お知らせ

SSH イベント案内
SSH関連のイベント案内が、教務室前に掲載してありますので、興味のある方はぜひご確認ください。


SSHニュース

鳥取県教育研究大会(鳥取県探究成果等発表会)

2025年2月14日 15時34分
今日の出来事
令和7年2月1日(土)、「鳥取県教育研究大会(鳥取県探究成果等発表会)」が開館前の鳥取県立美術館を会場に開催され、本校から2年次課題探究応用4チームが参加し発表しました。昨年度までは「高校生理数課題研究等発表会」として理系分野の発表会が開催されてきましたが、今年度は高等学校が取り組んでいる総合的な探究の時間・課題研究等に係る発表会を理数課題部門と地域課題部門の2部門に分かれて開催されました。また、青谷中学校、東山中学校 鳥取聾学校も地域課題部門に招待されました。

地域課題部門は、鳥取県立高等学校魅力発信統括コーディネーターの書家TADAさんが進行役を務められ、楽しく和やかな雰囲気で県民ギャラリー内の9つの発表ブースで各学校の発表が行われました。本校からは、鳥越 心美さん、中尾 駿介さん、渡邉 建彦さんが「江戸時代の災害対策は現代でも役に立つのか?」の探究と、田中 優梨子さんと濵田 太平さんが「大山の歴史~大山牛馬市について~」の探究の発表を行い、今後の校内での発表に生かすことができる質問や助言をいただきました。

鳥取県教育研究大会②

鳥取県教育研究大会③

 理数課題部門は、前年同様に大学教授などの審査員が採点し表彰されることもあり、真剣に発表や質疑応答が行われました。本校からは、大山 沙也加さんと権田 唯夏さんが「雑草パワーの解明とその応用」について、龍村 航さんと田邊 拓起さんが「新たな音階に基づく和音の作成」について発表し、審査員からも興味深い内容であったと評価されました。また、他校の発表に対しても、質問を投げかけるなど、参加者全体で相互に学び合っていました。

鳥取県教育研究大会④

鳥取県教育研究大会➄

それぞれが、他校の生徒や先生の前で発表する貴重な体験をすることができました。

2024年度ふるさとフォーラムIN米子

2025年2月4日 16時44分
今日の出来事
令和6年12月14日(土)、米子商工会議所大会議室にて「2024年度ふるさとフォーラムIN米子」(クラブ・セブンティ主催)が開催されました。鳥取県西部の高校9校から12チーム、約40人の高校生が「ふるさとの活性化」について行政機関や企業関係者約30人に発表しました。本校からも2年次課題探究応用の2チームが参加しました。

チーム①は、「酵母ビーズを利用した食品廃棄物からのエタノール生成」をテーマとし、廃棄される野菜を使ってバイオエタノールを作る試みについて発表しました。地域の未来創造につながる取り組みと認められ「山陰酸素工業賞」を受賞しました。

ふるさとフォーラム②

また、チーム②は「地域活性化from商店街~学生と繋がる米子のまちへ」をテーマとし、米子本通り商店街の空き店舗を自習室とすることで人出の増加を期待し、地域活性化と学生の課題を解決する試みについて発表しました。若者が知恵を出し合い、実現できる取り組みと認められ「中海テレビ放送賞」を受賞しました。

ふるさとフォーラム①

同年代から大人まで、様々な方から意見や感想をいただき、今後の取り組みの参考となりました。

令和7年1月23日(木)、本校応接室で表彰式を行い、校長先生から表彰状と副賞が手渡されました。

(チーム①)

ふるさとフォーラム③

(チーム②)

ふるさとフォーラム④

今後のさらなる活躍を期待します。

SSH沖縄研修 4日目

2025年2月4日 16時43分
今日の出来事

令和7年1月17日(金)午前9時にホテルを出発し那覇空港へ移動しました。正午頃に離陸し、午後2時頃に伊丹空港に到着、バスで学校まで移動し午後6時前に帰着しました。生徒は沖縄との気温差に驚きを隠せない様子でしたが、皆、元気に帰ることができました。

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参加した生徒は、「沖縄研修では、普段できない体験をすることができた。今後は、この経験を糧に学習に頑張りたい。」と、気持ちを引き締めていました。

生徒はこの度の沖縄研修を通じて、多くのことを学んだと思います。今後、この経験を多くの生徒に伝え、他の生徒の学ぶ意欲を喚起してもらいたいと思います。

SSH沖縄研修 3日目

2025年2月4日 16時42分
今日の出来事

令和7年1月16日(木)午前中、美ら海水族館を訪問しました。バックヤード見学では、海から魚を運び込む方法、餌を作る方法、魚たちの治療法など各施設を回りながら説明を受けました。水族館内見学では、ジンベイザメやマンタが泳ぐ黒潮海域など、さまざまな海域に生息する多種多様な生物の様子を観察・学習しました。

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午後からは、名護市にある大浦マングローブ林に移動し、フィールドワークを行いました。汽水で生育するマングローブや、生息する生物を観察することで、生物の多様性や生態系の繋がりを間近に見ることができ、環境を守る事の重要性を改めて感じる事ができました。

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その後、マングローブ林に生育しているクロツグの葉を使って魚の玩具作りを体験しました。「やんばる(山原)には何でもある」という言葉のとおり、自然の恵みを籠や鞄、玩具などの生活の資源として大切に活用していることを学びました。

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SSH沖縄研修 2日目

2025年2月4日 16時41分
今日の出来事

令和7年1月15日(水)、沖縄科学技術大学院大学(OIST)を訪問しました。

午前中はまず、4組のグループがOISTの学生に、今まで取り組んできた研究について英語で研究発表を行いました。1グループ目は「ユーカリの影響について」、2グループ目は「珪藻は環境指標生物について」、3グループ目は「地球温暖化に伴う海洋への影響について」、4グループ目は「植物がもつアレロパシーについて」発表しました。生徒は、英語での質疑応答に苦労しながらも、グループで協力し合いながら自分たちの力で乗り切ることができました。

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発表を終えた後、1年次生 薮内 佑虎さんは「最初に英語で発表をすると聞いた時は、不安があったが、班員と休憩時間や放課後に多くの時間を費やして準備をしてきた。質疑応答など、うまくいかないことがたくさんあったが自信を持って発表することができた。」と感想を述べていました。また、1年生次 田口 颯太郎さんは「英語での発表は不安だったが、みんなで協力してギリギリまで研究し発表をしっかりやり遂げることができてよかった。しかし、質疑応答では、なんとか英語を聞き取ることはできたが、素早く英語で答えることが難しくて、つたない英語でも勇気を出して話すということが、自分には足りなかったことを痛感した。このような新たな課題を見つけることができたので、これから改善できるよう努力していきたい」と感想を述べていました。他の生徒も同様に、英語での質疑応答の難しさを実感し、対応力のある英語力を身に着けたいと前向きな姿勢を見せていました。

次に、キャンパスツアーを行いました。世界各国から集まった教員や学生が英語を公用語として研究を行っている様子や、最先端の研究設備が整った施設などを見学しました。OISTは東シナ海を一望できる高台に位置しており、美しい海と空、豊かな緑を一望することができました。また、建物は、まるで美術館のような洗練された美しい造りとなっており、生徒たちから度々歓声があがっていました。

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午後からは、OISTの学生との交流を行いました。まず、アメリカ出身の学生によるキャリアトークでは、彼女が研究者になり今に至るまでの道のりや、現在行っている「染色体と細胞分裂」の研究内容などについて英語で聴きました。その後、研究室での研究の様子を見せていただきました。次に、蟻の研究をされている学生やがん細胞を用いた細胞分裂ついて研究されている学生と交流をしました。

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1年次生 秋庭 楓歌さんは「今まではあまり興味を持っていなかった分野も実際に触れてみることによって、自分のもっと学びたいという意欲が高まった。」と感想を述べていました。

OISTでの研修を終え、1年次生 中村 姫夏さんは「OISTの学生の方々は自分の好きなことや興味のある研究に没頭していることがとても素敵だなと思った。興味のあることや自分の大学など将来について考えようという気持ちが強くなった。」と感想を述べていました。

OIST訪問での経験が、生徒の今後の探究活動や進路選択、さらに社会に出てからの活動に活かされることを期待します。

SSH 沖縄研修

2025年2月4日 16時32分
今日の出来事

令和7年1月14日(火)、SSH沖縄研修に参加する13名が、早朝に学校を出発しました。早朝、空港行きのバスからの眺めは雪景色でしたが、昼過ぎに到着した那覇は21度の快晴で、その違いに生徒一同、驚いていました。

空港からゆいレールに乗り、宿泊先のホテルへ到着後、首里城公園を訪れました。2019年の火災から6年が経過し、焼失した正殿の再建工事が着々と進められていました。赤瓦の取り付けや外壁の塗装など、復元の様子を間近で見ることができ、生徒たちは宮大工の方々や、漆塗り職人の方々の卓越した技術に感嘆の声を上げていました。

沖縄①

沖縄②

明日からは、沖縄科学技術大学院大学にて、英語による研究発表や施設見学など、充実した研修プログラムが予定されています。生徒たちは、今回の研修を通して、沖縄の歴史と文化に触れ、科学への探究心を深める貴重な経験となることでしょう。

SSH 鳥取大学出前授業(1年次生)

2024年12月25日 15時12分
今日の出来事

令和6年12月17日(火)、前日に引き続き、生命科学コース1年次生を対象に、高等教育機関と連携した学力向上事業「鳥取大学出前授業」を行いました。

鳥取大学医学部生命科学科 竹内 隆 氏を講師としてお招きし、「生き物の形つくりの不思議と再生医療」という演題で講演をしていただきました。

講演は、仮説立案や実験方法の検討など、研究活動の重要な部分を、イモリの再生実験を題材にして考える実践的な講義で、生徒も大変興味深く聞いていました。

生徒たちは「イモリの再生能力の凄さを知り、そこから人間のがんの発生を防止することができるのではないかという探究心を得られた」「自分から疑問を持つ発想力や、その疑問を解決する柔軟さや難しさを身にしみて感じた」と感想を述べました。

前日に実施した2年次生対象の講演とともに、生徒たちの知的好奇心と探究心を高め、将来の進路選択を考えるうえで大いに刺激を与えていただく機会となりました。

SSH 鳥取大学出前授業(2年次生)

2024年12月25日 11時12分
今日の出来事

令和6年12月16日(月)、生命科学コース2年次生を対象に、高等教育機関と連携した学力向上事業「鳥取大学出前授業」を行いました。

鳥取大学研究推進機構研究基盤センター 足立 香織 氏を講師としてお招きし、「医療に関する最近の遺伝の話題」という演題で、講演をしていただきました。

出前講座(2-7)

講演では、ゲノム医療・ゲノム編集についてお話をいただきました。それを踏まえてクラス内で討論をすることで、現在の医療技術が抱える可能性や、科学技術の進歩と倫理観に関する問題について、深く考えることができました。

生徒たちは「ゲノム編集については少し怖いと感じるところもあったが、遺伝子から病気を予防・早期発見したり、治療が難しい難病の繊細な治療をしたりと医療の革新が進んでいくことに期待も感じた」「ゲノム解析・編集を"生物学として"だけではなく、"技術としてゲノムを扱うとはどういうことか、倫理的・社会的観点から見た問題点とは何か"を学ぶことができ理解が深まった」と感想を述べました。

SSH 課題探究応用 中間発表会

2024年11月8日 18時12分
今日の出来事

令和6年10月29日(火)~31日(木)の3日間、2年次生が課題探究応用の中間発表会を行いました。鳥取大学地域学部准教授 阿部 哲氏、鳥取学部工学部准教授 長曽我部 まどか氏、島根大学教育学部准教授 冨安 慎吾氏を講師にお招きし、指導助言をいただきました。生徒は互いに探究活動の途中経過を発表し、研究内容について協議・検討しました。

中間発表1改

中間発表2

今回の中間発表で気づいた点を改善・修正し、令和7年2月に実施するSSH研究成果発表会に向けて、探究活動をより深めていきたいと思います。

SSH 土曜活用事業「日本海岸林学会米子大会」

2024年10月29日 13時17分
今日の出来事

令和6年10月26日(土)、本校多目的ホールにて日本海岸林学会が主催する大会に希望者5名が参加しました。参加生徒は、学会員の方の研究発表(ポスター発表・口頭発表)を聴いたり、ワークショップなどを体験し、海岸林とそれをとりまく環境の保全や生活環境の改善などについて学びました。

土活「日本海岸林学会」改

参加した生徒は「能登半島地震の津波による被害の影響が、住宅などの建築物だけでなく生態系にまで及んでいることを知り、勉強になった」「海岸林は海からの風の影響を防ぐだけでなく、景観をよくするためにも植えられており、弓ヶ浜海岸もその1つであることがわかった。地域について詳しく知ることができてよかった」と感想を述べてくれました。

なお、本校では、土曜日を活用して地域における多様な取り組みを学習し、体験する機会として「土曜活用事業」を行っています。