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日誌

4次航海実習

2018年7月9日 10時30分

7月8日のようす
風:W/2 天気:曇り 気圧1013.6 気温:28.1 水温:23.7
 本日は班別研修ということで、午前9時上陸許可になって、それぞれが前日までにプランを立てて、公共交通機関を利用して移動していました。また、昨日訪ねてくれた卒業生が働いている客船に乗船して、ユニバーサルスタジオジャパン方面に行くグループもいました。多かったのはなんば方面で、大阪の秋葉原?実習生は秋葉原よりも充実していると言っていますが、その辺りに数グループが行ったみたいです。もちろんその前後に、通天閣や大阪城に行って観光をしていました。
 夕方、実習生のお兄さん(海洋科卒業生)が京都から訪れてくれました。来るとは思ってもなかったようで驚きながらも、照れ臭そうに船内を案内していました。お兄さんから差し入れを頂き、ミーティング後に実習生全員で美味しくいただきました。ありがとうございました。


  朝の体操


  
差入れの神戸プリンをいただきます

4次航海実習

2018年7月9日 10時08分

7月7日の様子
風:SE/3 天気:雨 気圧1006.3 気温:23.2 水温:22.3
 

昨夜は携帯に頻繁に避難指示や特別警報の緊急速報の通知が来て、地元のことを心配していました。梅雨前線に伴う数十年に一度の大雨の影響で、学校も午後から臨時休校になったことを実習生から教えてもらいました。こちらもずっと雨が降り続いていましたが、船内にいるとなかなか外の様子に鈍感になってしまいます。まさかこんな事態になるとは想像していませんでした。
 今朝も霧が深く、酷い時には数マイル先が見えない状況です。実習生は細心の注意を払い見張りを行い、時に舵を握り、船を動かしています。午前中に備讃瀬戸南航路に入る時に当直している生徒が、位置通報を行いました。事前にセリフを何度も口ずさみ練習していましたが、「声を大きく」と船長から言われてしまいました。さらに、予想しなかった若鳥丸の漢字を教えてくださいという質問に固まってしまいました。周りの船員にフォローをしてもらい、なんとか伝えることができました。午後は明石海峡航路で別の生徒が通報をしました。今回も予想していなかったトン数と全長を聴かれ、冷静になればなんなく答えられることでも頭が真っ白になってしまったのか、即答できませんでした。二人とも苦い経験ではありますが、何度も経験を積んでいけば上手になるので問題ありません。予定より早く大阪港に入港し、夜七時から舷門当直を1時間交代で行いました。
夕方、近くの船舶会社で働いている海洋科の卒業生が若鳥丸を訪問し、差し入れまでいただきました。ありがとうございました。


  視界制限状態の中、慎重に舵を握る

 
  機関当直中の作業風景


  夕食の様子(船酔いも収まり元気いっぱいです) 


  海遊館と観覧車を背景に!

4次航海実習

2018年7月9日 09時49分

7月6日のようす
風:NE/4 天気:雨 気圧1005.0 気温:21.5 水温:20.0
 本日の未明、暗闇の関門海峡を通過し、瀬戸内海に入りました。雨と霧で視界が悪く、朝の点呼後は体操やデッキウォッシュは中止にし、部屋の掃除になりました。海は穏やかで、船酔いの実習生もいなくなりました。
船橋当直では本来は航海士が行う操舵号令を任されていました。緊張した面持ちながら、慎重に指示を出して、船を進めていました。機関当直では、ボルトさらい(ボルトの汚れを落とす作業)などを行っていました。当直業務は責任感をもってしっかりと取り組んでいる様子が見られます。
 午後2時前に来島海峡に入りました。この航路は潮流によって通るルートが決まっています。潮流信号には南流を示す「S」と、次第に流れが弱まる「↓」が表示されていました。流速は3.3kt、順潮なので中水道を通りました。海洋技術コースの実習生に、船長コースの生徒が潮流信号について説明をしてくれました。海洋技術コースの実習生は普段、ブリッジ(船橋)に上がることはないので、船舶の輻輳(混み合うこと)する様子や潮流の速さと複雑さを目の当たりにして、瀬戸内海最大の難所であることを感じ取ってくれたと思います。
午後4時半には香川県の西側で錨泊をして、翌日の日中に海上交通安全法に規定された航路を通るために時間調整をします。


  今朝の様子


  当直の様子


  錨泊に伴い航海灯から停泊灯に切り替え


  「食事です!食事です!」と船内放送

4次航海実習

2018年7月6日 10時21分

7月5日のようす
風:NE/4 天気:雨 気圧1002.5 気温:22.1 水温:22.8 
 台風接近による若鳥丸避難のため実習生は7月2日に下船して、学校に2日間登校した後、ようやく本日、境港を出港することができました。出港式において、雨天にも関わらず、保護者の皆様、教職員の方々に多数ご臨席いただき、ありがとうございました。実習生代表挨拶では決意と感謝を述べてくれました。記憶に残っているのは、海洋科3年生全員が乗船する最後の航海であること。ダイビングの指導をしてくださった先生や船員さんへの感謝の言葉。台風の接近により予定を大幅に変更することになり残念ですが、気持ちを切り替えて、無事帰ってこれるように安全第一で頑張ること。周囲の期待に応えられるように1つでも多くのことを身につけるという内容でした。昨年に続き、今回も台風に阻まれることになり、本当に残念でなりませんが、充実した航海になるように努めてきます。実習生の表情は生き生きをしているように見えて、こちらの気も晴れるようです。
操練の後、昼食を食べる頃には日本海に出て、大きなうねりを右舷側から受ける形になり、数人が船酔いでダウンしてしまいました。夜のミーティングの頃にはうねりも大分収まり、船酔いはいなくなりました。船橋当直の方は、自分たちで指示を出して、操舵をさせてもらっています。緊張しつつも、大事な任務を受けて一生懸命取り組んでいる姿が印象的でした。今航海の実習生の当直業務は2時間交代制から3時間に変更していますので、慣れるまでは長く感じるかもしれませんが、最後まで気を抜かずにやり遂げてもらいたいと思います。この航海が実習生にとって良い航海になるように願っています。

     乗船式のようす

第4次航海(集中訓練の様子)

2018年7月3日 15時38分

7月1日のようす
 本日は潜水訓練4日目、前日までと打って変わってかんかん照りなりました。日焼けで真っ赤に染まる実習生もいて、プールに入るには最高の天気です。潜水訓練最終日ともなると、さすがにフィンキックも上達し、トラブル対処にも落ち着いて行動することが出来ていました。教員側からも実習生の上達が日増しに見え、実際の海で潜れる合格点に達してくれて、一先ず安心しました。実習生は徐々に上達していることを実感し、自信をつけたことでしょう。台風の心配をしつつ沖縄の海で計画通り実習が出来ればと願うばかりです。
 夜のミーティング後は、4日間の訓練が終わった解放感?達成感からか、ダイビング中禁止されていた炭酸飲料を飲んだり、お菓子を食べながら笑い声の絶えない状況が就寝前まで続きました。



第4次航海(集中訓練の様子)

2018年7月3日 15時33分

6月30日のようす
 今朝は晴れ間が見え、岸壁で体をほぐす体操とランニングを行いました。朝食にはコッペパンとスクランブルエッグ、ウインナー、サラダが出ました。実習生に人気の食べ方はコッペパンのサイドを開き、スクランブルエッグとウインナーを挟んでトーストです。普段食べない実習生もいるようですが、朝食を食べると朝から元気が出ます。
 本日も東山プールの方は雨に打たれながらの潜水訓練となりました。昨日よりも風が強いため寒さに堪える訓練になりました。午前中は水面泳法やスキンダイビングを中心に、午後からは妨害排除という潜水訓練の仕上げに行われるメニューを行いました。急なトラブルに対して冷静に対処できるようにするもので、ボンベを背負って水中を泳いでいる実習生のマスクやウエイトベルトなどを、水面にいる実習生が潜って外します。慣れないうちは、急に器材が外れると慌てて、溺れそうになったり、急浮上することがありますが、数をこなせば落ち着いて対処できるようになります。今回は底まで素潜りができない実習生が多く、攻撃力が弱いので指導者側がたくさん潜りました。まだ実習生の技量に不安な面もありますが、順調に仕上がっていると思います。心配のなのは、耳抜きが上手くできずに耳を傷めた実習生がいることです。出港すればダイビング実習を終えないと沖縄に寄港しないので、今のうちに病院に行くなどの対応をとりたいと思います。
訓練3日目ともなると、筋肉痛や足腰に痛みを訴える実習生が増えてきましたが、実習生は元気です。
 今夜は差し入れのプリン頂きました。ありがとうございました。この数日間に卒業生も差入れを持って若鳥丸に訪れてくれます。卒業しても学校や若鳥丸のことを思ってくれるのは喜ばしい限りです。



第4次航海(集中訓練の様子)

2018年7月3日 15時29分

6月29日のようす
 今朝は昨晩から降り続く雨により岸壁での体操やランニングが出来ませんでした。実習生は起床時間から5分後の点呼に速やかに集合することができました。久しぶりにもかかわらず船内生活に順応した三年生らしい行動であったことに嬉しく思いました。
 時より激しく降る雨と雷に悩まされる一日となりました。実習棟で器材の積込中に豪雨に遭い、東山のプールに到着した時には雨が一時的に止んだのですが、真っ黒い雨雲が頭上を覆い、今にも降り出しそうな気配でした。案の定、トラックから道具をおろしている最中に豪雨になり、実習生はずぶ濡れになりながら潜水訓練の準備をすることになりました。午前中は雷が鳴り響き、30分間の中断を余儀なくされ、なかなか実習になりませんでした。昼食後からは、雨も止み、予定されたスクーバダイビングの訓練メニューをこなすことができました。今回は外気よりも体感的にプールの方が温かいですが、長く入っていると体が冷えてしまいます。疲れも出てくる頃だと思いますが、風邪を引いてダイビングが出来ないということにならないように体調管理には気を配ってほしいです。今のところ元気で頑張ってくれています。
 南の海上に台風7号が発生したようで、若鳥丸の出港後に鉢合せする可能性もあるような予報進路になっています。どうもこのメンバーは台風との相性が抜群なのか、台風を引き寄せる力を持っているのでしょうか。沖縄慶良間でのダイビングを含め計画通りに日程を消化できればと願うばかりです。



第4次航海(集中訓練の様子)

2018年7月3日 15時24分

6月28日のようす
 3年生全員が若鳥丸に乗船して臨む最後の航海となりました。この子達が入学した日のことが昨日のことのように思えて、あっという間に最後の航海が来てしまったかと寂しい気持ちになりました。本日から始まる4日間の潜水訓練で、実習生は沖縄でのダイビングを安全に実施できるための体力と技量を身に着けることになります。実習生は海洋実習棟(水深4mプール)と東山のプール(5m)の二手に分かれて、午前中はスキンダイビング中心に、午後からはボンベを背負ったスクーバダイビングを行いました。マスクを外した状態での呼吸や器材の組み立てなどで戸惑っている生徒もいましたが4日間かけて最後まであきらめずに取り組めば上達します。スクーバダイビング自体は、選択科目「スクーバダイビング」を受けている実習生以外は2回目で、足がつかない深いところに初めて潜るという実習生が大半です。恐怖心や初めてやることが多く大変だったと思いますが、ハードな指導にも必死になって付いてきてくれました。また、重たい器材を背負って、普段使わない筋肉を大きく使うことが要求されるので、足がつってしまう実習生も何人かいましたが、自分で対処し、実習を続けます。今日は遅い時間まで食堂に集まる様子もなく、部屋で静かに休息を図る実習生も多そうです。



第2学年瀬戸内航海 

2018年6月18日 12時16分


海洋科第2学年瀬戸内航海
生徒全員、6月16日(土)境港に無事帰港しました。

第2学年瀬戸内航海6月15日

2018年6月18日 12時05分


6月15日のようす
 今日は生徒が楽しみにしていた釣り実習の日です。昨日船長から「波が高いため予定していた流し釣りはできそうにありません」と聞いていました。今まで若鳥丸でやったことのない釣り方をして大物を生徒に釣らせたいと思っていたのですが、自然相手なので仕方がありません。朝の5時半頃にアンカーを入れる音が聞こえ、海域を確認すると浦郷湾でした。
今日の仕掛けは胴突き仕掛けでエサにイカとサバの切り身を使います。いざ釣りを開始したものの1時間近く当たりがありません。生徒から「釣れないからルアーを使わせてください」と言われた直後、一人の生徒が竿をしならせています。他の生徒もその周りに集まってきました。船員さんにタモを入れてもらって取り込んだ魚はイサキとヒラマサのダブルでした。それを見てモチベーションが下がっていた生徒も「俺も釣るぞ~」とテンションが上がっていました。しかしその後はカサゴやウマヅラハギがポツポツ釣れるだけでボウズの生徒もたくさんいました。後半の生徒もチダイとウマズラハギが数匹釣れただけで、寂しい釣果となってしまいました。
最終的に昼間の釣果は、カサゴ20~24cm3匹、ヒラマサ45cm1匹、イサキ28cm1匹、チダイ19~28cm3匹、ウマヅラハギ30~34cm3匹でした。それを見た船長が、「釣れない生徒も多かったので夜釣りを許可します」と言われたので、夜も9名が釣りをしました。夜は魚の活性が高く、マアジやイサキ、メバルが釣れて「昼の釣りより100倍楽しい!!」と言っている生徒もいました。