H29 第1回アクティブラーニング授業研究会
2017年5月13日 15時04分
5月12日に産業能率大学の小林昭文教授をお招きして、主体的な学びの実現に向けた授業改革(アクティブラーニング型授業を取り入れた授業改革)の研究会を行いました。小林教授には、昨年11月に続き2回目のご指導を仰ぎました。
1限目は、牧田先生による「発展現代社会」の公開授業を実施しました。地方自治の本旨と課題について考える学習内容で、問題演習やペアでの学びなどを取り入れた授業でした。
4限目は、小林教授にステージ3理系「物理」選択者に師範授業をしていただきました。はじめに「光の反射・屈折」について基本的な説明があり、その後、演習問題を個人・グループで協力して解く学習の流れでした。屈折率や光路長の計算など難しくて分からないところは、グループの友達に聞いたり教えたりして取り組んでいました。
授業後の感想にも、「分からないところを気軽に友達に聞けるのが良かった」「自分が教える立場になると自分ももっと深く理解できるので良かった」など、教えあうことの良さを上げる生徒が多くいました。
7限目には、桑名先生の「数学A」の公開授業を実施しました。複雑な順列の問題を場合わけをして考える学習内容でした。ステージ1の生徒達は入学してまだ1ヶ月ですが、グループの友達と意見を出し合いながら考えていました。
放課後は、小林教授から「主体的・対話的で深い学び」をどう実現するか~授業改善の質的向上を図るための課題と解決策を考える~をテーマに講義していただき、その後の質疑応答で、普段の授業で課題だと感じていることや疑問に思っていることについて助言をいただきました。
次回の研究会は11月です。今日の研修で学んだことを、できるところから取り組んでいきたいと思います。
牧田先生による「発展現代社会」の授業
小林教授による「物理」の師範授業
グループで協力できていますか?などの働きかけが大切
光だけでなく音も屈折することを生活体験を元に説明されました
授業後に小林教授と一緒に
放課後研究会
「主体的・対話的で深い学び」をどう実現するかを
テーマに講義を聞き、その後質疑応答を行いました