第2学期 終業式

2015年12月22日 12時39分

2学期終業式あいさつ

       平成27年12月22日

 今日で2学期が終わりです。

2学期も様々な行事がありました。12月で平成27年が終わります。今年、みなさんの心に残っている出来事はなんでしょうか。担任の先生や家族の人と、ぜひ今年を振り返って話をしてみてください。

さて、2学期の始業式に「思いやり」について考えてほしいという話をしました。みなさんは、誰かに親切にしてもらった経験があると思います。そのときの気持ちはどうだったでしょうか。うれしいとか、ありがたいという気持ちになったと思います。

小学部では、12月のめあてに「友だちの気持ちを考えてやさしく声をかけよう」と決めてがんばっているようです。

人を助けたいという気持ちがあっても、実際に行動に移すのはなかなか難しいものです。ときには親切だと思った行動が、相手にとって「よいこと」か「そうでないのか」迷うことがあり、多くの人が思いやりの一歩を踏み出せないでいる場合もあります。

私は満員の列車やバスにお年寄りの方が乗ってこられたときは、席をゆずるようにしています。「どうぞ、座ってください。」と声をかけるのは勇気がいるものです。

皆さんも自分ができる「思いやり・親切」について考えて行動してみてください。


 まずは、明日から16日間の冬休み、皆さんの家も新年を迎える準備で忙しくなることと思います。一日一つでも家族の一員として、皆さんができることを進んでお手伝いしましょう。そして、新たな気持ちで新年を迎えましょう。

 1月8日には、全員が元気に登校することを願っています。

 

 

第2学期始業式

2015年8月25日 15時17分

27年度 2学期始業式

    平成27年8月25日

みなさん、おはようございます。

この38日間、今年も非常に暑い夏休みでしたね。皆さんが大きな病気や怪我がなく登校してきてくれてうれしく思います。長い夏休みには、それぞれに思い出に残る出来事があったことと思います。

 

先程報告がありましたが、休みに入ってすぐに中ろう体が岡山県で開催され、中・高等部の生徒の皆さんは頑張ってよい成績をおさめました。試合では十分に力を発揮できなかった人もいましたが、友達の応援をしっかり頑張っていて素晴らしいと思いました。

卓球部女子団体チームと個人で新井さんと前田さん、陸上部競技で清水君が全国大会に出場することになりました。全国大会でも練習の成果を発揮してくれることを願っています。

また、昨年度準優勝に輝いた「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」の本選出場(9月22日米子市で開催)も決まりました。これから練習がたいへんだと思いますが、力を合わせて頑張ってほしいです。

さあ、今日から2学期です。2学期はぜひ「思いやり」について考えてほしいと思います。10月3日、4日には本校の学校祭があります。大変なこともあると思いますが、みんなで力を合わせ、頑張って準備することで、その一つ一つの積み重ねが成果となってあらわれます。「人を思いやる気持ち」を大事にすれば、きっと協力し合うことができ学校祭は成功すると思います。「思いやりの心」を日々の生活の中で意識していきましょう。

最後に、1学期の終業式で話しました夏休み中に「これを進んでやるぞ」「休み中続けて頑張るぞ」ということを決めてできた人はいますか。1学期に話した「進んで学ぶこと」、そして今日話した「思いやり」について、自分で意識して実行できるように頑張りましょう。


 

 

 

 

平成27年度第一学期終業式

2015年7月24日 10時54分
報告事項

27年度1学期終業式

 

今日で、1学期が終わりです。

 

今学期もみなさんに大きな病気やケガがなく元気に登校できたことがうれしいです。

 今学期、みんなで力を合わせて取り組んだ運動会や修学旅行などは思い出に残るものになったことでしょう。日々の勉強はもちろんですが、いろいろな行事を通して皆さんが少しずつでも成長してくれたことを大変うれしく思います。

 

 さて、私が始業式で話した「進んで学ぶ子」についてです。

 毎日、わずかずつでも続けることが大きな力となり続けることで、自分から進んで学ぶ習慣が身についてくるという「継続は力なり」ということを話しました。

 

 7月9日に東部地区就労促進セミナーが白兎養護学校で開催されたときに、高等部2年石上諒さんが、「継続は力なり」を大切に考え、「宿題や提出物の締切りを守るように続けて頑張っていること」「体力作りも続けていること」を発表してくれていました。

 他のみなさんも、この1学期間、頑張って続けていたことがあったと思います。毎日こつこつ続けることは大きな力になり、進んで学ぶ気持ちにつながります。これからも進んで学ぶ習慣が身につくようにがんばってほしいと思います。

 

 明日から38日間の夏休みです。今年の夏休みには特に「これを進んでやるぞ」「夏休みに続けて頑張るぞ」ということを決めてみましょう。そのことにより自分の心を成長させてください。また、そのほかに普段はなかなかできない家族との旅行や遊びなどの体験をしてください。

夏休みにはほかに生活のことやいろいろなきまりがありますが、自分自身で決まりを守って、事故のない楽しく思い出に残る夏休みにしてください。

 

全員が8月25日に大きな病気や怪我がなく、元気に登校してくれることを願っています。

平成27年度第一学期終業式

2015年7月24日 10時54分
報告事項

27年度1学期終業式

 

今日で、1学期が終わりです。

 

今学期もみなさんに大きな病気やケガがなく元気に登校できたことがうれしいです。

 今学期、みんなで力を合わせて取り組んだ運動会や修学旅行などは思い出に残るものになったことでしょう。日々の勉強はもちろんですが、いろいろな行事を通して皆さんが少しずつでも成長してくれたことを大変うれしく思います。

 

 さて、私が始業式で話した「進んで学ぶ子」についてです。

 毎日、わずかずつでも続けることが大きな力となり続けることで、自分から進んで学ぶ習慣が身についてくるという「継続は力なり」ということを話しました。

 

 7月9日に東部地区就労促進セミナーが白兎養護学校で開催されたときに、高等部2年石上諒さんが、「継続は力なり」を大切に考え、「宿題や提出物の締切りを守るように続けて頑張っていること」「体力作りも続けていること」を発表してくれていました。

 他のみなさんも、この1学期間、頑張って続けていたことがあったと思います。毎日こつこつ続けることは大きな力になり、進んで学ぶ気持ちにつながります。これからも進んで学ぶ習慣が身につくようにがんばってほしいと思います。

 

 明日から38日間の夏休みです。今年の夏休みには特に「これを進んでやるぞ」「夏休みに続けて頑張るぞ」ということを決めてみましょう。そのことにより自分の心を成長させてください。また、そのほかに普段はなかなかできない家族との旅行や遊びなどの体験をしてください。

夏休みにはほかに生活のことやいろいろなきまりがありますが、自分自身で決まりを守って、事故のない楽しく思い出に残る夏休みにしてください。

 

全員が8月25日に大きな病気や怪我がなく、元気に登校してくれることを願っています。

平成27年度入学式 式辞

2015年4月7日 14時04分

平成27年度 入学式 式辞

  春爛漫の佳き日に、多くのご来賓、保護者の皆様のご臨席のもと、平成27年度入学式を行うことができますことに感謝し、心よりお礼申し上げます。

 

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

幼稚部 平木道大さん、板倉昊大さん、今日からは幼稚部の友だちや先生と一緒にお話をしたり、中庭や遊戯室で遊んだり、給食をたべたり、楽しい活動がたくさんあります。元気に通ってきて、鳥取聾学校を大好きになってください。

中学部 森本健大さん、松井凌さん、制服を着た皆さんは、少し大人になって見えます。中学部では、教科ごとに先生が変わったり、勉強も難しくなったりします。また、高等部と一緒の部活動や演劇活動も始まります。どうか、積極的にチャレンジしていってください。失敗を恐れることはありません。友達や先輩、先生方がしっかり応援してくれます。がんばってください。

高等部の西木晴菜さん、濵津しおりさん、夢に近づき、夢を実現するための3年間が始まります。これまでぼんやりとしていた夢をはっきり描き、その実現に向けて、自分で考え、判断し、行動していきましょう。やっていく中で様々な困難があると思いますが、そのときはあきらめないで挑戦し続けてほしいと思います。きっと、道は開けていきます。先生たちも力を合わせて全力で支えます。

 本校は、今年度で105年目を迎えます。伝統を大切にしながら、皆さんとともに、この鳥取聾学校の新たな学校、歴史をつくっていきたいと思います。みんなが心を一つにして、力を合わせてがんばりましょう。

 保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。 保護者の皆様には、これからもどうか子どもたちの応援団として支えていただきたいと思います。保護者の皆様の応援は、子どもたちにとって、頑張る力の源になることでしょう。ご理解とご協力をよろしくお願いします。

 

結びにあたり、保護者の皆様、ご来賓の皆様には、引き続き、ご支援を賜りますようお願い申し上げて式辞といたします。

平成27年4月7日   
              
鳥取県立鳥取聾学校長 藤田 則恵


 

 

 

平成27年度第一学期始業式

2015年4月7日 13時57分

1学期 始業式 あいさつ

 いよいよ平成27年度の第一学期が始まりました。

 学校が始まり、友だちや先生に会えるのを楽しみにしていたと思います。

 さて、私から皆さんにお話したいことは「進んで学ぶ子」「思いやりのある子」「がんばりぬく子」であってほしいということです。

 今日は、まず「進んで学ぶ子」についてお話しします。

もっと調べてみたい」「もし・・・だと、どうなるのだろう」「なぜ・・・・なのだろう」などと、自分で意欲や疑問をもちながら、今まで知っていることを活かし、見通しをもって考える力を発揮する子どもになってほしいと思います。継続は力なり。毎日、わずかずつでも続けることが大きな力となります。続けることで、自分から進んで学ぶ習慣が身についてきます。また、学習や運動などで「できた」「楽しかった」という思いが、次の学びへの意欲につながります。学校だけでなく、家庭学習にも取り組んでいきましょう。

今年度も先生方は、わかりやすい授業や楽しい行事等、いろいろな場面で工夫した取組をされます。みなさんも進んで学ぶことをがんばっていきましょう。


平成26年度修了式

2015年3月25日 08時05分

 先日の卒業式で、小学部2名、中学部1名、高等部4名の卒業生が本校を巣立っていきました。皆さんが一生懸命送る会をしてくれたり、飾り付けをしてくれたりしたおかげで、卒業生は、気持ちよく卒業できたと思います。

在校生の皆さんの態度は立派でした。国歌や校歌、蛍の光を堂々と歌ったり、送辞に気持ちを込めて伝えていたりしたことに感心しました。  

これからは、小学部・中学部・高等部はそれぞれ2年生が、各学部の最高学年となり、リードしてくれることを期待しています。

さて、今日で三学期が終了します。学校の一年間が修了します。この1年で皆さんのがんばりは実を結んだのでしょうか。私がこの一年間皆さんにがんばりましょうと言い続けてきたことは- そうです、「あいさつ」です。

「あいさつをする」「『はい』と返事をする」「くつをそろえる」「時間を守る」…いたって簡単で当たり前のことのようですが、「当たり前」が難しいのが、今の世の中です。

「私はやろうと思えばいつでもできる、だから今はしなくても大丈夫。いざとなれば、大人になればできるから。」と思っていることはありませんか。簡単だと思うことでも、普段からしていないと、いざという時に、大人になってもできないものです。やはり、日々の積み重ねが大切です。

この春休み、当たり前で簡単なことを家でどれくらいできるかやってみてください。

修了式が終わったら、先生方から「修了証」が渡されます。今年度のがんばりを先生方が認めてくださることでしょう。この一年間でできるようになったこと、成長したことを振り返ってほしいと思います。それと同時に、来年度に向けて、さらにがんばらないといけないこともはっきりさせてほしいと思います。しっかりした目標を持つことで、成長があるのです。一人一人にこの1年間のがんばりがあり、来年度の目標があります。一つずつ学年があがった皆さんの活躍を大いに楽しみにしています。

4月7日、心新たに元気に登校してくれることを願っています。


 

 

平成26年度3学期始業式

2015年1月8日 10時12分
  

 新年あけましておめでとうございます。冬休みも終わり、今日から3学期の始まりです。

この冬休みは、家族の人と一緒に過ごすことも多く、楽しいことの多かった休みだったと思います。冬休みの生活では、生活のリズムをくずさないように生活できましたか。皆さんは、学習やお手伝いなど、計画したことが実行できるようにがんばったことと思います。

皆さんは、お正月という1年の始まりの行事の中で、この1年をどんな年にしていこうかと、いろいろと考えたと思います。「1年の計は、元旦にあり」と言います。「1年の計画」を、1年の始まりの時に考えることが大切だということを言っています。まだ、今年の目標が決まってない人がいたら、ぜひ、今日決めてください。

皆さんが、この1年の始まりの時期に、これからの1年をどのように過ごしていくのかよく考え、目標をもって生活していくことを大切にしてほしいと思います。

皆さんの今日からの頑張りを楽しみにしています。頑張ってください。

 さて、3学期は次の学年や卒業に向けた準備を行うとても大切な学期です。一日一日を大切にして過ごしてほしいと思います。

これから寒い気候が続きますが、うがい・手洗いをしっかりと行い、風邪を引かないように気を付けて元気に生活していきましょう。




 

 

平成26年度第2学期終業式 挨拶

2014年12月19日 15時10分

今日で二学期が終わりです。
二学期はうれしいことがたくさんありました。

まず、先ほどの表彰式で多くのみなさんがよく頑張った成果の表彰状を頂きました。みなさんはほんとうに自分の力を発揮してよく頑張りました。また、今年はみなさんの活躍が、新聞やテレビなどで何度も紹介されました。みなさんの心に残っている出来事はなんでしょうか。担任の先生や家族の人と、ぜひ今年を振り返って話をしてみてください。

さて、今年四月から「あいさつ」のことについて話をしてきました。みなさんの様子を見ていると、笑顔で、自分から進んであいさつをしている姿をみます。相手の人もきっといい気持ちになっていると思います。
「あいさつをする」「時間を守る」「服装を整える」などは、大切なことだと言われます。なぜでしょうか。先生やお家の人が教えてくれることには、それぞれ「なぜそれが大切なことなのか」という意味があります。「先生に言われるからやる。」「お母さんに怒られるからする。」ということでは、なかなか自分のものになりません。必要性や重要性を自分で考えて行動してください。

皆さんには考える力があります。また、つらいことでもこつこつと続ける力も持っています。こつこつすることは派手ではありませんが、必ず結果として表れます。


 まずは、明日から十九日間の冬休み、皆さんの家も新年を迎える準備で忙しくなることと思います。寒いから怠けたいとか、さぼりたいとかの弱い心に負けないで、一日一つでも家族の一員として皆さんができることを進んでお手伝いしましょう。

一月八日には、全員が元気に登校することを願っています。

平成26年度入学式 式辞

2014年4月7日 17時41分

  今年は、例年より早く桜が満開となりました。春は希望の季節、心弾む季節となりました。

 

 小学部の堀江蓮人さん、高等部の新井ほのかさん、清水颯介さん、石上諒さん、前田真那さん、ご入学おめでとうございます。

 皆さんは、新しい希望に胸をふくらませて、この鳥取聾学校の門をくぐったことと思います。皆さんの入学を、ここにいる在校生、先生方、学校中の皆が待っていました。

 今日から鳥取聾学校の児童生徒は、幼稚部を合わせて十九名となりました。

 入学にあたって、新入生の皆さんに大切なことをお話します。

 鳥取聾学校は百年を超える歴史と伝統のある学校です。皆さんの先輩たちが勉強や運動にがんばり、たくさんの優秀な成績をおさめてきました。でも、はじめから勉強や運動が得意だったわけではありません。みんな一生懸命に努力をした結果です。 

 わからないことは、わからないと堂々と言ってください。わからないことを分かるように先生方は教えてくれます。また、失敗をおそれないでください。失敗は成功のもとです。大切なことは、失敗したときに次はどのようにすればできるだろうかと考えることです。皆さんには一緒になって考えてくださる先生方や仲間、そしていつも応援してくださる家族の方がおられます。安心していろいろなことにチャレンジしていきましょう。

 これからは、皆さんがこの鳥取聾学校の歴史と伝統を築いていくのです。がんばりましょう。

 保護者の皆様、お子様のご入学おめでとうございます。

 これから子どもたちが学校生活を始めるにあたりお願いがあります。

 保護者の方々にはいつも子どものよき理解者であっていただきたいということです。

 子どもたちはこれから様々なことに挑戦し、時には困難にぶつかるかもしれません。そんなとき、どうか子どもたちの応援団としていていただきたいのです。保護者の方の応援は、子どもたちにとって何事にも代えがたいものであり、きっと頑張る力の源になることでしょう。ご理解とご協力をよろしくお願いします。 

 最後になりましたが、ご多用のところ、ご臨席を賜りましたご来賓の皆様に厚くお礼を申し上げます。

 今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げて式辞といたします。

     平成二十六年四月七日 
         鳥取県立鳥取聾学校長 藤田 則恵