そ~だったんだぁ

農業実物鑑定試験 琴の浦Ver.を実施しました。

2018年9月5日 16時51分
今日の出来事


 こんにちは。農業担当の徳持です。
 本校では、各コースが一般の技能検定試験を受検したり、県が主催する技能競技に参加したり、あるいは学校独自の検定試験を受検したりしています。農業コースではなかなかしっくりとくる検定がこれまで見つからないため、未実施でした。
 が、このたび思い切って「農業実物鑑定試験」なるものを実施してみました。
 これは、本コースのメインである水耕栽培に関する道具・種子・包装袋などの実物がなんであるか、あるいはどのような使い方をするのかなどを答えるものです。
 3年生対象で実施ました。1問の解答を制限時間30秒内で行い、時間が来れば次の問題に強制的に移動する、というものです。農業高校ではおなじみの形式の試験ですが、問題内容を本校用にアレンジしてみました。
 事前に一週間程度出題する範囲の実物を廊下に展示しておき、学習する機会を設けました。真剣に覚えようとする姿が印象的でした。

           試験前の緊張            試験会場 
 実際の試験日は緊張の面持ちでスタートに立ちましたが、時間が経過すると徐々に落ち着いて設問に取り組めるようになっていました。



   悩みながら30秒で解答を絞り出すようす

 全部の問題(40問)を終えた時の安堵感と、いったいどれくらい正解だったのだろうという不安感の混じった複雑な顔つきが真剣に取り組んだことがうかがえました。
           
             

 結果は全員が8割以上の正答率だったので合格でした。
 今回は3年生だけが対象でしたが、いずれは全学年を対象にして実施できるかどうかを検討する予定です。