お知らせ

SSH イベント案内
SSH関連のイベント案内が、教務室前に掲載してありますので、興味のある方はぜひご確認ください。


SSHニュース

SSH鳥取大学国内研修

2024年9月24日 13時12分
今日の出来事

令和6年9月9日(月)、10日(火)、18日(水)の三日間、鳥取大学(米子キャンパス・湖山キャンパス・国際乾燥地研究教育機構)にて、1・2年次生の希望者66名が参加し、標記の研修を実施しました。研修では、大学における実際の研究の一端を学び、体験しました。

生徒からは「自分の興味のあることについて具体的に学ぶことで、今までは表面上しか分からなかったことも、より詳しく知ることが出来た。自分の進路を深く考えるきっかけになった」「医師から直接お話を聞ける機会は少ないので、今回の研修で、医師の方から深い話が聞けてよかった」など、興味関心や探究心が高まった様子が伝わる感想が多く見られました。

今回の経験を探究活動や自身の視野を広げることに活かしてくれることを期待します。

国内研修_写真1_乾燥地

〈↑国際乾燥地研究教育機構での、粒子の大きさによる粘度比較を行っている様子〉

国内研修_写真2_農学部

〈↑農学部でのDNAの電気泳動実験の様子〉

国内研修_写真3_看護

〈↑医学部看護学専攻での採血体験の様子〉

SSH 岡山大学研修(生命科学コース 1年)

2024年9月20日 14時47分
今日の出来事

令和6年9月19日(木)・20日(金)の2日間、岡山大学にて生命科学コース1年次生を対象に岡山大学探究的学習を行いました。4講座に分かれての実験実習ではナイロン合成、ロボットセンサーと遠隔通信、牛乳中の糖質、緑色に光る大腸菌作成などの実験に取り組み、その楽しさを体験しました。また講義体験では、薬学部 加来田 博貴 准教授「くすりの効くしくみをしろう」、工学部 樋口 輝久 准教授「米子市の都市形成」を受講し、薬理学や都市形成理論について大学の先生の講義を体験することができました。

岡大研修1

岡大研修3

岡大研修4

生徒は「以前から興味があったDNAの実験では、学校ではできないような専門的な器具を使って実験することで、仮説を検証することができ、より一層生物や実験についての興味が湧きました。」と感想を述べていました。

生徒たちが自分の将来を考えるうえで、大いに刺激を受けることができました。今後の探究学習に活きることを期待したいと思います。

Tickets-to-the-World Library SSH インド海外研究交流会

2024年9月18日 16時39分
今日の出来事

令和6年9月17日(火)、本校図書館にてTickets-to-the-World Libraryインド海外研究交流会参加者による報告会を行いました。

この海外研究交流会は、島根大学が高校生を対象に行っている探究活動である「グローバルサイエンスキャンパス島根(GSC島根)」のプログラムの一環として実施しているものです。

3年次生 福留 慶汰さんはこのプログラムに参加し、その探究活動が評価されて、インド工科大学ハイデラバード校で開催される海外研究交流会の参加者として選考され、8月11日(日)~16日(金)の6日間インドでの交流会に参加しました。

インド【写真1】

福留さんは交流会でラボツアーに参加した際、日常的な会話とは違う科学的な内容を英語で話す難しさを感じたとのことでした。

また、インド工科大学ハイデラバード校の附属高校にあたる学校の生徒との話し合いの中で、生徒たちの出す意見が日本と比べ桁違いに多く、積極的に自分から話していく大切さを痛感したこと、食事や道路事情などを通して、インドの活力を肌で感じることができたと話してくれました。

そして、海外へ行く方法は留学だけでなく、GSC等の探究活動のプログラムの延長線上で、インドや台湾で行われる海外研究交流会や学会に参加するという道も示してくれました。

発表を聞いた生徒の多くが、新しいことに挑戦する意欲をかき立てられたことと思います。

福留さんは今回の探究活動の成果発表で、10月12日(土)から東京の日本科学未来館で行われる「サイエンスカンファレンス2024」にも参加する予定です。

SSH各種探究活動発表会へ参加しました

2024年9月17日 17時44分
今日の出来事

 夏季休業中に多くの生徒が発表会に参加しました。

1.山陰探究サミット 7月29日(月)

島根県出雲市にある平田文化会館にて出雲高校主催で開催された標記の大会に、3年次生の「課題探究発展」の授業を代表して2名の生徒が参加しました。渡邉 郁美さんは「小学校での英語教育におけるフォニックス指導」のテーマで、繁浦 古都子さんは「小劇場をつくり高校演劇公演を行うことでどのような地域活性化につながるのか」のテーマで、それぞれ口頭発表しました。2名とも、これまでに取り組んできた研究をまとめ、分かりやすい発表をしました。

画像1

2.全国高等学校総合文化祭自然科学部門 8月2日(金)~5日(月)

岐阜県大垣市にある岐阜共立大学にて開催された標記の発表会に、自然科学部が3部門の口頭発表に参加しました。物理部門に3年次生 岡本 怜大さんがテーマ「開口端補正についての研究」で、化学部門に3年次生 井上 葉月さんと廣澤 優奈さんがテーマ「アントシアニンの変色に関する研究」で、生物部門に2年次生 藤原 和叶さんと完田 静香さんがテーマ「サカマキガイの生存可能な溶存酸素量」で発表しました。昨年から取り組んだ研究や先輩から引き継いだ研究をそれぞれが発展させ、発表しました。

全国総文自然科学部門1

全国総文自然科学部門2

3.SSH生徒研究発表会 8月6日(火)~8日(木)

兵庫県神戸市にある神戸国際展示場にて開催された標記の発表会に、3年次生「課題探究発展」の授業を代表して、大倉 優衣さん、山本 玲奈さんの2人が「カラスの好む食品群について(動物・医学系)」というテーマで参加しました。全国のSSH校から代表が集まる盛大な発表会で、長い時間をかけ積み重ねてきた観察データを基にカラスの生態について発表しました。

SSH生徒研究発表会1

4.令和6年度中国四国九州地区理数科課題研究発表会 8月19日(月)、20日(火)

島根県松江市にある島根県民会館にて開催された標記の発表会に、自然科学部2年次生 藤原 和叶さんと完田 静香さんがテーマ「サカマキガイの生存可能な溶存酸素量」でポスターセッションに参加しました。工夫を凝らしたポスターに仕上げ、良い発表をしました。

中四九理数科

いずれの発表会も全国各地の高校生との活発な交流の場となり、充実した会となりました。このような機会を作っていただいた関係者の方々に感謝いたします。

鳥取大学探究的学習(生命科学コース2年次生)

2024年9月17日 14時24分
今日の出来事

令和6年8月7日(水)~9日(金)の3日間、鳥取大学医学部並びに研究推進機構研究基盤センターにて、生命科学コース2年次生が参加し、探究的学習を実施しました。3日間の日程で、組換えDNA実験、クロマトグラフィー、PCR法、制限酵素切断と電気泳動などの実験・実習、講義聴講をさせていただき、現代生物学の根幹をなす遺伝子に関する学びを深めました。

生命2年鳥大探究2改

生徒から積極的な質問が出たり、休憩時間に議論が起こるなどとても有意義な3日間になりました。生徒からは、「実際に実験や実習をすることで、より深い学びを体感することができた」、「これまで学習してきた知識が初めて繋がった気がする」など、前向きな発言があり、多くの学びを得ることができました。

生命2年鳥大探究1改

土曜活用事業「DMNの活性化とパフォーマンスの向上」

2024年9月9日 10時19分
今日の出来事

令和6年9月7日(土)、本校多目的ホールにて希望生徒65名が参加し、土曜活用事業を行いました。株式会社メンタリスタ代表取締役 大儀見 浩介 氏を講師に、「DMNの活性化とパフォーマンスの向上」と題してオンラインで講義をしていただきました。

脳科学、心理学の観点から心の仕組みや育て方、それを部活動や勉強などへのパフォーマンスに繋げる方法を学びました。

生徒は「どんなネガティブなことでも、ポジティブにリフレーミングすることでより良いメンタルで生きていけることが分かったので実践していきたいです」「小さくて細かい目標が自分の大きな夢を叶えるのに必要なやる気を出すことが分かったので、プロセス目標を自分に合った上手な塩梅で決めたいと思いました」など、前向きな感想が多くありました。

今後の探究活動や生活などに活かしてくれることを期待します。

1_土曜活用事業「DMNの活性化とパフォーマンスの向上」

2_土曜活用事業「DMNの活性化とパフォーマンスの向上」

公立鳥取環境大学 里山観察会

2024年9月5日 16時09分
今日の出来事

令和6年8月6日(火)西伯郡南部町の「いくらの郷」で、『「生物多様性の自分ゲートを見つけてみよう。」~里地里山たんぼビオトープで、昆虫・植物・動生物を大学生と一緒に探してみよう』と題して、公立鳥取環境大が企画した観察会に希望生徒14名が参加しました。環境大の大学院生や生物部学生の案内の元、里山の生き物を観察し、その多様性のすばらしさやそれを守る人の活動の大切さを感じる経験となりました。

里山観察1

里山観察2

令和6年度 SSHイノベーション成果発表会

2024年8月1日 09時23分
今日の出来事

令和6年7月26日(金)、本校で「令和6年度SSHイノベーション成果発表会」を開催し、3年次生が、昨年度からの探究内容を深めた成果をポスターや英語で発表しました。

イノ廊下発表

イノ多目的ホール内発表その2

SSH運営指導委員の方等を本校にお招きし、廊下の壁や多目的ホール内のパネルに101本のポスターを掲示して、各グループが、教職員や生徒に自分自身の言葉で研究内容を伝えました。また、五つのチームがGoogleスライドを用いて英語で発表しました。どちらの発表でも活発な質疑が行われ、それぞれのテーマについてさらに考えを深めることができました。

イノ英語発表

以下は生徒の感想です。

・2年次での探究からさらに発展させて分析していくプロセスを学ぶことができた。

・発表では、相手の反応を見ながら、わかりにくいところは具体例などを用いて説明することができた。

・今から地域のさまざまなことに目を向けておくことで、将来地元に戻ってきて働くときに、地元のためにできることに気付けるのではないかと考えた。

この発表会を通して、生徒は探究内容を深めただけではなく、他者に適切に伝えることの難しさや面白さも学ぶことができました。この経験が彼らの次の挑戦に繋がっていくことを期待しています。

令和6年度 鳥取西高校の「課題探究」研究発表会参加

2024年7月31日 17時30分
今日の出来事

令和6年7月17日(水)鳥取西高校にて、標記の発表が開催され、本校から3年次生 有富 真子さんと梅林 絢音さんが、テーマ「SDGsと幸福度の関係性 ~真庭市の取り組みから考えること~」で口頭発表を行いました。質疑応答では、鳥取西高生の皆さんからの建設的な質問により活発な意見交換ができ、充実した発表となりました。

本校の課題探究は、理系分野だけでなく文系分野もそれぞれのテーマで研究を深めています。発表したチームは文系分野で、SDGs達成目標の2030年が近づく中、各種SDGs活動に携わることが幸福度にどう影響するかを考察し、活動の促進に資することを目指すという探究に取り組みました。

鳥取西高校課題研究発表会

発表した生徒は「他校の生徒にも発表を聞いてもらうことで、より一層たくさんの人にSDGs活動について知ってほしいという思いが深まりました」と話してくれました。

この経験が第一歩となり、生徒達の思いが広がっていくことを期待しています。

SSH 土曜活用事業「山陰海岸から日本海の成り立ちが見えてくる」

2024年7月30日 16時17分
今日の出来事

令和6年7月27日(土)、土曜活用事業「山陰海岸から日本海の成り立ちが見えてくる」を行いました。

本校では、土曜日を活用して地域における多様な学習や体験活動をする機会として、「土曜活用事業」を行っています。

今回協力していただいた境港総合技術高校の実習船「若鳥丸」は、県民利用の日を設けており、乗船を通して児童、生徒、学生が水産業や海洋環境、船のことなどを直接体験して学ぶことができます。

今回は「鳥取県生活環境部自然共生社会局山陰海岸ジオパーク海と大地の自然館」総括専門員兼副館長 安藤 和也さんに、山陰海岸ジオパークの重要性や鳥取砂丘から浦富海岸の成り立ちについてご指導いただきました。

土活(写真1)

土活(写真2)

参加した24名の生徒からは「鳥取の地質や山陰のジオパークに触れられる貴重な体験だった。実際に見られてよかった」「知っていないと見えないものがあるという安藤さんの言葉に共感した。もっと鳥取県各地の地質について知りたい」などの感想があり、海洋環境と鳥取県の地質について、関心が高まった様子が見られました。