春から部員の増えた演劇部。
新しいメンバーで初めて挑むのは「鳥取県東部地区高等学校演劇発表会」です。
台本を選ぶところから役作りまで、みんなで悩みつつ、この日を迎えました。

演目は「冬のキリギリスたちへ」。
これまで創作台本で演じることが多かった演劇部ですが、
今回は既成台本に挑戦するとのこと。

死神のきまぐれにより、死をかけたゲームに挑む６人の人間ドラマの幕が上がります。



シンプルな舞台。
淡々とした演技。
現実離れした設定。



ここから徐々に人間ドラマが展開されていきます。



悲嘆・激昂・諦め・・・人間がふだん仕舞っている感情の発露を全力で演じています。
その迫力に、観客は息を飲んで見守ります。



そして、まさかのラスト。



１時間の公演があっという間に感じられるほど引き込まれた劇でした。

二日間、鳥取東部の高校８校で競われた演劇発表会。
岩美高校演劇部は見事最優秀賞を受賞し、県大会への切符を手にしました。



おめでとう、演劇部のみなさん！！

毎年、「いわみガイドクラブ」の方々にお世話になり、山陰海岸ジオパークの素晴らしさについて学んでいます。

前日よりジオパークに関する事前学習の講師をして頂き、今日は実際に現地を、歩いて、見て、感じる学習です。



学校を出発して、熊井浜から大羽尾を経由し、そして学校まで、全工程１０キロほどを歩きます。

まずは熊井浜を目指します。



生い茂る草木をかき分けていくと・・・



眼前にぱっと広がる海！



空の青と海の青と白い砂のコントラストがとてもきれいです。



キラキラと打ち寄せる波は透明で、海面から底を覗くと砂の一粒一粒がはっきり見えています。



地形を観察したり、海の生物と戯れたり、ガイドクラブの方のお話に興味津々に耳を傾けたり。



熊井浜を出発してどんどん山を登っていくと、



見晴らしのいい展望台がありました。
田後港の向こうに城原海岸の菜種五島が見えています。



ここでクラスごとに記念撮影。



落ち葉で足元が滑りやすくなっている山道をそろそろと進んでいくと、



大羽尾の集落に出ました。



ここから歩いて「山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館」まで戻ります。

実際に肌で感じる山陰海岸ジオパーク学習。
岩美町に溢れる大自然の魅力と地域資源の大切さに気付けた一日になったのではないでしょうか？

いつもお世話になっている、「いわみ農産」さんの水田をお借りして、
グリーンライフ（3年）・農業と環境（2年）の生徒で田植え実習が実施されました。

ひざ下まで泥んこになりながら、一列に並んで等間隔に植えていきます。
これが意外と難しい・・・



泥に足を取られて転んだりしながらも、
ひとつひとつ丁寧に手植えします。



大方終わる頃には体操服も顔も泥だらけに。



用水路の周りに座ってきれいに洗ったら、



記念撮影。



秋には黄金色に染まった田んぼで稲刈りです。



美味しく育ってね！

快晴に恵まれた網代港での実習スタートは3年生からです。



シーカヤックでお世話になるのは、鳥取県自然体験塾の長谷川先生。
昨年の夏ぶりということで、オール捌きの復習から。



みんな思い出せたかな？

簡単な説明のあと、さっそく海に繰り出します。

感覚を思い出しながら、

ひとり、



ふたり、、



さんにん、、、



あっという間に向こう岸まで行ってしまいました！



ぷかぷか浮かんでいる姿が、とっても気持ちよさそう！！



続いて後ろ向きに漕いで来る練習です。



すごい！上手！！

なかなかに難しいみたいでくるくる回っている生徒もちらほら。
他にも昨年やったことをおさらいしながら、
一回目の実習は終わりました。



シーカヤックの次は、シュノーケリングの授業です。
楽しみですね♪

岩井あすなろから講師をお招きし、今日は足浴実習です。恥ずかしかったり、くすぐったかったり。
足を洗ってもらう気持ち良さと、援助する難しさがわかったようです。

今日の東浜海岸はあいにくの荒れ模様。
浜辺に下りて海水を汲んだらペットボトルに移し替えます。



塩づくりを実際にするのは東コミュニティーセンターの調理室です。
今回ご協力くださったのは、「体験！東浜天然塩づくり」の寺谷さんと中島さん。



お二人からレクチャーを受けながら、３班に分かれて塩づくりの始まりです。

まずは使う海水の分量を量ります。
ここできちんと量っておかないと美味しい塩はできません。
みんな真剣な顔をして量っています。



続いて大きな鍋で１０分の１の量になるまで海水を煮ていきます。



「大体４０分くらい煮ます！」という寺谷さんの声に、
「そんなに！？」とびっくりする声があちこちから。

不純物が固まってしまわないように攪拌しながら、
また煮詰まってしまわないように注意しながら海水を煮ます。



１０分の１の量になる頃には無色だった海水が白く濁ってきました。
この白い色の正体は不純物の硫酸カルシウム。




水に溶けない成分なのでコーヒーフィルターで濾して取り除きます。

透明になった海水をきれいな鍋に移し替えてさらに煮ます。
すると段々シャーベット状になってきました。



このシャーベット状態のかたまりをコーヒーフィルターで濾すとぽたぽたと水分が落ちてきます。



ここで濾過して出てきた水分が豆腐の凝固剤として使われる“ にがり ”です。

さぁ、あとは余分な水分を飛ばすだけ。
フライパンに移して炒ります。



白い塊が、見慣れているさらさらした塩になってきました。



想像以上のまぶしい白さに思わず「きれい・・・！！」と感嘆の声が漏れていました。

出来上がった塩は班ごとに味くらべ。
分量や途中経過によっても味が違うようで、それぞれの班の味が生まれていました。



「ただ塩辛いだけじゃなくて、甘さも感じる！」
市販の塩では感じない味わいを楽しんでいました。

こういった体験はきれいな海があるからこそ出来ることです。
塩づくりを通して、環境を護ることの大切さにも気付けた体験になりました。



体験を受け入れてくださった「体験！東浜天然塩づくり」のみなさん、ありがとうございました！

岩美町で開催される「浦富海岸健康マラソン大会」は今年で３１回目。
町内外からたくさんのランナーが集まります。
岩美高校では第一、二学年の生徒が毎年参加しています。
ジオパークの美しい風景を眺めつつ、
心地よい海風に吹かれながら走るマラソンはとても気持ちいいですね！

各グループごとに時間差で出発していく中、岩美高校女子の部が始まりました。
位置について、よーいどん！！
一斉にスタートします。



最初のコーナーを曲がったら、眼前に広がる浦富海岸。



海岸沿いを３Ｋｍ走ります。



みんながんばってー！！
沿道でもたくさんの方が応援してくださっています。




続いて岩美高校男子の部もスタート！



瞬きをしている間に目の前をものすごい速さで通り過ぎていく男子。



あっという間に見えなくなってしまいました。
男子は５Ｋｍ、途中急勾配の坂道もあり、なかなかにハードなコースです。
ファイトです、男子！！




お天気にも恵まれ、みんな気持ちよく走りきることができました。





小さなランナーとハイタッチする、こんな可愛らしいシーンも♪

4月29日に鳥取市内で「鳥取市　花のまつり」が開催されました。
遊びに行った人も多かったのでは？
普段は車の通りが多い若桜街道が歩行者天国になって、
色んなお店やイベントブースがあり、とてもにぎわっていました。
その中でも一番観客を集めていたのが路上ジャズ演奏のブースです。



たくさんの出演者のトップバッターで演奏する我らが吹奏楽部、
その名も「ブルーマーティンジャズオーケストラ」！！



岩美高校カラーの青いジャケットが春の日差しに映えます。
軽快な演奏に通りすがりのお客様も足を止め、楽しそうに聞き入っていました。



また、今年入学したばかりの新入部員も演奏に参加。



なんと楽器を手にして2週間という新入部員も多いのだとか。
そんなことを全く気付かせないくらいの演奏を披露し、観客をびっくりさせていました。



ちなみに、新入部員で結成されたグループをジュニアバンドと言います。
こちらのジュニアバンドを指導しているのはＯＢの岡村さん。
いつも熱心に指導している姿を見かけます。




そして５月３日。
この日は岩美町の道の駅「きなんせ岩美」のイベントに出演です。
ゴールデンウィークということもあり、道の駅にはたくさんのお客様が立ち寄られていました。
ＢＭＪＯが奏でる音に誘われるように、ひとりふたりと観客が集まり、
最後にはこんなにたくさんの方が見に来て下さいました！



この日は午前と午後、２回公演。
ゲストとのセッションや、その場のノリで演奏したりとなんだか楽しそう。



ソロでの演奏はなんとその時の顧問の岩田先生の気分で指名されるとのこと・・・



それに瞬時に応えることができるＢＭＪＯメンバーはすごいですね！！
大盛況の中、イベントは終了。
ＢＭＪＯのみんな、おつかれさまでした！！

次の出演予定は、5月22日（日）いわみふるさと音楽堂で開催される、
「いわみミュージックジャンボリー２０１６」です♪

「あすチャレ！スクール」では、パラアスリートとのパラスポーツ体験（車いすバスケットボール）と講話を通じて、「障がい」に対する意識を変え、気付きの機会とすることを目的としています。

講師として来ていただいた根木慎志先生は、
シドニーパラリンピック男子車いすバスケットボールの
日本代表キャプテンを務められた方です。
生徒の“慎志コール”の中、会場に入られた先生。



最初に車いすバスケットボールを、実演を交えながら説明されました。



すると見学されておられた平井知事が体験を申し出られました。
みんなの視線が集まる中、平井知事はドリブルを披露。



平井知事、運動神経抜群です！すごい！！

続いて生徒も車いすバスケットボールに挑戦です。
車いすを操作するだけでも難しいのに、
移動しながらドリブルしたり、シュートしたり。




最初のうちは戸惑っていた生徒たちですが、
次第に慣れ白熱した試合展開に！

そして満を持して先生方の対戦が始まりました。
必死の攻防戦に会場内も沸き立ちます。




車いすバスケットボールの体験が終わると、
根木先生のお話にみんなで耳を傾けました。
高校3年生の時に交通事故に遭い、
脊椎を損傷してからずっと車いすでの生活を余儀なくされた根木先生。
スポーツが大好きだった先生にとって、
車いすの生活は最初とても受け入れがたかったと話されました。
しかしそこで車いすバスケットボールとの出会いがあり、
たくさんの努力を積み重ね、ついには日本代表チームのキャプテンに。



何にでもチャレンジすること、一生懸命やる姿はとても素晴らしいことです。
また、誰かの頑張りをほめることも、とても大切なこと。
ステキに生きましょう！と話されました。

今日のスクールを通して、「何か」がみつかった人も多かったのでは？
ステキな未来のために、明日へのチャレンジ！をするのは“今”です！！