本日は、前期球技大会が行われました。
種目は、男女ともバスケットボール。男女共に5人制のチームで予選リーグから決勝トーナメント方式で進行しました。試合時間は5分と短いながらも、緊張感と興奮が詰まった白熱のバトルが繰り広げられました。


大会の準備と運営を担当した生徒会執行部のおかげで、試合はスムーズに進んでいきました。


男女とも接戦を繰り広げ、結果は男子3年1組Aチーム、女子1年1組Aチームが優勝を掴みました。
本日、岩美町中央公民館いわみんホールで、3年生の探究学習成果発表会が行われました。
3年生たちは、3月に行われた中間発表からさらに研鑽を積み、本日の発表に臨みました。

地域の協力者の方々もお招きし、10時から12時までの間、13班が発表を行いました。
テーマは、「捨てられるものを使って」「岩美町にこどもが集まるためにみんなで住もう岩美町」「岩美町の観光地を回ろう」「岩美町の空き家を活用し隊」「高齢者の運動について」「岩美町の防災について」「海で楽しむ」「浦富海岸(海とごみ)について」「フレッシュいわみ」「シーカヤック体験」「松葉ガニ」「貝で芸術作品を作る」「マコモダケを発信しよう」と、多岐にわたる内容でした。



地域の課題に対する解決策を探るために、専門家との対話や現地調査を通じて得た知見を元にした発表は、高校生たちが真剣に地域課題に取り組んできた様子がうかがえる素晴らしいものでした。



全てのプレゼン終了後、鳥取県教育委員会事務局高等学校課の定常指導主事より講評がありました。
「新しいものを生み出すことが探究学習の肝です。その過程で新しい知識を得るほど、さらに知らなければならないことが増える。この経験や気づきは大きな成果の1つです。高校生のアイデアを地域の方々が汲み取り、高校と地域が協力し合い発展していく過程が、本日の発表会で感じられました。」との言葉が印象的でした。

地域と共に成長する岩美校生たちの探究はこれからも続きます。
7月に入り、卒業後の就職を目指す生徒たちは本格的に応募先を決定する時期を迎えました。社会人としての心得や労働の意義を深く考えながら、就職面接でのマナーや表現力を向上させるため、3年生を対象とした、就職ガイダンスが開催されました。
今回のガイダンスでは、組織活性人材コンサルタントの上田さんを講師に迎え、午前10時から午後4時まで実践練習を含む充実した内容で行われました。

最初に、ガイダンスの目的を明確にし、今後の就職活動のスケジュールを確認しました。次に、第一印象の大切さを学び、表情や身だしなみ、挨拶や気遣いといった基本的なマナーの重要性を再認識しました。

また、「社会・仕事を知る」というテーマのもと、楽しい活動を通じて、自分が会社の重役ならどんな人材と働きたいかを考えました。グループに分かれて架空の会社を作り、その中で一緒に働く理想の人材を思い描きました。

午後からは、自己紹介文の作り方を学びました。
学校生活を振り返りながら自己理解を深め、自己紹介と志望動機の作成に取り組みました。

最後に、面接練習を行い、入室から自己紹介、退出までの一連の流れを、細かな所作にも気を配り体験しました。

本日のガイダンスは、今後の活動の大きな糧となることでしょう。生徒たちは自信を持って次のステップに進む準備を整えました。
幼児や高齢者、身体の不自由な方と一緒に楽しめるレクリエーションの技術を学ぶ講習会を、2年生の福祉系生徒9名を対象に、介護福祉基礎の授業の一環で、6月と7月に行いました。
鳥取社会福祉専門学校 専任講師の鎌谷さんを講師に迎え、本校の福祉実習室で行いました。
「レクリエーションとは、心を元気にすること。レクリエーション支援では、自分の意志を一方的に伝えるのではなく、同じ目線に立って、お互いに気持ちを通い合わせるという事が大切」と鎌谷さんは強調されました。気持ちを通い合わせるために一番大切なのは、「笑顔」。初めてのレクリエーション研修にちょっと緊張している生徒の表情を和ませるため、「微笑みエスカレート」というゲームで、どんどん笑顔になっていくゲームを取り入れながら、授業は、リラックスした雰囲気となっていきました。
場や雰囲気を和ませることも、レクリエーションの大切なポイントだということを生徒たちも学習できた様です。

そして、いよいよ本格的な手法の研修。
まずは、アイスブレーキング。会が始まってすぐに、会場を和ませるためにとても有効な手法です。
手拍子をしたり、足ふみをしたり、歌をうたったりと、簡単かつ身体を使う活動で、緊張もほぐれ身体と脳に力が入ってきます。

みんなの表情が生き生きしてきたところで、チーム対抗のゲームも行われました。
「すき焼きジャンケン」は、じゃんけんで勝ったチームが、すき焼きの材料が描かれたカードを引き材料を集めていくゲーム。出てくるカードによって、お肉たっぷりの豪華鍋になったり、野菜ばかりのヘルシー鍋になったりと、生徒たちも楽しんでいました。

「さいころ数字消しゲーム」は、大きなサイコロ2つを使い、出た目に応じて、12マスの数字を消していきます。数字を効率よく消していくために、チームで作戦を練るため、会話も弾みます。どちらのゲームも、声かけや合図、拍手をタイミング良く入れながら進められました。
対抗戦ではありますが、個人の能力によって、勝敗が決まるものではなく、その時の運が勝敗を決めるのがポイント!また、お互いにポジティブな言葉を掛け合い、感謝と笑顔を忘れずに進めるがことが大切と学びました。

これらの講習内容をもとに、今後生徒たちは、アイデアを出し合い、楽しいレクリエーションを企画していく予定です。
今年も高校球児の熱い夏がやってきました。鳥取市のヤマタスポーツパーク野球場で、岩美高校野球部は初戦で米子西と対戦しました。試合はまさに一進一退の攻防戦でした。
初回、そして2回、互いに一歩も譲らない激しい戦いが繰り広げられました。しかし、3回に2点を奪われた岩美高校は、その後6回まで守りを固めつつも、果敢に攻め続けました。得点圏にランナーを置きチャンスを作りましたが、相手の守備に阻まれ、点を上げることはできませんでした。しかし、選手たちは最後の9回まで一丸となり、決して諦めることなく全力を尽くしました。
敗れはしたものの、常に挑戦者の気持ちを忘れず、ミスを恐れずにプレーする姿勢からは、彼らの日々の練習の努力と情熱が伝わってきました。






試合終了後、野球部主将の岩谷君は、炎天下の会場で応援してくれた保護者やサポーター、吹奏楽部、応援団、引率の先生たちに感謝の言葉を送りました。そして選手たちは涙を浮かべながら試合を振り返りっていました。3年生にとっては最後の試合となりましたが、試合後には後輩たちと語り合い、彼らの思いをしっかりと伝えていました。


今後も努力を惜しまず、チームの信頼関係を磨き一致団結して、素晴らしいプレーを見せ続けてくれることでしょう。
岩美高校野球部の挑戦は続きます!
本日、県大会に出場する硬式野球部と、インターハイに出場する女子バレーボール部、ウエイトリフティング部、陸上競技部の選手壮行会が行われました。


はじめに、全校生徒を代表して、生徒会長の内田くんが、「日々の練習の成果を発揮して頑張ってきてください。良い結果が聞けるのを楽しみにしています。」とあいさつしました。

続いて、三好教頭が「岩美高校は大きな規模の高校ではないが、3競技4種目でインターハイに出場できるのは、誇らしいことです。みなさんの日々の努力あってのことです。よくがんばりましたね。皆さんをささえてくれている、家族や地域の方々、先生方への感謝の気持ちを忘れずに、全力を尽くして戦ってきてください。」と激励の言葉を送りました。
次に、出場する部活動が、一言ずつ挨拶をしました。
県大会に出場する硬式野球部 主将岩谷くん
「7月8日に、ヤマタスポーツパークで、米子西高校と対戦します。悔いの残らぬようにプレイしてきますので、応援よろしくお願いします。」

インターハイに出場する女子バレー部 部長 福島さん
「7月25日に大阪代表 大阪国際高等学校と対戦します。私たちの目標は、予選リーグを必ず突破し、トーナメント戦で1つでも多く勝ち進むことです。いつも支えてくださっている地域の方や先生方の期待に応えられるよう、最後まで精いっぱい頑張ってきます。」

インターハイ出場 ウエイトリフティング部 山本くん
「8月4日に長崎県で行われる大会に出場します。応援してくれる皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、自己ベストを目指します。」

インターハイに出場する 陸上競技部 中塚くん
「7月26日に福岡で行われる大会に、円盤投げとハンマー投げで出場します。自己ベストと決勝めざして頑張ります。」

どの部活動も力強い意気込みを語ってくれました。
勝敗ももちろん重要ではありますが、皆が全力を尽くし、悔いなく競技を全うすることを期待します。

本日は、岩美消防署から4名の講師をお招きし、教職員対象の救急救命講習会が実施されました。
この講習会は、実践演習を通じて、緊急時に迅速かつ適切な対応ができるようにすることを目的に行われました。

まず、人形を使って正しい心肺蘇生の方法とAEDの使い方をグループに分かれて練習し、その後、事故発見から救急隊が到着するまでのシミュレーションを、実際の現場さながらに行いました。
心停止後の3~4分以内に心肺蘇生を開始すれば、生存率や社会復帰の可能性が大幅に高まり、そのため、早い措置が重要です。この講習会では正しい知識を持ち、積極的に動ける勇気を持って迅速に行動できるよう認識を深めました。

その後、木村養護教諭によるアレルギー疾患の講習会も行われました。
アナフィラキシーの症状が現れた際の対応についても学びました。

本日の講習は、緊急時の対応力を高める有意義な時間となりました。
本日の3年2組の野外活動について学ぶ、スポーツVの授業では、1学期に取り組んだ「身近に生息するど根性植物」の研究発表が行われました。
普段通っている通学路や校門にひっそりと生息する植物たち。雑草と言えばそれまでですが、じっくり観察して調べると、たくましく生きる姿が美しく見えてきます。


生徒たちは1人1つの植物について発表を行いました。その植物を選んだ理由などが興味深く、初めは「汚い」というネガティブな印象から調べ始めた生徒が、発表を終える頃には「友人にも教えたい」とその植物への見方が変わっている姿が印象的でした。

花言葉を調べた生徒もおり、見た目と異なるロマンチックな花言葉を持つ植物もいることが分かりました。この探究学習での授業を通じて、植物の面白さとたくましさ、尊さを感じ取ることができたようです。
令和6年度の第1回運営委員会が開催されました。新たに3名の委員を迎え、17名の参加となりました。
辻中校長から、今年度の学校経営計画や本校の目標、取り組みについて詳しい説明があり、意見交換では、委員の皆さまから、活発な意見や感想が飛び交いました。特に、地元自治体や地域との連携を深める探究学習や、岩美町ならではの特色ある授業についての意見が多く寄せられ、本年度の方針に期待が高まりました。

議会は和やかなムードで進み、新しい建設的なアイデアも多く話されました。忌憚なく助言をいただける雰囲気が、岩美高校の運営委員会の特徴です。
令和6年度の高校総体やインターハイの輝かしい成績も共有され、一層盛り上がる一年になりそうです。
岩美高校のさらなる飛躍と、生徒の笑顔あふれる教育活動の実現に取り組んでまいります。今年度も学校運営協議会の委員の皆さま、どうぞよろしくお願いします。
5月に行なわれた、鳥取県高校総体と、中国総体の成績の報告と、インターハイ出場の意気込みを報告するため、女子バレー部、陸上部、ウエイトリフティング部の生徒が、岩美町役場へ表敬訪問をしました。

長戸町長からは、「素晴らしい成績の報告、本当にありがとうございます。みなさんの名前を新聞で確認するのが、とても嬉しかったです。そして、みなさんの頑張りを見て町民の皆さんが本当に喜んでいます。みなさんの頑張る姿が町民の誇りと力につながっています。この後の試合も、悔いの残らないように頑張ってきてください。皆さんの健闘をお祈りしています。」と激励の言葉をいただきました。
岩美町議会の足立議長からは、「みなさんの日々の姿が、岩美町に良い刺激を与えてくれています。どうかこれからも頑張ってください。ありがとう。」と感謝の言葉をいただきました。
岩美町教育委員会 大西教育長からは、「年を重ねるごとに、表敬訪問に来る生徒の数が増え、連覇の数や予選を勝ち抜いた報告が充実してきているように感じます。必ず、皆さんの後輩たちにもつながっていくと思いますし、岩美高の力、岩美町の力につながっていくと思います。頑張ってください。」と力強い応援をいただきました。
陸上部トラック競技の6人を代表して、3年生の片山君は、「中国総体では、一人一人が全力を出し切ることができました。この結果を今後の生活にも活かしていきたいです。」とコメントしました。また、同じく陸上部フィールド競技では、3年生の中塚君が「県総体と中国総体では、自分の思う投げが出来なかったけど、インターハイでは、ベストを狙って頑張りたいと思います。」と強い意気込みを語っていました。
ウエイトリフティング部では、インターハイ出場を掴んだ3年生の山本君が、「中国大会では、自分的にいい試合ができたので、この調子で、インターハイで記録を残したいと思います。」と、2年生の安次冨君は、「今年は、中国大会まででしたが、来年の鳥取県で開催されるインターハイに向けて頑張りたいです。」とこちらも力強い思いを述べました。
女子バレー部は、県総体を全てストレートで勝ち上がり優勝!4連覇を果たし、インターハイに出場します。バレー部3年の森さんと福島さんは「新人戦で負けた悔しさをバネにインターハイ予選ではチームを作り直して、4連覇を達成しました。7月25日から、大分県で行なわれるインターハイに出場します。目標は、初戦を必ず突破し、トーナメント戦で1つでも多く勝ち進むことです。地域の方々に結果で恩返しが出来るよう精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします。」と目標を明確に語っていました。
生徒たちは、次の試合に向けてさらなる飛躍を誓いました。皆さん応援よろしくお願いします。