令和6年度の情報モラル講演会が開催されました。今回の講演会には、デジタル・シティズンシップエデュケーターの今度(いまど)さんを講師にお迎えし、スマホやインターネットの利用において知っておくべき基礎知識、悪用の実態、そして上手に付き合うためのポイントについて詳しくお話しいただきました。

現代の私たちの生活において、スマホやインターネットといった情報機器は欠かせない存在です。しかし、その便利さの反面、使い方を誤ると大変危険なものとなり得ます。今回の講演では、情報モラルの知識を持つことで、良き使い手、良き市民、そして良き情報社会の一員となるために、一人一人がルールやモラルを守ることの大切さを学びました。

インターネット上の情報は全てが正しいわけではありません。今度さんは、情報の正しさを見極めるため、1.情報の出どころをチェックする。2.他のサイトやメディアでも情報を調べる。3.見出しだけ読むのはやめる4.記事の日付をチェックする。5.誰が書いたか確かめる。6.見たい情報だけを見てしまいがちなので、フィルターバブルを打ち破るために多様な情報を意識的に探す。の6つのポイントを教えてくださいました。また、正しい情報であっても、その情報を広めることで誰かを傷つけてしまう可能性があります。情報を広める前に、その情報を本当に広める必要があるかどうか、行動する前に立ち止まって考えることが重要であることを学びました。さらに、SNSとの上手な付き合い方についても学びました。オンライン上で行動する際には、以下の3つが大切。1.一旦立ち止まる。2.投稿していいか考える。3.困った時には信頼できる人に相談する。
講演の最後には、生徒会長の内田君が「本日の講演ありがとうございました。今日学んだマナーや知識を意識し、インターネットの使用を慎重に行いたいと思います。」と謝辞を述べました。

今回の講演会は、生徒たちは情報機器との向き合い方や情報モラルの重要性を再認識する良い機会となりました。
本日の3年3組介護福祉研修では、岩井あすなろから青木さんと引地さんを講師にお招きして、「食事の介助」の研修を行いました。
私たちは普段、何気なく食事をしていますが、高齢者や障がいを持つ方々にとって、食事は大きな挑戦です。研修では、まずそのことを理解することから始まりました。講師の方々の指導のもと、生徒たちは二人一組になって介助の研修をしました。

今回の研修では、トロミを付けたお茶やポカリスエット、ゼリーやプリンなどを安全かつ快適に食べさせる方法を学びました。生徒たちは、介助する役と介助される役に分かれて実践。介助する側は優しく声をかけながら食事を口に運びました。さらに、口の片方に絆創膏を貼って、口が半分しか開かない状態を再現し、難易度を上げた体験も行いました。

研修は楽しく進みましたが、生徒たちは体の不自由な方々への介助がどれほど大変であり、また重要であるかを実感している様子でした。この貴重な体験を通じて、介助の技術だけでなく、介助される側の気持ちに寄り添う大切さも学びました。
東京2025世界陸上におけるジャマイカ選手団の事前キャンプが、鳥取市で実施されることが正式に決定しました。これを受け、5月30日(木)に世界陸上ジャマイカ代表選手団 事前キャンプ協定締結記念レセプションが行われ、レセプションの中の記念演奏のパートで、岩美高校吹奏楽部「Blue Martin Jazz Orchestra」がステージで見事な演奏を披露しました。


レセプションには、駐日ジャマイカ特命全権大使のショーナ=ケイ・リチャーズ氏、ジャマイカ陸上競技連盟会長のガース・ゲイル氏、鳥取県知事の平井伸治氏、鳥取県陸上競技協会会長の浜崎晋一氏など、多くの貴賓が出席。その前で、吹奏楽部と生徒会執行部の生徒たちは、堂々としたパフォーマンスで会場を盛り上げました。
みなさんが生徒たちと同じステージにあがり、ノリノリで演奏を楽しんでいらっしゃいました。

ショーナ=ケイ・リチャーズ大使は、岩美高校のパフォーマンスを絶賛し、「聴く度にどんどん上手になっていっている」とのコメントを寄せられました。
生徒たちもとても楽しそうな表情を浮かべ、招かれたことへの感謝と誇り、演奏への自信が表れていました。

岩美高校では、総合的な探究の時間に、岩美町をテーマに様々な探究活動を続けています。今年度は「岩美を知る」をテーマに掲げ、生徒が地域の方々と積極的に交流し、学びの機会を増やすことに力を入れています。
5月9日と23日に実施した1、2年生の授業では、主に町内で働く方々を各日10名お招きし、仕事の内容や喜び、課題、そして岩美町での生活についてお話しいただきました。また、5月30日の3年生の授業では、7月の探究発表や進路面接に役立てるため、「聴衆をひきつけるプレゼンとは」をテーマに、元FM山陰アナウンサーで、現在は日野高校魅力向上コーディネーターの稲田茂さんを迎え、プレゼン力向上に資する講演会を実施しました。

6月にはフィールドワークやワークショップも予定しています。これらの探究活動を通じて、生徒たちは地域の方々とのコミュニケーションを深め、岩美町の魅力や課題を自分たちの目で見て感じて学習を進めていきます。
令和6年度の鳥取県高校総体が、5月25日から27日の3日間にわたり盛大に開催されました。岩美高校からは、陸上競技部、テニス部、卓球部、バドミントン部、男子バレー部、女子バレー部、ウエイトリフティング部が各会場で熱戦を繰り広げました。
各部門での上位入賞結果は以下の通りです。
女子バレー部
岩美 2[25-12, 25-9] 0 米子南
岩美 2[25-6, 25-11] 0 倉吉東
岩美 2[25-14, 25-22] 0 米子北斗
チームワークを活かし、見事なプレーで優勝・4連覇を果たしました。インターハイでの活躍が期待されます。

ウエイトリフティング部
安次富君(2年)と山本君(3年)は、山口県で行なわれる中国選手権大会へ出場が決定しました。山本君(3年)については、インターハイの基準記録を突破し、長崎県で行なわれるインターハイ出場が決定しました。

陸上競技部
8種目で入賞を果たし中国大会進出を決めました。
男子円盤投:中塚君(3年)優勝・岩村君(3年)第6位。
男子ハンマー投:中塚君(3年)第2位・岩村君(3年)第4位。
男子砲丸投:中塚君(3年)第5位。
男子400m:片山君(3年)第3位。
男子800m:田中君(2年)第5位。
男子4×400mリレー:田中君(2年)・山本君(3年)・藤原君(3年)・片山君(3年)第6位。

テニス部
個人戦では、7名の内3名が2回戦進出。団体戦も2回戦進出。
どちらも3回戦進出には至りませんでしたが、個人戦、団体戦ともに力強いプレーを見せ大健闘しました。

卓球部
ダブルス・シングルスで1勝しました。
緊張感のある試合が続くなか、粘り強さとガッツを見せました。
バドミントン部
団体戦のみの参加でした。結果は米子高専を相手に3-1で敗れましたが、特に3年生はこれまで培った力を充分に発揮することができました。
男子バレー部
岩美 2[25-13, 25-6]0 境港総合
岩美 1[25-18, 20-25, 23-25]2 鳥取工業
昨年度に引き続き、準決勝進出を目指して取り組んできましたが、フルセットの末、鳥取工業高校に敗れてしまいました。直前にけが人がでるなど、万全の状態ではない中でしたが、あと一歩のところまで攻めることができました。この大会で、引退する選手もいますが、3年間勝って喜び、負けて泣いた経験は無駄にはならないはずです。この経験を糧に進路実現を果たしてもらいたいと思います。
生徒たちの熱い戦いに、会場に駆け付けた保護者や先生方の目頭が熱くなる場面も見られました。この悔しさを胸に、次の大会に向けてさらに士気を高め、一層練習に励んでいる様子です。

岩美高校の選手たちの今後の活躍に、どうぞご期待ください!

本日、ジャマイカのテノール歌手、スティーブ・ヒギンス氏(Mr.Steve Higgins)が岩美高を訪れ、生徒たちとの音楽交流会を開きました。日本とジャマイカの外交関係樹立60周年記念事業及び、2025年大阪・関西万博に向けた、「万博国際交流プログラム」の一環です。
ヒギンス氏は、クラシック音楽、ブロードウェイナンバー、バラード、ジャズからフォーク音楽まで、幅広いジャンルをジャマイカンミュージックの要素を取り入れながら演奏する音楽家。ジャマイカ国内はもとより、ヨーロッパやアメリカなどで数多くのソロリサイタルを開催されています。
校長の挨拶のあと、生徒会長の内田くんが「ようこそ、岩美高校へ。この日を楽しみに待っていました。今日は、お忙しい中お越しいただきありがとうございます。楽しいひと時を一緒に過ごしましょう。」と歓迎の言葉をおくり、岩美高校吹奏楽部が歓迎演奏を披露しました。

そして、待ちに待ったヒギンス氏のステージ。
「上を向いて歩こう」の日本語による熱唱や、ジャンベを使用したノリノリの歌で会場を盛り上げてくださいました。



質問コーナーでは、生徒が
・なぜ歌手になろうと思ったのですか。
・日本に来るのは初めてですか。日本のどこにいってみたいですか。
・心を動かされた言葉はありますか。
・好きな曲はなんですか。
などの英語での質問に対し、ヒギンス氏は笑顔で答えてくださいました。


演奏の最後は、ヒギンス氏と吹奏楽部によるOne Loveのセッション。全校生徒とヒギンス氏は、大きな1つの輪になって歩き、3度もアンコールを行いました。

プロの音楽家のパワフルな声量を目の前で聞ける貴重な国際交流イベントは、大盛況で幕を閉じました。


本日、鳥取県スポーツ協会より、岩美高校の3つの部活動に対して、強化指定部の認定が伝達されました。この名誉ある認定を受けたのは、ウエイトリフティング部、男女陸上部、そして女子バレー部です。
指定強化部の認定により、各部活動の意識と士気が一層高まり、さらなる成長と成果が期待されます。
今後も全力で練習に励み、地域の期待に応え、スポーツの振興と発展に貢献していきます。
皆様の温かいご支援と応援をよろしくお願いいたします。


本日、PTA総会と教育復興後援会総会を実施しました。
はじめに、令和5年度PTA会長の南部様より挨拶があり、「岩美高校は岩美町との連携がしっかりと取れており、たくさんの手厚い支援を受けています。一緒になって生徒が充実した学校生活を送れるようサポートしていきましょう」と保護者の皆様に呼びかけました。

その後、新役員の改選があり、本年度役員が承認されました。
PTA役員会では、令和5年の事業報告・決算報告の後、令和6年度の事業計画案と予算案報告があり、それぞれが承認されました。
最後に、南部前PTA会長へPTA活動功労者表彰が行われ、青木PTA会長より表彰状と記念品が手渡されました。

続いて、教育振興後援会総会では、本年度役員として、教育振興後援会 南部会長、竹島副会長が紹介されました。会では、令和5年の決算報告と監査報告、令和6年の事業計画案と予算案について報告があり満場一致で承認されました。

総会の後は、クラスに分かれて、学年別研修会と専門部会を行ないました。
学年別研修会では、学年主任が会を進め、教員の紹介や年間行事など、より深く高校生活をご理解いただく案内をしました。


専門部会では、それぞれの分野の専門教諭が今後の活動の説明を行いました。


保護者の皆様におかれましては、長時間にわたるご出席、誠にありがとうございました。
本日は、進路決定を直前に控えた3年生を対象に「親と子の就職・進学説明会」を行ないました。
9時から体育館にて進路講話が行われ、株式会社さんぽうの公認心理師である尾鼻克之さんより、進路決定へ向けた目標の設定方法や心構え、大学入試の現状などについて多岐にわたる情報が提供されました。


講話後は、進学希望者と就職希望者に分かれてガイダンスが行われました。県内外から16校の大学や専門学校、さらには地元企業説明会では3社が参加し、進学者は学校の雰囲気や授業内容を知ることができ、就職希望者は仕事内容ややりがいなどについてリアルな現場の声を聞くことができました。
大学と各種専門学校 16校




地元企業3社


3年生は、進学や就職が現実味を帯びてきていることを実感しながら、真剣な姿勢で説明会やガイダンスに臨んでいました。今後の進路決定に向けて、より具体的なイメージを持つことができたようです。