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日誌

海洋科2年生航海実習 22日目

2020年11月8日 11時55分

       正午位置 緯度 N35°-33.4´  経度 E133°-27.7´

 今日は昨日と違う漁場で釣り実習を行いました。開始早々にルアーでホウボウの42cmが釣れ、幸先の良いスタートが切れたと思ったのですが、エサ釣りで小さなアオハタが釣れたのみで、魚からの反応がありません。ここでは釣れないという雰囲気が漂い始めた頃、エサ釣りでマダイ29cmが上がりました。そこらかコンスタントにエサ釣りとルアーの両方でマダイが上がり、37cmを筆頭に30cm前後が12匹上がりました。他には39cmのキジハタや午後からはウマヅラハギが餌釣りでよく上がりました。この2日間の釣り実習でたくさんのお土産ができました。
 今日の夕食はとっても豪華で、しかも実習生がスポンジケーキにクリームやフルーツを盛り付けして作ったケーキを食べました。船内でケーキが食べられるとは思いませんでした。甘いものが食べられて幸せな気分になれました。
 明日は航海実習23日目となり、実習生全員下船する日になります。


          マダイ


          マダイ


         ウマヅラハギ



         海鳥との戯れ


ケーキ作り(生クリームをしっかり塗っています)


       甘いものはうれしい!!

海洋科2年生航海実習 21日目

2020年11月7日 08時32分
2年生

       正午位置 緯度 N35°-46.0´ 経度 E132°-59.3´(隠岐海峡)
 今日は隠岐海峡でジギングによる釣り実習を行いました。午前9時から釣りを初めて早々に30cmと40cm超えのアオハタが上がりました。それから誰かが竿を曲げる状況が続きました。その結果、アオハタ47cmを筆頭に30cm以上を10匹、キジハタは38cmを筆頭に3匹、ウッカリカサゴは38cmを筆頭に5匹、チカメキントキ37cmを筆頭に3匹が上がりました。小さい魚はリリースをしているので、釣れた数はもう少し多いです。
 午後1時半からは魚種が大きく変わり、いきなりヒラマサ70cmが上がりました。一気に実習生の熱気が高まり、次は自分の番だと言わんばかりに竿をしゃくる動作に力が入ります。しばらく釣れない時間がありましたが、一瞬ではありましたが時合が来てくれました。左舷側だけ次々に竿を曲げ、船内は一時騒然となりました。上がってきたのはレンコダイやシイラ、ハガツオ、なんとクロマグロ(ヨコワ)まで顔を見せてくれました。以降はポツポツとレンコダイがあがりました。終了間際に待望の魚に出会えました。人だかりの先に竿を大きく曲げ、間違いなく大物であろう魚と格闘していました。険しい表情が物語るように魚の力強い引きを必死に堪えながら、見事釣り上げることができました。81cmのブリ!やりました!

          アオハタ


         ウッカリカサゴ


     クロマグロ!!(ヨコワサイズ)


       シイラ50cm級


        ヒラマサ70cm


         ブリ81cm

海洋科2年生航海実習 20日目

2020年11月6日 12時05分
2年生

       正午位置 緯度 N35°-58.7´ 経度 E133°-25.4´(隠岐東方海域漂泊)
 昨日の前半操業班は午前9時からデータまとめを行いました。Excelを使用し、1時間程度で終えました。前半よりも後半で釣果が良い結果となりました。また、イカ釣り機と合わせた合計が40匹程度でした。
 午後は残っていた漁業の課題に取組みました。イカ釣り実習の操業方法やイカの鮮度変化、実習の感想を書いてもらいました。
 明日はジギングによる釣り実習を行います。私自身経験のないジギングという釣り方で、ほとんどの実習生が初挑戦になります。半信半疑で釣りをする実習生もいると思いますが、大物を釣りあげる夢が膨らみます! 明日の釣果報告に期待しておいてください!

      イカ釣り機の片付け作業

      夕食はおでんと鶏肉サラダ

海洋科2年生航海実習 19日目

2020年11月5日 09時41分
2年生

       正午位置 緯度 N35°-32.7´ 経度 E133°-18.1´(美保湾錨泊)
 今日も空き時間に希望者で釣りをしました。昨日よりもたくさん釣れました。
午前・午後で2班に分かれ、明後日予定されているジギングの講義と釣り糸の結び方を練習しました。今回ジギング初挑戦に実習生もいますし、ルアーで魚を釣ったことのない実習生もいます。記念すべき1匹を釣ってほしいと願っています。
 午後6時半からイカ釣りの操業が始まり、前半の部では実習生の手釣りで4匹のスルメイカを釣ることが出来ました。イカのいる水深が深く、しかも120号の錘を使っているので、なかなかイカが乗った感触はわかりづらい状況ですが、コツをつかんで1匹、2匹と釣りあげる実習生がいます。午前の部では、実習生の手釣りに釣機と通信長の数を合わせれば、20匹以上になります。午後10時に前後半を入れ替えた直後から早速、イカを釣りあげていました。

           ヒラメ

           マサバ

         今日2匹目

        外套背長の測定

海洋科2年生航海実習 18日目

2020年11月4日 12時40分
2年生

       正午位置 緯度 N35°-32.7´ 経度 E133°-18.1´(美保湾錨泊)
 午前6時起床、まだ真っ暗の中、漁船が若鳥丸の周辺に数隻ほど操業していました。大山の麓から朝日が昇り、だんだん明るくなってくると、先ほど操業していた漁船は刺網漁をしていたことがわかりました。
 午前9時からイカ釣獲結果をExcelソフトを使用してまとめました。スマホのタッチパネルに慣れている実習生ですが、PCのキーボードを打つのは苦手なようで、てこずる者も見られましたが、1時間以内に入力作業を終えることができました。その後、1回目と2回目の操業の釣獲結果に差が見られたことに関して、海洋観測結果から推測できる内容を確認しました。
 午後はコース別に実習を行うことができました。船長コースはウィンチ操作の実習を、技術コースは、冷却海水の配管図面と現物を見合わせながら配管のつながりやバルブの位置を確認したり、実際にバルブを閉めて海水ストレーナの詰りを確認する作業を行いました。
 午前・午後の課業が終わってから、短時間ではありますが希望者のみで釣りをしました。ビュンビュン風の中、寒さを忘れて釣りに没頭し、サゴシやシロサバフグを釣りあげました。

      イカ釣りのデータまとめ


床板をはぐって配管と図面を見合わせながら実際の配置を確認

       60cm級のサゴシ

海洋科2年生航海実習 17日目

2020年11月3日 12時59分

      正午位置  N36°-20.0´   E133°-54.4´(鳥取港)

 午前6時に起床、雨が勢いよく降っていて体操ができませんでした。今朝は実習生の動きが鈍く、朝食もあまり手を付けていないようでした。
 午前9時半から部屋の掃除をしました。床は掃除機と水拭き、ゴミを捨てたり、ベッドの上の荷物の整理整頓をしました。
 午後2時鳥取港を出港しました。副担任の水口先生が綱外しと激励に駆けつけてくださいました。お忙しところ、ありがとうございました。
 明日の夕方から予定されていたイカ釣り実習ですが、海が時化る予報なので、1日延期にします。今日の夕方には美保湾で錨を下ろし、明後日(11/4)の夕方頃までこの状態です。実習生の率直な気持ちとしては、美保湾で錨泊するなら境港に入港したいといったところです。さて、毎日のようにカップ麺を食べている実習生がいて、その食欲に驚きですが、そろそろそのカップ麺が底を突くようで、先生や他の実習生にねだる場面がありました。あと1週間を切ったから、我慢しようとは言いましたが、、、。


       昼食はミートパスタ             


         操舵の様子 


      燃料噴射ポンプに油差し

 

海洋科2年生航海実習 16日目

2020年11月2日 10時09分
2年生

        正午位置 緯度 N36°-20.0´ 経度 E133°-54.4´(鳥取港)
 まず日報に訂正がありましたので、ご報告いたします。10月30日の日報に、ケンサキイカが釣れたとご報告させていただきましたが、間違いでした。申し訳ありません。釣果はスルメイカ29匹のみになります。
 午前6時に起床、岸壁で体操とランニングを行いました。午前8時から上陸を許可し、歩いてイオン方面に向かいました。午後5時の帰船点呼には全員が揃いました。久しぶりにかなりの距離を歩いているので、くたくたに疲れていると思いますが、思う存分に楽しめたようです。どこに行ったか聞くと、イオン以外にもボウリングやバッティングセンターで体を使って楽しんだり、釣具屋めぐり、賀露の有名店で海鮮丼を食べたり、賀露市場やかにっこ館に行ったり、近くの千代川でサワラを釣ってきた実習生もいました。
 明日は予定通り午後2時に鳥取港を出港します。これから天気が崩れ、3日にかけて波が高くなる予報なので、もうしばらく鳥取港にいて、海が穏やかになってからの出港がいいというのが本音のようです。船酔いになりたくないという気持ちが強いみたいですが、この航海実習もあと1週間になりました。船酔いに負けずに最後まで頑張ってほしいと思います。

         舷門当直①

         舷門当直②

海洋科2年生航海実習 15日目

2020年11月1日 08時06分
2年生

        正午位置 緯度 N35°-38.7´ 経度 E133°-54.4´
 午前8時半に揚錨し、鳥取港に向けて出航しました。午前中は自主学習とし、午後2時の入港前に学校から出された課題を回収しました。課題が終わっていない実習生は上陸できないと言い続けてきたので、すべて終えている実習生がほとんどでした。明日の日中は、班ごとに自由行動とします。若鳥丸が停泊している場所から街に出るまで徒歩だと40分程度かかります。良い運動になると思いますが、タクシーを利用する実習生もいるでしょう。どちらにしても、最初で最後の寄港地活動ですので、好きなものを食べたり、行きたいところに行くなど、有意義な時間を過ごして欲しいと思います。

        舷門当直の様子

海洋科2年生航海実習 14日目

2020年10月31日 14時58分
2年生

        正午位置 緯度 N36°-03.0´ 経度 E133°-01.1´(浦郷湾)
 イカ釣り実習後半の部(22時から翌日3時)では、タナをさらに深く120~130mに変更してから、スルメイカに混じりケンサキイカも揚がりました。スルメイカとケンサキイカは22cm級が主体でした。前後半合わせて50匹程度の釣果を得ました。日中は昨夜とれたスルメイカの解剖実習を行いました。雌雄の見分け方や内臓の構造などを観察し、スケッチしました。解剖したイカは一夜干しにしてみました。早速焼いて実習生に食べてもらうと、美味しいと好評でした。
さて、今日の操業海域は隠岐海峡、水深は80mほどで、昨夜の漁場よりも浅い場所になります。
 釣果はどうか・・・。釣れませんでした。自然相手ですから、全くダメな時もあります。

        スルメイカの解剖

      一夜干しをつくってみた

    自動イカ釣り機 疲れ知らずだが・・・

     あきらめずにがんばりました

海洋科2年生航海実習 13日目

2020年10月30日 11時41分
2年生

       正午位置 緯度 N36°-03.3´ 経度 E133°-01.0´(浦郷湾)
 午前6時起床、湾内は穏やかで、数隻の漁船が外海に向かって走り去っていきました。午前9時から甲板長による操業説明がありました。イカの釣り方や注意事項を丁寧にご指導いただきました。
 午後は、自主学習とし、まだ課題が終わっていない実習生が食堂で勉強しました。
午後7時頃から操業を開始、イカ釣り機で2匹釣れたものの、後が続きません。実習生は最初、80号の錘で浅いタナを探っていましたが、仕掛けが斜めに入り、期待できません。錘を120号に変更し、100mあるテグスをすべて出してやると、待望の1匹(外套背長22cm級)が揚がりました。これからだと集中してやるものの、なかなか釣れません。結局、前半の部では実習生の手釣りは4匹のみ、機械は3匹と低調に終わりました。後半(22時から翌日3時)に期待です。

       甲板長のイカ講義

       スルメイカ釣れた!



 なかなか釣れない状況だけに、釣れた喜びは大きい