令和7年3月9日(日)アデレード研修9日目は、朝にミッチャムガールズハイスクールにてホストファミリーと別れ、日本への帰路につき、翌日10日(月)に米子空港に帰着しました。参加生徒達は10日間の研修を通して、日本とは異なる文化や習慣、価値観に触れることで視野を広げることができたと思います。また、日本で行った探究の発表や、海外での科学技術や自然環境に触れたことによって、科学に対する興味関心を深められたと思います。今回の体験を生かして、参加者がさらに見聞を広めていくことを期待すると同時に、その他生徒も積極的に世界に目を向け、自らの視野を広げてほしいと思います。
今日の出来事
令和7年3月5日(水)、アデレード研修5日目はアデレードボタニックガーデンと南オーストラリア博物館を訪れました。
アデレードボタニックガーデンではオーストラリアの植物についての説明を受け,また植物の保管方法であるハーバリウムを体験しました。
生徒は「見たことない植物ばかりで、全ての植物が大きくて新鮮だった。」「一つ一つの植物に特有の特徴があって面白かった。」「説明してくださった方も面白くて楽しかった。」と振り返りました。


南オーストラリア博物館では,オーストラリアに存在する生き物の剥製を観察し,説明を受けました。生徒は「日本では見られない様々な生き物の剥製を間近で見ることができた。特に蜘蛛の剥製は日本では考えられないほどの大きさで驚いた。」と振り返りました。


今日の出来事
令和7年3月4日(火),アデレード研修4日目はミッチャム女子高等学校の先生からの特別講義を受けました。
まず化学についての特別講義では,オーストラリアの様々なユーカリの葉から蒸留装置を用いてユーカリの油を抽出しました。


技術に関する講義では,実際に回路を作成してスイッチの作用する原理を考えました。


数学に関する講義では,ミッチャムの先生の家のコンクリート部分の面積を求めたり、ユーカリの葉や花のサイズを考慮して花を植える場所をデザインしたりする体験をしました。


生徒は「柔軟な思考が求められ、またアレロパシー(植えられた植物同士の影響)の効果についても学ぶことができて面白かった」「英語でコミュニケーションをとりながら実験することが新鮮だった。理解できるか不安だったが丁寧な説明のおかげで問題なく実験を進めることができた。」「リービッヒ冷却器など授業で習った器具を実際に使ったことも良い経験になった。」と振り返りました。
今日の出来事
令和7年3月3日(月),オーストラリアのミッチャム女子高等学校での研修がスタートしました。

学校へはホームステイのバディと一緒に向かい,はじめにミッチャム女子高等学校の生徒,スタッフより歓迎の挨拶をいただいたあと,2年次生 加藤 来未さんが代表として挨拶しました。
その後,ホームステイのバディの方々に鳥取についての紹介プレゼンを行ったのち,簡単なゲームを通じて親睦を深めました。

午後からは,ミッチャム女子高等学校のサイエンスクラブの生徒とともにフリンダース大学に赴き,STEM教育の専門家の方からの講義をうけ,STEMワークショップの体験を行いました。



参加した生徒は「英語のリスニング力が不十分な中、さらに科学的な単語が入った説明は理解するだけで一苦労だったが,ホストスクールの生徒や大学の先生とコミュニケーションを取ることで実験への理解が深まるとともに英語力の向上にとっても良い機会となったと思う。」「様々な国の人々が技術や科学を通じて一つの大学に集まり、目標に向かって日々取り組んでいるということはとても素敵なことだと感じた。」と振り返りました。
今日の出来事
令和7年3月3日(月)、本校第1体育館にて令和6年度卒業証書授与式を挙行しました。
来賓、保護者、在校生代表 執行部員参列のもと、全日制課程269名、定時制課程8名の卒業生に卒業証書を授与しました。


次に田辺校長が、「今後のより良い社会の実現に向けて、夢に向かって具体的に努力し続けてください。」と式辞を述べました。

続いて、PTA会長 濵田 伸様、勝田ヶ丘同窓会会長 松村 順史様より祝辞をいただきました。
濵田様は、「1日の1%(15分)を変えるだけで、未来が100%変わる。『習慣』を変える。1日15分の習慣を変え、それを継続し、『習慣』としてほしい。」と、述べられました。

また、松村様は、「米東で受け取ったギフト、それは貴方たちの左右に座っている仲間達だと思います。」と、人生を通して共に生きていく仲間の大切さについて述べられました。

そして、全日制・定時制の在校生代表として、2年次生 安宅 倖之介さんが送辞を述べました。

それに対して卒業生代表として 伊澤 想良さんが答辞を述べました。スキー競技に打ち込む中で怪我をし、さまざまな人の支えを受けて厳しいリハビリを乗り越えたこと、激動する社会を生き抜くために、小さなことから行動に移せる人間になりたいと述べました。

最後に應援團と吹奏楽部のリードにより、校歌と「凱歌 松の緑」を斉唱し、式を閉じました。

新たな一歩を踏み出す卒業生たちに、教職員一同、幸多からんことを祈っています。
令和7年3月1日(土)、SSHオーストラリア研修に参加する1,2年次生10名が、米子空港から羽田空港に向けて出発しました。生徒たちは10日(月)までの10日間、国際的視野で科学事象を探究する力,国際語である英語を用いたコミュニケーション能力向上を目的とした様々な研修を受ける予定です。

羽田空港到着後、同日夜に羽田空港から国際線で出発し、翌日2日(日)にシドニーを経由し研修地であるアデレードに到着しました。その後、各ホームステイ先に移動し、ホストファミリーと夕食を取りました。

3日(月)からはMitcham Girls' High SchoolやFlinders Universityで、鳥取県とオーストラリアを比較した科学的探究活動を進めていくことになっています。
今日の出来事
令和7年2月28日(金)、本校の多目的ホールにて進路決定者8名による課題報告集「翔」の贈呈式が行われました。

この「翔」は、読書を大切にしながら幅広い知識と教養を身につけることを目的とし、10冊分の書籍の要約と意見をまとめたレポートを冊子にしたものです。たった2ヶ月で完成させた報告集ですが、生徒一人一人の考えや思いがギュッと詰まったものになっています。

今回作成した「翔」という名のように、未来に向けてしっかりと羽ばたいていってほしいと思います。
今日の出来事
令和7年2月28日(金)、本校第1体育館にて勝田ヶ丘同窓会 ロゴスパトス賞表彰式ならびに各種表彰式を行いました。
ロゴスパトス賞は勝田ヶ丘同窓会より在学中に特に著しい功績があり、他の模範と認められる生徒に贈る賞です。本年度はスキー競技等で素晴らしい成績を収めた3年次生 伊澤 想良さんが受賞し、松村 順史 同窓会長より賞状と記念品が贈られました。

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続いて行った各種表彰式では、まず3年間皆勤賞を受賞した3年次生13名の生徒を代表して、3年次生 板持 尚希さん、拝藤 真菜さんに賞状と記念品が贈られました。

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次に鳥取県立高校職業教育技術顕彰を受賞した20名を代表して、実用英語技能検定1級を取得した3年次生 遠藤 煌介さんに賞状が贈られました。

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続いて鳥取県高等学校体育連盟表彰スポーツ賞として、3年次生 伊澤 想良さんに賞状と記念品が贈られました。

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そして鳥取県高等学校文化連盟表彰優秀文化賞を受賞した3名を代表して囲碁部3年次生 檜山 湊太さんに賞状と記念品が贈られました。

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最後にJICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2024において国際協力特別賞を受賞した3年次生 谷田 花奈さんに賞状が贈られました。

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全ての表彰後、校長先生が「コロナ禍により3年間皆勤を続けることは難しかったと思うが、1つのことを続けることができたことは大変素晴らしいことである。また、この度表彰された3年生の皆さんの頑張りが大変素晴らしいことは勿論だが、その他の3年生一人ひとりも頑張っている姿を見てきた。3年生のように、1、2年生の皆さんも頑張ってほしい」と挨拶をされました。
今日の出来事
令和7年2月27日(木)、29名の生徒がオーストラリアのケアンズへ向けて本校を出発しました。この研修は米子西高校13名、境高校2名と合同で行われ、現地でホームステイをしながら語学学校で語学研修を行います。
教職員と保護者の見守る中で行われた出発式では、チームリーダーの2年次生 松原 綺良さんが「家族や学校、旅行会社の方など、たくさんの人の助けを得て研修に参加できることに感謝し、オーストラリアでの異文化交流を楽しみ、たくさんのことを吸収してきたいと思います」と挨拶しました。

さまざまな体験を通して成長し、充実した研修になることを期待しています。

今日の出来事
令和7年2月13日(木)、本校にてSSH研究成果発表会を開催しました。
「課題探究」の授業で研究してきたテーマについて、1年次生79グループが多目的ホールでポスター発表、2年次生94グループが各教室で口頭発表を行いました。また沖縄研修・オーストラリア・アデレード研修に参加する生徒による英語発表、鳥取西高等学校、湯梨浜学園高等学校の皆さんによる研究発表を行いました。
各会場では、1・2年次生の垣根を越えた質疑応答が行われ、発表を聞いて自分が良いと思った研究には「いいねシール」を貼りました。


2年次生は12グループが代表としてコンテスト部門に参加し、運営指導委員が審査を行いました。その結果、自然科学部門からは大山紗也加さん、権田唯夏さんによる「雑草パワーの解明とその応用」が、人文科学部門からは岡田心寧さんによる「「持ち帰り忘れ」に対する音楽の効果」が1位に選ばれました。
今回の発表での経験を今後の探究活動に活かしてほしいと思います。