本日は、図書室オリエンテーションがありました。1年1組の生徒は、図書館司書の北脇司書から、岩美高の図書室にある本のジャンルや総数、本の扱い方や借り方など説明を聞きました。

図書室のオススメコーナーには、最新のトピックに関連する本が並ぶエリアもあり、生徒たちの興味を引きつける工夫が施されています。

説明の後、生徒たちは自由に本を選び、中には授業中に早速本を借りる生徒もいました。みんな積極的に図書室を活用する意欲が高まっている様子がうかがえました。
「本は心の栄養」。たくさん読んで、知識・知恵・想像力を培ってください。

岩美高校は、全員が部活動参加。
本日、1年生は各々が決めた部で、部結成を行ないました。
○部活動は10部。
陸上球技部、テニス部、バドミントン部、卓球部、男子バレー部、女子バレー部、硬式野球部、ウエイトリフティング部、吹奏楽部、手話部。

野球部の様子

ウエイトリフティング部の様子

女子バレー部の様子

吹奏楽部の様子
○同好会は4部。
茶道同好会、文芸同好会、英会話同好会(ESS)、部落解放研究部。

文芸同好会の様子

英会話同好会(ESS)の様子
先日の部活動説明会の後、1年生は数日かけて自分が高校で活動していきたい部を見学・体験し、本日を迎えました。
部活動ごとに各教室に分かれ、顧問教諭のお話を聞き気持ちを引き締めた後、先輩たちは、後輩を温かく迎え、部員のひとりひとりが自己紹介をするなどして盛り上がりました。
1年生のみなさん、それぞれの活動を楽しみながらしっかり頑張ってください。
国際クルーズ船「ル・ソレアル」が本日、浦富海岸沖に停泊し、松島遊覧船乗り場で、岩美高校生たちと楽しい交流のひと時を過ごしました。
クルーズ船より小型ボートで次々と松島遊覧船乗り場に到着した乗客らを、町営塾ハローイワッツで放課後英語の学習に励んだ2、3年生4名と、吹奏楽部ブルーマーティンオーケストラがもてなしました。

半そででも過ごせるくらいの温かい気温とお天気に恵まれ、乗客は朝食の海鮮丼に舌鼓をうちながら、岩美高校吹奏楽部の演奏を楽しんでいました。
「名探偵コナンのテーマ」など、アンコール曲と合わせて4曲を演奏。
演奏が終わるたびに、乗客から大きな拍手をいただきました。
吹奏楽部部長の中尾さんは、「今日の演奏はめちゃめちゃ楽しかった。乗客の方に楽しんでもらえるよう、できるだけ笑顔で演奏しました。」と本日のパフォーマンスを大いに楽しんだようです。

アルトサックスのソロパートで活躍をしてくれた3年生の植田君は「いろんな方の前の演奏は楽しかった。演奏し終わった後の拍手が大きくてうれしかった。」とコメントしてくれました。

ハローイワッツメンバー4名は、英語やフランス語であいさつをしたり、本日の感想を聞いたりし、乗客とコミュニケーションをとり交流をたのしみました。

英語やフランス語で会話をした2年生の谷口君は「フランス語の簡単な自己紹介をして仲良くなれた。とても良い刺激をもらった。」、3年生の上田君は、「英語で話しかけてみたが、事前に準備しておくことが大切だと実感した。」、広岡君は「すごく緊張した。英語圏でない方との会話は難しかった。英語でもっと話したかった。」、谷口君は「外国の方と話をしたとき、一瞬なにもしゃべられなくなってしまったけど、この経験がもっと語学を勉強しようという思いにつながった。」とそれぞれ本日の体験を振り返りました。
最後は、遊覧船でクルーズ船の近くまで行き、手をふって見送りました。

様々な国からの乗客との出会い、そして音楽や多言語での交流は、大変貴重ですばらしい経験となりました。
本日は、対面式と部・同好会紹介を行いました。

2、3年生が1年生を拍手で迎えた後、生徒会長の内田くんから歓迎の言葉がありました。
内田くんは、「新入生のみなさん、入学おめでとうございます。2・3年生全員が皆さんを歓迎しています。
岩美高は、日々の授業・学習に一生懸命とりくむことで、社会のどこでも通用する人間になれる学校です。この学校で学べてよかった。成長できたと思えるような学校生活を共に過ごしましょう。」と挨拶しました。
続いて、新入生を代表して、水口くんが「昨日入学式を終え、少しずつですが高校生としての実感が湧いてきました。一日も早く岩美高での生活に慣れ、先輩たちと良い関係を築いて行きたいです。まだまだ未熟で、先輩方にいろいろお世話になることも多いと思いますが、よろしくお願いします。」と挨拶しました。

新入生歓迎の印として、生徒会執行部より各クラスの代表に花束を贈呈しました。
1年1組を代表して受け取ったのは結城さん、1年2組の代表は湯村さん。先輩からのプレゼントに照れながらも喜んでいるようでした。

そして、気になる岩美高のマスコットキャラクター「イワッツ」の紹介です。
イワッツへのインタビューと通訳を務めてくれたのは、2年生の池平さん、川上さん、岡本くんです。
かわいらしいイワッツの好きな食べ物や特技などを聞き、1年生の緊張が少し緩んだ様子でした。

イワッツの紹介のあとは、4月から2年1組で一緒に学校生活をスタートするメキシコからの留学生、レヒナさんの紹介もありました。レヒナさんは、1回目よりさらに日本語が上達していて、笑顔をうかべながら自己紹介をする場面もあり、少しずつ岩美高に馴染んできているようです。

対面式の後は、部紹介がありました。
岩美高では、全校生徒が部活参加です。15の部・同好会がそれぞれの魅力を紹介し、新入生の入部を歓迎しました。

陸上競技

テニス部

バドミントン部

卓球部

男子バレー部

女子バレー部

硬式野球部

ウエイトリフティング部

吹奏楽部

手話部

部落解放研究部

ESS同好会

茶道同好会

文芸同好会

生徒執行部
今日の対面式と部活動紹介で、1年生は、学校生活への期待が膨らんだ事でしょう。明日以降も新しい環境を楽しみながら頑張ってください。

本日、令和6年度入学式を行いました。
桜が満開で晴天に恵まれた今日は、新一年生の門出を応援してくれているようです。
新入生は、保護者の見守る中、拍手で迎えられました。
開式の辞に続いて国歌斉唱、そして、入学許可書授与。
一人一人の名前が呼ばれその場に起立し、新入生59名を代表して田中さんが壇上で学校長から入学許可書を受け取りました。

学校長式辞では辻中校長が、「岩美高校は、今年で創立77周年を迎える歴史と伝統のある学校です。多くの卒業生が現在、地元、日本、そして世界で活躍しています。今日は、そんな岩美高校の卒業生の中から、現在世界を舞台に活躍されている先輩を紹介します。岩美町にある株式会社フジタの代表取締役藤田豊博社長は学生時代、テニス部で活躍、勉学では生物、特に植物学に興味を持ち勉強をされていました。地球温暖化やヒートアイランド現象に対し危機感を持ち、20年の長い年月をかけて、マイナス40度の極寒でも、50度の灼熱の気温でも100日間水がなしで生きられる植物の品種改良に成功し特許を取られ、この植物を屋上緑化に用いることで、環境問題の解決に貢献されています。」と話しました。また、藤田社長から新入生へ入学のお祝いと激励のメッセージを辻中校長が代読しました。

新入生代表宣誓では、新入生を代表して、髙村くんが「本日より、岩美高校生として本校における校則をしっかりと守り、同級生や先輩とともに充実した学校生活を築いていくことを誓います。」と力強い決意を宣誓してくれました。

来賓祝辞では、PTAの南部茂会長から「本日はご入学おめでとうございます。岩美高校は、小学生との手話交流や梨狩り体験、観光PRポスターの作成といった特色ある楽しい学びがたくさんできる学校です。その学びの中から将来なりたい職業や行きたい学校に進めるようチャレンジして夢をかなえていってください。長いようで短い3年間です。友人と楽しく充実した学校生活を祈念してお祝いの言葉とかえさせていただきます。」と祝辞をいただきました。

その後、校歌斉唱をして入学式は閉式しました。
新入生と保護者に向けて職員紹介を行なった後、新入生たちは各教室に入り、初のホームルームを行いました。

本日より、新しい1年がスタートしました。
9名の教諭を迎え新しい気持ちでスタートしました。着任教諭を代表して、岡森教頭が「今日、みなさんと合えるのを楽しみにしていました。今年着任した私たちの使命は、岩美高校生のよりよい未来を実現するために最大限に努力すること。精一杯がんばりますので、よろしくお願いします。」と挨拶しました。

続いて、始業式が行なわれました。学校長式辞では、辻中校長が「新学期を迎えるにあたり、自分を好きになることに目を向けてほしい。だれでも、自分の好きなところを答えるよりも、嫌いな所を答える方が簡単だ。試合や勉強で良い成績が出なかったときや、テストや試合を控えて不安なとき、失敗して落ち込んでしまうこともあるでしょう。しかし、そんな自分を嫌いになるのではなく、好きになるようにしてみたらどうだろう。落ち込んだり、不安をかかえたりする気持ちを持つことは悪いことではない、むしろ問題と向きあっている素敵な姿ではないでしょうか。みなさんがこの1年、自分を好きになり、楽しい1年が送れるよう願っています。」と挨拶しました。

次に留学生の紹介がありました。メキシコからの留学生のレヒナさんは、2年1組の生徒として1年間岩美高で学びます。レヒナさんは「レヒーとよんでください。私は日本のアニメが大好きです。岩美高に来られたことにとても感謝しています。仲良くしてください。」と日本語と英語で挨拶をしました。

そして、生徒たちお待ちかね、担任の先生や学年主任の先生が発表になるドキドキの瞬間、職員の校務分掌が発表されました。生徒たちは拍手で発表を聞き、笑顔をのぞかせていました。よい1年がスタートしそうです。

今回で2回目となった鳥取県東部高野連の強化試合が、4月6日(土)と7日(日)にヤマタスポーツパーク野球場で行われました。今年度は2日間かけて、広島商業高校と鳥取西高、岩美高、鳥取商、鳥取工の4校が対戦しました。
岩美高校は、4月6日の第二試合で戦いましたが、2-15で負けとなりました。
高校野球の古豪 広島商業と試合を行うことにより、多くの学びが得られ、野球部全体のモチベーションとレベルの向上につながりました。




岩美町の株式会社フジタさんが取り組みを行なわれている、常緑キリンソウの緑化活動は、日本国内だけでなく海外でも注目を集めています。この活動に賛同し、NYでの活動を展開するGROW EXTERNSHIPSの研究者3名が、フジタ株式会社のフジタ社長と共に岩美高校を訪問しました。

訪問の際には、辻中校長との意見交換が行われ、昨年の交流を振り返りながら、本年度も生徒たちとの交流を通じて、国際的な視野を広げ、環境問題に対する理解を深めていく意向を話し合いました。
さらに、オンラインでの交流を含め、昨年以上に交流の機会を増やしていくための様々なアイデアが提案され、活発な意見が交わされました。

この有意義な会に加え、GROW EXTERNSHIPSの事務局長であるマックス・ラーナー氏からは、ロゴマーク入りの素敵なキャップが贈呈され、3者間の結びつきが一層深まる素晴らしい機会となりました。

本日で、3学期が終了です。
大掃除のあと、体育館で表彰式、終業式、離任・退任式が行なわれました。
表彰式では、学業成績優秀賞と皆勤賞が表彰されました。
学業成績優秀賞部門では、2年1組の森さん、1年2組の岡田さんが生徒を代表して、表彰状を受け取りました。

皆勤賞の部門では、2年2組の山本くん、1年1組の田中くんが生徒を代表して、表彰状を受け取りました。

引き続き、終業式が行なわれました。学校長式辞では、辻中校長が「成長のための2つの基準」についてのお話がありました。
1つ目は、部活や勉強、進路において目標をもち向かうこと。
2つ目は、自分の感情や衝動を抑え、相手を思い言動すること。特に2つ目について強調され、人を思いやる基準をもって新学期を迎えられるようにと述べました。

学校長式辞の後、吹奏楽部による演奏で校歌斉唱を行ない、第3学期終業式がおわりました。
そして、離任・退任式。
10名の職員が壇上にあがり、辻中校長が一人一人とのエピソードや思い出を振り返りました。

離任する職員を代表して、三浦教頭から挨拶がありました。
三浦教頭は、2年前の就任時を思い返し、「コロナ禍まっただ中にスタートした岩美高校での生活でしたが、生徒のみなさんの日々の生き生きした姿に元気をもらいました。幼い子どもは常識や型にはまらない発想ができる。みなさんも、既成の概念にとらわれない発想の豊かさと人を思いやる姿勢を持って高校生活を送ってほしい。」とメッセージを送りました。

最後に、生徒会執行部の生徒が花束贈呈をし、思いがあふれて涙ぐむ生徒も見られ、言葉では言い表せないほどの感謝を伝えているようでした。

昨年10月に、岩美高生がデザインの製作に携わった「岩美町看板」が、岩美道路の東浜IC出口に完成しました。
この看板は、岩美道路を車で通行する際、ここが岩美町であると視覚的にPRする看板。
岩美町商工観光課と市内の看板会社が、高校生のフラッシュなアイデアを取り込みたいと意見交換を行ない製作が進められてきました。
意見交換会で生徒たちは、フレーズについて活発な意見を出し、それらの意見がそのまま形となった看板となりました。

本日、完成した実際の看板を見に行ったのは、1年生の尾崎君と山本君、2年生の小島君と小林君。
4名の生徒の感想は、
「近くから見ると想像以上に大きく、インパクトがあると思いました。」
「この看板を見て、岩美町に立ち寄る観光客が増えてほしい。」
「ようこそ!はありきたりと思ったので、待っとったで!といった方言がいいと意見を出しました。」
「あがるぜ!くつろげ!といった表現はいままでしていなかったフレーズなので、若い人にも興味を持ってもらえたら嬉しい。」とそれぞれの思いを語っていました。

この看板は、岩美町を象徴するものとして、何十年にもわたって残るものなので、制作に携わった生徒たちにとって、文字通りの大きな高校時代の思い出となることでしょう。
日本海新聞 令和6年3月22日掲載
