地元からの熱いエール!岩美まちづくりの会様から女子バレー部へ新米贈呈
2024年10月22日 16時00分 今年も、いわみまちづくりの会様より、新米をいただきました。
お越しいただいた岩美まちづくりの会の横田さん、中道さんより、女子バレーボール部の永田さん、森さん、福島さんに、ずっしり重たい30kg米袋が5袋手渡されました。
生徒たちは、いわみまちづくりの会と地域の皆様の温かい支援に感謝し、「いただいたお米でしっかり体を作り、今後の試合に挑んでいきたい。」とお礼の言葉を伝えました。
今年も、いわみまちづくりの会様より、新米をいただきました。
お越しいただいた岩美まちづくりの会の横田さん、中道さんより、女子バレーボール部の永田さん、森さん、福島さんに、ずっしり重たい30kg米袋が5袋手渡されました。
生徒たちは、いわみまちづくりの会と地域の皆様の温かい支援に感謝し、「いただいたお米でしっかり体を作り、今後の試合に挑んでいきたい。」とお礼の言葉を伝えました。
10月15日(火)から17日(木)の3日間、秋のビッグイベント「虹嶺祭」が行われました。
今年のスローガンは「虹嶺祭 楽しまないと厳しいって」です。
この言葉通り、会場には生徒たちの情熱とエネルギーが満ち溢れ、多彩なパフォーマンスやイベントで大いに盛り上がりました。
1日目― ステージパフォーマンスで開幕!
ステージ発表は、吹奏楽部の演奏で幕をあけました。日々の練習の成果も相まって力強い演奏が一機に会場内の熱を高めました。
そして、1年生から順番にステージ発表。ダンスや歌、お芝居など、日頃とは違う一面を見せる驚きのパフォーマンスが続出。予想を超える才能と創意工夫に、会場は拍手と歓声で大盛り上がりでした。
2日目は―模擬店、ステージイベント、クラスイベント・展示。
今年は、雨模様のため、中庭ステージを体育館に移しステージイベントが行われました。
腕相撲トーナメント、焼きそば早食い大会、コーラ早飲み大会、カラオケなど、サプライズ続出のステージに会場は終始笑顔に包まれていました。
また、3年生の模擬店は大人気!「たこせん」や「カレーうどん」、「フランクフルト&フライドポテト」などのメニューを楽しむ生徒たちの笑顔が印象的でした。そして、PTAの模擬店では、無料で焼きそばとかき氷が振舞われ、お腹一杯お昼を楽しんでいました。
クラスイベントや展示では、1・2年生が連日18時まで残って準備し、各クラスの思いやチームワークをカタチにしていました。
3日目 ―白熱の体育祭でフィナーレ!
最終日は待ちに待った体育祭!伝統の借り人競走やパン食い競争、ムカデ競争に加え、全員の団結力が試される綱引きが行われ、歓声が響き渡りました。特に、HR対抗リレー決勝戦では、クラス全員が一丸となって応援し、青春の一コマを共有する姿は圧巻でした。
今年の虹嶺祭も、生徒たちの情熱と友情、そしてクリエイティブなエネルギーが輝いた3日間でした。それぞれが精一杯の力を発揮し、仲間との絆を深めた学校祭でした。
本日は、手話言語基礎1の授業の一環で、生徒9名が岩美町立岩美北小学校を訪れ、4年生の小学生たちと楽しい時間を過ごしました。この事業は、手話を通して小学生と交流を行うことを目的とし、毎年行っています。
最初に、グループに分かれての手話による自己紹介。好きな食べ物や趣味などについて、小学生たちがとても上手に手話を使っている姿に、高校生たちは感心している様子でした。
続いて行われた「あいさつジャンケン」では、手話を交えたゲームにみんなが活発に参加し、大いに盛り上がりました。さらに、「楽しい」「大好き」「美味しい」といった表現を、高校生が実際の会話で示しながら一緒に練習する場面もありました。
授業の最後には、小学生たちから「新しい手話を覚えられて嬉しい」「家族にも教えたい」といった感想が次々と寄せられ、交流の充実感が伝わってきました。そして、高校生たちから交流のお礼として、一人一人に手作りのメダルが贈られ、小学生たちに喜びの笑顔が広がりました。
帰り際には、小学生たちが花道を作り、感謝の拍手で高校生たちを見送ってくれました。高校生たちの表情には、充実した交流の喜びがあふれ出ていました。
本日の手話言語基礎Iの授業では、鳥取県立鳥取聾学校から岡垣先生と西山先生を講師に迎え、「きこえ」について深く学習しました。授業は、難聴の疑似体験や補聴器の使用体験を行いました。
まずは、スライドで「きこえる」ということ、「きこえない」ということの様々な問題を学習しました。そして、難聴の人は、外見上聞こえる人と変わらないため、障がいが軽視されがちですが、実際は多くの困難を抱え、言葉が理解しづらく、思わぬ誤解や心理的に不安になり何事にも消極的になってしまうことがあると学びました。
次に、難聴がどれくらい大変なのか機器を使った難聴疑似体験をしました。雑音の流れる大きなヘッドセットを使い聞こえづらさの体験です。
1人がヘッドセットをつけて、他の生徒は講師の指示に従うのですが、聞こえない役の人は周りが何をしているのか分からず、戸惑いっている様子。難聴の方の心の不安を体験できたようです。
また、3人グループで「好きな動物」などの話をする際、聞こえない役の人が会話に参加できるようにグループの2人は、ゆっくり話たり、ジェスチャーをしたり、手話を交えて話したりとそれぞれのグループで工夫をして会話を行っていました。
生徒たちは、何もいわなくても自然と会話をとる工夫をしており耳の不自由な方への配慮を身につけているようでした。
その後、伝音難聴や感音難聴といった難聴の種類や、それを補う補聴器についての学習が続きました。補聴器は外部の音を大きくしてくれるが、雑音も拾ってしまうため使い方には注意が必要なことを知り、わざと雑音をたてて利用者の立場を体感。メリット・デメリットも学習しました。
最後に、話し手の声が送信機から受信機に直接届く「補聴支援システム」、ロジャーとコミューンの2種類を体験しました。これらは、離れた場所からの小さな声も雑音なくクリアに聞こえるので、生徒たちはこれらの機器の優れた機能にとても感動していました。
授業を終えた生徒たちは、「難聴の方々の苦労を実感しました」「補聴器がどれほど重要な機器かがよくわかりました。補聴器をつけている方を見かけたら、雑音を減らすように配慮したい」「口の動きだけでなく、手話の大切さを改めて感じた」など、大きな学びを得たことがうかがえました。
鳥取県赤十字献血センターより、献血推進員の前田さんをお迎えし、献血の重要性を学ぶセミナーが行われました。セミナーでは、多くの人が抱く「献血って痛そう」「怖いかも」「貧血になったらどうしよう?」といった不安に対して、前田さんが丁寧に解説。不安を抱く生徒もしっかり耳を傾けていました。
さらに、献血を通じて多くの命が救われること、そして自分の少しの勇気が誰かにとっての大きな希望や力になることを学びました。また、献血の具体的な手順や、鳥取県内での献血が可能な場所の紹介もあり、献血が身近な存在であることも理解しました。
セミナーの後、生徒からは、「400ml献血可能な年齢が、男性17歳、女性18歳からなので、今からでもできると知った」「たくさんの血が必要とされていることが分かった」「献血によって、多くの命を救うことができるので、機会があれば献血をしてみたい。」「1回の献血で400mlも血を採ることに驚いた。けれど体は大丈夫だと知った。」「献血は簡単にできる。」「献血された人の感謝のメッセージが印象的だった。」など感想が出てきました。
本日の3年2組のスポーツ類型の授業で、「アルミ缶を使った炊飯」に生徒14名が挑戦しました。こちらの授業は、災害時やアウトドアで道具にたよらず、身近にある物を工夫して生き抜く力を養うことを目的としています。
生徒たちはそれぞれ、炉となる部分と鍋となる部分をアルミ缶で事前に作成し準備。
炉となる缶には、火をくべる用の穴と通気用の穴を作り、鍋用の缶は上部をくり抜いています。
炊飯は、体育館周辺の野外で行われ、風を避けられる最適なスポットを見つけ出していざ炊飯開始。鍋用の缶でお米を洗い、水をいれて、炉の缶の上に設置。細かく切った牛乳パックで火をおこします。25分間、火を絶やさず炊き続けることが、今回の成功への鍵。火を扱うので、慎重になりながら、そして苦戦しながら取り組んでいました。
缶の中から聞こえてくる音に耳を澄まし、炊き上がりのタイミングを見計らって森本教諭に報告。それぞれが炊き上がったご飯を確認してもらい、全員が、時間内に炊き上げることができました。
自分で炊いたご飯は、塩やふりかけを添えておにぎりにして味わい、その達成感をしっかりと噛みしめていました。生徒たちからは「おいしい!」との声があがり、満足そうな笑顔を見せていました。
本日、メキシコからの留学生レヒナさんによる、「メキシコ紹介」プレゼンが昼休みに行われ、メキシコの文化や食べ物の魅力に浸る機会となりました。約15名の生徒が集まり、特別に図書室でお弁当を食べながらのカジュアルなスタイルで、親しみやすさがさらにアップした模様でした!
プレゼンは、スペイン語の基本的な挨拶「Hola(こんにちは)」「Adios!(さようなら)」「Gracias!(ありがとう)」から始まり、生徒たちはレヒナさんの発音に合わせて楽しそうにリピート。さらに、メキシコの首都や通貨、公用語についてもわかりやすく説明がありました。
デザイン性の高い美しいスライドで、目でも楽しめるプレゼンに生徒たちは終始釘付け。特にメキシコシティの博物館や、圧倒的な存在感を放つピラミッド、死者の日の祭りといった文化的ハイライトに、皆が感心していました。
一番に盛り上がりを見せたのは食文化の紹介。メキシコでは、リンゴやスイカに唐辛子をかけて食べるという独特の食習慣に、生徒たちは驚きつつも興味津々。メキシコの食文化への好奇心が膨らんだ様子でした。
Q&Aセッションでは、レヒナさんが流暢な日本語で質問に答えてくれました。今回のプレゼンは大好評で、メキシコの魅力がしっかりと伝わる素晴らしい機会となりました。
本日は、創立76周年の岩美高等学校創立記念日。今年も、特別な日を記念する講演会が開かれました。
まずは、辻中校長による心温まる挨拶からスタート。長い歴史に関連するクイズが出題され、会場は笑顔に包まれました。
「創立当初から今も変わらず存在するものは?」答えは、講堂横にそびえる「メタセコイアの木」。また、インターハイ出場経験を持つ部活動に関するクイズも出され、答えは5つの部活―女子バレー部、陸上部、ウエイトリフティング部、バドミントン部、そして今は無き相撲部―でした。
長い歴史を振り返った後、本日の講師の紹介がありました。
講演会のゲストスピーカー、日本海テレビの人気アナウンサー中尾真亜理さんが登壇。
テーマは「好奇心と探究心~未来への第一歩~」。中尾さんは自身の高校時代を振り返り、当時の鳥取西高で教員をしていた辻中校長との思い出を懐かしそうに語りました。
10年間にわたるアナウンサー経験から、中尾さんは「社会人として成長するために必要な心構え」を包み隠さず伝えられ、生徒たちにとって心に響く内容となりました。そして、講演の中で強調された「好奇心と探究心」について、「好きなことは誰にも負けないくらい突き詰める」と力強いメッセージが送られました。
その後、生徒たちとの質問コーナーも設けられ、「失敗からの立ち直り方」や「冠ルーヤの一番楽しかったロケ」、「モチベーションが下がったときの対処法」など、素朴な質問に中尾さんは真摯に答えてくださいました。プロのアナウンサーとしてのリアルな一面を知ることができ、生徒たちは心を打たれたと同時に、未来に向けて大きなエールをもらったことでしょう。
創立記念日にふさわしい、心温まる素晴らしい講演会となりました。
本日は、1年生が探究学習授業の一環で、岩美を知るワークショップを行いました。
岩美町にゆかりのある会社や団体・個人の方々が、様々なお話や体験を提供してくださいました。
株式会社フジタ様
屋上緑化プロジェクト × 常緑キリンソウ植栽体験
フジタ様からは、環境保全の一環として取り組まれている屋上緑化についてご紹介いただきました。生徒たちは実際に「常緑キリンソウ」を植える貴重な体験を通じて、地球環境への意識を深めました。
「もっと世界に常緑キリンソウの魅力を広めたい!」
「藤田さんのお話に元気をもらい、これからも頑張ろうと思いました。」といった生徒の声が上がり、心に残る学びとなりました。
モトフサ美術館様
和紙ランプづくりで感じる作品の温かさ
和紙の持つ優しさに触れながらランプ作りを体験しました。
「作品のお話も和紙を使った活動も楽しかった。モトフサ美術館にも行ってみたいと思った。」「初めて和紙を使って作品を作れてよい体験ができた。」と、生徒たちは創作の楽しさを振り返っていました。
山野草専門店 Natural Plants葉波様
自分だけの苔玉づくりで癒しの時間
山野草を使った苔玉作りを体験しました。植物と土に触れ癒しを感じ取っていました。
「自分だけの苔玉がつくれてうれしかった。可愛がりたい。」「苔玉をつくっていると気持ちが落ち着く気がした」「山野草のことが知れて興味を持った」といった声が上がり、自然の美しさと心の安らぎを実感していました。
カフェレストラン リベルタ・ラ・クチーナ様
驚きのクラフトコーラ作り体験
生徒たちはシンプルな材料から本格的なコーラづくりに挑戦しました。
「少ない材料でもちゃんとコーラの味がして驚きました!」「家でも作ってみたいと思いました。」と、意外にも身近な材料でできるコーラづくりを楽しみ、その味にも大満足の様子でした。
わかめ部様
ワカメの新たな可能性を発見!ワカメソースとスイーツの組み合わせに驚き!
ワカメ部の活動紹介とワカメを使ったお菓子づくりに挑戦しました。
「板ワカメを初めて知った。まさか、パンケーキやプリンにソースとしてかけて食べるとは思わなかった。驚いたけれどとてもおいしかった。」「ワカメ部の方が、わかめを工夫して、広める、伝える、食べる活動を楽しくされている姿勢に感動した」と、ワカメの新しい楽しみ方に触れ、地域の食文化への関心が高まりました。
生徒たちにとって、岩美町の自然や文化、人々との触れ合いを通して、多くの学びと感動を得たワークショップとなりました。創造性と好奇心を刺激する貴重な体験が出来たようです。
本日は、農業と環境の授業の一環で、3年3組と2組の生徒18名が 岩美南小学校の梨農園で、南小3年生24名と一緒に梨狩りをしました。
収穫作業の前に、JA岩美支店の薮田さんが今年の梨の出来についてと、梨の上手な取り方を教えてくださいました。そして、糖度計を使って梨の甘さを測定。店頭に並ぶ平均糖度が11.5度に対し、岩美南小の梨はなんと12.2度! この驚きの甘さが確認されると、一気に収穫への意欲が高まった様子。
農園に出発する前、3組の山本くんが「みんな、暑いけど頑張って収穫しましょう!エイエイオー!」と元気に声をかけると、小学生たちも力強く「エイエイオー!」と応え、一体感が生まれました。
農園では、高校生たちが小学生をしっかりとサポート。高い場所に実った梨は抱っこして一緒に収穫し、わずか30分ほどで6個のかごが梨でいっぱいになりました。
収穫後は、みんなで記念撮影。最後の挨拶では、2組の池内くんが「今日はみなさんと梨狩りをできて、本当に楽しかったです。ありがとうございました。」と感謝の気持ちを伝え、高校生は1人1個梨をいただき、梨の収穫授業は無事に終了しました。