本日、岩美中学校2年生のキャリア学習授業の一環として、岩美中学校卒業の3年生の、山本さん、篠原さん、小島さんの3名が母校に招かれ、2年生に向けた「凱旋プレゼン」を実施しました。彼らは、それぞれの経験をもとに、後輩に向けて、未来へのヒントを熱く語りました。
テーマは「岩美中学校 卒業生に聞く ー 岩美高校編 ー」。
3年ぶりに訪れた校舎に、懐かしさを感じつつ、校長先生や教頭先生へ成長した姿を報告。堂々とした姿に、迎える先生方の表情も誇らしげでした。

プレゼンでは、進学・就職先が決まった3名が、自らの経験をもとに以下のポイントについて語りました。
(1)高校入学までにしておくべきこと。
(2)高校を選択するうえで、重視したこと
(3)岩美高校で頑張ったこと
(4)岩美高校の3年間の取り組みがどう自分の進路実現に役立ったか。
(5)岩美高校の魅力、岩美高校に通ってよかったこと。
スライドを活用しながら、リアルな体験を惜しみなく共有した3名は、「夢を叶えるためには、準備・努力・継続が不可欠」と、後輩たちに熱いメッセージを届けました。


質疑応答の時間では、「岩美高校の進学・就職実績は?」「どんな分野に進めるの?」「プレゼンがわかりやすくてよかったです。」といった具体的な質問や感想飛び交い、プレゼンが後輩たちにしっかり届いたことが感じられました。

今回のプレゼンは、社会に羽ばたく直前の3年生にとっても、これまでの歩みを振り返り、未来に向けて新たな決意を固める貴重な機会となりました。そして何より、懐かしい先生方に成長した姿を見せることができたことが、大きな自信につながったようでした。
すばらしい機会をいただき、ありがとうございました。
本日、本校の校長室にて、令和6年度 鳥取県教育委員会表彰伝達式が執り行われました。この栄誉ある賞を受賞したのは3年1組の森さん。その姿はまさに、本校の校訓である「誠実」「果敢」「協働」を体現する存在です。

森さんは女子バレーボール部に所属し、3年連続で全国高校総体に出場。令和5年度の大会では予選リーグを突破し、決勝トーナメントへと進出するなど、チームを牽引する中心的存在として活躍しました。卓越したリーダーシップを発揮し、仲間の声に耳を傾け、部員全員が主体的に取り組める環境を築き上げたその姿勢は、まさに「誠実」と「協働」の精神そのものでした。
全国大会に出場する一方で、学業でも妥協を許さない森さん。入学以来、3年間にわたり学年トップの成績を維持し続けました。その努力は、他の生徒に対する「無言の励まし」となり、全校の模範となっています。
森さんの情熱は、地域課題解決にも及びました。本校が取り組む「岩美町の地域課題解決型探究学習」では、廃店となった地元スーパー跡の活用策を考案。「地元食材を活かしたオリジナルメニューを提供するカフェ」というアイデアを提案し、地域の未来に新たな可能性を示しました。また、バレーボール部の寮がある岩井地区の地域活動にも積極的に参加し、地域と部活動をつなぐ架け橋として、部員たちの地域貢献意識を高めることにも努めました。
何事にも妥協せず、責任感をもって真摯に取り組む森さん。その姿勢は多くの生徒からの厚い信頼を集めました。このたびの表彰は、森さんの努力と誠実さが生み出した結果に他なりません。
森さん、受賞おめでとうございます。
本日、岩美町健康長寿課管理栄養士の乾さんと、食生活改善委員4名の方々にお越しいただき、3年生福祉・フード類型の生徒を対象に岩美町食育講座を行いました。
生徒はまず教室で、管理栄養士の乾さんより、「食べる」ことの大切さについて学びました。
私たちの体は、食べた物でできている。健康な体を維持したいのなら、毎日の食事がいかに大切かをしっかり理解し、食べたものがどのように私たちを作り、生きる力になるのかを指導いただきました。

食の大切さを学んだあとは、お待ちかねの調理実習。
今回のメニューは、大豆と大根たっぷりの「呉汁(ごじる)」、甘くて優しい「豆腐白玉汁粉」、そして自分のために握る丁寧なおにぎり。さらに、鳥取県の郷土料理「豆腐ちくわ」を添えた、栄養バランスに優れた献立が組まれました。


生徒たちは、これまでの調理実習で培ったスキルを発揮。包丁さばきは見事なもので、短冊切りやいちょう切りも手際よく進めていきます。食生活改善委員の方々のアドバイスを受けながら、調理場は終始和やかな笑顔と活気に包まれました。そして、美味しそうな食事が出来上がり、食育についての調理が一層深まりました。


本日、メキシコからの留学生 レヒナさんの修了式が行われました。昨年4月から岩美高生と共に学び、笑い、成長してきたレヒナさん。

式ではまず、修了証が辻中校長から手渡され、そのあと、全校生徒の前で、辻中校長から英語でレヒナさんに、将来の3つの約束を提案しました。
1つ目は、メキシコに帰ってからも、ご縁が切れることなく連絡を取り合いましょう。
2つ目は、岩美高で過ごした、大切な時間を忘れないでください。
3つ目は、鳥取県や岩美町をまた訪れてください。
レヒナさんは、快く笑顔でYESと答え、いつまでも絶えることのない友情を感じることができました。
続いて、レヒナさんからのスピーチ。
「今日は少し寂しい日です。この素晴らしい学校とお別れする時が来たからです。」
先生方への感謝、生徒たちへの温かな言葉、そして日本の文化や親切心への感動が詰まったメッセージは、全員の胸を打ちました。「みなさんが私を支えてくれたことに心から感謝します。日本で感じた優しさをいつまでも忘れません。」と締めくくられたその言葉は、岩美高全体への深い感謝と愛に溢れていました。

式の終盤、三好教頭からは記念品と花束が贈られました。記念品として選ばれたのは、漢字で「礼姫奈(レヒナ)」と彫られた印鑑。「礼」儀正しく、「姫」のように優美で、「奈」美しいレヒナさんへの特別な思いが込められたものです。

最後に、全校生徒と一緒に記念写真。在籍していた2年1組でも記念写真を撮りました。


レヒナさん、岩美高での思い出をいつまでも忘れず、世界に羽ばたいてください。
離れていても、私たちはいつまでも友達です。
Gracias, Regina!
本日、2年生の進学LHRで毎年恒例のイベント「3年生に聞く!」が開催され、進学先や就職先が決定した3年生の中から代表者が、自らの実体験を通じて、成功へのヒントを後輩たちに伝授しました。

登壇したのは、進学者と就職者からそれぞれ4名ずつ。
〇進学・就職先
○どのように進路を決めたか。
○進路実現のために頑張ったこと。
○受験に向けて、準備しておいた方が良いこと。
○試験の内容
○振り返って、後悔したこと、失敗したこと。
など、自らの体験を惜しみなく後輩たちに話してくれました。リアルで等身大の体験談には、多くの学びが詰まっていました。
発表してくれた3年生のほとんどが、「もっと早くから準備しておけばよかった。」と感想を述べており、後輩には十分余裕をもって取り掛かることを強く訴えました。

2年生は、先輩たちの体験談に真剣に耳を傾け、その様子から進学・就職に対する覚悟が感じられました。
来年、この場に立つ2年生たち。彼らは、どんなストーリーを語るのでしょうか。
本日、令和6年度3学期の始業式が行われました。
インフルエンザが猛威をふるう最中ですが、生徒たちは寒さをものともせず元気に登校し、新しいスタートを切りました。
辻中校長は、式辞で正月に訪れた地元の神社に掲げてあった、「進化」の文字のエピソードを語りました。

「今年の干支は『蛇』。蛇は、脱皮を繰り返し、進化を続けることから、縁起が良く、幸運をもたらす生き物だといわれています。この1年、失敗を恐れず、小さな一歩を踏み出していこう。勉強や部活だけに限らず、挨拶や身の回りのこと、友人関係や家族の手伝いなど、日々の些細なことから始めてみよう。そして、みんながそれぞれの『進化』を遂げられる年にしてほしい。」と述べました。
生徒たちが、これからどのような「進化」を遂げていくのか。それぞれの小さな一歩が大きな飛躍となることを願っています。
12月20日、23日、24日の3日間にわたり「冬のHOPE(進学試験対策セミナー)」が開催されました。今回、1・2年生の27名が参加し、自らの学力向上を目指して取り組みました。
初日の開講式では、岩美町教育委員会の大西教育長が「やる気は、まず、やり始めることから生まれる」と力強いメッセージを贈り、「このHOPEで勉強のエンジンをかけ、夢に向かって進んでほしい」とエールを送りました。また、ゲストとして訪れた大学生たちの中には、Jazz活動に取り組む学生もおり、「Jazzには人を元気づける力がある。積極的に質問をして、前向きに学ぶことで自分自身を元気づけてください」との言葉が印象的でした。

セミナーは、毎朝9時から11時40分まで、集中して取り組む自習時間。加えて、鳥取大学から日替わりで3名の大学生が生徒たちの分からない問題の解説や学習のコツを丁寧に指導し、的確なアドバイスを提供してくださいました。


また、11時40分から始まる大学生との交流タイムでは、「受験勉強のコツ」や「モチベーション維持の方法」、「大学生活のリアル」など、実体験を交えた貴重な話を直接聞くことができました。「今は大変でも、大学生活には自由と楽しさが待っている。諦めずに頑張ってほしい」という大学生たちの温かなエールに、生徒たちは目を輝かせながら耳を傾けていました。


この3日間を通じて、生徒たちは「前向きな学習姿勢」と「学びへの意欲」をしっかりと養うことができました。冬のHOPEは、未来への挑戦を後押しする最高のステップとなったに違いありません!
本日、本校図書室にて、令和6年度「学校保健委員会」を開催しました。この委員会は、学校、家庭、地域社会が一丸となり、子どもたちの健康を支えるための大切な委員会。学校医・学校歯科医・学校薬剤師の先生方、そしてPTA会長・副会長にもご出席いただき、和やかな雰囲気の中、忌憚ない意見が交わされました。

学校からは、学校保健年間計画として行った数々の活動の紹介、定期健康診断結果、学校環境衛生検査、保健室利用状況、感染症対策、教育相談・支援などの状況、生活満足度アンケート結果、新体力テストの結果などの報告がありました。
これらの報告を受け、参加された皆様から多くの建設的な意見が寄せられました。特に学校医からは、より良い環境づくりに向けた具体的な助言をいただきました。
最後に、貴重なお時間を割いてご参加いただいた学校医・学校歯科医・学校薬剤師・PTA委員の皆様に心より感謝申し上げます。
本日、春高全国大会に向けた女子バレーボール部の壮行会と、2学期終業式が行われました。
女子バレーボール部壮行会:夢舞台へのエール
女子バレー部壮行会では、はじめに生徒会長の田中くんが「東京で行われる春高バレー出場おめでとうございます。みなさんの努力とチームワークが結果を引き寄せました。私たちは直接応援に行けませんが、全力で声援を送ります!」とエールを送りました。
続いて、辻中校長は、「全国大会という最高の舞台で、自分たちの力を信じて戦ってください。一人一人が悔いのないプレーをすれば、結果は必ずついてきます。」と激励の言葉を送りました。

そして、みんなの応援を受けて、女子バレー部部長の福島さんは、「応援ありがとうございます。昨年の大会で叶えられなかった初勝利を成し遂げられるよう頑張ってきます。3年生は、最後の試合となるので、いつも応援してくださるたくさんの方々への感謝を忘れず、悔いのない試合をしてきます。」と熱く語りました。
終業式:今年を振り返る
壮行会に続いて行われた2学期終業式では、辻中校長がその年を表す漢字について語りました。
式辞では、辻中校長が、「今年を振り返り、自分を一文字で表すとしたら何か。その文字がポジティブかネガティブかも考えてほしい。」と生徒に問いかけ、考える時間を設けました。
校長自身が選んだのは「進」。生徒たちの成長を感じた1年を表現する漢字です。
「この冬休みを活用し、1年間を振り返る時間を作りましょう。そして、新しい目標を立てて、来年さらに一歩前進してください。」と伝えました。

本日、岩美高校女子バレーボール部後援会と、いわみまちづくりの会の皆さんより、地元からの熱い応援としまして、ご寄付とパウチゼリーが贈呈され、選手たちに大きなパワーが注がれました。
受け渡しの際、女子バレーボール部後援会 日出嶋会長より「今年も県大会を見事勝ち抜き、全国春高バレーへの出場おめでとうございます。選手一人一人の強い絆と日々の努力がもたらした素晴らしい結果です。皆さんの活躍は、地元岩美町に希望と誇りを与えてくれています。風邪やケガに気を付けて、元気いっぱいプレーしてきてください。」と心温まる応援をいただきました。

岩美高校女子バレー部は、1月5日から始まる第77回全国春高バレーに向けて、日々練習に励んでいます。地元の期待と温かい応援を胸に刻み、選手たちはさらに闘志を燃やしています。今年の春高、岩美高校女子バレー部がどのような戦いを見せてくれるのか、注目が集まります!
地元とともに掴む栄光、岩美高校女子バレー部の挑戦は続く!