お知らせ

SSH イベント案内
SSH関連のイベント案内が、教務室前に掲載してありますので、興味のある方はぜひご確認ください。


SSHニュース

性(生)に関する講演会

2019年8月6日 15時09分

令和元年7月25日(木)に、医療法人会 内科・消化器内科 よろずクリニック 萬 憲彰様に、「性(生)に関する講演会」として、「聞いたことがない人生の話」をご講演いただきました。生命倫理に関する講演で、生徒も、自分の生き方について改めて考えるきっかけとなったと思います。今後の生活にも、学んだことを大きく反映させ、さらなる成長を期待します。


令和元年度中国地区SSH担当者交流会

2019年7月26日 16時46分

令和元年7月19日(金)に、令和元年度中国地区SSH(スーパーサイエンスハイスクール)担当者交流会が開催されました。中国5県から、SSH指定校の代表者が集まり、各学校の指導方針やSSH指定校としてのあり方等、様々な情報を共有しました。
                 

 
開会前に、「課題探究基礎」等の授業で、本校におけるSSHの取り組みを見学いただきました。1年次生「課題探究基礎」の授業では、言語技術の授業を行いました。議論や、プレゼンテーション、論文作成に必要な、自分の思考を整理し、考えを相手に正確に伝え、対話・議論・文章を構築するトレーニングをすることで言語を効果的に使う技術を学習します。当日は『論拠の確認/事実と意見』をテーマに、議論を行ううえで、「相手と共有していると思い込んでいる論拠はないか?」「事実と意見という主観と客観を混同させて話をしたり、聴いたりして情報に惑わされてないか?」を学習しました。各校の先生方も、メモ等をとりながら見学しておられ、大変有意義な時間となりました。
 
 
開会行事は、田中宏校長の挨拶から始まり、鳥取県教育委員会事務局高等学校課高校教育主査兼指導担当係長 中原裕美子様、科学技術振興機構 SSH南地区担当主任調査員 鈴木清史様によるお言葉をいただきました。
 
 
 
次に、本校の卒業生でもある、文部科学省科学技術・学術政策局 人材政策課 次世代人材育成係 伊藤充哉様に「今後のSSH事業の方向性とSSH指定校のあり方について」をご講演いただきました。科学技術人材の育成を取り巻く動向、SSH事業の現状、SSH事業に対する評価・指摘、SSH指定校のあり方の4つを柱としてお話いただきました。現状を知り、これからのSSH事業がどのように進んでいくべきなのかを、考えるきっかけとなりました。
 
 
その後、各校の代表者による、ポスターセッションが行われました。鳥取県より、本校と学校法人鶏鳴学園 青翔開智中学校・高等学校の2校、岡山県より、岡山一宮高等学校、津山高等学校、学校法人ノートルダム清心学園 清心中学校清心女子高等学校、玉島高等学校、倉敷天城高等学校の5校、島根県より、益田高等学校、出雲高等学校の2校、広島県より、西条農業高等学校、国立大学法人広島大学 広島大学附属中・高等学校の2校、山口県より、下関西高等学校、徳山高等学校、宇部高等学校の3校、計14校が前半・後半に分かれて、ポスターセッションを行い、各学校のSSH指定校として行っていることや、指導方針についての話を聞き、意見交換等を通して、今後のSSHのあり方を考えました。県内外問わず、各学校での指導方針等を知ることができ、有意義な時間となりました。
 
 


閉会行事では、文部科学省科学技術・学術政策局 人材政策課 次世代人材育成係 伊藤充哉様と科学技術振興機構 SSH南地区担当主任調査員 鈴木清史様に指導助言をいただきました。さらに、来年度幹事校である島根県立益田高等学校校長 柿本章様にご挨拶いただきました。そして、田中宏校長による挨拶で閉会となりました。
 
 
 
 
この度の令和元年度中国地区SSH(スーパーサイエンスハイスクール)担当者交流会では、今後の学校としてのあり方や指導方針を改めて考えるきっかけとなりました。未来を拓く人財育成を目指し、生徒の成長を促せるよう、よりいっそう努めていきたいと思います。

日本生物学オリンピック 2019

2019年7月26日 16時40分

令和元年7月14日(日)に、日本生物学オリンピック2019の予選が行われました。長崎県で開催予定の『日本生物学オリンピック2019 本選』に出場する80名の代表選考を兼ねており、本校から39名の生徒が参加しました。当日は、生物学の理論問題に挑戦しました。理解力、応用力、考察力、科学的処理能力を必要とする問題が出題されました。生徒から「考えさせられる問題で面白かった。」「生物学は暗記すればよいものだと思っていたが、考えることが重要であることが分かった。」「生物学に対しての考え方が変わった。」等の声がありました。この経験を経て、さらに広い視野をもって、今後の生活に役立てていくことを期待します。

米子東高等学校土曜日活用事業

2019年7月25日 12時47分

令和元年7月13日(土)に、米子東高等学校土曜活用事業として、株式会社メンタリスタ代表取締役 大儀見浩介様にメンタルトレーニングについてご講演いただきました。様々な部活動や個人的に講演を聞きたい生徒たちが集まり、153名の生徒が参加しました。



『緊張を味方につけ、スポーツや学習で最高のパフォーマンスを出すには、どうすればいいか。』『チームミーティングやイメージリハーサルといった試合前の行動だけでなく、普段の練習のなかにどうイメージトレーニングをとりいれるか。』また、『目標を達成するための、スモールステップと方向性を意識した目標設定の方法、やる気の正体』等をご講演いただきました。生徒からも、「試合前に意識すべきことが分かった。」「普段の練習から変えていかねばならないことがたくさんあった。」「部活のみならず、勉強にも生かせることが多い講演会だった。」等の声がありました。今後も、米子東の生徒として、文武両道での活躍を期待します。
 
 

第15回全国物理コンテスト 物理チャレンジ2019

2019年7月16日 12時12分

令和元年7月7日(日)に、物理チャレンジが行われました。この物理チャレンジは、国際物理オリンピックに派遣する日本代表の選考も兼ねており、実験課題レポートと理論問題に挑戦していきます。当日は、本校から2名、他校から4名の有志が集い、物理の理論問題に挑戦しました。思考力を試される難問に、生徒たちから、「難しかった。」「しっかり解ききることができなかった。」等の声があがりました。県外の高校からの参加者もあり、テスト後に交流を深める機会もありました。この難問にチャレンジしようとする姿勢は、今後大きな財産となることと思います。さらなる挑戦を期待します。

SSH Science Talk

2019年5月22日 12時57分

令和元年5月17日金曜日に、SSH Science Talk「海外で研究者として働くということ」講演会として、オーストラリアのアデレード在住、南オーストラリア博物館の研究員、塘郁子先生による講演「日本と海外で研究生活」を開催しました。生徒たちのモデルとなる人物の生き方・考え方に触れ、より高い科学的探究心(関心・意欲)を育成することを目的とした講演会に、希望者28名が参加しました。
 
 
先生は主に鯨類についての調査・研究を行っており、アデレード近海の鯨類の状況と、鳥取県沿岸の鯨類の状況を比較するなど、生徒の興味・関心を惹くように話されていました。また、それ以外にも、科学的に探究を行う上でふまえるべき手順や、先生の経験を基に、仕事を楽しく続けていくために大事なことなどもお話しいただきました。
 
講演後も、多くの生徒が質問するなど、生徒たちの科学的探究心を刺激する講演会になりました。この経験を経て、生徒たちの知識や考え方の幅が広がったことと思います。今後も、チャレンジする姿勢を忘れず、何事にも意欲的に取り組んでいくことを期待します。

平成31年度 生命科学コース オリエンテーション合宿

2019年4月26日 15時46分

平成31年4月17日(水)から19日(金)までの3日間、生命科学コースの1年次生40名が、大山ビューハイツにて勉強合宿を行いました。
 
 
 
17日(水)は、本校のスクールカウンセラー足立圭美先生による、生徒間の親睦を深めるためのエンカウンター、本校田中宏校長による講話、そして進路指導主事の吉村眞徳先生による講話を行いました。エンカウンターでは、今後共に頑張っていく仲間のことを知り、充実した3日間を過ごすきっかけとなりました。校長講話では、米子東高校での学校生活で、他の模範となる生活をし、何より授業を大切にすることなど、どのような心構えを持つべきかという内容でした。吉村先生の講話では、大学が様々な研究をしているお話をしていただき、生徒たちの志望校選択の幅が広がりました。
 
 
 
 
18日(木)は、鳥取大学新規医療研究推進センター 研究実用化支援部門 植木 賢教授の講演、そして大山自然観測会指導員の方々にご指導いただき野外体験実習を行いました。植木教授の講演「発明楽」では、医学や工学の融合により新しい内視鏡を開発するお話を中心に、医師の仕事や新しいものを生み出す際の考え方についてお話いただきました。実際に内視鏡を用いた体験をさせていたり、仕事に取り組む際には、社会貢献などの目的意識を持つことの大切さを生徒たちに伝えていました。野外体験実習では、鳥、植物、昆虫、地形・地質の4つのテーマについて、グループに分かれて活動しました。指導員の方の話を聞きながら、実際に大山を歩き、自然と触れ合って学ぶという貴重な体験ができました。

19日(金)は、野外体験実習のまとめをグループで行い、パワーポイント等を用いて、自分たちの学んだことを発表していました。
 
 
 
この3日間を通して生徒たちは、「普段は聞くことの出来ない様々な貴重な話を聞くことができ、とても充実した時間となりました。」「実際の医療器具を手にとってさわれることが面白かった。」「自分の進もうとしている道の目標の高さを知ることが出来た。」「普段の生活を見直し、学習方法や生活習慣を変えようと思うことができました。」といった声があがりました。
この3日間は、普段経験することのない貴重な体験だったと思います。この合宿で、生徒たちは大きく成長しました。
今後の学校生活でも、様々な経験を積み、大きく成長していくことを期待しています。

第18回日本再生医療学会総会 市民公開講座

2019年4月22日 10時59分

第18回日本再生医療学会総会 市民公開講座
期日:平成31年4月14日 (日)
参加人数:自然科学部、1年生希望者12名

自然科学部と1年生希望者の計12名が、第18回日本再生医療学会総会の市民公開講座「再生医療発祥の地よりのメッセージ」に参加しました。米子東高等学校出身で再生医療を研究している3名の講師と、米子で医療産業化に尽力されておられる1名の講師の方の、再生医療研究についての講演を聞きました。
 
卒業生も、後輩と一緒に講演を聞いて、これからの再生医療について考えていました。

戸口田淳也先生の講演「iPS細胞を用いた難病への挑戦」では、iPS細胞で病気を治す「自家移植」の治療法が、時間や費用がかかるという課題を指摘し、「多くの人に移植できる特殊なiPS細胞(-HLAホモ型)をつくろうとする動きがあることを話されました。
久留一郎先生の講演「iPS細胞を用いたペースメーカ開発と不整脈再生医療への応用」では、iPS細胞を使ったペースメーカの開発について解説し、その研究成果の一端を披露されました。
また、松田成哉先生の講演「医療産業の立地可能性について考える」も、汐田剛史先生の講演「再生医療で肝疾患を治す」も、これからの再生医療について、そしてこれからの医療というものについて考えるきっかけとなりました。
生徒たちは、「様々な研究内容について講演を聴くことができて参考になった。自分がポスターセッションをした際に様々な質問に対応する中で考えがまとまったり、新たな課題を見つけたことを思い出した」と自らの経験を重ねながら学びを深める良い機会となりました。

第18回日本再生医療学会総会(関西研修)

2019年3月29日 10時35分

第18回日本再生医療学会総会(関西研修)
期日:平成31年3月21日(木)~23日(土)
参加人数:自然科学部4名

自然科学部の生徒4名が第18回日本再生医療学会総会への参加を主とした関西研修に参加しました。
21日は関西国際空港の保安区域のバックヤード見学をさせていただきました。





22日は第18回日本再生医療学会総会 中高生のためのセッションに参加してきました。
「幹細胞/再生医療研究 + ○○○○ = □□□□ の実現」
という課題を事前に与えられ、各チームが準備してきた課題への回答を4分程度でプレゼンテーションします。
本校の生徒は「幹細胞/再生医療研究 +マルチプルB細胞→HIV感染者およびAIDS患者の減少」をテーマに発表を行いました。

 
その後、各チームの考えについて参加者全員でディスカッションし、各チームはディスカッションで得られた新たな考えを元に発表内容を再構想していきました。

 
発表の内容に対して銅賞を受賞しました。
また、大阪大学大学院医学系研究科 脳神経感覚器外科学 西田幸二 教授の講演
京都大学 iPS 細胞研究所 未来生命科学開拓部門 中川誠人 講師のランチョンセミナー
学会総会で行われた京都大学 iPS 細胞研究所 所長 山中伸弥 教授の特別講演を聴講しました。





 
23日は須磨海浜水族園のバックヤードツアーに参加し、水質管理や水温管理、調餌や給餌など、生き物の本来の生態系に近い形で生き物を飼育する工夫について知識を深めました。
(生徒の感想)
現在行われている再生医療の取り組みやこれから行われる取り組みをたくさん知ることができました。発表会では限られた時間の中で伝えきるということの難しさを痛感しました。
今までにないものを考えること考えることの難しさを感じました。再生医療や免疫のことはとても自分にとって興味深い内容だったのでまた参加してみたいと思いました。
他校の生徒さんのアイディアやプレゼンがとても参考になりました。1つの課題に対して様々な考え方やアプローチの方法があると改めて気づかされました。
と、次の研究発表につながる学びの多い研修になりました。