「規律ある自由」を校風とし，学習，部活（課外活動），学校行事の「三兎」を追う東高生として，この夏を自分はどう過ごすべきか…。原田校長先生からのそんな問いかけに全生徒が耳を傾け，自問自答しました。

　新型コロナウイルス感染症の５類移行から約２か月。生徒の皆さんもパンデミック前の日常を徐々に取り戻しつつある中，「なぜ鳥取東高校に入学したのか？」「鳥取東高校でどんな自分を創っていきたいのか」等の原点に立ち返り，それぞれの志や目標に見合った夏を過ごしてほしいと思っています。

　今夏は，家族旅行を計画されているご家庭も多いと思われます。「三兎」を追った１学期。家族で過ごすという時間を持ちたくても，なかなかそうはいかなかったという，そんな時があったかもしれません。夏休みだからこそ家族でゆったりと過ごせる，そんな醍醐味も満喫していただければとも思っています。

　生徒の皆さん，「充実した夏休みを過ごせたよ。」との言葉とともに，２学期始業日，元気に再会できることを楽しみにしています。

　本年度，鳥取東高校から鳥取県代表として全国高校総体・全国高総文祭等への出場を決めた部活動等は次のとおりです。

　▶ビームライフル部（団体・個人）

　▶ボート部（女子）

　▶レスリング（女子個人）

　▶柔道部（男子個人）

　▶将棋同好会（個人）

　▶書道部（全国書道パフォーマンス甲子園・個人）

　校長先生からの心のこもった壮行の言葉の後、選手団を代表して柔道部の澤田 睦月さんが決意表明を行いました。

　それぞれ目標とする結果が得られるよう，生徒全員そして職員全員で応援しています。頑張れ，東高生！

　２年生は男女とも、バレーボールとバスケットボール、それに男子ドッヂボールと女子バドミントンの、男女それぞれ３競技が行われました。

　前日の豪雨の影響で交通機関に影響が出た中、県内外から大学の教育学研究者をはじめ、多くの参加がありました。

　５限の古典Ｂ（３年７組）では、鳥取藩出身で江戸末期に桂園派の宗匠となった香川景樹の和歌を解釈し、彼が乗り越えようとしていた和歌観について複数のテクストを用いながら対話的に学びました。

　６限の現代文Ｂ（３年４組）では、教科書教材である南木佳士「急須」に学びながら、他者の声をあつめて物語を書くことの一コマが実践されました。

　その後、参加者全員でよりよい授業づくりに関する意見交換と議論が熱心に行われました。