モンゴル研修
2025年6月26日 13時24分令和7年6月15日(日)から19日(木)まで、鳥取県主催のモンゴル中央県青少年派遣事業に、本校2年次生 井髙 桜子さんと竹田 りんさんが参加しました。
モンゴル中央県青少年派遣事業は、国際協力に興味のある高校生を派遣し、JICAの国際協力プロジェクトの視察をしたり、現地高校生との交流を通じて国際理解を深め、次代を担う人材の育成を目的としています。
井髙さんと竹田さんは、米子西高の生徒2名とともにモンゴルを訪れ、現地学生と互いの国や学校生活について紹介し合ったり、日本とモンゴルの教育や文化の違いについて理解を深めました。また、モンゴルの伝統音楽の演奏を体験したり、モンゴル風の書道に挑戦するなど、さまざまな文化体験を通して交流を深めることができました。
また、遊牧民の家庭を訪問し、広大な草原での乗馬体験や、伝統的な住居「ゲル」でモンゴルの家庭料理を頂きながら遊牧民の方々と交流を深め、都市部とはまた違った文化への理解を深める貴重な経験となりました。
その後、ウランバートルを訪問し、めざましい経済発展と都市化の進展を目の当たりにしました。
伝統的な遊牧生活と急速に発展する都市部の対照的な姿を通して、その多様な文化を深く理解する貴重な機会となりました。
参加した生徒は「言葉を超えた心の繋がりを感じ、言葉の壁を越えて互いの文化を分かち合う喜びも感じました。」「モンゴルの人々が持つ優しさ、たくましさ、そして文化を大切にする心を深く感じることができました。遊牧民と都市部の違いにも触れ、今回の滞在で得た感動と学びは、これからの私にとって、何物にも代えがたい大切な財産となりました。」
など、短期間の研修の中で多くの「違い」に触れながらも、共通する思いや価値観にも気づき、互いを理解することの大切さを実感していました。