本日、3月3日の卒業式を目前に控えた3年生の輝かしい功績を称える表彰式が行われました。8部門の表彰があり、代表者11名がステージに登壇。辻中校長より表彰状を受け取り、その努力と成果を称えられました。


○在学年間成績優秀賞 8名 代表 永田さん

○学年成績優秀賞 15名 代表 廣岡さん

○在学年間皆勤賞 4名 代表 山本さん

○学年皆勤賞 11名 代表 内田さん

○学校功労賞 5名 代表 山本さん

○生徒会功労賞 27名 代表 簗﨑さん

○生徒会努力賞 18名 代表 田中さん

○全国商業高等学校協会卒業生成績優秀者表彰 長谷川さん

○鳥取県産業教育振興会長表彰 長谷川さん

○産業教育振興中央会長表彰 小林さん

○介護職員初任者研修 修了 6名 代表 澤田さん
式辞では、辻中校長が「ジェントルマンシップ」について語りました。
「スポーツマンシップとは、ジェントルマンシップである。 これらには、① ルールを守る② 全力を尽くす③ 相手に敬意を示すという3つの大切な精神があります。これからの人生においても、この精神を胸に刻み、さらなる成長を遂げてほしい。」
卒業を間近に控えた3年生の皆さん。誇りを胸に、新たなステージへと力強く歩みを進めてください!
本日、1・2年生が校歌練習を行いました。
校歌は、世代を超えて在校生と卒業生をつなぐ不変の絆。先輩たちがそうだったように、私たちもこの歌に誇りを託し、受け継いでいきたい。
最初は控えめだった声も、歌詞の意味を理解し練習を重ねるうちに次第に大きくなり、最後には背筋を伸ばし、堂々と歌う姿が見られました。

3月3日の卒業式では、心をこめた最高の校歌を響かせ、3年生を送り出しましょう!
今年で4回目を迎えた「岩美町観光PRポスター」プロジェクト。岩美高校の生徒たちが、高校生ならではの視点で岩美町の魅力を発掘し、ポスターをデザインするこの取り組み。今年も3名の生徒が、個性あふれるポスターを制作しました。
岩美町、岩美町観光協会、そして岩美高等学校が協力し、岩美町の魅力を広く発信するこのプロジェクト。新作ポスターのお披露目会が、本日、岩美町役場で開催されました。

お披露目会には、長戸岩美町長、岩美町観光協会の田中副会長が出席し、生徒たちは少し緊張した面持ちで迎えられました。今回ポスターを制作したのは、1年生の安達さん、2年生の川部さん、佐藤さんの3名。それぞれが作品に込めた想いを語りました。
2年連続でポスターを作成してくれた佐藤さんは、
「岩美町の美しい夜空と海を描きました。特にこだわったのは星空の表現。鳥取県は星がきれいに見える場所なので、夜の海の美しさも伝えたかったです。"こんばんは。"というフレーズにも注目してほしいです。」と、自身の作品に込めた思いを力強く語りました。
初挑戦の安達さんは、「岩美の透き通る海と、そこで楽しめるマリンスポーツを前面に出してデザインしました。岩美の海が大好きなので、このポスターを見た人が岩美に訪れるきっかけになればうれしいです。」と、照れながらも熱い想いを語りました。
生徒たちの力作を前に、長戸岩美町長は、「今年も素晴らしい作品をありがとうございます。この経験が、皆さんの未来にとって大きな財産となることを願っています。私たちも全国の皆さんに作品を見ていただき、岩美町に興味を持ってもらえるようしっかりPRしていきます。」と、生徒たちの努力を称えました。
田中副会長も、「学業で忙しい中、これだけ素晴らしい作品を作ってくれて本当にありがとうございます。」と、感謝の言葉を述べました。
最後に辻中校長は、「生徒たちが岩美町への理解を深め、創造力を高める素晴らしい機会になっています。この取り組みは県外の高校にも広まり、大変好評をいただいています。」と、このプロジェクトの重要性を語りました。
生徒たちがデザインしたポスターは、県内はもちろん、関西の駅などにも掲示予定。岩美町の美しい風景や文化を、全国へと発信します。高校生たちの想いが込められたポスターが、多くの観光客の心を動かし、新たな旅のきっかけとなることでしょう。
岩美町の魅力を全国へ!生徒たちの作品に、ぜひご注目ください。

当日の様子が、日本海新聞に掲載されました。

本日、公共(主権者教育)授業の一環として、岩美町役場 総務課の植田さんを講師に迎え、「選挙」について詳しく学ぶ特別授業が開催されました。

選挙権は18歳から--その意味とは?
授業では、まず選挙の基本を押さえるクイズからスタート。投票用紙の素材や、インターネット投票の可否など、生徒たちの興味を引きつける話題が投げかけられました。さらに、選挙管理委員会の役割や政治と生活のつながり、さまざまな選挙の種類についても詳しく解説があり、「なぜ18歳から選挙権が引き上げになったのか」について背景や経緯を説明いただきました。
続いて、実際の投票の流れを学習。投票所入場券が郵送される仕組みから、投票先を決めるための情報収集、投票所での手続き、記入時の注意点まで教えていただきました。
いざ、模擬投票!
説明を聞いた後、受付役3名を任命し、生徒全員が、本番さながらの模擬投票を行いました。事前に読んでいた選挙公報を参考にして、投票先を決めます。幼いころ保護者に連れられて投票場に行ったことがある生徒も多く、模擬投票は厳粛に、そして大変スムーズに進みました。開票も行い、投票の流れがよく理解できたようでした。


「選ぶ」ことの大切さ--
一人一人の票が未来を変える。今回の授業を通じて、生徒たちは自分たちが持つ選挙権の重みを実感したことでしょう。まもなく迎える18歳、そしてその先の未来に向けて、今日の学びが生きることでしょう。
本日、第38回 鳥取県立岩美高等学校 吹奏楽部 Blue Martin Jazz Orchestra 定期演奏会が、岩美町立中央公民館のいわみんホールで開かれました。
今年の演奏会は、大寒波にみまわれ、路面に積雪が多い日の開催となりましたが、町内外より100名ちかくの方々にお越しいただきました。ご来場の皆様、本当にありがとうございました。
♪第一部:ビッグバンドの真髄、炸裂!
幕開けを飾ったのは、スウィングジャズの名曲「Sing Sing Sing」。軽快なビートに乗せて会場の手拍子が響き渡り、演奏会は一気に盛り上がりました。
つづいてアップテンポなナンバー「It Don't Mean a Thing」、しっとりとしたメロディーが心に響く「Moonlight Serenade」と部員たちは、練習の努力と成果を惜しみなく披露しました。演奏曲の中には、会場の誰もがおそらく一度は耳にしたことがあるだろうという有名な曲もふくまれており、会場は、終始盛り上がっていました。
第1部の最後の曲は、岩美高校の看板曲ともいえる「名探偵コナンメインテーマ」。3年生の植田さんのサックスソロパートが、さらにパワーアップし、迫力のある演奏が会場に響き渡りました。
第一部で演奏された曲は、
SingSing Sing, It Don't Mean a Thing, Moonlight Serenade, In The Mood, 名探偵コナンメインテーマ。

♪第二部:少人数ステージの妙技
Alto Saxophone独奏では、「花は咲く」が演奏され、美しい独奏に、会場の方々はしっとりと耳を傾けていました。

コンボ曲では、1曲ずつ異なる部員で演奏を展開していきました。演奏の前には、それぞれのチームの名前の由来を説明し、面白おかしく名付けられた名前にチームの個性が感じられました。
コンボ曲での演奏は、

The Chicken

Blue Monk

Cantaloupe Island

Water melon Man

Tenor Madness
♪第三部:サクソフォンアンサンブル & ビッグバンドの圧巻フィナーレ
第3部の演奏は、はじめにサクソフォンアンサンブル。
サクソフォン演奏部員が、サクソフォンの儚いメロディーの曲を美しい音色で力いっぱい演奏しました。演奏の後には、サクソフォン部員の苦労話なども聞け、厳しく自らスキルアップした様子がうかがえました。
サクソフォンアンサンブルで演奏された曲は、さくらのうた~FIVE、生命の奇跡。

最後は、ビッグバンドでの演奏。
ビッグバンドの演奏は、迫力があり、なによりも吹奏楽部の固く結ばれたチームワークが感じられます。圧巻のグルーヴで観客をジャズの世界へ引き込んでいました。
ビッグバンドでの演奏曲は、Spain、ルパン三世テーマ 80、Perdido、シーズン・イン・ザ・サン。

全演奏が終わった後、アンコールをいただき、演奏したのは「学園天国」。
再度、会場全体が楽しく温かくなるような曲で締めくくりました。
★涙と感動のエンディング
フィナーレを迎え、引退を迎える3年生の植田さんと中尾さんが、3年間の思い出を涙ながらに語る場面も。彼らが歩んできた音楽の道、その努力と情熱が、みなさんに届いたのではないでしょうか。

岩美高校 Blue Martin Jazz Orchestra の名は、今や鳥取県のみならず全国へと響き渡っています。
毎年成長し続ける彼らの演奏は、聴く人の心に新たな感動を刻み続けることでしょう。

本日、岩美中学校2年生のキャリア学習授業の一環として、岩美中学校卒業の3年生の、山本さん、篠原さん、小島さんの3名が母校に招かれ、2年生に向けた「凱旋プレゼン」を実施しました。彼らは、それぞれの経験をもとに、後輩に向けて、未来へのヒントを熱く語りました。
テーマは「岩美中学校 卒業生に聞く ー 岩美高校編 ー」。
3年ぶりに訪れた校舎に、懐かしさを感じつつ、校長先生や教頭先生へ成長した姿を報告。堂々とした姿に、迎える先生方の表情も誇らしげでした。

プレゼンでは、進学・就職先が決まった3名が、自らの経験をもとに以下のポイントについて語りました。
(1)高校入学までにしておくべきこと。
(2)高校を選択するうえで、重視したこと
(3)岩美高校で頑張ったこと
(4)岩美高校の3年間の取り組みがどう自分の進路実現に役立ったか。
(5)岩美高校の魅力、岩美高校に通ってよかったこと。
スライドを活用しながら、リアルな体験を惜しみなく共有した3名は、「夢を叶えるためには、準備・努力・継続が不可欠」と、後輩たちに熱いメッセージを届けました。


質疑応答の時間では、「岩美高校の進学・就職実績は?」「どんな分野に進めるの?」「プレゼンがわかりやすくてよかったです。」といった具体的な質問や感想飛び交い、プレゼンが後輩たちにしっかり届いたことが感じられました。

今回のプレゼンは、社会に羽ばたく直前の3年生にとっても、これまでの歩みを振り返り、未来に向けて新たな決意を固める貴重な機会となりました。そして何より、懐かしい先生方に成長した姿を見せることができたことが、大きな自信につながったようでした。
すばらしい機会をいただき、ありがとうございました。
本日、本校の校長室にて、令和6年度 鳥取県教育委員会表彰伝達式が執り行われました。この栄誉ある賞を受賞したのは3年1組の森さん。その姿はまさに、本校の校訓である「誠実」「果敢」「協働」を体現する存在です。

森さんは女子バレーボール部に所属し、3年連続で全国高校総体に出場。令和5年度の大会では予選リーグを突破し、決勝トーナメントへと進出するなど、チームを牽引する中心的存在として活躍しました。卓越したリーダーシップを発揮し、仲間の声に耳を傾け、部員全員が主体的に取り組める環境を築き上げたその姿勢は、まさに「誠実」と「協働」の精神そのものでした。
全国大会に出場する一方で、学業でも妥協を許さない森さん。入学以来、3年間にわたり学年トップの成績を維持し続けました。その努力は、他の生徒に対する「無言の励まし」となり、全校の模範となっています。
森さんの情熱は、地域課題解決にも及びました。本校が取り組む「岩美町の地域課題解決型探究学習」では、廃店となった地元スーパー跡の活用策を考案。「地元食材を活かしたオリジナルメニューを提供するカフェ」というアイデアを提案し、地域の未来に新たな可能性を示しました。また、バレーボール部の寮がある岩井地区の地域活動にも積極的に参加し、地域と部活動をつなぐ架け橋として、部員たちの地域貢献意識を高めることにも努めました。
何事にも妥協せず、責任感をもって真摯に取り組む森さん。その姿勢は多くの生徒からの厚い信頼を集めました。このたびの表彰は、森さんの努力と誠実さが生み出した結果に他なりません。
森さん、受賞おめでとうございます。
本日、岩美町健康長寿課管理栄養士の乾さんと、食生活改善委員4名の方々にお越しいただき、3年生福祉・フード類型の生徒を対象に岩美町食育講座を行いました。
生徒はまず教室で、管理栄養士の乾さんより、「食べる」ことの大切さについて学びました。
私たちの体は、食べた物でできている。健康な体を維持したいのなら、毎日の食事がいかに大切かをしっかり理解し、食べたものがどのように私たちを作り、生きる力になるのかを指導いただきました。

食の大切さを学んだあとは、お待ちかねの調理実習。
今回のメニューは、大豆と大根たっぷりの「呉汁(ごじる)」、甘くて優しい「豆腐白玉汁粉」、そして自分のために握る丁寧なおにぎり。さらに、鳥取県の郷土料理「豆腐ちくわ」を添えた、栄養バランスに優れた献立が組まれました。


生徒たちは、これまでの調理実習で培ったスキルを発揮。包丁さばきは見事なもので、短冊切りやいちょう切りも手際よく進めていきます。食生活改善委員の方々のアドバイスを受けながら、調理場は終始和やかな笑顔と活気に包まれました。そして、美味しそうな食事が出来上がり、食育についての調理が一層深まりました。


本日、メキシコからの留学生 レヒナさんの修了式が行われました。昨年4月から岩美高生と共に学び、笑い、成長してきたレヒナさん。

式ではまず、修了証が辻中校長から手渡され、そのあと、全校生徒の前で、辻中校長から英語でレヒナさんに、将来の3つの約束を提案しました。
1つ目は、メキシコに帰ってからも、ご縁が切れることなく連絡を取り合いましょう。
2つ目は、岩美高で過ごした、大切な時間を忘れないでください。
3つ目は、鳥取県や岩美町をまた訪れてください。
レヒナさんは、快く笑顔でYESと答え、いつまでも絶えることのない友情を感じることができました。
続いて、レヒナさんからのスピーチ。
「今日は少し寂しい日です。この素晴らしい学校とお別れする時が来たからです。」
先生方への感謝、生徒たちへの温かな言葉、そして日本の文化や親切心への感動が詰まったメッセージは、全員の胸を打ちました。「みなさんが私を支えてくれたことに心から感謝します。日本で感じた優しさをいつまでも忘れません。」と締めくくられたその言葉は、岩美高全体への深い感謝と愛に溢れていました。

式の終盤、三好教頭からは記念品と花束が贈られました。記念品として選ばれたのは、漢字で「礼姫奈(レヒナ)」と彫られた印鑑。「礼」儀正しく、「姫」のように優美で、「奈」美しいレヒナさんへの特別な思いが込められたものです。

最後に、全校生徒と一緒に記念写真。在籍していた2年1組でも記念写真を撮りました。


レヒナさん、岩美高での思い出をいつまでも忘れず、世界に羽ばたいてください。
離れていても、私たちはいつまでも友達です。
Gracias, Regina!
本日、2年生の進学LHRで毎年恒例のイベント「3年生に聞く!」が開催され、進学先や就職先が決定した3年生の中から代表者が、自らの実体験を通じて、成功へのヒントを後輩たちに伝授しました。

登壇したのは、進学者と就職者からそれぞれ4名ずつ。
〇進学・就職先
○どのように進路を決めたか。
○進路実現のために頑張ったこと。
○受験に向けて、準備しておいた方が良いこと。
○試験の内容
○振り返って、後悔したこと、失敗したこと。
など、自らの体験を惜しみなく後輩たちに話してくれました。リアルで等身大の体験談には、多くの学びが詰まっていました。
発表してくれた3年生のほとんどが、「もっと早くから準備しておけばよかった。」と感想を述べており、後輩には十分余裕をもって取り掛かることを強く訴えました。

2年生は、先輩たちの体験談に真剣に耳を傾け、その様子から進学・就職に対する覚悟が感じられました。
来年、この場に立つ2年生たち。彼らは、どんなストーリーを語るのでしょうか。