家庭科総合授業:2年生が挑む立体物 被服製作

2024年12月18日 14時30分

 2年生の2学期家庭科総合授業では、「立体物を製作する」をテーマに、ペットボトルカバーにもなる「ミニチュアパーカー」づくりを通して、被服の基礎を学んでいます。ミシンは使わず、手縫いによる衣装づくり。裁縫の基礎が学べるキッドを使って作成しています。生徒たちは慣れない針と糸を手に、試行錯誤を重ねながらも一針一針心を込めて制作に励んでいます。

homeeco24-05

完成サンプルの愛らしさにモチベーションを高め、袖やパーカーの色を自分なりにアレンジするなどして、オリジナルの1作品を完成させます。

homeeco24-01 homeeco24-02

デジタル化が進む時代だからこそ、手作りの温かさや裁縫の基本技術は、世代や性別を問わず大切にしたいスキル。この授業を通じて、生徒たちはものづくりの楽しさだけでなく、手作業の魅力を再発見しているようです。「裁縫って難しい!」から「私にもできた!」へ──成長の瞬間が詰まった授業です。

homeeco24-03 homeeco24-04

社会人の基礎知識:3年生を対象にセミナー開催

2024年12月18日 12時30分

本日から3日間、3年生を対象に、社会人セミナーが行われました。
高校卒業後、一人前の社会人として輝かしい未来を切り開いていくために、必要な基本知識を習得するのがこのセミナーの目的です。

第1日目:ギャンブル依存症を知る
12月16日(月)は、「ギャンブル依存症に関する説明会」、鳥取障がい福祉課と自助グループの方々を講師に迎え、ギャンブル依存症の正しい知識と理解を深めました。ギャンブル依存症を克服した方の実体験も聞くことができ、生徒たちは、ギャンブルの危険性と依存症の現実を深く理解しました。

syakaijin24-04

第2日目:青少年を狙う犯罪に備える
12月17日(火)には、東部少年サポートセンターの少年警察補導員を講師に迎え、「青少年が巻き込まれる犯罪」をテーマに実施。危険な薬物の実態やその心身への影響、さらに性犯罪への注意点について学び、生徒たちは社会での危険回避力を養いました。

syakaijin24-03

第3日目:働くために必要な知識を習得
12月18日(水)は、鳥取県社会保険労務士会の講師陣をお迎えし、クラスごとに「知っておきたい働く時の基本知識(労働法制および社会保険制度)」について学びました。労働条件、賃金、有給休暇など、働く上で欠かせない法律や制度を丁寧に解説いただき、社会人としての第一歩を踏み出す準備が整いました。

syakaijin24-01 syakaijin24-02 syakaijin24-05

3日間を通して、生徒たちは社会人としての基礎力を着実に身につけました。

熱いドッジボールバトル!後期球技大会

2024年12月13日 15時30分

本日は、令和6年度後期球技大会、種目は「ドッヂボール」。
男女それぞれのチームが真剣勝負を繰り広げました。

lahbl24-02 lahbl24-0

lahbl24-03

生徒会執行部のスムーズな運営により、全員が安心して大会を楽しめる素晴らしい1日となりました。
試合形式は1ゲーム5分のスピーディーなルール。午前中の予選リーグから午後の決勝トーナメントまで、熱戦が続きました。寒さを吹き飛ばす大胆なプレー、そしてクラスメイトからの熱烈な声援が会場を包み込み、白熱のバトルに体育館のボルテージは最高潮!

lahbl24-01 l5hbl24-01

特に決勝戦では、本気と本気がぶつかり合う手に汗握る展開が続き、全校生徒が興奮と緊張でドキドキが止まりませんでした。

栄光の優勝を勝ち取ったのは…
● 男子:2年2組Aチーム
●女子:1年1組
見事なチームワークと個々のプレーが光っていました。本当におめでとうございます!

lahbl24-04 lahbl24-06

lahbl24-07

★魅力あふれる岩美町★観光PRポスタープロジェクト今年も進行中!

2024年12月11日 16時00分

本年度も、岩美高校生デザインの「岩美町観光ポスター製作」が進行中です。
1年生と2年生から3名の生徒が取り組んでいます。
岩美町商工観光課と印刷会社の担当の方々のご助言もいただきつつ、生徒たちは、自分たちの思い描く「岩美町の魅力」をイラストに仕上げています。

kanko-p24-02 kanko-p24-01

さらに、ポスターに添えるキャッチフレーズやその配置、色、フォントといったデザイン要素も議論を重ねながら調整。細部にまでこだわりを持って、完成に向けて日々進化を遂げています。

お披露目は令和7年2月を予定。岩美高校生が描く新たな観光ポスターが、地域にどんな新しい風を吹き込むのか、期待が高まります。

英語でクイズ王バトル!

2024年12月9日 15時45分

本日、2年1組の生徒が英語コミュニケーション授業の一環で、英語でのクイズ大会を楽しみました。
ALTのジャックさんが準備したユニークなクイズの数々を、生徒たちは英語力を競い合いながら楽しみました。


クイズ王決定戦方式で行われたので、1位を目指す生徒たちの闘志が高まります。
1回戦目は、「2択クイズ」一気に不正解者が出るも、敗者復活戦のチャンスなどもありハラハラドキドキ。

qui24-01 qui24-09

2回戦目は、2人1組のグループ戦。ペアの知恵を結集し、次々と出される問題に挑む生徒たち。互いに声を掛け合い、チームワークを発揮する姿が印象的でした。

qui24-06 qui24-07

最後は、いよいよ個人戦。
Jeopardyという、ジャンルと得点が描かれたパネルを選び高得点を狙うゲーム。

qui24-08

表示された得点をゲットすると、一発逆転のチャンスも。しかし、得点が高ければ高いほど、問題の難易度は増します。勝ち残れなかった生徒のヘルプを2回まで借りることができる特別ルールがあり、各ジャンルの問題に強そうな生徒の力を借りて正解を導きだしていました。

qui24-03 qui24-04

最後にクイズ王の栄冠を手にした生徒には、細田教諭とジャックさんから素敵なプレゼントとともに、その努力が称えられました。緊張と笑いが絶えない、最高にエキサイティングな授業となりました!

qui24-05

76年の歴史を刻んだ岩美高校のシンボルツリー、センベルセコイヤ伐採

2024年12月7日 10時00分

 本日、岩美高校の創立時から、本校の歴史を見守り続けてきた職員駐車場にある岩美高のシンボルツリー、センベルセコイヤの伐採作業が惜しまれながら行われました。

seko-01

この木は76年もの時をかけて成長を遂げ、ついには武道場を越える高さに達しました。しかし、老朽化による倒木のリスクが高まったことから、やむを得ず伐採が決定されました。

作業はまず枝を一本ずつ切り落とすことから始まり、慎重に幹を上から順に切り倒すという工程で進められました。この堂々とした姿を失うことは寂しいですが、伐採された幹は現在、さまざまな用途での活用が検討されています。新たな形で、学校の一部となるよう再び命を吹き込む予定です。

seko-02 seko-03

seko-06 seko-05

76年の長い年月、岩美高校とともに歩んできたセンベルセコイヤ。その存在は、これからも私たちの心に刻まれ続けることでしょう。
本校の歴史をともにしてくれてありがとう!

seko-07

手話でつながる友情:岩美高校×鳥取聾学校、交流授業

2024年12月6日 16時00分

本日、岩美高校2年生の手話言語基礎1の選択者9名が、これまで授業で学んできた手話を実践するため、鳥取聾学校の生徒たちと心温まる交流授業を行いました。
毎年恒例となっているこの交流会。今年は岩美高校の生徒たちが鳥取聾学校を訪問しました。学校に到着すると、みなさんが優しい笑顔で出迎えてくれました。

交流会は、体育館で行われました。2チームに分かれて、手話を使った自己紹介からスタート。最初はお互い緊張の面持ちでしたが、「趣味は?」「好きなスポーツは?」といった会話が進むにつれて、自然と笑顔が広がり、距離が縮まっていきました。

syu24-01 syu24-02

次に校内を見学。専門教室や校内に施された安全対策など、岩美高校にはない施設・設備に興味津々の生徒たち。

syu24-03 syu24-04

再び体育館に戻り、今度はお互いの学校生活の発表タイム。
部活動や授業のこと、日常のエピソードなどを共有し、会場全体が笑顔に包まれました。

syu24-05 syu24-06

交流会のクライマックスは、チーム対抗の手話ジェスチャー伝言ゲーム。リレー形式で文章を伝える中、珍回答が続出し、体育館は笑いの渦に! 学校混合のチームメンバーで挑むこのゲームは、緊張感と笑いが絶妙に交わる最高の締めくくりとなりました。

syu24-07 syu24-08 syu24-09

授業で学んだ手話を活かし、同年代の仲間と心を通わせたこの交流会は、本校の生徒たちにとって、授業の成果を実感できるとともに、かけがえのない経験となったことでしょう。

syu24-010

TEAS活動:裏山整備を実施!

2024年12月3日 14時30分

 本日、本校のTEAS活動の一環として、岩美高校第1グラウンド裏山の雑木林を整備する「裏山整備」を実施しました。今年は昨年の2倍となる48名の有志生徒が参加し、環境への関心が高まっていることを感じます。
この活動は、森を健全に成長させるため、不要な蔓や枝の伐採、混雑した樹木や草木の整備を行い、二酸化炭素吸収量の向上を目指します。今年も鳥取県東部農林事務所八頭事務所の職員2名にご指導いただき、安全な作業方法や伐採のポイントを学びながら活動を進めました。

urayama24-01 urayama24-08

生徒たちは3班に分かれ、昨年の活動範囲を越えて写真で示した黄色部分、山の中腹あたりまで伐採を実施しました。慣れないのこぎりの扱いに苦戦しながらも、一心不乱に作業を続け、裏山は見違えるほどスッキリしました。

urayama24-02 urayama24-03

urayama24-05 urayama24-04

urayama24-06

約1時間半の活動を経て、14時に作業を終了。達成感とともに心も晴れやかな活動となりました。

urayama24-07

3年生に向けた自動車学校説明会

2024年12月3日 12時00分

本日、3年生を対象に自動車学校説明会がありました。
鳥取県東部の、東部自動車自動車、イナバ自動車学校、日本海自動車学校の3社の方々に来校いただきました。

d-sc24-01

はじめに、自動車学校の通学が許可される時期や期間、講習を受ける際の服装などの説明があり、次に生徒は希望する自動車学校にわかれ、それぞれの学校の担当の方から申し込みの手順や具体的な内容についての説明を受けました。

d-sc24-04 d-sc24-03

d-sc24-02

生徒たちは真剣な表情で説明を聞き、自動車免許取得の意気込みと期待感が伝わってきました。

文学バトル!2年1組が挑んだ裁判形式ディベート

2024年11月27日 14時00分

 2年1組の文系 文学国語を選択する生徒が、授業の一環として、井伏鱒二の名作『山椒魚』をテーマに裁判形式のディベートに挑戦しました。授業で生徒たちは、検察側と弁護側に分かれ、『山椒魚』の主人公である山椒魚の行動について討論を展開。作品の奥深さに迫りながら、白熱した議論が繰り広げられました。

debate-kokugo-01

 弁護側は山椒魚の無罪を主張し、検察側は懲役8年を求刑。
生徒たちは、小説の内容を研究し尽くし、作品のセリフや登場人物の心理描写を深く掘り下げ、あらゆる可能性を想定した綿密な準備を重ね、議論に臨みました。
ディベートは時間制限と質問ルールが厳格に設定されており、生徒たちは与えられた時間を最大限活用して自分たちの意見を主張。

debate-kokugo-04 debate-kokugo-02

debate-kokugo-03 debate-kokugo-05

 授業の終わりには、社会科教員2名がディベートの判定を行いました。
弁護側の主張に勢いを感じた場面もありましたが、判定は、検察側の勝利。
判定を行った教員も小説を読み、ストーリーの内容や場面の状況を冷静かつ公平に判断した結果、検察側の主張が妥当であると説明がありました。

debate-kokugo-06

 この授業で生徒たちは、ただ小説を読むだけでは味わえない新たな楽しみを見出したようです。ディベートという形式を通じて、物語の登場人物やストーリーへの理解を深めるだけでなく、他者との意見交換を通じて作品の見方を広げる貴重な体験となりました。