よさを生かし 協働して 未来を切り拓く~感動のエンジョイ集会より~

2018年2月1日 09時00分

 笑顔いっぱいのエンジョイ集会でした。多くの保護者の皆様においでいただき、感謝いたします。自分の得意なことを生かし表現する生き生きとした出演者の姿が見られました。また、学級の友達への熱い応援も盛り上がりました。感動し、元気をもらいました。児童も満足です。感想を紹介します。

<全般>
・見る楽しみと出る楽しみを味わえた。
・1年生から6年生までみんなが盛り上がっていた。
・一人一人のいいところ(特技)がこの集会で分かってよかった。
・この集会は自分のいいところが発見できる。
<練習>
・みんなで「こうしよう」「ああやってしよう」などと話し合ったのがよかった。
・練習の時、みんなで教え合ったことや協力したことを生活に生かしたい。
<出演者>
・初めてなのですごい緊張した。
・出た人は、からをやぶって成長できた。
・自分の思ったとおりにダンスができて、会場が盛り上がったのでよかった。
・一人一人がしっかり楽しんでできたのでよかった。
・笑いをとれるようにアドリブを入れた。
<応援>
・「よかったよ」「かっこいい」という声や手拍子など応援もしっかりできた。
・他のクラスもいろいろな応援をつくっていたのですごいと思った。
<次回への決意>
・次もオーディションに受かり、エンジョイ集会に出られるようにがんばりたい。
・来年は工夫がつまった応援をつくりたい。演技も頑張れるように練習したい。
・来年こそは優勝をめざしたい。

 現在、社会が激しく変化し、予測困難な時代となっています。未来の担い手である児童は、様々な変化に積極的に向き合い、互いのよさを生かし、他者と協働して課題を解決したり、新たな価値を創造したりしていく力を身に付けることが必要です。これは、本校が進めている特別活動が重要な役割を担っています。
 全国学力学習状況調査質問紙「学級みんなで協力して何かをやり遂げて、うれしかったことがありますか」の本校児童の肯定的回答は94.5%で、全国平均と比べ6.7ポイント高くなっています。また、「自分には、よいところがあると思いますか」の肯定的回答は86.1%で、全国平均と比べ8ポイント高くなっています。
 特別活動の推進に力を入れ、エンジョイ集会だけでなく、協力してやり遂げ、感動する体験を様々行ったことで、大きな成果がありました。
 この力を生かし、社会の変化に主体的に関わり、幸せな人生とよりよい社会の創り手となることを願っています。

    校長  安住 順一

太陽のように

2018年1月9日 14時00分

 あけましておめでとうございます。
   よいお年を迎えられたことと思います。

 始業式に、次のような話をしました。

 元旦に初日の出を見た人がいるかもしれません。日の出を見ると清々しい気持ちになります。私は、朝歩くのが好きです。30分ほど、ウオーキングをします。夜明け前の暗いうちに歩き始めます。暗い世界がだんだん明るくなるのをながめるのは気持ちいいものです。夜明けと言えば、次の言葉が大好きです。

 太陽は 夜が明けるのを待って 昇るのではない
 太陽が 昇るから 夜が明けるのだ
                    東井義雄
 当たり前ですね。明るくなったからそろそろ昇ろうかと言って、太陽が昇るのではありません。太陽の光で明るくなるのですから。真っ暗な夜から、明るい世界を生み出してくれるのは太陽です。
 この言葉を人間のこととして考えると、どんなに辛い苦しい時でも自分が前向きにがんばれば、明るい未来を切り拓いていけるんだ、と希望が生まれます。私は、この言葉に「そうだ、そうなんだ。」と励まされたことがあります。
 また、「太陽が昇るから夜が明けるのだ」というのは、自分から進んで行うのですよという意味が込められています。自分から進んで動くと周りが変わるということです。以前お話しした「鏡は先に笑いません」にも通じます。
 みなさん一人一人が太陽です。みなさん一人一人が、よりよい学級、よりよい学校をつくっていく主人公です。
 今日はこんな事をやるぞ、とやる気満々で、学校に行くのが楽しい。
 今年も、そんな学校をつくっていきましょう。

 ご家庭のご支援ご協力、本年もどうぞよろしくお願いします。

    校長  安住 順一

充実した2学期でした

2017年12月25日 14時00分

 うっすらと雪化粧した山々を眺め、冬の風情を感じる師走です。2学期末は、エンジョイ集会のオーディションやクリスマスコンサートなどに、多くの児童が参加しました。素晴らしい表現力でした。自分のやりたいことに仲間と力を合わせて挑戦することで、生き生きした「輝く瞳」が見られました。
 充実した2学期でした。運動会、マラソン大会、なわとび集会など、感動的な思い出がたくさんできました。
 今学期も、特別活動の推進に力を入れ、温かい人間関係でつながる集団づくりを進めました。児童は、自分たちでよりよい学級生活、学校生活をつくろうと頑張りました。自分のよさを生かし、みんなのために進んで行動し、人の役に立つ喜びを味わいます。そして、感謝の気持ち「ありがとう」が生まれます。
 縦の学年での温かいふれあいも増えました。上級生が下級生に温かい働きかけをし、下級生は感謝の気持ちを表します。上級生は人の役に立つ喜びを味わい、自己有用感を高めます。「ありがとう」が行き交う学校になってきました。
 1年生は冬休み前、生活科「家族にこにこ大作戦」で、家族の役に立つ仕事に挑戦しました。階段のふき掃除や玄関のはき掃除などをしたようです。お家の方に温かい感謝の言葉をいただき、喜んでいました。冬休みは、家族の一員として自分の役割を果たせるよい機会です。
 冬休みも4つの「あ」で、温かい家庭生活を送れるよう願っています。

 ありがとう…家族に感謝する。家族の一員として家の仕事をし感謝される。
 あいさつ …家族や地域の人、お客さんにあいさつをする。
 あんぜん …雪が降り、道が凍る冬の安全に気をつける。
 あとしまつ…年末大掃除をして、清々しい新年を迎える。

 保護者の皆様、地域の皆様には、学校の教育活動に、たくさんのご支援、ご協力をいただきました。本当にありがとうございました。
 今学期新しくできた「おじいの会」の皆様には、学校周辺の通学路の環境整備をしていただき、ありがとうございました。「輝く瞳おうえん隊」がますます充実してきたことに感謝いたします。
 ご家族おそろいでよいお年をお迎えください。

    校長  安住 順一

温かい人間関係を深めた なわとび集会

2017年12月1日 16時00分

 先日のなわとび集会は、熱気あふれるものでした。大勢の保護者の皆様に参観していただき、児童の励みになりました。ありがとうございました。
 ものすごいスピードで跳んでいく児童の姿に練習の成果を感じました。流れるような連続跳びに見とれました。また、大きな声を張り上げた応援に、学校の一体感を感じました。体育委員会の主体的な運営にも感心しました。郡家東小学校全児童の団結力と熱気、温かい雰囲気いっぱいのなわとび集会でした。
 この集会に向けた1ヶ月ほどは、休憩時間、玄関前のアスファルトが各学級の練習する姿で熱気にあふれていました。友達同士で声をかけ合い、励まし合って練習していました。また、上級生が下級生に跳び方を教える姿も見られました。応援練習も6年生がリードして自主的に取り組んでいました。
 なわとび集会の大きな目的は、長なわとびに学級のみんなで力を合わせて取り組むことで、温かい人間関係を深めることです。
 児童は、なわとび集会をふり返り、成長を実感しました。

<児童の感想より>
 ・かけ声をすることでみんなの気合いが入って、よりがんばろう
       と思えた。
 ・「はい」とか、「いいよ、いいよ」という声がよく聞こえたの
       でよかった。
 ・引っかかってもドンマイなど励まし合った。
 ・とんでいるときに、友達が「ドンマイ」や「ナイス」とたくさ
       ん言ってくれてうれしくなった。
 ・回すスピードや並び順も何度も話し合って決めることができた。
 ・みんなとの仲が深まった。
 ・あきらめずにやったからこそ絆が深まった。
 ・みんなが大きな声で応援していた。

     校長  安住 順一

「ありがとう」が行き交う学校

2017年11月1日 16時00分

 10月上旬に4年生が「山の学校」で、氷ノ山に登りました。児童は、「ここは段が高いから気をつけて」「下の方のみんな、大丈夫かなあ」「ありがとう、そっちはどう?」などと、励ましの声をかけ合いました。そこには、温かいふれあいがありました。
 山の学校までに、5年生が4年生に温かいアドバイスをしています。そして、手作りのお守りを贈りました。4年生はそれを大切に身につけていたようです。
 当日の出発時には、3階の窓に、「山の学校 楽しんでね」などと5,6年生のメッセージが掲げてあり、帰った日には「登頂おめでとう」のメッセージがありました。この温かい励ましに4年生も応えます。「5年生にありがとうの気持ちを伝える会をしよう」と計画をしています。
 縦のふれあいが様々な学年でなされています。休憩時間に一緒に遊んだり、なわとび集会のアドバイスをしたり、給食を一緒に食べたりしています。
 上級生が下級生に温かい働きかけをし、下級生は感謝の気持ちを表す。上級生は人の役に立つ喜びを味わい、自己有用感を高めるというよい循環になっています。郡家東小学校のよき伝統が築かれつつあります。
 学校経営の重点の一つは「温かい人間関係でつながる主体的、自治的な集団の育成」です。同学年の温かいふれあいだけでなく、縦の学年での温かいふれあいも増えました。「ありがとう」が行き交う学校になってきました。

 10月25日に、八頭郡小学校教育研究会研究大会が、郡家東小学校で開催されました。学級活動の授業を全学級公開しました。郡内外から150名の教職員が参加し、児童の生き生きとした姿を参観しました。感想を紹介します。

○子どもたちが自信を持って意見を言う姿、友達の思いを受け止めて話し合う姿がすばらしかったです。学校全体が落ち着いていて、学校が楽しいと感じていることが参観者にも伝わってきました。
○学校、先生方、子どもたちの雰囲気がよく、特別活動を中心として日々充実した学校生活を送られていることを実感しました。
○講師の先生方が口をそろえて、「日本で今一番最先端の特活をしている学校だ」と言われるのも納得できる非常にレベルの高い授業でした。
○自己肯定感が育っている集団だからこそ、本日のような話し合いができたのだと思います。教室にいる子どもたちの多くがリラックスして、何を言ってもいいという安心感で過ごしているように思いました。

     校長  安住 順一

行事で成長する(運動会)

2017年9月28日 16時00分

 さわやかな秋空の下、熱気あふれる素晴らしい運動会でした。小学校と地域と共に感動し、心に残る運動会になりました。お世話していただいた多くの役員の皆様に感謝いたします。また、演技や声援で盛り上げてくださった保護者の皆様、地域の皆様、ありがとうございました。
 児童のきびきびした動き、元気なかけ声にうれしくなりました。運動会のスローガン「つながる やりぬく 東っ子」のとおり、心がつながり、最後まで全力でやりぬく姿が見られました。 
 児童は運動会を振り返り、学んだことや感想を書きました。自主的に活動し、協力して取り組んだ満足感にあふれていました。
 上学年は、皆をまとめる苦労と役割を果たした成就感、人の役に立った自己有用感を持ちました。下学年は上学年のリードや声かけに感謝し、あこがれの気持ちを持ちました。学校行事を通して、どの子も大きく成長しました。

言葉が先 言葉で幸せになる

 9月最初の全校朝会で、児童にいくつかメッセージを出しました。
  「幸せになるために言葉を変える」
  「言葉を変えると心が変わる」
  「人は、しゃべった言葉と必ず出会う」
 10年以上前になります。『ツキを呼ぶ魔法の言葉』という小冊子が口コミだけで130万部のベストセラーになりました。五日市剛さんが、学生時代の不思議な体験談をまとめた小冊子です。魔法の言葉とは、「ありがとう」「感謝します」「ツイてる」です。イスラエルのおばあさんの言葉が五日市さんの人生を変えました。彼女は、次のようにも言いました。
 「人はね、言葉どおりの人生を歩むの。だから、きれいな言葉を使いなさい」
 言葉のパワーを実感しています。「ありがとう」「感謝します」を口ぐせのように言い、きれいな言葉を使うことで、どの子も幸せになってほしいです。


     校長  安住 順一

夏休みも 4つの「あ」

2017年7月19日 16時00分

  充実した1学期でした。児童は元気いっぱいです。楽しい夏休みが始まります。
 一人一人が幸せな人生を歩み、よりよい社会をつくってくれることを願って教育をしています。そのためには、よい習慣づくりが大切です。
 4つの「あ」を合い言葉に、全校で取り組んでいます。
 夏休みにもぜひ、家庭で取り組んでいただければと思います。

 「ありがとう」 「ありがとう」と感謝し、
                                「ありがとう」と感謝される。
         感謝の思いをたくさん伝え合いたいものです。
 「あいさつ」  進んであいさつをして、
                                周りを元気にしてほしいです。
 「あんぜん」  野外での活動も多い夏休みです。
         自分の命は自分で守ります。
 「あとしまつ」 靴をそろえる、後片付けをするなど
                                たくさんあります。


 夏休みは家の仕事を手伝い、家族から「ありがとう」と言ってもらえる絶好の機会です。家事には、「あとしまつ」に関わる仕事がたくさんあります。例えば、玄関を片付ける、風呂掃除をする、洗濯物をしまう、食事の片付けをするなど。
 家族の一員として、しっかり家の仕事を手伝い、「ありがとう」をいっぱい言ってもらえる夏休みになることを期待しています。

     校長  安住 順一

あとしまつ「次の人が使いやすいように」

2017年6月30日 16時00分

 私が小学生の頃、最強のプロ野球チームは巨人軍でした。名監督の川上哲治に率いられた巨人軍は9連覇を達成しました。川上監督が繰り返し選手に言っていたことがあります。「トイレのスリッパをそろえろ」です。
「トイレから出るときは、次の人が使いやすいように、スリッパを整えて出る。そのくらいの周りの人への配慮もできない者が、どうしてチームワークを発揮することができるのか。常に、他人の立場になってものを見ろ。」
それを象徴するメッセージが「トイレのスリッパをそろえろ」でした。

 全校朝会で、4つの「あ」の「あとしまつ」について話をしました。
 トイレのスリッパが乱れている写真を見せて問いかけました。トイレに行っときに、こんなスリッパだったら嬉しいですか。いやですね。とても履きにくいです。では、なぜこうなるのでしょう。
 次に、きれいにそろっているスリッパの写真を見せました。このようにそろっていると気持ちいいですね。履きやすいです。スリッパがそろっているのは、次の人のことを考えているからです。次の人が使いやすいように考えてそろえているのです。みんなが気持ちのよい生活をするために、自分は何ができるのか考えてください。そして、行動してください。

 朝はそろっているスリッパが、昼は乱れていることが多いのですが、この日は、昼も、トイレのスリッパが見事にそろっていました。よいと気づいたことを素直に行動に移せるのが郡家東小学校児童の素晴らしいところです。

 全校朝会の感想を紹介します。

 私は、校長先生のお話を聞いて、「私たちが学習している心のユニバーサルデザインににているな」と思いました。私たちの班は、スリッパをそろえようとみんなで決めました。そのわけは、次の人が使いやすいため、トイレに入って悪い気分にならないためでした。ちょっとしたことを心がけるだけで、心のユニバーサルデザインになります。私は、校長先生のお話やユニバーサルデザインの学習でちょっとしたことでも心がけようと思いました。

     校長  安住 順一

輝く瞳 見つけた

2017年5月31日 16時00分

 毎朝の楽しみは、登校する児童と交わすあいさつです。児童会企画委員会に加え、たくさんのボランティア児童があいさつ運動に参加しています。玄関前では「おはようございます」が響き渡っています。帰りに届けてくれる「先生、さようなら」のあいさつにも心が温かくなります。「あいさつは心をつなぐ」という言葉を実感しています。 
 毎日の掃除を黙って行う「黙働」もがんばっています。時々、全校で校庭の草取りをします。全校児童が黙々と草取り作業に励む姿を見てうれしくなります。「そうじは心を磨く」という言葉が好きです。
 先日の防災訓練(火事を想定)では、全校児童が黙って避難し集合できました。特に初めて参加した1年生の整然とした行動には、消防署の方も感心されました。
 5月初旬の修学旅行では、6年生の「輝く瞳」を見つけました。意欲的に学ぶ態度。特に神山天文台での意欲的な反応や質問に感心しました。素早い行動。特に、集合写真の撮影に集まる早さに驚きました。バスレク係さんのリードで盛り上がったバスの車中。帰りのバスでも元気いっぱいの6年生でした。
 郡家東小学校は、「特別活動」に力を入れています。温かい人間関係でつながる集団づくりを進めています。児童は、自分たちでよりよい学級生活、学校生活をつくろうと頑張っています。自分のよさを生かし、みんなのために進んで行動するのです。そこでは、「ありがとう」と感謝の気持ちが生まれ、役に立つ喜びを味わいます。そして、生き生きと生活する「輝く瞳」の児童をたくさん見つけることができます。

     校長  安住 順一

役に立つ幸せ

2017年4月28日 16時00分

 参観日の感想、ありがとうございました。学校への期待感いっぱいの感想をたくさんいただき、全教職員がますます張り切っています。

 4月の全校朝会で、私の大好きな「アンパンマンのマーチ」の出だしをみんなで聴き、次のフレーズを示し、話をしました。

「何のために生まれて 何をして生きるのか」
 
 みなさんは、この世に何のために生まれたのか考えたことがありますか。一人一人がかけがえのない命を授かりました。一人一人がすばらしいよさを持っています。それを生かして幸せになるために生まれたのです。
 幸せには、3つの幸せがあります。
 1つ目、「してもらう」幸せ。赤ちゃんはおなかがすくと泣きます。お乳をもらうと満足します。だっこしてもらうと喜びます。皆さんも、何かをしてもらうとうれしいですね。
 2つ目、「できる」幸せ。3歳くらいになると、ご飯を自分で食べたくなります。自分で食べられるのがうれしいのです。計算ができる、逆上がりができるなど、今までできなかったことが「できるようになる」とうれしいですね。
 3つ目、「役に立つ」幸せ。家のお手伝いをすると、家の人が喜ばれます。友達に親切にすると喜んでくれます。人が喜んだ顔を見るとうれしいですね。幸せになります。「ありがとう」と言われる幸せです。これが「役に立つ」幸せ。
 今日は、役に立つ幸せについてお話しします。アフガニスタン難民キャンプの写真です。難民キャンプでの生活は厳しいだろうな、と我々は考えるのですが、写真の子どもたちは明るい笑顔を見せています。鳥取市用瀬町にお住まいで、世界中を旅されている方が、難民キャンプを訪れて、子どもたちに尋ねました。
「大人になったら何になりたい?」
「お医者さん。理由は、人を助けて喜ばれるから。」
「エンジニア。理由は、村の人の生活を豊かにしてあげたいから。」 
 こんな答えが返ってきたそうです。「人の役に立つ人間になる。そのために学ぶ。」と考えているのです。素晴らしいです。これは、志を立てているのです。
 郡家東小学校の学校教育目標に「志を立て」とあります。どんな仕事でもいいです。自分のよさを生かし、世のため、人のためになる生き方を志しましょう。人の役に立つ人間になる、という志を立てましょう。そして、役に立つ幸せを味わいましょう。
 ふだんの生活でも、人の役に立つ、人に喜んでもらえる行いや言葉かけがたくさんできるといいですね。


     校長  安住 順一