今年度第2回授業研究会を開催しました
2017年11月11日 16時21分今年度第2回アクティブラーニング型授業研究会を実施しました
11月10日(金)に産業能率大学の小林昭文教授をお招きして、今年度第2回目の授業研究会を行いました。小林教授には、昨年度から「主体的な学びの実現に向けた授業改革(アクティブラーニング型授業を取り入れた授業改革)」について継続的に指導していただき、今回で3回目です。
3限目は、桑田先生によるステージ3「生物」の公開授業を実施しました。PCR法を用いたDNAの複製について、今年7月に導入されたiPadを活用した授業でした。この授業では、学びの意欲を引き出す工夫としてタブレットを活用され、実際に生徒が遺伝子情報を移動させて複製の仕組を学んでいました。生徒からは「一番よく分かった」などの喜びの声が上がっていました。4限目には、小林教授と授業者・参観者が授業について振り返りを行いました。同じ教科の先生から「このデータを使って別な方法でもやってみたい」などの声もありました。
5限目は、長尾先生によるステージ1「国語総合(古典分野)」の公開授業でした。「伊勢物語~芥川~」の単元で、登場人物の心情を想像しながらグループで話し合ったり、和歌を現代語に置き換えて表現させる活動を通して、描かれた人物、情景などを読み味わう学習でした。生徒は、グループ内でよく話し合い、積極的にホーム全員に向けても発表していました。この授業では、「継続した振り返りシートの活用による学習意欲の向上」に取り組まれ、6限目の授業の振り返りの会においても、生徒の理解度を把握しながら授業を進めることが大切といった意見が多くありました。
放課後は、全員で普段の授業で困っていたり、改善したいけれどその方法がわからないことなどについて小林教授に質問し、色々な実践例をもとにアドバイスしていただきました。
S3生物 iPadを活用した授業 DNAの複製の仕組は… 参観者も実践
S1国語 グループで話し合い クラス全体にも広げよう
授業後の振り返りの会 放課後研究会 校長挨拶
小林教授からアドバイス 研修の全体の様子