3年生の探究学習の1班が、岩美町商工会および商工観光課の皆様とともに、過去の探究学習で卒業生が提案した「岩美町サイクリングロード」を実走しました。秋晴れの爽やかなサイクリング日和となりました。
3年生は2学期から、3年間お世話になった岩美町への感謝を込めた探究活動と、卒業後も心に残る思い出作りをテーマに探究学習に取り組んでいます。本日はその活動の一環として、地域の魅力を発見し、共有する特別なサイクリングツアーが実施されました。
コースは岩美駅を起点とし、美しい自然を感じるルートを辿ります。
コスモスロードを通って、牧谷方面へ。途中に、カキツバタの名所の説明を聞きながら海岸線へ。右手に美しい浦富海岸を眺めながら、荒砂神社をめざしました。


荒砂神社で、本日のサイクリングの無事をお祈りした後、次は田後方面へ。
岩美町が誇る絶景、菜種五島や城原海岸をながめながら走ると、心がオープンになり自然と、商工会、商工観光課の方々と会話も弾みます。


田後から網代を通り、山陰松島遊覧のり場横の港カフェで一休み!
岩美ならではのハンバーガー「ホタルイカバーガー」とドリンクで、エナジーチャージをしたら、後半コースのスタート!


後半は、平坦な道ではありますが、車の通りが少し多い道を走りました。
途中、大岩駅でストップし、駅を少し散策しました。毎日、乗っているJRですが、大岩駅で下車することはない生徒たち。自転車でやってきて、駅を歩くチャンスなんて、滅多にできない体験です。


最後に立ち寄ったスポットは、「道の駅きなんせ岩美」。
ここでは、本日一緒にサイクリングにご協力いただいた方たちと記念撮影をしました。
そして、ゴールの岩美駅に到着。約2時間のサイクリングでした。

本日の学習は、岩美町商工会と商工観光課の皆様のご協力あってこそ。
生徒たちは、地域の魅力を再発見しながら、地元の方々との交流を通じて感謝の気持ちと絆のありがたさを実感しました。この日の経験は、卒業後も心に残り続ける青春の1ページとなることでしょう。
今年も岩美町のたなか農園さんから、とびきり新鮮な「青パパイヤ」をいただきました!
田中さんは毎年、岩美高校女子バレー部を心から応援してくださり、「青パパイヤでパワーをつけて活躍してほしい」との想いを込めて贈ってくださいます。
手に持つとずっしりと重く、田中さんの熱いエールが伝わってきます。
この青パパイヤを食べて、女子バレー部はさらにパワーアップ!これからも全力で挑み続けます!コートの上でその力を存分に発揮していきます。田中農園さん、ありがとうございます!

本日は、人権教育公開LHRが7限目に行われました。町内外よりご案内した機関の方々がこの公開授業を参観にいらっしゃいました。
各学年が論議の柱(学年テーマ)をかかげ、クラスごとに個性ある人権教育が繰り広げられました。
●1年生:テーマ「いろいろな価値観」
1年1組は、「誰もが自分らしく輝くために」
自他の違いを認め、尊重する意識や多様性に対する肯定的な態度を養う。

1年2組は、「私の人権って何だ?」
権利侵害を受けた時、その不当性に気づき権利回復の行動がとれる土台を築きたい。

●2年生:テーマ「身近な差別」
2年1組は、「ちがいのちがい~多様性を受け入れる~」
自分と相手の"違い"に焦点を当て、人権の視点で多様性について考える。

2年2組は、「ハンセン病問題」を通して考える
「ハンセン病」について様々な角度・立場から考え、差別解消に向けた行動へつなげたい。

●3年生:テーマ「差別解消への取組」
3年1組は、「自らの人権感覚について考えよう」
これまで培ってきた知識や技術を用いて、自分や周囲の人権課題や感覚について考える。

3年2組は、「ノーマライゼーションの理念を踏まえて」
共生社会の実現につながる意識を育み、誰もが相互に人格や個性を尊重し合える環境づくりを目指したい。

3年3組は、「すべての人にやさしい環境を目指して」
自分の「価値観」「気づき力」について確認し、自己の人権意識を考える機会とする。

本日、岩美高校3年3組の福祉・フード類型の生徒17名が、保育実習授業の一環として「赤ちゃんふれあい会」を体験しました。この特別な授業では、乳幼児とその保護者の方々と直接触れ合うことで、乳幼児への理解を深めるだけでなく、命の大切さや育児における保護者の視点を学ぶことを目的としています。

授業では、19名の乳幼児とその保護者の方々を福祉実習室にお招きし、90分間にわたる交流が行われました。生徒たちは赤ちゃんと遊び、抱っこし、その小さな命のぬくもりや尊さを肌で感じました。また、乳幼児の行動を観察し、自分たちがどのように接し、守り育んでいくべきかを考える貴重な時間となりました。

赤ちゃんの愛らしさに自然と笑顔がこぼれる生徒たち。しかし、楽しいひとときの中にも、命の重みや責任感をしっかりと学ぶ姿が印象的でした。


本日の3年2組のスポーツ類型の授業では、岩美高校校歌にも登場する古城「道竹城跡」へ登りました。岩美高の第2グラウンド横にある標高約約150mの山が城跡です。
今回は岩美中学校側からのルートで登頂。秋晴れの空の下、数人の教員も同行しながら、足腰を鍛える絶好のコースです。


近くにありながら、その存在に気づきにくい道竹城跡。今回の授業を通して、「歴史に触れ」「体を鍛え」「地域を知る」三拍子が揃った有意義な授業となりました。

本日、後期防災訓練が行われました。今回は、化学室からの出火を想定し、生徒と教員が第1グラウンドへ避難しました。火災を告げる放送が流れてから、全員の点呼が完了するまでわずか4分。迅速に避難できました。

さらに、岩美消防署員の方々をお招きしての消火訓練も実施されました。生徒たちは水消火器を用いて消火の手順を学びました。火災発生時の「火事だ!」という声掛けの重要性を再確認しながら、目標を狙う消火体験。数名の生徒が果敢に挑戦しました。


災害はいつ、どこで起こるかわかりません。この訓練を通じて、いざというときにパニックに陥らず、冷静かつ適切に対応する力を身につけました。
2年生の福祉系を選択する9名の生徒が、岩美町立みなみ保育所を訪問し、保育実習を行いました。この授業では、園児との交流を通じて幼児への理解を深め、保育士の仕事を体験しながら学ぶことが目的です。
みなみ保育所に到着した生徒たちは、園児からの元気いっぱいの声に迎えられ、自然と笑顔が広がりました。その後、体育室へと移動し、音楽に合わせた体操や楽しいゲームを通じて園児たちと触れ合い、笑顔と活気に満ちた楽しい交流の時間を過ごしました。


実習の最後には、高校生が鬼役となり、園児の帽子を奪う追いかけっこ「帽子取り鬼ごっこ」で盛り上がりました。はじめは、遠慮がちに鬼役をしていた高校生ですが、園児の様子を観察しながら、帽子を取っていました。園児との触れ合いを通して、どのように接するべきかを実感できた貴重な時間となったようです。

高校生も園児たちも終始笑顔であふれた今回の実習。大変充実した経験と成長の実習となりました。

本日、後期生徒会長立候補者の立会演説会を行いました。
立候補したのは、2年生の田中君1名。
立会演説会では、前期生徒会長の内田君が、「立候補者の田中君は、1年生の時から生徒会執行部で学校のために活動を行い知識が豊富なことに加え、部活動も頑張っています。様々ことに一生懸命取り組む田中君を生徒会長に推薦します。」熱いメッセージを送りました。

続く演説で田中君は、学校の未来を見据えた2つの公約を力強く訴えました。
「全生徒が安心して学校生活を送れるよう、意見箱を設置し、皆の声を反映させたい。そして、頭髪基準の緩和やあいさつ運動の強化といった改革を推進したい」と意欲を語りました。

演説会の後、生徒たちは各教室にもどり、投票を行いました。
開票の結果、令和6年度 岩美高校後期生徒会会長に、田中君が選ばれました。
2年1組の生徒が、料理を通じた文化交流授業を行いました。
クラスに在籍するメキシコからの留学生レヒナさんと、ALTのジャックさんを中心に、食を通じて文化の違いを知り、表現力やコミュニケーション能力を育むのがこの授業の目的です。
本日のメニューは、メキシコ料理「タコス」、アイルランド料理「ベーコンキャベツ」、そして日本食「巻き寿司」。生徒たちは国ごとのグループに分かれ、異なる文化の味に挑戦しました。
アイルランド料理はALTのジャックさんが担当。英語のレシピをもとに生徒たちに丁寧に説明しながら、ベーコンを小さく切りキャベツを加えて煮込む、伝統的なアイルランドの家庭料理を作りました。生徒たちは、料理の手順を英語で学びながら、新たな表現を身につけました。


日本食は、はじめに担任の細田教諭が巻き寿司の作り方を生徒に披露。お馴染みのお寿司ですが、いざ自分で巻くとなると見た目以上に難しい様子。生徒たちは苦戦しながらも完成度の高い巻き寿司を仕上げていきました。


そして、メキシコ料理のタコスは、タコスの皮のトルティーヤと具材3種類を調理しました。トルティーヤは、粉から手作り。こねた生地を専用のプレス機で薄くし、フフライパンで焼くと本格的なタコスの皮が出来上がりました。留学生のレヒナさんは、上手に日本語とジェスチャーで生徒たちに作り方を伝え、見事なタコスが完成しました。


出来上がった3つの国の味を堪能した生徒たち。
一緒に笑顔で料理を味わうひとときは、まさに言葉や文化の壁を越える瞬間となりました。生徒たちは、食を通じた交流の素晴らしさを実感したようです。
本日、3 年生の選択授業「農業と環境」の選択者18名が、授業の一環で、岩美町商工会、岩美観光協会、岩美町役場、岩美町まちづくりの会の方々と、岩美駅前を彩るプランターの植栽を行いました。。
植栽を始める前に、岩美まちづくりの会の中道会長より「花を見て、駅を利用する人や学生が気持ちよく過ごせるよう、一緒に頑張りましょう」と挨拶がありました。
用意されたプランターは30個。生徒は1人が1~2つのプランターを完成させます。
まずは、土入れからスタート。次に1つのプランターに3つずつパンジーの苗を植えていきました。どの生徒も、土を敷くところからスタートするのは初めての様子ですが、手際よく進めていきました。完成した30個のプランターはとても美しく心が和みます。



生徒からは、「どの花もとてもきれいで、植栽も簡単で楽しくできました。皆さんと協力して作業ができてよかったです。」「岩美町のために、このような活動ができてよかったです。」「岩美駅が華やかになってうれしいです。」といった声が聞かれ、達成感と喜びに満ちた表情が印象的でした。

プランターは、岩美駅正面左側の花壇に並べられ、訪れる方々を温かく迎えています。
ぜひ、岩美駅をご利用の際には、立ち寄ってみてください。
