QU調査の結果より

2022年1月14日 11時41分

 
   学校では毎月「心のアンケート」を行い、子供たちの心配ごとなどを知る手がかりとしています。気になる児童には担任や養護教諭などが個別に話を聞き、安心して学校生活が送れるように不安や心配ごとの解消に向けて支援しています。
   この他にも年2回、QUアンケートを行っています。このアンケートは友達関係、学習意欲、学級との関係などの「やる気のあるクラスをつくる学校生活意欲」と、承認感(友達や教師から認められているか)、被侵害感(いじめ、冷やかしなどを受けていないか)など「いごこちのよいクラスにするための学級満足度」を知る手がかりとなります。右のグラフの通り、本校では学校生活満足群に分布している児童が高い割合【11月調査82%(全国43%)】を維持しています。
    特別活動の実践を通して、「つながる力(人間関係形成)うみだす力(社会参画)やりぬく力(自己実現)」を高められるように取り組んでいる成果とも考えられます。一方、「学校生活不満足群・侵害行為認知群・非承認群」に分布する子供たちもいます。それぞれのアンケート回答をもとに、「やる気・いごこち」の改善に向けて子供たちの話を聴きながら一人ひとり丁寧に支援を続けています。

五日市 剛先生による創立40周年記念講演

2021年11月30日 08時52分

「ありがとう 感謝します ついてるついてる」
 五日市 剛先生から教わった「ツキを呼ぶ魔法の言葉」は、将来にわたって子供達にとっても一緒に講演を聴かせていただいた私たち教職員、保護者、地域の皆様にとっても「幸運」を呼び寄せる大切な言葉になると思います。
 参加された地域の皆様からも、「いなや気持ちになったときにも『ありがとう』ということで、良いことも悪いことも全て自分のためになるのだなあ」と意識改革が図られたと感想をもたれていました。
 昔から言葉は魂を持つ「言霊」と言われています。マーフィーの法則やピグマリオン効果など、考えていることが徐々に実現に向かうことは、いろいろな場面で目にすることがあります。自分が発する言葉とともに、目に見えない何か特別な力(オーラ)がでているように感じます。
 子供達が目標を持つこと、私たちが子供達の成長を願うこと自体で、知らない間に、それぞれが願う方向に進んでいくように感じます。
 五日市先生がお話しされたように、努力無しでは何事も為し得ないと思いますが、感謝+努力が幸運を引き寄せるのは、先人の姿からも納得できます。
 ネガティブな言葉表現を控え、ポジティブな言葉を使うこと自体、ものごとをポジティブに考えることにつながります。
「ありがとう 感謝します ついてるついてる」は、その最たる魔法の言葉だと思います。
 五日市先生、ご講演ありがとうございました。

創立40周年記念式典、記念講演会を開催しました!

2021年11月30日 08時47分

   昭和56年の創立・開校から、昭和、平成、令和と三つの時代を経て、郡家東小学校は40周年を迎えました。
  新型コロナウイルス感染症対策に心を砕きながらも、PTAが中心となり親子一緒に取り組んだかがやき広場の改修事業、さらに、航空写真撮影、記念誌の編集・・・と、計画した事業が着実に進められています。
   11月26日には、9月から延期していた記念式典、工学博士 五日市 剛 氏による記念講演が無事開催されました。PTA役員の皆様をはじめ、創立40周年記念事業に携わっていただいています多くの皆様に心より感謝申し上げます。
   創立以来、本校でめざす子供の姿を示し続けている校訓「輝く瞳」、そして、歌い継がれている校歌。さらに、愛唱歌「スタートライン」。これらに込められた願いは、今も本校教育の指針となっており、その願いは今もここにいる子供たちに受け継がれています。40周年という節目を迎え、先輩方の郡家東小学校への期待や願いに思いをはせ、家庭・地域・学校が強く連携し、「輝く瞳の子供が学ぶ輝く学校」の発展ために、新たな歩みを踏み出したいと思います。
    本校の宝そして地域の宝でもある輝く瞳の児童の皆さん、本校教育に携わる先生方、また、本校教育を支え、応援してくださる全ての皆様に心より感謝申し上げます。

将来の夢や目標につながる学びを

2021年11月1日 11時26分

 先月の学校だよりに「将来の夢や目標がある,失敗を恐れないで挑戦するなど,県や全国平均より肯定的な回答が低い項目もいくつかありました。地方創生の視点で,ふるさとキャリア教育の推進がより重要視されています。子供たちが,いろいろな出会いやつながりの中からこんなことやってみたい、自分もこの人と同じように○○をしたい、と将来の夢や目標につながる学習機会や環境づくりが今後の教育課題となっています。」と記載しました。
 早速、6年生担任が「地域に生きる 自分らしく生きる」をテーマに、子供たちの学びの機会を設定しました。若桜鉄道の谷口剛史さん、イッポラボの田中大一さん、田中農場の田中里志さん、日本海テレビの奈羅尾玲子さんにお話を聞かせていただくようにお願いしています。4名とも鳥取、八頭などの地域を基盤に様々な方面とのつながりながら活躍されている方々です。子供たちがこの方々に実際に出会い、お話を聞かせていただく中で、自分らしい生き方、仕事観、将来の夢や目標など、それぞれ感じるところ学ぶところがあると思います。「地域に生きる自分らしく生きる」姿をしっかり学んでほしいと思います。
 第1弾は、若桜鉄道SL再生、全国各地のSL修理等、若桜鉄道だけでなく、全国の地域鉄道の維持発展に取り組まれています谷口剛史氏から学びました。子供たちは谷口さんについての事前学習後、谷口さんへの質問を準備しており、その質問に谷口さんが実例を挙げながら答えるという45分間となりました。人との出会いは、子供たちの心を確実に成長させるのだなと、子供たちの感想を読みながら再認識しました。子供たちの感想(一部分)を紹介します。


 私の手元にある、福島県郡山市立多田野小学校の学校だよりには「6年生の夢・願い」が掲載されています。そこに書かれているのは将来の趣味、仕事や職業ではなく、人としてどう成長したいか、どのような生き方を大切にしたいかが記されています。大きな震災を経験し、子供たち一人一人が人としての生き方を真剣に見つめているのが分かります。人としての生き方、仕事や職業、生活自立、社会自立・・・、キャリア教育を幅広く考えていく必要がありそうです。

アルミ缶回収ボックスに込められた願い

2021年11月1日 11時20分

前回の委員会活動の時間、ボランティア委員会の子供たちにアルミ缶回収ボックスに込められた願いについて、清水公民館長さんからお話を聞きました。
 アルミ缶回収ボックスは、今から10年前に当時の校長先生からの依頼で清水公民館長さんが空き缶収納できる小屋を作られたそうです。福島県郡山市立多田野小学校の校長先生と本校の校長先生が縁あって交流があり、アルミ缶回収による収益金で東日本大震災後の復興支援を行うことになったそうです。子供たちの活動を後押ししようと、清水公民館長さんがアルミ缶回収ボックスを製作されたそうです。しかし、郡山市立多田野小学校への復興支援や交流は数年で途絶え、現在、アルミ缶回収による収益金は赤十字や八頭町社会福祉協議会などを通して義援金としてお渡ししています。
 清水公民館長さんのお話を聴き、ボランティア委員会が多田野小学校との交流を計画しようとしています。子供たちがどんなことをしたいのか、ボランティア委員会で話し合って決めたことが実現できるように応援していきたいと思います。

学びに向かう力を育て,学力・生活力を着実に高める!

2021年10月13日 11時47分


    6年生を対象に行われた全国学力学習状況調査の結果です。
    今年度は,国語・算数の学力調査を行いました。本校6年生の結果はグラフのとおりです。今年度も国語・算数とも県・全国平均を上回っています。ここ数年,国語・算数とも県や全国平均を大きく上回っており,子供たちは家庭や学校で学んだことを確実に身に付けてきているようです。さらに学力を高めていけるように授業改善,学びの質の向上に取り組んでいきたいと思います。特に,長文を読む速さや計算の速さを高め,国語の長文問題や算数の活用問題に時間的な余裕をもって取り組めるようにしていきたいと考えています。
    学習や生活に関する質問でも,子供たちは概ね肯定的に回答しています。「学校が楽しい,人の役に立ちたい,困っている人を助ける,自分にはよいところがある,決めたことはやり遂げる」など,学校生活をポジティブに過ごしています。
    ポジティブな姿勢が子供たちの学力向上にもつながっているのだと思います。「家庭学習を1時間以上する,計画を立てて勉強する」なども県や全国平均よりも高く,学びに向かう力が確実に育っているなと感心しています。
   「将来の夢や目標がある,失敗を恐れないで挑戦する」など,県や全国平均より肯定的な回答が低い項目もいくつかありました。地方創生の視点で,ふるさとキャリア教育の推進がより重要視されています。子供たちが,いろいろな出会いやつながりの中から「こんなことやってみたい」「自分もこの人と同じように○○をしたい」と将来の夢や目標につながる学習機会や環境づくりが今後の教育課題となっています。その他の課題についても一つ一つ改善に向けて意識的に取り組み,子供たちの成長を認め「できた,やったあ。」という意識を高めていきたいと思います。

成長の喜びを味わえる季節に

2021年10月13日 11時46分


   秋です。学校園ではコスモスが咲き、栗が大きな実をつけ、桜葉が黄色朱色に色づいてきました。秋は米・梨・柿など、様々な果実や作物の収穫の季節です。収穫の喜びを味わえる季節です。学校でも成長の喜びを味わえる季節にしたいと思います。
   9月には4年生は一泊二日で氷ノ山での宿泊学習をしました。天候に恵まれて、全員が氷ノ山登頂に成功しました。1年生はポニー乗馬体験をしました。ポニーとのふれあいを通して、動物愛護の心が育つように願っています。3年生は梨栽培や峰寺薬師について地域の方に学びました。教育活動充実の秋です。子供たちが一日一日、学びを積み重ねて成長の喜びを味わえる季節にしていきたいと思います。

安全安心な環境で輝く瞳を守るために

2021年8月30日 16時02分

 夏休み中に子供たちは、読書、夏休みの課題、家での手伝い等、それぞれに小さな努力を積み重ね、成長につなげてくれたことと思います。思うように過ごせなかったという人もいると思いますが、夏休みの一番の目的は、心身のリフレッシュを図ることです。「しっかり休めたから、今日からがんばろう。」と気持ちを切り替えて2学期をスタートさせたいと考えています。

 昨年に引き続き、今年の夏も新型コロナウイルス感染症への警戒、その上、酷暑続きで外出等を控えられたご家庭も多かったかと思います。いまだ新型コロナウイルス感染状況は厳しい状況ですが、その中での2学期開始です。学校では感染症予防対策に引き続きしっかりと取り組み、子供たちが安全安心な環境で瞳を輝かせながら学習、生活を楽しめるように最善を尽くします。ご家庭でも、毎朝の検温、健康チェックをよろしくお願いします。


夏休みに出合った一冊

2021年8月30日 16時01分

私はこの夏は、学校以外にほとんど外出することなく、家で読書に勤しみました。いくつか心に残る本に出合いましたが、その一つに脳科学者の岩崎一郎氏の「科学的に幸せになれる脳磨き」があります。「ポジティブな言葉がけは脳全体を活性化する」まずは顔だけでも笑っていると気持ちが前向きになり、うれしいことや楽しいことが起きる」など、示唆に富んだ内容でした。コロナ禍で気持ちが落ち込むニュースが多い中ですが、「ポジティブな言葉がけ」や「笑顔」を意識して、一日一日を大事に過ごしたいなと思います。

この指とまれ!プロジェクト

2021年8月30日 15時58分

 26日にグーグルミートで学校と各家庭をオンラインでつなぐ企画を実施しました。今後、学校と家庭をオンラインでつないで、オンライン学習やオンライン参観等を念頭に準備しておく必要があります。すでに多くの家庭でWiFi等のオンライン環境が整っていますが、各地区の福祉施設、公民館などの近隣の公共施設にもWiFi環境が整えられています。学校からタブレットを持ち帰り、これらを活用してオンライン学習が必要になる場合も想定して、学校でもオンライン授業ができるように準備を進めています。今後も、学校と家庭をオンラインでつなぐ取組を試行する機会を持つ予定です。保護者の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。