遺伝子と食品について学ぶ
2019年12月18日 11時45分 調理コース3年生は鳥取大学医学部保健学科 上田悦子先生よりゲノム編集食品などで最近話題の「遺伝子と食品」というテーマで授業を受けました。まず品種改良技術や遺伝子組み換え食品などについて講義を受け、続いて食品のDNA抽出実験をしました。さらに食料自給率の問題、食品表示など教えて頂き、消費者として確かな情報を取集し、自分で判断し食品を選択できるようになることの重要性を学びました。
調理コース3年生は鳥取大学医学部保健学科 上田悦子先生よりゲノム編集食品などで最近話題の「遺伝子と食品」というテーマで授業を受けました。まず品種改良技術や遺伝子組み換え食品などについて講義を受け、続いて食品のDNA抽出実験をしました。さらに食料自給率の問題、食品表示など教えて頂き、消費者として確かな情報を取集し、自分で判断し食品を選択できるようになることの重要性を学びました。
生活文化科3年生が、「世界の食文化」学習の一環として市内で料理・製菓教室をしておられる山﨑明美先生からイタリアの家庭料理「ピザ」と「ティラミス」を教わりました。生徒たちの質問にもたくさん答えていただき、外国の食文化や生活習慣などを知るきっかけとなりました。
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令和元年11月19日(火)
2015年1月、及び2019年1月にフランスで開催されたボキューズ・ドール世界大会の日本代表「メゾン・ド・タカ芦屋」高山英紀(たかやまひでき)エグゼクティブシェフを講師にお迎えし、米子南高校調理コース2,3年生に向けた講演、及び調理デモを通じて、将来の目標実現に向けた意欲を高めてもらう特別授業を行いました。
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まずは、講義を通して食の大切さを教えていただきました。老人ホームでの活動を通して得た経験を紹介していただき、そこで提供されている「幸せのスープ」で最高の笑顔になった方々の写真を拝見しました。最後までおいしい食事を食べることの大切さや、調理師の在り方を学びました。 | 鳥取県の食材を使った、調理実習が行われました。 ・らっきょう ・大山ブロッコリーきらきらみどり ・白ネギ ・鳥取和牛オレイン55などの食材を使い、パスタ、 ステーキを披露していただきました。 | 調理コース3年生の4名がアシスタントとして高山シェフの横で作業しました。とても気さくに声をかけてくださり、緊張しすぎてカチカチだった生徒も徐々に動きがよくなってきました。 | 食材を扱うときは、使う部位により味や食感が異なるので考えて使うことや、扱い方、そして1番大事なのが、食材を大切にし、生産者を大切にし、食べ手を大切にすることだと教わりました。 |
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オレイン55のランプ肉の塊の掃除を見させていただきました。手際よく掃除されていく肉は、芸術作品のように感じました。これも、部位、肉質、種類などにより食感が違うので、調理法を使い分ける工夫が必要だとわかりました。 | インタビューを受けている様子です。進路で調理関係に行くことが決まっていて、今回の講習会は本当に良い体験になりました。 | どんな食材にも疑問や新たな発想を持ち、常に食材と向き合う姿勢が大事だと教わりました。特に塩にはこだわりがあり、食材によって塩を変える必要性、食材に振る塩加減、例えば、肉の薄いところ、厚いところで塩を調整し、まんべんなくかけることが重要だと勉強になりました。 | ランプ肉を使ったローストビーフは中心がきれいなピンク色で本当に美味しそう!!表面の焼き面は薄く、中はきれいなピンク色。何度もオーブンから出し入れを繰り返し、とても熟練した技術がないと難しいことです。 |
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全員に少しずつですが、試食をさせていただきました。食を通して笑顔になる!!講義で言っておられたことが本当に再現された瞬間です。こんなに、じっくり味わって食べたのは人生で初かもしれませんね! | 生徒からの質問にもたくさん答えていただきました。1番得意な料理は何ですか?という質問に頭を悩ませておられましたが、意外ですが、和食も得意だと答えられ、びっくりしました。 | 最後にお礼のあいさつ。料理人を目指す私たちにとって、とても貴重な体験でした。志を高く持って頑張っていきます。 | 左上:ランプ肉のステーキ 右上:ローストビーフ 左下:らっきょう、ブロッコリー、白ネギのパスタ 右下:サーロインステーキ |
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11月8日、環境文化コース3年生が米子ワシントンホテルプラザでフルコースのテーブルマナーを学びました。着席や退室のマナー、ナフキンやグラスの扱い方やナイフ・フォークの使い方などはもちろん、食材や調理法に対する質問にも詳しく説明していただきました。普段とは異なる緊張した雰囲気の中、将来、高校を卒業しても役立つ充実した講習会となりました。
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楽しくわかりやすく教えていただきました | 緊張しながらもおいしく頂きました |
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大山ハーブ鶏とラグー豚のメイン料理!! | おまちかねのデザート |
令和元年11月12日(火)
2年調理コース20名は、幸朋苑の管理栄養士4名と調理員1名に来校いただき、高齢者食について学びました。全然知らなかった料理のジャンルに、少し驚いた様子で
したが、しっかりと話を聞かせていただき、理解することで、食べることの重要性、今、なんでも美味しく食べられることの幸せについて気づかされる授業でした。
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まずは、座学で高齢者食のことや、食のメカニズムなどを学びました。その他にも、管理栄養士の仕事も教えていただきました。 | 初めての介護食作りなので、レシピをしっかり確認してから作業に移ります。 | ミキサーを使って、食材はできるだけなめらかにします。 |
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野菜や肉など食材に合わせて、きっちり軽量して、専用の凝固剤などを使用します。 | きっちり軽量し、凝固剤にあった、加熱時間や調理法を守ることで、なめらかな食感が生まれます。 | 食品がダマにならないように丁寧に調理する必要があります。少しの塊でも誤嚥につながる可能性があります。 |
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うどんは、見た目も味もそのままなのに、すべてが柔らかくて不思議でした。でも、見た目や味、香りなど、そのままの料理に近づけることで、食欲増進や、誤嚥の防止にもなるんだと学びました。 | プリンもとてもおいしかったです。ですが通常のプリンとは、食感や飲み込みやすさが違い、とても面白かったです。 | やわらか食やなめらか食といった食事の形態を作り分けることで、それぞれに合った食事をとっていただくことが可能になるんだと勉強しました。 |
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試食を行いました。普通の食事と見た目がそんなに変わらないのに、食べてみると、歯がいらないくらい柔らかかったり、見た目は全然違うのに、味はそのままだったりして、不思議な感じでした。 | 質疑応答では積極的に質問しました。進路で管理栄養士や給食関係を希望している生徒は本当に参考になる話でした。 | お礼のあいさつ |
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令和元年10月24日(木)
調理コースでは、3年生になると課題研究という授業がスタートします。今年は、ジビエに関する研究が2チーム、
アイシング、飾り切り、食文化(お雑煮)、世界の伝統ケーキ、減塩食、ビーガンの8チームがそれぞれに
テーマを決め研究を進めてきました。その成果をパワーポイントを使い、家庭学科全生徒に発表しました。
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チームで協力しながら、進めてきた研究をわかりやすく、10分程度にまとめ、発表します。 |
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下級生からも、質問してもらい、しっかりと回答します。 何度も練習を繰り返し行い、受け答えや、発表態度等も大変素晴しい発表になりました。 |
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課題研究を通しお世話になった方々にもお越しいただき、発表を聞いていただいた後、講評をいただきました。大変お世話になりました。今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。 |
3年環境文化コースが全国各地の郷土料理について「名前の由来」や「どんな時に食べられてきたか」などについて調べ、その中から12種類の料理を作りました。多くの先生方にご試食いただき「おいしかったよ」「作り方を知りたい」などの感想をいただきました。今回のフェアを通じ、各地の地元食材や料理に込められた思いを知り、郷土料理の魅力を再発見しました。
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令和元年10月26日(土)
今年は、一般、大学、高校生、合わせて204作品の応募がありました。その中から10名が選ばれました。
米子南高校からは、3名が選ばれ鳥取短期大学で、実技審査を行いました。
結果は2年調理コース 山本美咲さんが、最優秀賞を受賞しました。1年調理コースの瀬尾天音さんと
中尾海斗さんが優良賞をいただきました。
最優秀賞を受賞した山本さんは、11月16日(土)に中国五県の代表10名と料理の腕を競いあう、
中国大会に出場します。
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初めての料理コンクールに緊張していましたが、代表に選ばれてから、何度も練習をして、段取りよく調理ができました。 | 鳥取の食材をふんだんに使い、ボリュームのある料理にしました。乳製品との組み合わせも難しかったけど試行錯誤して完成しました。 | 最優秀賞に選ばれたため、料理の詳細については、まだ、報告はできませんが、中国大会出場後にご報告いたします。 |
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【優良賞】「梨と鮭のヘルシークリームパスタ」 | 【優良賞】「レタスとササミのサラダとトマトとラッキョのソース&鶏ムネ肉のソテー長芋とオクラのソース仕立て」 | 受賞おめでとう!! |
1年調理コースの生徒が毎年恒例の「弁当の日」に取り組みました。これは食材の調達から調理・盛り付け・片付けまで自分で行う全国的な食育活動です。今回のテーマは「主食3:主菜1:副菜2」になるよう詰める「栄養バランス弁当」。衛生面・味付け・彩り・手際などそれぞれが工夫を凝らした弁当を持ち寄りました。
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令和元年9月27日(金)
調理コース3年生はみつばち亭の集大成として、保護者を招待することにしました。
今までの経験を活かし、メニュー考案、アレンジ、工夫、サプライズ等をみんなで考えて本番を迎えました。
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前日から仕込みに取り掛かり、当日の朝も早くから登校し、作業に取り掛かりました。自分たちの力で成功させたい気持ちが伝わってきました。 | 接客実習で学んだ経験とみつばち亭で経験した実践を生かす時が来ました!!テーブルセッティングもバッチリです!(^^)! | オープニングのあいさつでは、過去のみつばち亭での失敗したエピソードを披露し場の空気を和ますことができました。これも、自分たちで考えたことです。 |
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オードブルは、季節の食材や課題研究で取り組んだジビエのソーセージなどを取り入れ、成長を感じていただける一皿になりました。 | ミネストローネの下には、茶わん蒸しのような卵が隠れています。 | サービスも上達しました。所作に無駄がなく、丁寧な接客ができています。 |
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メインは愛情たっぷりのハート形の紙で包み焼き上げた料理です。 | 濃厚な香り、見た目の鮮やかさ、地産地消にこだわった究極の一皿と言えます。 | 料理の説明も担当生徒がその都度説明してくれます。この3人は手作りパンを担当しました。工夫した点や知ってもらいたいポイントなどを説明しました。 |
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デザートは焼き芋のモンブラン、そして、先輩から受け継いだ牛乳プリンを作りました。お皿の上でモンブランを完成させ、作り立てを食べてもらいたいという心配りです。 | おいしそうでしょ(^^♪ 飴細工や、ソースの彩など一生懸命勉強してきた成果が発揮された作品です。 | 最後のあいさつでは、これまでの感謝を言葉で伝え、ハンカチを手にする保護者の方も、たくさんおられました。 |