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日誌

海洋科2年生 瀬戸内海航海実習のようす

2016年6月6日 18時00分
2年生

6月4日(土)より、2年生の航海実習が始まりました。
2年生は6月、9月にそれぞれ1週間の航海実習のあと、10月にはオーストラリア航海があります。
航海、機関の専門教科を本格的に学び始めた2年生、航海実習でその学びを深化させてくれることを期待します。

6月4日のようす
風向:東  風力:2  天気:晴れ  気温:25.3度  水温:21.1度

指導教官の日報より
海洋科2年生の瀬戸内乗船実習が始まりました。本日はお忙しい中、多くの方からお見送りいただき誠にありがとうございました。生徒達は朝から元気よく、そわそわしていましたが注意事項などに耳を傾け指示を守ることが出来ました。普段から明るいクラスですが、昨年よりも各自が目的を持ちながら行動することができ、流石2年生と思えるスタートとなりました。海況は良く、全くうねりも無い状況でしたが2名ほど軽い船酔いになる生徒もいました。初日は体も慣れていませんが、無難に日程をこなすことができ担任としても安心しております。明日はいよいよ瀬戸内海に入ります。海上交通の要所を通過し専門教科の学習を深めて行きますので、報告を楽しみにしていて下さい。
 
出港のとき                   出港後、すぐに防水・退船操練
 
昼食のハヤシライス、おかわりしました!  ミーティング後の自由時間。

海洋科1年生 下関航海 5月14日のようす

2016年5月14日 15時20分
1年生

航海4日目、5月14日のようすをお伝えします。

本日、無事に11時境港入港、14時下船式をおこないました。
初めての乗船実習、この経験を今後の学校生活にいかし、
2年生、3年生の航海実習へつなげてほしいと思います。

指導教官の日報より
 航海4日目になりました。昨夜から、隠岐と境港の中間で漂泊し、朝8時30分に境港に向けて出航しました。到着するまでの間、2時間交代で4班が当直業務を行い、残りの班は部屋の片付けをしました。実習生は生徒食堂にある電子海図のディスプレイに映る若鳥丸の位置をこまめに見に来ており、境港への入港を心待ちにしている様子が見られました。窓から見慣れた景色が飛び込んでくると、「あともう少しだ」、「まだまだ乗っていたい」と言っていました。乗船して船に興味関心を持ってくれることが一番うれしいことです。
11時に境港に入港し、今航海最後の食事はミートスパゲティをほとんどの生徒が完食しました。その後に、時間をかけて船内清掃を行い、普段はできなかったところまできちんと掃除を行いました。この航海では船酔いを経験し、下関での寄港地活動、規則正しい船内生活、当直業務など、いろいろな体験を通して、少し逞しくなってくれたと思います。
 下船式の生徒代表挨拶では「船酔いを体験この航海で経験したことを進路選択に生かし、船内生活で注意されたことを直して、次回若鳥丸に乗船する日に向けて、高校生活を一生懸命がんばります。」と言ってくれました。期待したいと思います。 
 隠岐で釣り上げた魚や下関でのお土産を手に、解散となりました。


 
教頭あいさつ             船長あいさつ

実習生代表あいさつ

お世話になりました、ありがとうございました!

海洋科1年生 下関航海 5月13日のようす

2016年5月14日 14時56分
1年生

航海3日目、5月13日のようすをお伝えします。
風向:南西  風力:4  天候:晴れ  気温19.1度  水温17.1度

指導教官の日報より
航海3日目になりました。朝の体操の時点で隠岐の島が見え、今日の釣果を期待しながら、船体をデッキブラシで磨きました。
午後からの釣り実習は、実習生の人数が多いので2班に分け、釣りをしない時間は船橋に上がり、魚群探知機や潮流計を見せて、水中の様子を説明したり、日誌をまとめました。
 釣り実習前半組は、初めの1時間は3匹ほどしか釣れず、あきらめムードが実習生に漂っていましたが、船員さんが「魚はいるぞ」とばかりに釣り上げたレンコダイ27cmを皮切りにポツポツと釣れるようになりました。まったく釣れない実習生もいる中で、女子が大健闘、船員さんに釣りの手ほどきを受けながら、ウマヅラハギやボッカ(カサゴ)、チダイなど良型を釣り上げていました。珍しいところでは31cmのマトウダイを釣り上げました。前半組の釣果は31匹、大物賞は3名、コマセでお腹パンパンのウマヅラハギ32cmでした。後半組はこの日一番の大物で、マダイ36cmを釣り上げました。しかし、釣果がのびず、合計9匹となりました。次回の釣り実習には、全員に釣果があり、大漁となることを期待したいと思います。

 
朝の体操                   船橋当直
 
 ウマズラハギ                カサゴ
 
 マトウダイ                  30cm級のチダイ

海洋科1年生 下関航海 5月12日の様子

2016年5月13日 11時24分
1年生

5月12日の様子をお伝えします。
風向:東南東  風力:3  天候:快晴  気温:21.1度  水温17.7度

指導教官からの日報より
航海2日目の朝を迎えました。昨日苦しめられた揺れもおさまり、食事当番以外の全員で体操、デッキ磨きを行いました。天候は回復し、日中の寄港地研修では汗ばむ陽気となりました。
 関門海峡を通り、下関に8時に入港しました。実習生は上陸を心待ちにしていたのか、さっと支度を整えて集合時間よりも早く集まってきました。
 午前中は、ニチモウ株式会社研究開発室と西日本ニチモウ株式会社の見学を行いました。研究開発室では、100mもの長さがある曳航水槽や海流水槽で、研究中の模型網を使った実験を行っていただきました。漁具が水中でどのようになっているか普段は見られないところを観察させていただきました。製網工場では、特殊な網を機械によって作り、最後は従業員の目と手で確認、補修を経て製品へ完成させることを学びました。実習生にとっては知識がない中で、内容的に難しかったところもありましたが、興味や関心を持って見学している様子が見受けられました。午後は、海響館(水族館)と周辺施設で自由行動とし、海響館では1~2時間過ごし、残りの時間は近くの商店や遊園地を満喫していました。もっと陸地で楽しみたいところですが、午後5時に、明日の釣り実習を行う隠岐に向けて出港しました。夕食にはステーキが出て、とても美味しいと評判でご飯も進みました。 夕食後の船内の様子は、昨日とは対照的で、生徒食堂でUNOや腕相撲大会が開催されるなど、とても賑やかでした。
若干の風邪気味という実習生がありますが、他の実習生は元気に過ごしています。
 海響館入口にて集合写真
 
 夕食はステーキです♪          食事当番のようす
    
ミーティング後のようす


5月13日、隠岐諸島周辺海域で底釣り実習を行っています。
5月14日、11時境港入港予定です。

海洋科1年 下関航海 5月11日の様子

2016年5月12日 17時42分

5月11日出港後のようすをお伝えいたします。
風向:北西  風力:4  天気:雨   気温:13.4度   水温17.3度 

指導教官からの日報
 海洋科1年生にとって初めての航海の日を迎えました。朝から雨が降ったり止んだりとはっきりしない天候で、やむを得ず乗船式と出港式を船内で行いました。乗船式、出港式ともに代表生徒が立派な挨拶をしてくれました。また、船長と学校長から激励の挨拶をしていただき、航海に望む気持ちが高まってくれたと思います。出港の見送りに、学校関係者をはじめ保護者の皆様、多くの方々に駆けつけていただき、大変ありがとうございました。
 境港を出港後は、美保湾で操練を行いました。多少揺れていましたが、船酔いはなく元気でした。しかし美保湾を抜けて、日本海に出た辺り(地蔵埼)で、縦に横にと揺れ、いきなり海上の洗礼を受けました。指導教官は実習生の対応に追われ、慌ただしく息つく暇もありませんでした。
 出港前の昼食はカレーライスで、おかわりを3杯する実習生もいるほど食欲旺盛でしたが、夕食では、お茶やごはんを口にするのがやっとで、完食できた実習生は数名でした。食事当番や当直は、船酔いで苦しみながらなんとか持ち場に行き、出来る限りのことをやってくれました。明日の朝には下関に入港するので、船酔いもなくなるから、そこまで頑張れと励ましながら、実習を行っています。船酔で動けないからか、船内はとても静かです。就寝前にはほとんどの生徒が寝ているようでした。明日の下関では寄港地研修を控えていますので、睡眠をしっかり摂って、充実した研修にしてほしいと思います。
 
昼食はみんな元気で、カレーを食べました。おかわりもしていました。

夕食は船酔いの生徒がほとんどでした。

揺れの中、初めての当直を経験しました。苦しくてもできることを頑張る。
この気持ちが成長につながります。

5月12日 8:00関門港下関区に入港し、寄港地研修を行いました。
明日は隠岐諸島周辺で底釣り実習を行う予定です。

海洋科1年生 下関航海 出港の様子

2016年5月11日 19時11分
1年生

平成28年度の航海実習が始まりました。
第1次航海は海洋科1年生の下関航海(3泊4日)です。

13:30出港式
 
校長あいさつでは「陸とはまったく違う環境なので、先生方や船員の皆さんの指示をよく聞いて、安全に実習をしてきてください」と激励がありました。
次に、船長あいさつがあり、「海の上では協力する相互扶助が重要であること」が話されました、。
最後に、実習生代表あいさつがあり、これから海洋科で学ぶ者としての立派な志が述べられました。

出港の際には 保護者の皆さま、関係者の皆さま、お見送りありがとうございました。

最後まで大きく手を振ってくれています。いってらっしゃーい!

明日は下関に到着し、寄港地研修を行います。

平成27年度オーストラリア国際航海下船式

2015年11月26日 10時46分
2年生

第8次航海「若鳥丸」乗船実習(オーストラリア国際航海)下船式

若鳥丸船長挨拶

実習生代表挨拶

校長先生挨拶
オーストラリアでの国際交流においても、逞しく成長した姿が
伺えたと挨拶をしていただきました。
<下の写真はテイフカレッジとの国際交流の模様です>



11月22日(日)の午前10時に境港に入港し、午後1時から下船式を行いました。
37日間の長い航海を無事に終えることができました。
出港式の時と比べて、また一段と成長し、頼もしくなってくれたようです。

オーストラリア国際航海No.38

2015年11月26日 10時20分
2年生
平成27年11月22日(日)
 正午位置 竹内岸壁(N35°-31.8 経度E133°-17.2)
 風向/力East/2  天候bc  気圧1025.6hPa 外気17.0℃ 水温17.4℃
 本日10時に境港に入港、13時に下船式を行いました。
 37日間の航海実習をやり遂げました。お疲れ様でした。

絵文字:鉛筆
11月22日(日)指導教官の日報

本日10時、若鳥丸は乗員全員けがなく、事故なく、無事境港に帰港しました。13時下船式、おみやげをいっぱい抱えて、笑顔でご家族や友人の元へ駆け寄る姿に安堵しました。お世話になった皆様、本当にありがとうございました。10月18日に出港し、2つの台風の影響を考えて安全に航行できるルートを選択し、太平洋へ。太平洋へ出た3日間は大きなうねりを受けながら船酔いに苦しむ日々でしたが、それ以降は大きく時化ることもなく、ケアンズの研修でもとても良い天気に恵まれました。復路も例年なら時化る海域が凪、潮にものって順調すぎる航海。下関でも前日までは雨風が強かったのに良い天気。どこかで大どんでん返しがあるに違いない、と思っていましたが今日の下船式も秋晴れのとても良い天気でした。実習生は日々当直や食当、作業、学習など船内実務を行い、赤道通、GBRでのスノーケリング、キュランダ高原、TAFEカレッジの学生との交流等他の高校生ではできない経験を重ね、37日間一歩ずつ着実に成長してきました。生活面、学習面ともに大きくスキルアップしています。当直も船の一員として自覚と自信を持ってできるようになりましたし、私たちが言わなくても自分で責任を持ってやることができます。また、実習生同士で声を掛け合い、協力して事に当たるようになりました。入港時、下船式での実習生の大きな声での「ありがとうございました!!」の挨拶にそれが現れていたと感じます。自ら生き、共に生き、心豊かに生きる。By船長 まさにそんな乗船実習になりました。学校やご家庭でこの姿勢を継続し、細かい点ではまだもう少し、という部分を直してさらに成長して次の沖縄潜水航海に臨みたいと思います。下船式前「11月22日、日曜日。実習37日目です、みなさんこんにちは。」(ミーティングは夜なので、みなさんこんばんは。)と言って最後のミーティングをしました。毎日この挨拶で始めていたミーティングも今日で終わります。境港に帰ってきて「みんな無事に帰ってこられてよかった」という気持ちもありますが、「もっと実習生たちと船に乗っていたい。もっといろんな海へ出てみたい。」そんな気持ちにもなりました。だからちょっと寂しいです。長い人生から見ればたった37日間ですが、この37日間で得たことは今後の人生に大きな影響を与えることと思います。船長からは、培ったことを今後の人生に生かしてほしい。この経験を自分のために人のために生かしていってほしい。とありました。若鳥丸の乗組員になりたい、船乗りになりたい、留学してみたい、先生になりたい。いろんな夢の芽も出てきました。これからその芽が花を咲かせて実になるよう見守っていきたいと思います。ありがとうございました。


 
   
十人十色どころじゃない!個性あふれる、我ら若鳥丸実習生!!

 

    わかたかもお出迎え!
 
      着岸後のありがとうございました!         
           下船式


  
タラップは慎重に降りて、陸に降り立ったらこの顔!
今日の上陸顔は安堵の笑顔。お疲れさんでした。ゆっくり休んでね。


オーストラリア国際航海No.37

2015年11月24日 15時26分
2年生

平成27年11月21日(土)
 正午位置 隠岐(N36°-02.8 経度E133°-06.8)
 風向/力ENE/5  天候c  気圧1026.0hPa 外気15.4℃ 水温19.6℃

絵文字:鉛筆
11月21日(土)指導教官の日報
 実習36日目、現在美保湾に錨泊中。最後の夜です。明日の今頃は家でご飯を食べて、のんびりお風呂につかって、ゆっくり休んでいることでしょう。外界から遮断され、休みの日もなく毎日当直か食当、作業、学習。朝6:15に起きて夜10:30に寝かされる生活。それでもここまで頑張れたのは仲間がいたから。「帰りたいのに船から降りたくない」その気持ちが嬉しいです。今日は釣り実習、出港する前に作成した大物狙いの仕掛けを使って底釣りを行いました。午前は作業・学習班が行い、主にカサゴをあげました。一番の大物はボッカ、41cm!他にも何人か強い引きがあったのですが岩陰に隠れたのか引き上げることができず、残念でした。午後は当直班、魚種が変わり、底物からレンコダイやチダイなどになりました。一番の大物は赤甘鯛43cm!夜釣りでは14人が参加し、大物狙いの仕掛けを使って始めました。しかしシロイカが釣れてからみんなイカの仕掛けに変更。イカ釣りのリベンジを果たすべく、果敢に挑戦したもののシロイカ4匹、12cm程度のスルメイカ7匹でした。魚が釣れなかったのは残念でしたが、イカの仕掛けを用意しておいてもらって良かったです。釣った魚やイカは持って帰って家で食べることにしています。家族と航海の話をしながら自分の釣った魚を食べる。笑顔あふれる明るい食卓は実習生の疲れを癒やしてくれることと思います。私たち指導教官も、家に帰って家族と穏やかな気持ちで食事ができることを楽しみにしています。こうして帰った時のことを思えるのは一歩間違えば命を落とす、という船の生活があればこそだと感じます。普段は考えることがなくても、家庭がどれほど暖かく、優しく、大切な場所であるかを教えてくれます。子どもたちも同じです。実習生は今大きく成長し、自分の置かれている環境で一生懸命やってたくさんのことを感じ、できるようになりました。これから先、陸の生活に戻ってもこれが継続できるよう皆様ご協力よろしくお願いいたします。

       ボッカ41cm

       赤甘鯛43cm

           シロイカ

オーストラリア国際航海No.36

2015年11月24日 15時16分
2年生

平成27年11月20日(金)
 正午位置 関門港下関区(N33°-56.6 経度E130°-55.5)
 風向/力East/1  天候c  気圧1021.3hPa 外気18.5℃ 水温19.1℃

絵文字:鉛筆
11月20日(金)指導教官の日報
 実習35日目、この日報は夜書いていますので、実質残り2日となりました。気がついたらあと2日、実習生は口々に「行きは長く感じたけれど帰りはあっという間だった」と言っています。いつもそうですが、なぜか帰りはとても早く感じて、行きの半分くらいに思えますから不思議です。下関2日目、午前中約2時間の上陸時間としました。岸壁近くのスーパーやコンビニで残り2日の買い物をしてきた実習生、上陸せずにゆっくり休む実習生に分かれました。岸壁近くにセブンイレブンがあります、米子のセブンはもうオープンしましたか?帰ったらセブンイレブンやバーガーキングに行く、と言っている実習生もいました。37日いなかったので、変化に驚くかもしれません。帰船後は疲れもあってか気が緩んでしまい、集合に遅れたり、返事が小さかったり遅れたり、という状態になってしまいました。自分たちでもわかっているようで、当直開始からもう一度気を取り直し、迎えた出港は整列や挨拶をきちんとできました。航海が始まったころは船酔いで体調を崩す実習生もありましたが、それ以降病気、ケガ、大きな人間関係のもつれなども特になく、雷を落とされることはあっても大荒れすることもなくここまできました。下関入港時に来船してくださった方が、「サロンフロアの通路や壁、床が明るくてきれいですね」と言ってくださったそうです。掃除を丁寧にしてくれた実習生に感謝です。船長からも「リーダーとして存在する人はいないけど、全体的に底上げされている、クラスとして大変評価が高い。大きな注意点はなく、あとは細かい点が直れば完璧」と言っていただきました。1分間スピーチでも日誌の感想でも、もう一度気を引き締めて最後までやる、とありましたので明後日の入港ではその姿を見てもらうことができそうです。海況も良く波も1m程度、明日の釣り実習が楽しみです。
  
     朝のランニング                  下関出港
       
      フェンダー収納                 操舵