Baby steps to Giant strides(積小為大)でステップアップを!

2021年7月19日 14時39分

「ベイビーステップ」というアニメがあります。テニス初心者の主人公が、その時々の目標に向けて日々練習を積み重ねていくことで成長していくストーリーです。「ベイビーステップ」について調べると「Baby steps to Giant strides」という英語のことわざがあることが分かりました。「小さな一歩一歩が大きな成長につながる」という意味のことわざでした。以前、子供たちに話したことがある二宮尊徳の言葉「積小為大」と同じ意味です。古今東西、何かを成し遂げるためには、一つ一つ、一日一日、小さな努力をこつこつと続けていくことが大切だということですね。
 さて、いよいよ41日間もの夏休みに入ります。どう過ごすかは子供たち自身の考え次第です。一日一日為すべきこと(学習の復習、読書活動、適度な運動、手伝いなど)にしっかりと取り組み、「充実した毎日だった」「成長できた41日間だった」と振り返ることができる夏休みを過ごしてくれることを願っています。

「短所」だと思っていたら、実は「長所」だった!

2021年7月19日 14時36分

    7月10日から8月9日までの期間は部落解放月間です。八頭町ではこの期間中に人権啓発ワッペンを着用し、啓発運動を行っています。ワッペンには「見つけよう 一人ひとりの いいところ」と書かれています。学校でも家庭でも、子供たちのいいところを「ほめる、認める」言葉かけをして、自己肯定感を高めるように取り組んでいます。
    しかし、配慮したい点もあります。実は、私たちは自分たちの都合のよい価値観を基準にして、ほめたり認めたりしていることが多いのではないかということです。社会自立に向けて一定の価値観をもとに子供たちの言動を「ほめる、認める」ことで成長につなげることは基本原則ですが、多様性を認めることで個々の個性が輝き、自己肯定感が高められる場合もあるのではないかとも考えます。
    では、そのようにするには、具体的にどうすればいいのでしょうか。教育実践研究家の菊池省三氏は「短所をほめる」よう視点を変えてみることの大切さを提起しています。例えば自己主張が強い子に対して「自分のことばかり主張する子だな」とネガティブ(否定的)に感じたとしても、いやいや、そうではない「素直に自分の考えを話せて素敵な子だな」とポジティブ(肯定的)に捉えることで、その子への対応が違ってきます。教師や親がポジティブな見方を意識して、子供たちの個性を認め、学校や家庭の中でその個性を生かせるように支援していくことで、子供たちの個性や多様性が認められ、「みんなちがって みんないい」状況に近づいていくように思います。
 短所だと思っていたその人の特性・特徴が、実はすばらしい才能であるかもしれませんし、その人の特技習得につながる可能性もあります。まずは、その人をポジティブ(肯定的)に受けとめる見方を意識したいと思います。

きまりがわたしたちの安全を守ってくれている

2021年7月19日 14時33分

「歩道を歩いていると、背後から自転車に乗った小学生がベルを鳴らして歩行を妨げた。歩道では歩行者優先であることを小学校で徹底指導してほしい。」と地域の方からお願いがありました。自転車は、法律(道路交通法)で「車両」に位置づけられています。自動車と同じように交通ルールを守って乗車する義務があります。実際、小学生運転の自転車による人身事故も多く発生しています。1億円近くの賠償金を請求された事例もあります。交通ルールと運転マナーを守って安全に自転車乗車できますように、ご家庭でも必ずご指導ください。
【歩道通行のルール】 
①歩行者優先。歩行者がいる場合、歩道の中央から車道よりを通行する。
②すぐに止まれる速さで通行。歩行者が立ち止まったり避けたりすることがないように。

大雨による引き渡し

2021年7月8日 11時22分

 7月7日(水)七夕。
 牽牛と織り姫の出会いの日でしたが、山陰は大雨洪水警報が発令され、命に関わる事故、家屋への被害がないように願った1日となりました。
 昨日の動きとして、午前中に町内校長と教育委員会で、下校時の対応について検討していましたが、本校では午後のかかりの状況を判断して、対応することにしました。
 今後の降雨状況も確認するとともに、昼過ぎには歩行下校地区(稲荷、堀越、門尾、フローラル、奥谷、下坂、井古、宝、若葉、下峰寺など)の様子をパトロールした上で、私都川の増水氾濫状況の確認、用水路から道路に水があふれている箇所確認等を行いました。
 その結果、教職員がついての集団下校であっても、児童が感じる恐怖感やそれに伴う事故の危険性があると判断し、急遽引き渡し下校を行うことにしました。
 保護者の皆様には、急な連絡にもかかわらず時間内に駆けつけていただき、全児童を引き渡し安全に帰宅できたことに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

五日市氏からの寄贈本「ツキを呼ぶ魔法の言葉」

2021年7月2日 13時12分

    PTA役員の皆様にご協力をいただき、創立40周年記念事業を進めています。7月には記念航空写真の撮影、8月には虹の丘(かがやき広場)の改修作業、9月には記念式典・講演を開催いたします。
 記念講演では、工学博士の五日市 剛 氏にご講演いただきます。本校では「ありがとうがこだまする学校」をめざし、感謝の言葉「ありがとう」「感謝します」を広げようとしています。まさに、この2つの言葉が実は「ツキを呼ぶ魔法の言葉」なのです。五日市氏には2年前から講演依頼しており、その際に「子供たちに読んでほしい」と30冊近く、著書を寄贈していただきました。「ありがとう」「感謝します」の言葉は、自分だけでなくまわりの人にも、きっと幸運をもたらせてくれると思います。記念講演が今から楽しみです。

瞳を輝かせて学ぶ子供をめざして

2021年7月2日 13時05分

    ご多用の中、保護者の皆様には子供たちの学習の様子を参観していただき、ありがとうございました。子供たちはみんな真剣に学習に取り組んでいます。先日、八頭町教育委員視察、東部教育局視察が行われましたが、しっかりと学びに向かっている子供たちの姿を喜んでおられました。子供たちが瞳を輝かせながら主体的に学ぶ姿を見せられるよう、私たち教師も授業力にさらに磨きをかけていきたいと思います。 さて、4月の参観日にできなかった学校説明会をオンラインで行いました。教育目標やめざす子供像について説明しましたが、子供たちはもちろん、保護者、地域、学校がこれらを共有し、日々の生活で意識し行動することで具現化が図られていくものと信じています。ご家庭でも「ふるさとを愛する・志を立てる・自立する」「つながる・うみだす・やりぬく」を意識して子供たちの成長を支えていただきますようお願いいたします。
 先日、脳科学者の著書を読んでいると「非認知能力=意志力、やりぬく力、情熱、自尊心、社交性、自制心、協調性などの学力テストでは測れない能力」が将来にわたって健康や所得等(Well-Being)によい影響を及ぼしているという調査が紹介されていました。本校では特別活動の研究で「つながる力・うみだす力・やりぬく力」をつけようと取り組んでいますが、その中で子供たちの非認知能力が確かに育てられているなと実感しています。それが、落ち着いた学習態度やきまりのよい生活態度として具現化されているのだと考えています。
一方、「認知能力=IQ、学力、記憶力など、学力テストで測定できる能力」については、日々の授業や家庭学習等で目に見える形で確かめることができます。下のグラフは6月の家庭学習がんばり週間の集計結果です。3年と5年が、八頭町で目安としている家庭学習時間に届きませんでしたが、各家庭での学習習慣もついてきているようです。引き続き、各学年の目安となる家庭学習の時間を参考に、自分で家庭学習の時間を意思決定し学力向上をめざす、学びの自立を促していきたいと思います。担任等からの指導や助言をもとに、未定着部分の復習、音読速度の向上、漢字書字力の定着など、それぞれが個々の課題に適した学習に取り組めるように考えています。


創立40周年記念事業について

2021年6月1日 16時32分

 上私都小学校、中私都小学校、下私都小学校、育英小学校の一部を校下として、昭和56(1981)年4月に開校して、今年で創立40年周年になりました。新型コロナウイルス感染症がおさまらない状況のなかですが、節目を祝う気持ちで各種事業を推進していきたいと考えています。
 創立40周年記念誌の制作、PTA事業でかがやき広場(虹の丘)の改修工事、航空写真撮影、記念講演会等を実施する予定です。PTA役員の皆様のアイデアとパワーを頼りにしています。事業概要は、創立40周年記念事業のフレームにPDFで掲載しています。

キャリアパスポートに運動会での成長を記録しました。

2021年5月27日 09時59分

 2年ぶりの運動会。五月晴れの空の下、「時は来た!!思いを一つに全集中!!!」のテーマのもと、子供たちの躍動する運動会を開催できたことに心より感謝しています。
 運動会を開催でき、学習で練習してきたことを多くの人に見てもらうという機会が与えられたことはたいへん貴重な体験となりました。
 自分たちががんばってきたことを見ていただく、自己表現の場・学習成果の発表の場というのは、子供たちの成長を認めてもらい、それによって子供たち自身が自らの成長を確認することにつながります。自分たちの出場する種目演技競技だけではなく、各担当として自分の役割を果たし、下学年をリードし、心を一つに運動会を盛り上げようとがんばる姿を心に刻んでいただけたことと思います。
 子供たちは、めあてをもって運動会種目や役割に取り組み、キャリアパスポートで自らの活動を振り返り、運動会での成長を確認しました。児童の振り返りを紹介します。
・5,6年などで協力して、みんなときずなが深められました。開閉会式の時に1年生とかに声をかけて並ばせることができました。役割は忘れずに行って、正確にできました。3位だったけれど、協力して楽しい運動会になりました。
・開会式や閉会式の時に、下学年に声をかけて並ばせられました。自分の役割を忘れずにタイミングなどをみて役割を果たせたのでよかったです。100m走やリレーなどを最後まであきらめずに力いっぱい走れました。
・いろんな人と協力しながらできたし、一つ一つの競技も全力で取り組めました。黄組のめあて「仲間を信じ、全力100%出してやりぬこう」を達成できました。小学校生活最後の運動会で総合優勝できてうれしかったです。
・自分のめあてや色のめあてをもとに、しっかりと運動で動くことができました。もう少し低学年と関われるように声出しを積極的にしていきたいです。そして最後まであきらめずにやりぬくということをこれからも続けたいです。


 

心のアンケートで不安や悩みを相談できるように

2021年5月27日 09時56分

 子供たちが安心して学校生活を送れるように日々気をつけていますが、何かしらの不安や悩みを抱えている子は必ずいます。
 そんな悩みや不安を相談できるように、「心のアンケート」を毎月実施しています。アンケートをもとに、担任や養護教諭、スクールカウンセラーなど相談しやすい人に相談できるようにしています。
 相談できる人との「つながりと対話」が、不安や悩みを乗り越える力になります。
 話を聴くこと=カウンセリングです。

学校運営協議会(コミュニティースクール)への準備が始まります!

2021年5月27日 09時54分

   令和4年4月から、町内の小中学校では学校運営協議会制度が始まります。
   学校運営協議会制度とは、地域を愛し、八頭町の未来を支えていく子供たちを、学校と地域が目標を共有して連携しながら一緒に育てていけるよう、地域住民も主体となって学校運営に関わる仕組みです。
   現在の学校評議員制度でも地域・PTAの代表者から学校運営に貴重なご助言をいただいていますが、より主体的に地域が学校運営に関わり「地域の後継者を地域で育てる」ことを学校運営協議会ではめざしています。
   地域とともに何ができるかを考えていきたいと思います。 下図は文部科学省HPから転載