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日誌

海洋科2年生航海実習 2日目

2020年10月19日 08時35分
2年生

     正午位置 緯度 N35°-30.4´ 経度 E133°-19.4´
 午前6時起床、船内は快適な温度に保たれているのですが、体操のために外に出ると、防寒着が必要なほど冷え込んでいました。ちょうど体操中に、日の出を迎え、徐々に冬に近づいているのを感じました。航海中は走ることができないので、体操の後に岸壁周りを1周走りました。朝の適度な運動はとっても気持ちが良いです。
出港式では校長先生をはじめとする諸先生方、卒業生、在校生、そして保護者の方々に見送られ、実習生はとても嬉しかったようです。また、国際航海のような盛大な式典を行っていただき、ありがとうございました。実習生は「頑張ってきます」という気持ちになってくれたと思います。
 出港して間もなく、美保湾で操練を行い、13時前に昼食をとりました。昼食後、当直業務を開始しました。当直業務は2時間の交代制で、1日3回程度行ないます。
軽い船酔いの実習生もいますが、ミーティング後にゲームをしたり、課題に取り組む元気があります。体調不良者1名は熱と頭痛があったので、別室で休ませています。夕方には熱が下がっていましたが、頭痛が残っているので、翌朝まで別室で休ませることにしました。

        実習生代表挨拶

          花束贈呈

        「行っていきます」

          機関当直

海洋科2年生航海実習 1日目

2020年10月18日 08時39分
2年生

 海洋科2年生の第5次「若鳥丸」乗船実習が始まりました。集合時間に実習生全員が集まり、健康チェックシートの点検を終え、全員が若鳥丸に乗船することができました。乗船式では実習生の態度に問題があり注意を受けることになりましたが、私自身にも反省すべき点があることに気づかせていただきました。

 午前中は1時間かけて食料を積込み、ベッドメイキングを終え、昼食には大盛りパスタが出ました。育ちざかりの実習生はほぼ完食していました。午後からは退船経路確認、船長講義と続きました。船長講義では、実習船教育の意義を丁寧に説明していただきました。より一層やる気が出る内容でした。夕食はカレー、船内の食事の中で人気のある定番料理です。

 夕食後は、船内清掃、読書、ミーティングを行いました。この長期航海では専門教科の課題に加えて、普通教科においても課題が1科目につきB4用紙両面2枚程度出ています。14科目程度あるので、かなりの量になります。計画的に進めないと終わらないので、早速、空き時間に進める実習生が多くいました。

 明日はいよいよ境港を出港します。

       乗船式、生徒代表挨拶

          食料積込み

         カレーライス

           読書

海洋科2年生航海実習4日目

2020年9月13日 13時39分

正午位置  緯度 N34°-11.0´ 経度 E130°-49.6´(観音崎沖合)

 朝7時揚錨し、境港に向けて出航しました。早朝は雨が降っていましたが、午前9時にスタートした関門航路見学の時には止んでくれました。昨日と同じ航路ですが、逆向きになり、見え方が違ったり、各々に新しい発見があったりしました。往来する船舶も異なり、総トン数10,000トン以上の貨物船とすれ違いました。同じ航路を2度見られて良かったと思いました。航路を抜け、次第に波が高くなり、慣れない実習生は歩行が困難なほどの揺れが続きました。船酔いをせずに帰港させてくれませんでしたが、これも航海の大きな経験です。船酔いの辛さを味わったことを、次の航海に活かして欲しいと思います。
 海洋技術類型の実習生が午後1時から発電機の始動・停止の実習を行いました。一つ一つ教わりながら、自分で動かすことができ、とても楽しかったようです。「船酔いが辛かったけど良い経験になりました」と今日の感想に書いてありました。実習生の多くは明日の入港に備えて早めに寝むりについているようです。
朝7時揚錨し、境港に向けて出航しました。早朝は雨が降っていましたが、午前9時にスタートした関門航路見学の時には止んでくれました。昨日と同じ航路ですが、逆向きになり、見え方が違ったり、各々に新しい発見があったりしました。往来する船舶も異なり、総トン数10,000トン以上の貨物船とすれ違いました。同じ航路を2度見られて良かったと思いました。航路を抜け、次第に波が高くなり、慣れない実習生は歩行が困難なほどの揺れが続きました。船酔いをせずに帰港させてくれませんでしたが、これも航海の大きな経験です。船酔いの辛さを味わったことを、次の航海に活かして欲しいと思います。
 海洋技術類型の実習生が午後1時から発電機の始動・停止の実習を行いました。一つ一つ教わりながら、自分で動かすことができ、とても楽しかったようです。「船酔いが辛かったけど良い経験になりました」と今日の感想に書いてありました。実習生の多くは明日の入港に備えて早めに寝むりについているようです。


   関門海峡大型船と行き会う


関門海峡での操舵実習(ドキドキ緊張感満載)


      発電機の点検


     夕食は、ステーキでした

海洋科2年生航海実習3日目

2020年9月12日 09時16分
2年生

正午位置 緯度 N33°-56.1´ 経度 E131°-03.3´(関門航路通過)
 今朝は予報通り雨が降ったので、体操やデッキウォッシュができませんでした。時間調整をして、午前10時30分から関門航路の見学を行いました。1年生の下関航海で通った航路ですが、今回は航路を通り抜け、瀬戸内海に入ることができました。船長類型の実習生は昨年と違い、座学で得た知識を実際の目で見ることで確実なものにしてくれたと思います。また、航路の標識や信号を海洋技術類型の実習生に教えてくれました。航路通航中、船橋当直をしていた実習生1名が行先信号の掲揚、関門マーチスとの交信、そして操舵を任せてもらっていました。初めての経験ではありますが、落ち着いて対応することができ、若鳥丸乗組員から良かったと褒めていただきました。彼だけではなく、積極的にいろいろなことを吸収しようとしています。コンパスデッキに上がると、吹き抜ける風は心地良く、朝の雨がうそだったように、気持ちの良い航路見学になりました。
 食べ応えのある昼食を挟んで、午後2時過ぎに錨を下ろし、このまま山口港沖合で錨泊することになりました。船長類型の実習生は投錨の様子を見学しました。明日の早朝に揚錨し、境港に向け出航します。あっと言う間に折り返し地点となりました。残りの乗船実習、悔いのない一日にするようにと実習生に話しました。


       関門航路で操舵

        関門大橋

         機関当直

        夜の読書

海洋科2年生瀬戸内航海2日目

2020年9月11日 11時36分
2年生

正午位置 緯度 N35°-30.5´ 経度 E133°-18.7´(美保湾)
 食当以外は朝6時に起床し、朝日を浴びながら体操やランニングによって、体を動かしました。今朝は気温が下がり、清々しい気持ちで出港の日を迎えることができ、天候に恵まれたように感じました。出港式では、生徒代表が、今航海の抱負を述べてくれました。また、校長先生をはじめ、本校の教職員、保護者の方々が見送りに来ていただきました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。出港後まもなく、美保湾で操練を行い、14時から実習生の当直業務がスタートしました。実習生の思いはそれぞれですが、ある実習生は学校では見られない生き生きとした姿を見せてくれました。双眼鏡越しに見える海や船に、終始興奮気味でした。若鳥丸乗組員の一言一言が彼の心にしっかりと届いているようですし、そういう姿が見られることをうれしく思います。各々、充実した時間になったのだろうと思います。夜のミーティング後に差し入れの高級なアイスクリームを頂きました。ありがとうございました。明日は引き続き当直業務を行いながら、関門海峡を通って瀬戸内海に入る予定です。船酔いをした実習生は1名、腹痛や頭痛を訴える者もいましたが、一時的なものだったので問題はありません。


      早朝ランニングの様子

      出港式校長先生挨拶

       出港式船長挨拶の様子

       生徒代表挨拶

海洋科2年生 航海実習1日目

2020年9月10日 11時37分
2年生

 海洋科2年生の「若鳥丸」乗船実習が始まりました。先週末から続いた大型の台風が抜け、ようやく乗船することができました。今日の停泊中に、自分たちが食べる食料を積み込み、船内生活の心構えを確認し、明日の出港に備えることができました。実習初日、揺れないこともあって、とても元気で、食事もしっかりと食べていました。早速、夜のミーティング後に差し入れのプリンを頂きました。ありがとうございました。明日からの航海実習では、本格的な当直業務が始まるので、それをしっかりと覚えてもらいたいと思います。

     乗船式の実習生代表挨拶

       夕食は美味しいカレー

海洋科3年 航海実習5日目

2020年7月13日 13時51分
3年生
 航海実習5日目、海洋科3年生、無事に境港へ帰港してまいりました。5日間という生徒たちにとっては短い期間でした。しかし、この実習で有意義な経験を積むことができ、充実した期間であったことと思います。これらの経験を今後の学校生活や進路実現等に活かしてもらえたらと思い、この航海最後の日報とさせていただきます。今後の活躍を期待して、ここに筆を置きたいと思います。 

                                       指導教官 澤野道博

海洋科3年 航海実習4日目

2020年7月13日 11時04分
3年生

 航海実習4日目、今朝は曇り空でしたが、清々しい朝風が美保湾を駆け抜けています。眠たい目をしながらプロムナードデッキで、日課の体操・筋トレを行い、デッキウォッシュと除菌作業を並行して行いました。本日も昨日と同様の実習内容を実施しました。午前の釣り実習は、昨日と比較すると数は変わりませんが魚種が変わりました。今日は、瀬の上に乗ったためカサゴが半数を占め、次いでアジとなりました少数でありますがキジハタやメバルなども漁獲され、それらを釣った生徒たちは興奮していました。特にメバルの30cmやキジハタの30cmが上がった時など多くの生徒が羨ましそうに見つめていて、次は自分が釣ってやるといった表情が印象的でした。
 この航海を振り返ると新型コロナの影響で通常の実習とは異なった内容で実施させていただきましたが、全てにおいて新たな発見や生徒たちの成長が見られた航海となりました。明日で最終日を迎えますが、きっと彼らには有意義な乗船実習となったことに違いありません。残すところあと1日、生徒たちと共に頑張ってまいります。

    朝の体操の風景です。

    キジハタGETしました

海洋科3年 航海実習3日目

2020年7月12日 10時03分

 航海実習3日目、朝からすぐれない小雨まじりの天候でしたが、通常メニューの筋トレとデッキウォッシュ及び船内消毒を行いました。この航海始まって3日目ですが、起床や集合など時間を守り各自が規則正しい生活を行っています。昨日、微熱があった生徒も回復し朝から皆とともに活動を再開しています。前回のオーストラリア航海では、乾燥による風邪や体調不良者が多く出ていましたが、この航海では新兵器(笑)の空気清浄加湿器を生徒室の各部屋に導入していただいたこともあり生徒の体調管理も向上したように思えます。
 本日の実習は生徒たちが大好きな釣り実習を行いました。午前と午後に分かれ行います。午前は食いつきが悪く小型のマゴチが序盤に釣れましたが、中盤より大型のマアジが20尾程度、漁獲されました。正午に船長類型の生徒は太陽の高度を測る実習を行いました。専門教科で課題を出題されているので頑張って計測に励む生徒たちでした。午後の班は午前より多く40尾程度漁獲され、最大で38cmのアジも釣れました。明日も楽しみです。

船長の説明を聞き六分儀を使います


 正午の太陽の角度を計測中です


 本日最大の38cmのマアジ!


30cmオーバーが多く釣れました

海洋科3年 航海実習 2日目

2020年7月11日 10時02分

 航海実習2日目、朝から強い雨が降っていたため、いつもの筋トレとデッキウォッシュは休みとしました。この航海では、新型コロナ対策の一環として、船内各所の手すりやドアノブ等の除菌作業を朝夕に実施しています。本船初めての取組内容ですが、こちらの指示を的確にこなしてくれているので、安心で安全な船内生活を送ることが出来ます。今日の実習は、本船でも初めての取り組みとなった実習を行いました。船長類型を選択している生徒は錨の上げ下ろし(投錨、揚錨)を船長役、操舵手役、三等航海士役に分かれ、役割作業を行いました。海洋技術類型は、若鳥丸の主機の燃料噴射弁の分解と整備、組立て、燃料噴射実験を実施しました。どちらの実習もこれまで行ったことのない実習でしたので、生徒たちも緊張感を持って真剣に取組むことが出来ました。これらの実践的な実習は、彼らの将来に役立つ経験となったことと思います。現在、この航海で船酔い者は0名ですが、微熱の生徒が1名いますので大事をとって個室で休養させています。明日からは釣り実習!はたして大物は釣れるのか?こうご期待!

  投錨・揚錨作業(船首甲板)


船橋からの投錨・揚錨指示(的確に!)


  燃料噴射弁の分解・整備


   燃料噴射弁の組立て