1学期終業式
みなさん、おはようございます。今日で一学期が終わりです。今日から八月二十六日まで夏休みです。
教室に戻ったら、担任の先生と頑張ったところ、もう少しが頑張りたいところを話し合い、一学期を振り返ってみてください。
また、夏休みの楽しい計画もあると思いますが、次の四つのことを守ってください。校長先生との約束です。
① 毎日、規則正しい生活をしましょう。
② お手伝いをしましょう。
③ 地域の行事には、積極的に参加しましょう。
④ 健康で過ごせるよう、しっかりご飯を食べましょう。
その他、自分で目標をたてて、その目標に向かって努力していきましょう。それができた人は、二学期には見違えるように成長しているはずです。期待していますよ。
さて、七月二十七日と二十八日に、布勢で中国地区ろう学校体育大会が開かれます。中学部と高等部の人が参加します。毎日練習したその成果を発揮し、頑張ってくれることと思います。また、そうなるようにその大会を先生たち全員で支えます。幼稚部や小学部のみなさんもできたら応援に来てください。
さあ、きまりを守って、事故のない楽しい夏休みにしてください。そして、二学期の始業式に元気な姿で会いましょう。
1学期始業式
いよいよ新年度の1学期が始まります。
4月1日には新しい年号が発表されましたね。「令和」というそうです。風和む初春2月に梅のつぼみが開き、蘭が薫りをはなつということから「令和」とついたそうです。手話では、花のつぼみがゆるやかに開き、やがて花びらが環となった指先からふくよかな薫りをはなち、和みゆくさまを表して、このように表現するそうです。新しい年号が決まるだけで、なんだか新鮮な気持ちになりますね。今日からみなさんはそれぞれ1つ上の学年に進級しました。今年も頑張って、みんなでたくさんの花が咲かせるようにしたいものです。
今年度も校長先生がみなさんにこんな子どもになってほしいを思っていることをお話しします。
1 元気な子になろう
2 チャレンジする子になろう
3 思いやりのある子になろう
です。
あれっと思った人は、昨年の話をよく聞いている人です。そう、同じめあてにしました。まだまだ合格になりません。もっとみんなに元気になってもらいたい、もっといろいろなことにチャレンジしてもらいたい。そしてもっと思いやりのある優しい人になってもらいたいと思っています。
今年は、全校を縦割りにして、それぞれの活動する時間を作りました。そこで、上学年は下学年の面倒をみたり、まとめたりする力を養ってください。下学年は上学年のすることをよく見たり話をよく聞いたりして、手本としてください。
昨年の振り返りを生かして、まずはじぶんで今年度の目標をたててください。次に、どうしたら目標が達成できるかも考えてください。
今年度も、先生たちは一生懸命頑張るみなさんを応援します。
30年度修了式
先日の卒業式で、幼稚部一名、小学部二名、高等部二名が卒業しました。皆さんは、今日、各学年の全課程を修了しました。この一年間をふり返ってみると、勉強や運動を頑張ったことはもちろん、雨が降る中での運動会、昨年より多くの来場者で盛り上がった学校祭などたくさんの行事がよみがえってきます。
さて、始業式のたびに、「チャレンジする子」「最後まで頑張る子」「思いやりのある子」について話をしてきました。みなさん、そんな子どもになれたでしょうか。
「終わり良ければすべてよし」という言葉があります。みなさんは、聞いたことがありますか。これは、途中でいろいろあっても、最後の結果がうまくいけば問題がないというときに使います。でも、本当でしょうか。皆さんはどう思いますか。
勝負の世界では結果はもちろん大事だとは思いますが、校長先生は結果より頑張っている途中が大事だと考えています。頑張ってうまくいかないことがあっても、やり方を変えたり、努力を続けたりすると結果が変わってきます。目標が達成できなくても、必ず一歩ずつその目標に近づいています。また今年難しければ、来年また頑張ればいいと思うからです。そうすれば必ず自分の成長につながり、次へのステップになると思うからです。
みなさんも教室に帰ったら、担任の先生と1年間を振り返ってみてください。最後の結果だけでなく、途中の様子も思い出してください。うれしかったこと、大変だったこと、いろいろ思い出せる人は一生懸命頑張った証拠です。
さあ、4月8日は新年度が始まります。みんな揃って元気に新年度を迎えられることを願っています。
3学期始業式
みなさん、明けまして おめでとうございます。
さて、冬休みも終わり、今日から3学期が始まります。
1学期は「元気な子になろう」、2学期は「チャレンジする子になろう」というお話ししました。
3学期は、「思いやりのある子になろう」ということについて、お話しします。
みなさんはどんな人が思いやりのある人だと思いますか。いくつか例を出しますので、思いやりのある人だなあと思ったら、手を挙げてください。
優しい人。
親切な人。
相手を気遣うことができる人。
相手の立場を考えられる人。
どれも正解だと思います。そして、正解はまだまだあると思います。
「思いやり」という言葉は、「思いやる」という言葉からできています。誰かの立場になって考える、察するという意味です。家庭や学校でみなさんは思いやりのある人でしょうか。みんなが思いやりのある人になれば、鳥取聾学校は今よりも笑顔いっぱいで楽しい学校になります。ぜひ、そんな学校にしましょうね。
さて、3学期は最も短い学期ですが、一年のまとめで大切な学期です。次のステップに向けて、一日一日を大切に過ごしましょう。そして新しい年がみなさんにとって、良い年となりますよう力を合わせて頑張りましょう。
2学期終業式
さて2学期は一番長い学期でしたね。みなさんにはどんな学習や行事が印象に残っていますか。どんなことを頑張りましたか。
2学期の始業式に「チャレンジする子になろう」という話をしました。みなさんのチャレンジしたことは何か、ぜひ校長室に来て、聞かせてもらいたいと思っています。
また、いろいろあった行事の中で、今年の学校祭は、みなさんが毎日練習を積み重ねて迎えた学校祭だったと思います。今年は300人を超えるお客さんが来られました。たくさん来てくださいました。みんなで頑張ってよかったですね。
ところで、今年は平成最後のお正月です。今年の漢字は「災」という字でした。地震や豪雨の災害がたくさんありました。でも、来年5月には平成から新しい年号になります。「災い転じて福となす」という言葉のように、来年はいいことがたくさんあるといいですね。
3学期は1月7日から始まります。みなさんが元気に登校することを願っています。
2学期始業式
みなさん、おはようございます。
今年の夏は、記憶に残るほどの暑さでした。熱中症にかかる人も多く、鳥取県では7月と8月の2か月間で463人が緊急搬送されたそうです。みなさんは元気に過ごすことができましたか。
休みに入ってすぐ、中ろう体が島根県の浜田市で開催されました。選手のみなさんの報告があると思いますが、熱中症の恐れがあるので、陸上競技が中止になりました。来年度はその大会は、鳥取で開催します。今から楽しみにして、練習にも励んでください。
さあ、今日から2学期です。年度初めに、「チャレンジする子」「元気な子」「思いやりのある子」になって欲しいと話しました。2学期は「チャレンジする子」についてお話しします。
2学期は1番長く、しかも学校祭やマラソン大会などの行事の多い学期ですね。チャレンジすることはたくさん見つけられる学期です。去年の自分と比べたり、友達と比べたりしながら、自分の目標を決め、まずはやってみましょう。チャレンジし続けているときは、必ず成長していると思います。一度や二度くらいうまくいかなくても、大丈夫です。あきらめないでチャレンジする姿をたくさん見られることを楽しみにしています。みんなで頑張りましょう。
1学期終業式
今日で、1学期が終わりです。
今学期もみなさんに大きな病気やケガがなく元気に登校できたことをうれしく思います。特に、今年は大雨が降りました。「平成30年7月豪雨」の被害を受けられた地域の方々のことを思うと、普通の暮らしができていることに感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、始業式のときにはイチロー選手の話をしました。そして、皆さんもイチロー選手のように心も身体も「元気な子」になってほしいというお話をしました。
この1学期に休まないで学校に通ったとか、このスポーツで身体を鍛えたとか、それぞれに頑張ったことがあると思います。それはとても立派だと思います。でも、それはおうちの人に言われたからだったのか、自分で考えて決めたのかでは、値打ちが違ってくると思います。
明日から38日間の夏休みです。夏休みには安全で元気に過ごす
ためのいろいろなきまりがあります。きまりには自分の身を守るためのものがたくさんあります。自分自身で考え、きまりを守って、事故のない楽しく思い出に残る夏休みにしてください。
そして、8月27日には、全員そろって二学期が始められることを願っています。
1学期始業式
いよいよ平成30年度の1学期が始まります。
今日からみなさんはそれぞれ1つ上の学年に進級しました。進級、おめでとうございます。
今年度、校長先生がみなさんにこんな子どもになってほしいを思っていることをお話しします。
1 元気な子になろう
2 チャレンジする子になろう
3 思いやりのある子になろう
です。
なんだ、簡単じゃないかと思った人もいるかもしれませんね。これならできそうですか。
昨年の修了式に皆さんに1年間頑張ったかどうかを質問したとき、せっかく頑張った1年間なのに、自信を持って手があげられた人は少なかったですね。残念ではありますが、1年間頑張り続けるということは、簡単そうで難しいのです。
さて、この人を皆さんは知っていますか?
今年、マリナーズに移籍して世界で活躍している野球選手のイチローさんですね。彼は44歳で、まだまだ野球界の現役トッププレイヤーです。どうして活躍し続けることができるのでしょうか。
まず、心の健康について考えてみましょう。
すぐにカッとなってしまって我慢ができない、寝ないといけない時間なのに好きなテレビやゲームでついつい遅くまで起きているなど、自分の弱いところはありませんか。イチローは自分がプレッシャーに弱いことを知っていて、プレッシャーを感じない工夫をしているそうです。野球では何本ヒットを打ったかで騒がれますが、イチローは次のように考えるのだそうです。こうして、1本に集中しているのですね。
次は身体です。心と身体はとても関係があるそうですが、イチローは健康な身体でいるために、朝起きる時間と寝る時間は毎日同じにしているのだそうです。それはいつも同じにしているとのどが少し痛いなとか、今日は寒く感じるななど、いつもと違ったときに、自分の体調の変化に気づきやすいからだそうです。それを続けることが健康の秘訣だと言っています。プロの選手もいろいろ考えながら毎日体調管理をしているのですね。
では、私たちはどうでしょう。毎日心も身体も元気でいるために、毎日の積み重ねが大事です。一つでいいので、続けることを決め、1年間の目標としてください。今年度も、先生たちは一生懸命頑張るみなさんを応援したいと思っています。みなさんも先生たちも元気で過ごせる1年間にしましょう。
29年度修了式
先日の卒業式で、幼稚部一名、中学部二名、高等部二名が卒業していきました。皆さんは、今日、各学年の全課程を修了しました。この一年間をふり返ってみると、勉強・部活動、あるいは運動会や学校祭などたくさんの行事を重ねていく中で、今年もそれぞれが一歩一歩成長したと思います。
さて、始業式のたびに、「チャレンジする子」「最後まで頑張る子」「思いやりのある子」について話をしてきました。
では、皆さんに聞いてみましょう。
今年、何かにチャレンジしてみた人は手を挙げてください。
次に、最後まで頑張ったことがある人は手を挙げてください。
最後に、思いやりのある行動でたくさんありがとうと言われた人は手を挙げてください。
校長先生も今年1年を振り返ってみて、頑張ったことを発表するので、見てください。
みなさんも教室に帰ったら、担任の先生と1年間を振り返ってみてください。先生からもみなさんの成長したところを話してくださると思います。また渡された修了証にはみなさんの頑張りと、次の学年に向けて頑張ってほしいことが書いてあるはずです。一つずつ学年があがったみなさんの活躍を大いに楽しみにしています。病気やけががないよう、4月9日には、元気に新年度を迎えられることを願っています。