第2回学校運営協議会を行いました。
委員のみなさまに授業参観をしていただきました。お客様がこられると張り切る子どもたち。よい刺激になりました。その後、授業参観や校舎内を歩いてみられて感じられたことをお聞きしたり、学校が抱えている課題についてご意見やアドバイスをいただいたりしました。
コロナ禍が心配される中ですが、学校の姿を学校外の方に見ていただくのはありがたかったです。
いただきました貴重なご意見を参考にして学校経営に反映させていきたいと思います。
夏休みの人権教育研修会では、鳥取県聴覚障害者協会副理事長の岡嶋雅人様にご講演いただきました。
岡嶋様は、本校の学校運営協議会委員でもあります。
「ろう者の文化や社会参加」をテーマに、実際に体験されたことや聾学校の後輩たちに頑張ってほしいことについて、わかりやすくご講演いただきました。
学生のころの積極的な生徒会活動や部活動のお話を聞き、今の子どもたちにもたくましく社会で生き抜いていくには、おそれずにもっと挑戦させていくことが大事なんだとよくわかりました。
また、今は幼児児童生徒数が少なくなっており、教室では、先生との1対1の授業も多くなっています。集団の中で学ぶこと、友達と教えあうこと競い合うこと高めあうことをもっと創り出していかねばならないと痛感いたしました。
いつも私たちに貴重なご示唆をいただいています。ありがとうございました。
8月6日、7日の2日間、「第29回全国聴覚障害教職員シンポジウム鳥取大会」を米子コンベンションセンターより全国各地へリモートでつなぎ実施しました。コロナ感染対策のため、集合開催ができなかったことが残念ではありましたが、無事に2日間の日程を終えることができました。
本大会は、全国で初めて手話言語条例が制定されてから、来年で10年目を迎える鳥取県での開催でした。コロナ感染防止や諸事情により延期になっていた大会でしたが、本年度は是非とも開催したい強い思いを持ち準備を進めてきました。
大会1日目の記念企画では、足羽教育長のご挨拶に引き続き、特別支援教育課の中井指導主事に「鳥取県手話言語条例の取り組み」と題して講演をいただきました。
2日目には分科会に分かれて、参加者がリモートでつながり意見交換をして、取り組みの紹介や思いを共有することができました。深い学びのできた2日間となりました。
このたびのシンポジウム大会では、鳥取聾学校のひまわり分校のろう教員を中心に、このような全国規模大会の企画・運営に携わらせていただいたことは大きな自信となりました。運営を支えお助けいただいた本部のみなさま、岡山聾学校のみなさまに深く感謝申し上げます。
2年ぶりに中ろう体卓球大会に、中・高等部が参加しました。
本年度は松江大会、松江ろう学校の担当で実施でした。
久しぶりの大会、県外大会参加でしたので、生徒も先生も緊張の連続でした。
1日目は団体戦、2日目は個人戦でした。
善戦しましたが、他県の選手はとてもよく練習していて強かったです。
個人戦で3位決定戦まで進んだ選手もいましたが、残念ながら全国大会につながりませんでした。
しかし、収穫はとても大きかったです。
生徒たちはとてもいきいとした表情で試合に臨みました。
勝敗に関係なく、参加できたことそのことに喜びと刺激を受けていました。
そして、次年度は鳥取県が開催担当校になりますので、「絶対1勝するぞ」とやる気を起こす絶好の機会ともなりました。
同じ年齢の聾学校生徒と競い合うことのない2年間でしたが、これからはコロナ対策を盤万全にして力を試す機会をつくっていきたいと思います。
5月25日は、春季大運動会でした。
今年の生徒会運動会スローガンは「一心同体」です。
幼稚部から高等部までの子どもたち、先生たち、家族のみなさんの思いや願いを一つにして、運動会を成功させたい!そういう心意気を感じます。
そして。この日は、子どもたちも、先生も、思いっきりからだを動かした1日となりました。心も体もすっきりしました。
保護者のみなさんにとっては、お子さんの将来の姿、モデルとして高等部の生徒たちの活躍をみておられたことでしょう。
大きくなった子どもたちの保護者さんは、幼稚部のかわいらしい姿や、保護者さんの熱心に写真を撮ったり一喜一憂される姿に、昔の自分の姿を重ねられたのではないでしょうか。
コロナ禍で保護者の交流ができにくくなっています。相違うった意味でも、今日は貴重な1日となりました。
鳥取県のろう教育推進の要となるのが”支援部”です。
★小中学校の通級指導教室「さんさん教室」
★乳幼児相談「たんぽぽ教室」
★手話支援員を保・幼・小・中・高校に派遣する手話コーディネーター
★鳥ろうの子どもたちの「自立活動」を充実させる”校内自立活動支援コーディネーター」
東・中部の保・幼・小・中・高校・特別支援学校や、保護者さんの教育相談、研修講師として出前講座をするなど、本校での勤務経験で培った専門性を発揮しています。
幼稚部に、新しい仲間が2名増えました。
さっそくお祝いの会をしました。
幼稚部はあわせて5名。
もうすっかり仲良しになりました。
医療的ケアのお子さんへの対応として、看護師や介助職員の配置、医ケアルームの環境整備など、多くのみなさまのご尽力・ご協力を得てスタートしています。
安全に楽しく学んでいきます!