディアを出していくゲームです。


アイディアをスケッチして形にすることでグループで共有を図ります。


MESHという簡易プログラミングツールです。光センサー、人感センサー、音が鳴る、光るなど1つ1つが独立した機能を持っており、それらを組み合わせて「箱を開けると2秒後に明かりがともり、音楽が鳴る」といったプログラムを組むことができます。

テーマは「笑い」思わず周りの人が楽しくて笑ってしまうようなアイディアをMESHと3Dプリンターを使い、形にしていきます。


スイッチを押すと楽しい音楽が流れてくる道具です。
3DCADソフトをつかいMESHの機械を組み込めるケースを生徒がデザインしました。
このように思ったことを簡単に形にできるのも3Dプリンターの魅力です。


参加した生徒からは
「自分でいろいろなことを考えて、グループで共有しながら学ぶことができた。とてもよ経験でした。」
「難しいと思っていたプログラミングや3Dモデリングを実体験通じてとても身近に感じることができた。学んだことを課題探求の授業で活かしてよりよい研究ができたらいいと思います。」
「自分の価値観が広がった。世界中の人たちと発想を共有し、発展させる力はこれから必要になっていくと思う。」
といった感想がありました。
知的好奇心と探求心を刺激する良い機会となりました。


 

SSH講演会 廣井孝弘先生 講演会

2018年5月9日 17時43分





2018年5月8日(火)に、アメリカブラウン大学惑星地質学科上級研究者の廣井孝弘先生をお招きし、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業の一環として「はやぶさ・はやぶさ2と宇宙創成の神秘」をテーマに講演会を行いました。生徒・保護者の方合わせて20名の参加がありました。廣井先生が、鉱物分光学研究に進まれるようになったきっかけや、はやぶさ計画の中でどのように計画に参加されたかなどの講演をいただきました。参加した生徒は「スケールの大きな世界だからこそ、面白みがあるのが宇宙だと改めて感じました。」と語っていました。この講演会をとおして、宇宙科学への知識と関心を深めることができました。

平成29年度 自然科学部 東京合宿

2018年4月10日 16時52分

平成30年3月18日から3月20日までの3日間、自然科学部生徒9名が東京合宿に行ってきました。
19日に明治大学農学部農芸化学科 小山内崇先生に特別に講義をいただいた他、18日に日本科学未来館、20日に国立科学博物館を訪問し、多様な科学体験をすることができました。
参加した生徒は、「バクテリアからとれた色素が、アイスクリームなどに使われていると聞き驚いた。農学部は、農業だけでなく幅広い研究をしている学部だと知ることができた。」と、今後の進路や研究内容を考えるきっかけをつかむことができました。






合同LHR

2018年3月26日 10時00分

期日:平成30年3月14日(水)
参加生徒:生命科学コース 2年生41名、1年生40名

 今年度も1・2年生命科学コースの生徒を対象に生命科学コースの卒業生から大学受験へ向けての体験談を聞く合同LHRが行われました。
 卒業生から受験方法や合格までの道程、面接対策、部活動との両立、将来の夢、海外留学での学びなどの話がありました。参加生徒は受験を経験した先輩の生の声を真剣に聞き、その後の質問の時間ではたくさんの質問をするなど先輩の応答も興味深く聞いていました。
 
 


先輩の言葉で印象に残ったのは…
◆勉強はできないとあきらめず、気付いた時からやりはじめても大丈夫
◆勉強時間は、3時間スマホを気にしながらするより、2時間集中して
◆数英国はすぐにのびない。公式・英単語は1・2年でしっかり覚えておくと3年になった時にのびる
◆得意科目をつくる!(得意科目があると不得意な科目に時間をかけることができる)
◆基礎体力をつけておく。受験は日中なので学校に来て活動する
◆日々コツコツ!!苦手から逃げない!!その日のうちにやる!!
など心に響く言葉をたくさん頂きました。

卒業生8名の皆さん、後輩のためにお話をいただきありがとうございました。

SSH研究成果発表会~ポスター発表・生徒投票賞表彰式~

2018年3月13日 10時00分

期日:平成30年3月9日(金)

 2月8日に開催されたSSH研究成果発表会で、ポスター発表・生徒投票賞の各部門において優秀だったグループに表彰状が手渡されました。表彰グループについてはこちらをクリックして『SSH研究成果発表会~表彰式~』をご覧下さい。





 今年度の課題探究基礎の活動は、各界の第一人者による講演拝聴及び科学実験・数学コンテストなどにより高度な知的刺激を通してより高い科学的探究心(関心・意欲)を磨く能動的な学習に力を注いできました。また、フィールドワークや他校生徒との交流を通じ意欲を高め視野を広げ、コミュニケーション能力・表現力・発信力の育成もしてきたところです。
 来年度は、課題探究基礎からステップアップした課題探究応用として更に言語技術教育(言語スキルの再構築)・海外研修事業(国際的発進力の育成)といった能力の向上を目指す。

自然科学部冬期合宿

2018年2月23日 10時00分

期日:平成30年2月10日(土)~12日(月) 2泊3日
参加生徒:自然科学部員 6名
場所:大山自然歴史館及び大山周辺

今年開山1300年を迎えた大山で、自然科学部の生徒を対象に観察指導員さんのご指導のもと、スノートレッキング・樹木調査を行う2泊3日の合宿を行いました。今後、大山周辺を自然科学部の調査フィールドとする予定です。

【大山自然歴史館】

生徒の感想:館長さんにいろいろ質問しながら、大山について多くのことを学べてよかった。

【大山寺周辺】





生徒の感想:大山の大自然を実際に体験できて良かったです。
      沢山のことを学ぶことができ楽しかった。

【旅館で作っていただいた昼食のおにぎり】

朝早くから準備していただき、ありがとうございました。

【木谷沢渓流】







生徒の感想:景色がきれいだった。
 スノーシューで雪の上を歩くのが大変だったけど、 消費した体力以上に楽しみながら自然を観察できた。暖かい季節とはまた違う冬の自然に触れることができておもしろかった。

平成29年度鳥取県立米子東高等学校SSH研究成果発表会

2018年2月19日 09時00分

 

期日:平成30年2月8日(木)
参加生徒:1学年生徒 321名
日程: 9:30~12:00 課題探究基礎口頭発表(代表8グループ)
   12:45~14:35 課題探究基礎ポスター発表(72グループ)


平成29年度SSH研究成果発表会を運営指導委員、鳥取県教育委員会、高等学校教員の皆様をお迎えし多目的ホールにて開催しました。当日は、大雪が降り登校できない生徒もいましたが、欠席者の分も雪の中登校した生徒が補い発表する姿が見られました。

【午前の部】口頭発表(発表時間 10分、質疑応答 5分)
口頭発表テーマ名:『ゾウリムシの増殖条件』など8報 
 






質疑応答の時間は、全ての発表においてたくさんの生徒が時間一杯まで質問していました。探究心を持って聞くことで、質問もでてきます。




~昼休憩に多目的ホールから見えた大山~


【午後の部】ポスター発表(前半・後半 各50分)
全生徒が前後半に分かれ発表するポスター発表。自分が興味のある発表を聞き、生徒同士で評価をし、評価できる発表にいいねシールを貼っていきます。いいねシールが多く貼られているグループは『生徒投票賞』として表彰されます。
来賓の方々、保護者の方々、当校教職員も生徒の発表に耳を傾けます。
悪天候の中、お越しいただいた保護者の皆様ありがとうございました。








最後に鳥取大学大学院工学研究科 伊藤敏幸教授より「質問が大変鋭く評価できる」との講評をいただきました。


~表彰式~
優秀班表彰は以下のとおりでした。

【口頭発表】
1位 1年1組2班『ゾウリムシの増殖条件』
2位 1年6組5班『睡眠と休養による勉強効率の変化』
3位 1年2組9班『無料の学習スペースで商店街を活性化する』

【ポスター発表】
1位 1年4組1班『なめらかな面となる実験条件の開発』
2位 1年7組7班『計算で求められる確率はあっているのか』
2位 1年8組7班『ゾウリムシの増殖と?の関係について』
(2位は同点で2班ありました)

【生徒投票賞】
1位 1年2組4班『僕たちのパスカルの三角形』
2位 1年5組5班『体温と食事の関係について』
3位 1年3組9班『ぞろ目が出る確率は理論上と実験結果で同じになるか』