鳥取大学の辻中孝彦特任教授をお招きし、ステージ1・2の保護者を対象とした進路説明会を開催しました。近年、年内入試が加速している現状を踏まえ、他校が2年生2月・3月頃に説明会を実施しているのに対し、本校では県内でもより早い11月に開催しました。
説明会では、入試制度の概要や入試で求められる力、その対策について、大学側の視点から丁寧にお話ししていただきました。また、鳥取大学をはじめとする国公立大学の特色や魅力、さらに大学での学びがどのようにキャリア形成へとつながっていくのかについても、わかりやすくご説明いただきました。
参加された保護者の方からは、「年内入試の概要など、変化の著しい昨今の入試について詳しく知ることができ、今後、子どもの進路を考える上でとても参考になった」といった感想を多くいただきました。早い時期に進路実現に向けた今後の取り組みを知っていただけたことは、大変意義深い機会となったのではないかと思います。
お忙しい中ご参加くださった保護者の皆さま、誠にありがとうございました。今後も保護者の皆さまにとって実りある進路説明会を企画してまいりますので、ぜひご参加ください。



鳥取県教育委員会と島根大学教育学部が連携して実施している、教員志望の高校生を対象とした「未来の教師育成プロジェクト」の一環として、本校独自の取組を行いました。
第1部 探究活動に関するグループ討議
7限の総合的な探究の時間に、ステージ2の教育グループに所属する生徒を対象として、島根大学の先生方および本校OBである大学生とのグループ討議を実施しました。4~5人の少人数グループに分かれ、生徒が自らの探究活動の取組内容を発表し、その後、大学の先生方や学生の方から助言をいただく形式で行いました。討議の中では、探究を深めるうえでの批判的思考や比較の視点の重要性、効果的な情報収集やデータ分析の方法などについて具体的に教えていただき、生徒にとって大変有意義な学びの機会となりました。

第2部 教職講演会
放課後には、全ステージの教職志望生徒を対象として、教職に関する講演会を実施しました。島根大学の先生方からは、教育学部での学びの特色や教職の重要性、教員という職業の魅力についてご講話いただきました。また、学生の方からは、教員を志したきっかけや大学生活の様子、高校時代に取り組んでおくべきことなどをお話しいただきました。ステージ3の生徒にとっては、目前に迫った進路実現への意識を高める貴重な機会となり、ステージ1・2の生徒にとっても、今後の進路選択を考えるうえで大変参考となる時間となりました。

S1は6限にベネッセコーポレーションの秋山氏を講師にお招きし、進路講演会を行いました。興味・関心のある学問分野をもとに、進学先を選ぶ際のポイントや具体的な調べ方についてお話していただきました。
その後、講演会の内容を受けて、11月ベネッセ総合学力テスト(校外模試)に向けた学習計画について検討を行いました。目標とする進学先の難易度を踏まえて目標点を設定し、前回の校外模試に向けた学習計画の立案、取り組みとその成果を振り返ることで、計画の妥当性や取り組み状況を客観的に見つめなおしました。その過程を通して、自ら考え、行動し、振り返って改善していく力を高め、将来にわたって自律的に学び続ける姿勢を育みました。



6限は大学入試科目調べを行いました。大学入試のシステムを知ることで入試への理解を深めると共に、情報収集のスキルを身につけることを目的に、志望大学の入試科目を調べて分析シートに記入しました。


7限は自己マネジメントシートに11月模試の目標点を記入しました。目標とする大学に向けての課題を自身で発見し、主体的に課題解決に取り組むことを目的に実施しました。

分析シートは持ち帰り、保護者とよく話し合うように伝えています。ご家庭でも進路について具体的に話をする機会を持っていただきますようお願いいたします。
6限は、志望の近い者同士でグループを作り、夏休みにそれぞれが参加したオープンキャンパスの内容を共有しました。視野を広げ、キャリアへの理解を深めるとともに、自分自身の進路を見つめ直し、より明確にする機会となりました。


7限は、より明確になった進路実現に向けて、校外模試の活用方法について検討しました。7月のベネッセ総合学力テストの結果と「自己マネジメントシート」をもとに、11月の模試に向けて、具体的かつ計画的にどのように取り組むかを考えました。

ステージ1は6限に夏休み課題の夢ナビ動画を視聴した感想をグループごとに共有しました。その後、7月ベネッセ総合学力テストの個票と自己マネジメントシートを使って、模試の振り返りを行いました。


7限は本校卒業生で現在大学に通っている先輩方から座談会形式でお話を伺いました。大学での学びについて、いつ頃受験を決めたのか、高校時代にやっておいてよかったこと、やっておけばよかったことなどを身近な先輩から聞くことができ、とても有意義な時間となりました。



ステージ2は6限に本校卒業生で現在大学に通っている先輩方からCG活動のグループごとにお話を伺いました。探究活動やキャリア形成について先輩から直接アドバイスを聞くことができ、探究活動の深化、進路意識の向上につなげられる取り組みになりました。


ステージ3は6限にリベラで進路ガイダンスを行いました。今後の進路に関するスケジュールを説明し、進学・就職の出願の手続きなど、進路実現に向けた具体的な取り組みについて確認しました。
7月23日(水)S1は6限に夢ナビ動画を活用して志望する学問について理解を深める夏休み課題をするための準備を行いました。7限はマナビジョンやClassiの活用方法を学び、自ら学びをマネジメントする力を身に着けられることを目的に取り組みました。

夢ナビ講義動画の視聴(講義動画3本視聴し感想を書く夏休み課題の準備)

マナビジョンによる模試復習(大学入試に向けた勉強)、Classiによる単元ごとの復習(毎日の授業の予習復習)のやり方を学びました。
S2は6限に進路のしおり「立志」を読み、感想を記入しました。
7月9日(水)S1とS3は7限に進路LHRをおこないました。進路のしおり「立志」を読み、感想を記入しました。先輩からのアドバイスや、進路状況、受験の仕組みなど進路に関する情報がのっている冊子です。


S2は6限にベネッセコーポレーションの池知氏を講師にお招きし、進路講演会をリベラ・タベルナで行いました。オープンキャンパスに参加する意義や、心構え、押さえておくポイントについてお話していただきました。

7限は講演を受けて、各自が志望する大学のオープンキャンパスに参加する準備を行いました。オープンキャンパスに参加することで、志望分野について具体的に理解を深め、進路を明確にすることができ、学校の魅力を直接感じることができます。また、受験勉強のモチベーションアップにもつながります。


6月7日(土)にステージ3保護者対象の進路説明会を、本校リベラ・タベルナで開催しました。
地方国公立大学の魅力、入試制度の詳細、就学支援制度、卒業後の進路や地域社会とのつながりなどを公立鳥取環境大学アドミッションセンターの岩田直樹チーフ・コーディネーターにご講演いただきました。出席した保護者からは「実際の入試制度について詳しく知ることができ、とても参考になった」との声が多く寄せられ、進学先を検討する上で、保護者にとって非常に有意義な情報提供の機会となりました。
7月中旬には保護者会を予定しています。それぞれの生徒の進路実現に向けて、そして、「受験を通した成長」を願って、学校と保護者の連携を深めながら、進路支援の取り組みを進めていきます。

6月4日(水)6限にステージ1・2、6・7限にステージ3で進路学習を行いました。
ステージ1は仕事・学問研究を行いました。未来辞典というアプリを使って、それぞれの興味関心から職業を探し、その職業に関連する学びにはどのような学問があるのか調べ、ワークシートに記入しました。文理選択を見据えた自身のキャリア形成に繋がる取り組みとなりました。
ステージ2は校外模試の活用について学びました。全国における学力レベルの把握と学習方針の妥当性の検討を行い、7月に行う校外模試の目標点や志望校を自己マネジメントシートに記入しました。志望校を意識した学習内容や学習方法の見直しをする良い機会となりました。

ステージ3はベネッセコーポレーションの池知氏を講師にお呼びし、進路講演会をリベラ・タベルナで行いました。入試スケジュールや各入試方式(総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜)の特徴と準備内容、校外模試の活用方法や志望校の検討についてお話いただき、進路実現に向けた具体的な取り組みを考えるよい機会となりました。
