1学期終業式

2024年7月22日 10時30分

 本日、1学期終業式が体育館で行われました。
辻中校長は、式辞の中で4月からの生徒たちの成長に触れ、次のように語りました。

 「始業式では、自分をもっと好きになろうというお話をしました。悩んだり苦しんだりしてがんばっている自分を好きになれたら、今よりも強い心をもつことができます。4月から本日までの4か月間、みなさんの挨拶や授業態度を見ていると、落ち着いていて成長を感じることができます。今度は、さらに成長するために、自分だけではなく、家族や友達、部活動の仲間など、他人も好きになるように努力をしてみてください。人の悪いところを探すのではなく、良いところに目を向けられるように努力してみましょう。他人を認め好きになれるようになると、いまよりさらに成長できます。夏休みは、そんなことを意識して過ごしてみてください。」

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 次に、保健委員からは、暑い夏を快適に過ごすため、心とからだいきいきキャンペーン啓発活動の6つの中から、特に2つポイントについてアドバイスがありました。

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まず1つ目は、睡眠について。
長い休み中はついつい遅くまでスマホやゲームをしてしまいがちですが、睡眠の1時間前にはスクリーンを離れ、読書などをするように心がけましょう。

2つ目は、朝食について。
お昼まで寝てしまい、朝食をとらないことはありませんか?朝食には、ビタミンやたんぱく質を含むバランスの取れた食事を摂るように心がけましょう。

明日から、約1か月間の夏休み!
長いお休みも有意義に過ごせるように規則正しく過ごし、また2学期に元気に会いましょう。

地域みらい留学フェスで、岩美高校の魅力をPR!

2024年7月21日 15時00分

 岩美高等学校は本年度から地域みらい留学プログラムに参画し、県外生の受け入れを開始しました。この新たな取り組みを通じて、岩美高等学校の魅力を全国に発信しています。

 地域みらい留学受け入れ高校は全国に145校あり、これらの高校が一同に会するイベントが東京(6月29日・30日)と大阪(7月20日・21日)で開催されました。東京会場では、2日間で588組の来場者が訪れ、その中で岩美高等学校のブースには37組が足を運んでくださいました。大阪会場でも2日間で332組の来場者があり、24組が岩美高等学校のブースを訪れました。

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 ブースを訪れてくださった保護者や生徒たちは、岩美町の美しい海や岩美高等学校の特色ある授業に強い関心を示していました。限られた時間の中で、丁寧に案内でき、とても実りのある説明会となりました。

きなんせ岩美開業9周年イベントで吹奏楽部演奏

2024年7月20日 10時30分

 岩美町の道の駅きなんせ岩美の周年記念祭で、岩美高校吹奏楽部Blue Martin Jazz Orchestraが演奏をしました。
土曜日の朝10時からの演奏に、来店されたお客様方が足をとめ耳を傾けてくださいました。合計4曲と途中のMCを含めて約30分の演奏でした。

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 地元の施設で演奏する機会をいただいたことに、部員たちも喜びを感じている様子で、得意の曲を披露し、満足感に満ちた表情が印象的でした。
音楽の力で地域を盛り上げる岩美高校吹奏楽部にご注目ください。

山本修司氏による特別講義:岩美現代美術展ワークショップ開催

2024年7月19日 12時00分

 本日、芸術家の山本修司さんを講師にお迎えし、「アートシーンの歴史」をテーマに特別講義が開催されました。山本さんは、歴史上の著名なアーティストたちを紹介し、生徒たちはタブレットを使ってそのアーティストの作品やプロフィールを検索しながら、深い知識を身につけていきました。

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 山本さんのワークショップのユニークな点は、講義前に生徒一人一人にA4サイズの和紙を配布し、講義中もその和紙に「落書き」やタブレット検索を自由に行えるというスタイル。
 通常、「落書き」は怒られる行為とされていますが、歴史上のアーティストたちは「落書き」のように好きなことをとことん追求し、成長していったという背景から、この講義はそのコンセプトを体験させる目的で進められました。

 最初はあまりに自由な授業に戸惑いを見せていた生徒たちも、次第にリラックスし、楽しみながら学んでいる様子が見受けられました。

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 令和6年8月10日(土)~8月17日(土)まで、岩美町中央公民館にて本日講義いただいた山本修司さんの作品展示が開催されます。その期間中、生徒たちが描いた「落書き」も展示される予定です。

どんな「落書き作品」が生まれたか、ぜひご期待ください。

助産師を講師に迎え、性に関する講演会を開催

2024年7月17日 10時05分

 本日、1年生を対象に「性に関する教育講演会」が行われました。
講師に助産師の平井さん、大江さん、本家さんをお招きして、「3つの命を守る~私の命・あなたの命・そして・・・~」というテーマで貴重なお話をいただきました。

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 性感染症の種類や感染経路、予防策、感染時の適切な相談先、さらには望まない妊娠や避妊方法に至るまで、詳細かつわかりやすく説明していただきました。ホワイトボードに描かれた手作りのキャラクターや図解は、生徒たちの理解を深め、興味を引くものでした。愛情と心がこもった指導に、生徒たちは真剣に耳を傾けました。

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 デリケートな問題にしっかりと向き合い、性教育の重要性についての認識を深めることができたこの講演会は、生徒たちにとって非常に貴重な時間となりました。自分と相手の命さらに、生まれてくるもう一つの命の重さを感じるとともに、性感染症の正しい知識を学び、適切な行動を選択する意識を高めるきっかけとなったようです。

前期球技大会、頂点を制したのは・・・

2024年7月16日 16時00分

 本日は、前期球技大会が行われました。
種目は、男女ともバスケットボール。男女共に5人制のチームで予選リーグから決勝トーナメント方式で進行しました。試合時間は5分と短いながらも、緊張感と興奮が詰まった白熱のバトルが繰り広げられました。

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大会の準備と運営を担当した生徒会執行部のおかげで、試合はスムーズに進んでいきました。

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男女とも接戦を繰り広げ、結果は男子3年1組Aチーム、女子1年1組Aチームが優勝を掴みました。

3年生:探究学習成果発表会開催

2024年7月12日 12時00分

 本日、岩美町中央公民館いわみんホールで、3年生の探究学習成果発表会が行われました。
3年生たちは、3月に行われた中間発表からさらに研鑽を積み、本日の発表に臨みました。

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 地域の協力者の方々もお招きし、10時から12時までの間、13班が発表を行いました。
テーマは、「捨てられるものを使って」「岩美町にこどもが集まるためにみんなで住もう岩美町」「岩美町の観光地を回ろう」「岩美町の空き家を活用し隊」「高齢者の運動について」「岩美町の防災について」「海で楽しむ」「浦富海岸(海とごみ)について」「フレッシュいわみ」「シーカヤック体験」「松葉ガニ」「貝で芸術作品を作る」「マコモダケを発信しよう」と、多岐にわたる内容でした。

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 地域の課題に対する解決策を探るために、専門家との対話や現地調査を通じて得た知見を元にした発表は、高校生たちが真剣に地域課題に取り組んできた様子がうかがえる素晴らしいものでした。

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 全てのプレゼン終了後、鳥取県教育委員会事務局高等学校課の定常指導主事より講評がありました。
「新しいものを生み出すことが探究学習の肝です。その過程で新しい知識を得るほど、さらに知らなければならないことが増える。この経験や気づきは大きな成果の1つです。高校生のアイデアを地域の方々が汲み取り、高校と地域が協力し合い発展していく過程が、本日の発表会で感じられました。」との言葉が印象的でした。

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地域と共に成長する岩美校生たちの探究はこれからも続きます。

3年生:就職ガイダンスで自己を磨く

2024年7月10日 16時00分

 7月に入り、卒業後の就職を目指す生徒たちは本格的に応募先を決定する時期を迎えました。社会人としての心得や労働の意義を深く考えながら、就職面接でのマナーや表現力を向上させるため、3年生を対象とした、就職ガイダンスが開催されました。

 今回のガイダンスでは、組織活性人材コンサルタントの上田さんを講師に迎え、午前10時から午後4時まで実践練習を含む充実した内容で行われました。

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 最初に、ガイダンスの目的を明確にし、今後の就職活動のスケジュールを確認しました。次に、第一印象の大切さを学び、表情や身だしなみ、挨拶や気遣いといった基本的なマナーの重要性を再認識しました。

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 また、「社会・仕事を知る」というテーマのもと、楽しい活動を通じて、自分が会社の重役ならどんな人材と働きたいかを考えました。グループに分かれて架空の会社を作り、その中で一緒に働く理想の人材を思い描きました。

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 午後からは、自己紹介文の作り方を学びました。
学校生活を振り返りながら自己理解を深め、自己紹介と志望動機の作成に取り組みました。

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 最後に、面接練習を行い、入室から自己紹介、退出までの一連の流れを、細かな所作にも気を配り体験しました。

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 本日のガイダンスは、今後の活動の大きな糧となることでしょう。生徒たちは自信を持って次のステップに進む準備を整えました。

2年生 福祉系 福祉レクリーエーション講習会

2024年7月8日 13時30分

 幼児や高齢者、身体の不自由な方と一緒に楽しめるレクリエーションの技術を学ぶ講習会を、2年生の福祉系生徒9名を対象に、介護福祉基礎の授業の一環で、6月と7月に行いました。

 鳥取社会福祉専門学校 専任講師の鎌谷さんを講師に迎え、本校の福祉実習室で行いました。
「レクリエーションとは、心を元気にすること。レクリエーション支援では、自分の意志を一方的に伝えるのではなく、同じ目線に立って、お互いに気持ちを通い合わせるという事が大切」と鎌谷さんは強調されました。気持ちを通い合わせるために一番大切なのは、「笑顔」。初めてのレクリエーション研修にちょっと緊張している生徒の表情を和ませるため、「微笑みエスカレート」というゲームで、どんどん笑顔になっていくゲームを取り入れながら、授業は、リラックスした雰囲気となっていきました。
 場や雰囲気を和ませることも、レクリエーションの大切なポイントだということを生徒たちも学習できた様です。

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 そして、いよいよ本格的な手法の研修。
まずは、アイスブレーキング。会が始まってすぐに、会場を和ませるためにとても有効な手法です。
手拍子をしたり、足ふみをしたり、歌をうたったりと、簡単かつ身体を使う活動で、緊張もほぐれ身体と脳に力が入ってきます。

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 みんなの表情が生き生きしてきたところで、チーム対抗のゲームも行われました。
「すき焼きジャンケン」は、じゃんけんで勝ったチームが、すき焼きの材料が描かれたカードを引き材料を集めていくゲーム。出てくるカードによって、お肉たっぷりの豪華鍋になったり、野菜ばかりのヘルシー鍋になったりと、生徒たちも楽しんでいました。

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 「さいころ数字消しゲーム」は、大きなサイコロ2つを使い、出た目に応じて、12マスの数字を消していきます。数字を効率よく消していくために、チームで作戦を練るため、会話も弾みます。どちらのゲームも、声かけや合図、拍手をタイミング良く入れながら進められました。

 対抗戦ではありますが、個人の能力によって、勝敗が決まるものではなく、その時の運が勝敗を決めるのがポイント!また、お互いにポジティブな言葉を掛け合い、感謝と笑顔を忘れずに進めるがことが大切と学びました。

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 これらの講習内容をもとに、今後生徒たちは、アイデアを出し合い、楽しいレクリエーションを企画していく予定です。

熱き戦い!岩美高校野球部の挑戦

2024年7月8日 13時00分

 今年も高校球児の熱い夏がやってきました。鳥取市のヤマタスポーツパーク野球場で、岩美高校野球部は初戦で米子西と対戦しました。試合はまさに一進一退の攻防戦でした。

 初回、そして2回、互いに一歩も譲らない激しい戦いが繰り広げられました。しかし、3回に2点を奪われた岩美高校は、その後6回まで守りを固めつつも、果敢に攻め続けました。得点圏にランナーを置きチャンスを作りましたが、相手の守備に阻まれ、点を上げることはできませんでした。しかし、選手たちは最後の9回まで一丸となり、決して諦めることなく全力を尽くしました。
 敗れはしたものの、常に挑戦者の気持ちを忘れず、ミスを恐れずにプレーする姿勢からは、彼らの日々の練習の努力と情熱が伝わってきました。

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 試合終了後、野球部主将の岩谷君は、炎天下の会場で応援してくれた保護者やサポーター、吹奏楽部、応援団、引率の先生たちに感謝の言葉を送りました。そして選手たちは涙を浮かべながら試合を振り返りっていました。3年生にとっては最後の試合となりましたが、試合後には後輩たちと語り合い、彼らの思いをしっかりと伝えていました。

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 今後も努力を惜しまず、チームの信頼関係を磨き一致団結して、素晴らしいプレーを見せ続けてくれることでしょう。
岩美高校野球部の挑戦は続きます!