「校長室から」
 
 教育のこと、子どものこと、その他私の考えたこと等、校長の視点で保護者や地域の皆様に発信をしていきたいと思います。感想や意見がありましたらお教えください。

2学期スタート

2022年9月1日 13時43分

2学期がスタートしました

                校 長  中 尾 善 登

40日間という長い夏休みが終わり、2学期の始業式を迎えました。夏休み中に、校舎西側の工事が本格的に稼働しました。3月が完成予定ですので、まだまだ時間がかかります。その間、子供たちの教室や体育館、校庭への移動が少し遠回りになり、不便な状態が続きます。校舎も、また、本校舎と仮設校舎とに分かれての生活となります。特に本校舎の西側にあった特別教室(家庭科室、わくわくルーム、理科室)が仮設校舎に移動したので、子供たちの仮設校舎と本校舎の行き来は多くなります。また、児童玄関は登下校時に利用できますが、第2工区の電気工事範囲に含まれるため、2か月程度の期間は、靴を持って廊下を移動することも生じてきます。それから本校舎のトイレも工事中のため、仮設校舎と本校舎との間に仮設の児童用トイレを設置していただきました。したがって本校舎の学年はトイレに行く際も移動距離が長くなります。不便な状況が3月まで続きますが、工事の状況に応じてその都度その都度変更しながら、安全第一で学校生活が送れるようにします。駐車スペースも制限がありますので保護者の皆様が学校においでの際、ご不便をおかけするかと思いますが、ご了承ください。

さて、今日から2学期となり、2つの校舎には子供たちの声が戻ってきました。2学期がスタートしました。

今年の夏休みも、昨年に引き続きコロナに悩まされた夏休みとなりました。子供たちや保護者の皆様もいろいろと影響を受けられたのではないでしょうか。鳥取県内は、いまだ新規感染者数が高止まりしている状況で、最大限の警戒を求められています。県西部地区には鳥取県版の「特別警報」が、中・東部地区には「警報」が出されています。その影響で夏休み中の教職員の研修は、ほとんどがリモートでした。また、本校のPTA環境整備作業は、中止となりました。今日から2学期が始まりましたが、いろいろな面で制限を受けることが考えられます。予定していたことの急な変更を迫られることも生じてくるかもしれません。

そのような状況の中、本日もリモートで始業式をしました。子供たちは休み中に取り組んだ学習や自由研究、工作など、たくさんのものをいっぱいに抱えて登校してきました。夏休み作品展は、何とか開催したいと思っています。その際は、子供たちの素晴らしい作品をご覧いただきたいと思います。

2学期になり、コロナ禍ではありますが、子供たちの学ぶ意欲がもっともっと向上し、主体的な学習態度となることをめざしていきます。可能な条件を模索しながら、子供たちの成長にとって大切なことは絶やすことなく実施して参ります。いろいろな面で子供たちのさらなる成長、確かな成長を目標としていきます。ご家庭でもお子さんを励ましていただきながら、引き続き学校へのご理解ご協力をよろしくお願いします。

1学期終了

2022年7月19日 11時29分

充実した夏休みを!

                              校 長  中 尾 善 登

 今日、1学期終業式を終え、明日から40日間の夏休みとなります。依然としてコロナ禍にあり、最近また感染が県内でも急増しています。1学期の途中は、比較的落ち着いていた時期もあり、臨時休業や閉鎖が最小限に抑えられたと思っています。影響を受けた学校行事もありますが、運動会という大きな行事や子供たちの学習は予定どおり進み、その点では安堵しています。また、PTA関係の事業につきましては、4月の参観日はできませんでしたが、その他の行事はある程度できたようです。環境整備作業や資源回収にはたいへんお世話になりました。
 校舎の改築工事もあり、夏休み中についても水泳大会に向けてのプール使用等、制約を受けることが多々ありますが、子供たちは家庭や地域で元気に充実した夏休みを過ごしてほしいと思います。コロナのみならず、くれぐれも大雨等の災害や熱中症には引き続き警戒をしてください。
 さて、昨年も学校便りに書きましたが、せっかくの夏休みですので、子供たちには夏休みならではの経験をしてほしいと思います。といってもどこかに旅行に行くというようなことではなく、夏休みだからこそじっくりと取り組める探究心あふれる研究や工作、絵、家庭科関係作品の製作などに取り組んでみてほしいと思います。また、読書もたくさんできると思います。学年ごとに取組の具体例が示されていると思いますし、いろいろな作品募集もあります。自分自身の世界をどんどん広げることは自分の可能性を大きく広げることにつながります。ぜひいろいろなことにチャレンジしてみてほしいですね。
 2学期始業式は、8月29日(月)です。ジャスト40日の夏休みを過ごし、また、元気に登校してきてください。

学ぶこと

2022年7月19日 11時24分

学ぶことに喜びを感じ、自分を高めようとする子供

                             校 長  中 尾 善 登

 統計開始以降最も早い記録で梅雨明けが発表され、6月末から連日の猛暑日を記録しました。感染症対策とともに熱中症対策が求められています。学校は、もう少しで「学期末」を迎えようとしていますが、子供たちの成長ぶりを個別懇談では、しっかりとお話ししたいと思っています。
 さて、先月はこの学校便りに郡家西小学校の「めざす子供」の「少し高いめあてを持ち一生懸命がんばる子供」について書かせていただきました。今回は、2つめの「学ぶことに喜びを感じ自分を高めようとする子供」についてお話しします。ここでいう学びとは、学校での学習や家庭での学習のことを言っています。「喜びを感じられる学び」とはどういうものなのでしょうか。子供たちが喜びを感じるには様々な要因があると思います。例えば、わかった、できたという達成感、仲間と考えをまとめたり正解を導くことができたりした経験、何時間か積み上げてきた学習の成果が出た、思い描いていたものが完成した、めあてが達成できた、なかなかできなかったことができた、わかった、などいろいろな感情が「喜び」のもとになると思われます。そして、それらのことは、「自分で納得」することや「人から認められる」ことが伴わなくては得られないはずです。まわりの指導者、支援者、学級の仲間、家族などの関わり方や導き方にも大きく影響を受けることになるわけです。ですから、その源には、これらの人々との良好な人間関係が成り立っていることが大切ですね。そして「喜びを伴う学び」は、当然のことながら、さらに主体的で、追究的な深い学びへとつながり、より「自分を高めていく」ことになっていくと思われます。
 この「喜びを感じられる学び」を実現させるために私たち教職員は、日々研鑽を積み、準備をしています。ご家庭でも、お子さんの学びの跡から見える進歩や成長に関心と感心を持っていただき、タイムリーな声かけをぜひともお願いいたします。そのために、学年通信を参考にしていただいたり、時にはノートを見ていただいたり、お子さんとの日常の言葉のやりとりや会話を大切にしていただき進歩や成長を認められる親子関係、家族関係を築いてほしいと思います。さらに「少し高いめあて」への励ましがあり、それがまた、子供の達成感につながるといった好循環につながってくるのではないでしょうか。
 子供たちの進歩の小さな跡、小さな伸びや成果、成長を見逃さないで認めることは、学校でも家庭でもとても重要なことです。同じ思いで共に進んでいきましょう。よろしくお願いいたします。

西っ子の活躍

2022年6月20日 08時24分

あきらめず 一生けん命 自分から楽しもう

 

                           校 長  中 尾 善 登

 

522()、晴天に恵まれ、予定通り運動会を開催しました。雨の心配を全くしなくてよいとの予報どおりの天気で、本当にありがたかったです。

当日は、コロナの影響で1家庭2人までのご観覧に制限させていただきました。昨年に引き続き校庭には仮設校舎が建っており、狭いながらも今年は仮設校舎の外側の囲いがない分、昨年より広い観覧スペースを作ることができました。ご観覧いただいた保護者の皆様もマナー良く見ていただきトラブルなくありがとうございました。PTA役員の皆様には、朝早くから駐車場係をしていただきました。こちらも大きな混乱がなくよかったです。

運動会は、全校児童を4つの縦割りチームに分けた対抗戦としています。子供たちの仲間づくり、縦のつながりを目的としています。テントの中で、声を出しての応援をしたいところではありましたが、声は出すのは一部のリーダーのみに限定し、ペットボトルを用いての応援や拍手での応援でした。それでも子供たちなりに工夫し、まとまった応援ができました。演技の方も、100m走ではみんなが最後まで走り抜いてがんばっていました。今年の運動会のめあてどおり、どの子もあきらめずに一生懸命な姿でした。学年ごとの個人演技も、各学年の発達段階に応じた楽しさやユニークさが見られ、みんなが熱中し、ここでも一生懸命な姿が見られました。特に小学校初めての運動会となった1年生の「きょうのおやつはなあに?」では、自分の背丈ほどの大きなおやつをつりあげるかわいらしい演技が好評でした。

色別対抗玉入れや色別対抗リレーは、事前の学習どおりきまりよくみんなで盛り上げることができていました。最後に全校で「八頭町音頭」を踊り、まさしく子供たちが自ら楽しむことができた運動会となりました。

当日は、5,6年生が任された自分の係の仕事に高学年としての自覚を持って一生懸命取り組んでいました。特に6年生は運動会後の片付けでも意欲的に働いてくれました。全校児童にとって、ひとまわり成長できたとても意義深い運動会となりました。

声が出せない中、精一杯の拍手で子供たちを応援してくださったご家族の皆様、本当にありがとうございました。

 

運動会前

2022年5月17日 13時58分

運動会に向けてがんばる子供たち

 

                           校 長  中 尾 善 登

 

連日の新型コロナウィルス感染者数が気になっていますが、県内の新規感染者数は目に見えて減る状況ではないようです。先週、21日、臨時休業としました。各ご家庭には、20日午後より急遽の対応をお願いさせていただきました。ご協力いただきありがとうございました。県東部地区の多くの学校で関係者の感染が続いており、しばらくは今のような状況が続くことが予想されます。今後も先週のようなことがいつ発生するかもしれませんので、感染予防には十分気を付けていただき、お子さんやご家族に体調不良の方がおられましたら、受診され、医師の判断がなされるまで、お子さんの登校を控えていただきますよう重ね重ねお願いいたします。発熱を伴わない風邪症状(咽頭痛、鼻水、頭痛等)の場合でも同様の対応をお願いします。また、1日程度で回復された場合でも、受診をお願いします。できるだけ学校の教育活動を止める日を増やしたくありませんので、よろしくお願いいたします。

さて、新学期が始まり一ヶ月が経とうとしています。まもなく、ゴールデンウィークに突入します。先日のリモート朝会で、連休中は、特に交通事故に気を付けてほしいこと、コロナ対策を忘れずにしてほしいことなどを話しました。それから、郡家西小学校の子供たちに「めざす郡家西の子供の姿」についても話しました。昨年度と大きくは変わっていません。上記の通りなのですが、子供たちには少し言葉を補いながら話したつもりです。後で各担任が各学年に応じたわかりやすい話をしてくれています。ご家庭でも「めざす子供」について話題にしてみてください。

例えば、学校では、5月22日の運動会に向けて準備が始まっていますが、お子さんは家で運動会についてどんな話をされているでしょうか。「めざす子供」の中の「少し高いめあてを持ち、一生懸命がんばる」とか「自分を高めようとする」「自分も人も大切にする」「自分を支えてくれる人に感謝する」といったところを引き合いに出していただくと話が弾むのではないでしょうか。学校の指導と合わさったご家庭でのお子さんへの働きかけがより教育効果を高めることにつながります。子供たちは張り切って運動会に向けて取り組んでくれるものと期待しています。運動会についてのご案内は、先日配付させていただいたとおりですので、よろしくお願いします。

令和4年度スタート

2022年4月13日 17時11分

令和4年度がスタートしました

                        校長 中尾 善登


 今年の冬は、たくさんの雪が降り積もりました。その分、春がとても待ち遠しかったのは私だけでしょうか。また、この冬は、コロナの影響も受け、つらい季節でした。

しかし、今、学校では、桜が満開に咲き誇り、本当に美しく輝かしい春を迎えることができました。3月は、52名の卒業生が巣立ちました。また、11名の先生方が、退職や転任されることとなりました。寂しく思っていましたが、4月になり7名の先生方をお迎えし、そして、明日、8日(金)には、42名の1年生が入学してきます。令和4年度は、327名の児童と43名の教職員で郡家西小学校はスタートしました。

令和3年度は、創立40周年記念事業と称してたくさんの事業をしていただきました。子供たちにとってもたくさんの思い出ができたと思います。3月には、記念誌も発刊できました。お世話になりました実行委員の皆様、保護者の皆様、本当にありがとうございました。

新型コロナウイルス感染症につきましては、まだ油断はできませんが、今年度も状況を見ながらいろいろと行事等の検討をしないといけないのではないかと思っています。4月につきましては、すでにご案内の通り参観日をやむなく中止とさせていただきました。これは、本校がクラスター施設となった際、専門家のご指導に沿って教室の児童机配置を行っており、参観していただくスペースの確保が不可能なためです。5月には、運動会を予定していますが、今年は、観覧スペースが昨年より少し広くとれますので一家庭あたりのご観覧を2名までにお願いしようと思っています。その後については大部分が未確定ですが、今年度は11月に学習発表会を予定しています。

ご不便をおかけしている校舎の大規模改修につきましては、第1工区が終わり、3月までの仮校舎部分を春休みの間に本校舎に引っ越しました。今年の夏以降、西側の第2校区の工事が始まります。今年の夏休みも、仮校舎への引っ越し作業等を予定しています。そして今年度末には、工事が完了する予定です。その間、まだご不便をおかけすることになります。

令和4年度、学校教育目標は「心と体のつよい郡家西の子供の育成 ~明るく楽しくて、人と人がつながる学校~」です。どの子も安心して学び、笑顔あふれる郡家西小学校となることをめざして取り組んで参ります。また、今年度より八頭町内の小学校、中学校はすべてコミュニティ・スクールとなります。今まで以上に地域とのつながりを強くし、学校教育に地域の力を取り入れていきます。

今年度も保護者、地域の皆様には温かいご支援ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

飛翔

2022年3月24日 09時53分

飛翔!!輝く未来へ   校 長  中 尾 善 登

学校の桜のつぼみが日に日に膨らみを増しており、確実に春の足音の響きが近づいています。3月18日(金)、52名の卒業生が郡家西小学校を巣立っていきました。今年の卒業生は、本校が創立40周年記念事業を展開する年に最上級生として学校全体をリードし、41年目の大きな前進につながる活躍を見せてくれました。コロナが収まりきらない状況の中で、可能な行事や活動のチャンスを最大限生かし、全校に呼びかけ、つながりを大切にし、みんなが楽しく学校生活を送れるためのアイデアを6年生みんなで考えて取り組んでくれました。郡家西小学校の人数の多さを生かし、郡家西だからこそできる委員会活動、児童会活動としてくれました。卒業生の功績は、本当に大きかったと思います。

今年コロナにより修学旅行は、県内となりました。スキー教室も実施できませんでした。学習活動も、特に音楽や体育、家庭科で制約がある時期がありました。そんな中でも、めげずにがんばり続けた卒業生は、4月から中学生になっても、きっといろいろなことに全力で取り組み、自分の進路を考え、自己実現に向かって歩んで行ってくれることと思います。

さて、あとわずかで令和3年度が終了します。24日(木)には、修了式を迎え、全員のこの1年間の成長を確かめます。郡家西小学校の児童は、学習や運動など、全力で、みんなで力を合わせて取り組んでいます。来年度も自分たちで工夫し、明るく楽しい学校となるような活動を考えて、実行してくれることを期待したいと思います。

この1年間、教職員にとっては、本当に先が見通せない中、手探りでできるだけの教育活動を工夫しながら取り組んできました。しかしながら、予想以上の感染力を持つオミクロン株の前に、臨時休業、学級閉鎖を強いられました。クラスター施設にまでなってしまい、今現在もそうですが、学習での児童の意見交流、考えの練り上げの場面で必要な話し合い活動ですら制限しないといけない状況です。体育でのマスク着用、音楽の合唱指導、家庭科のミシンや調理など本当に最大限の注意を払っての授業を展開しないといけません。給食も未だに黙食が求められていますし、掃除すらできなくなってしまっています。しかしながら、教育を止めることはできません。本校の学校教育目標「心と体の強い子供の育成 ~明るく楽しくて、人と人がつながる学校~」をめざし、知・徳・体のバランスのとれた児童の成長をめざしています。特に本校では、昨年度より特別活動を研究テーマとし、どの子もそれぞれの学級の中で生かされる話し合い活動の充実に取り組んできました。学力向上にも、さまざまな検査結果を生かしながら対策を講じてきました。未だ不十分かもしれませんが、確実に成果が見られ始めています。また、一人一人に応じたより確かな成長を目指す個に応じた指導も求められます。重要なのは、子どもの個々の学力状況、性格や特性等、意欲等を考慮し、より力を伸ばしていくための適切な指導や支援を展開することです。教職員個々のよさや専門性を生かし「チーム郡家西小学校」としての教育実践を目指していくことだと思っています。しっかりと目標を明確にし、実践し、評価し、ふり返りまた次の指導へとつなげていくといった一連の活動が日々の授業の中や、生活の中で確実に積み上げられていくことが求められます。児童の成長が感じられた場面を逃さずに評価し、言葉をかけ、成長を認めていく、児童がお互いの成長を確かめ合え賞賛し合う、といった着実な日々の積み上げこそが成長に結びつく基盤であると考えます。来年度も、コロナの状況を見ながらではありますが、教職員一同一致団結し教育活動を進めて参ります。さっそく、4月の参観日は実施できないという決断をしましたが、学校では新たな体制で、確実にいいスタートができるよう最大限努力いたします。

ご家庭でも、この1年間のお子さんの成長を家族で話していただき、4月からの子供たちの主体性につながる意欲を育んでほしいと思います。

今年度、保護者の皆様、地域の皆様には、郡家西小学校教育をご理解いただき、お支えいただきましたことに厚くお礼申し上げます。卒業生の保護者の皆様、たいへんお世話になりました。在校生の保護者の皆様には、引き続き来年度もよろしくお願いいたします。

学校再開について

2022年3月8日 10時58分

学校再開について       
                         校 長 中尾 善登       

 

この度、保護者の皆様には、新型コロナウィルス感染症による突然の臨時休業や検査に対応していただき誠にありがとうございました。また、2度にわたる臨時休業と一部の学年の学年閉鎖を招く事態となりご心配をおかけしました。そして、本校がクラスター施設となりましたことに校長として責任を感じております。心よりお詫びいたします。誠に申し訳ありませんでした。

2月15日に感染の疑いが判明してからは、鳥取市保健所、八頭町教育委員会等関係機関と連絡を取り指示を受けながら、対応を決定しました。できるだけ迅速に、そして、混乱を避けるように配慮したつもりではありますが、不備な点があったかもしれません。保健所からの指示が深夜になったこともあり、遅い時間にマチコミメールを送信させていただきました。本当にご迷惑をおかけしました。

陽性となった児童は、いずれも快方に向かいほぼ回復していると聞いています。また、無症状だった人もあったようです。その点においては、少し安堵しております。
臨時休業期間中に、鳥取県、鳥取市合同のクラスター対策チームが本校に調査に入られ、以下の通りご指摘いただきました。
・体調不良の児童に登校を控え受診を促すように引き続き保護者に依頼すること。また、体調不良の家族がある場合にも同様に登校を控えるようにお願いすること。
・引き続き不織布マスクを正しくつけるように指導を継続すること。
・引き続き教室内の常時換気をすること。吸気側と排気側を意識し、空ける隙間を排気側は吸気側の2倍を目安にすること。
・引き続き消毒をしっかりと行うこと。現状使用している消毒液でよい。
・教卓と児童机の間隔を広くとる
こと。教室内のスペースを十分に使い、児童机の間隔をとること。
・教室内のゴミ箱をふた付きのものにし、マスクやティッシュペーパー、ペーパータオル等を捨てること。
・体調の悪い児童が早退する際、保健室から外に通じる出入り口に限定すること。

以上のことを受け、早速対策を講じました。そして、クラスター対策チームの改善確認を経て学校再開許可が出ましたので、予定通り本日3月1日(火)全学年とも再開いたしました。

 また、児童への指導を徹底し、差別的な言動やいじめにつながらないようにします。感染防止のための指導も引き続き繰り返しいたします。保護者の皆様も引き続きご協力いただきますようお願いします。

 なお、参観日に代わる人権学習の動画配信をするように計画しておりましたが、このような状況となり準備を整えることが困難となりました。したがって、公開は取りやめとします。ご理解ください。公開はできないことになりましたが、どの学年も人権学習は計画通り継続しています。学年便りで今週中に各学年の人権教育への取り組みについてお知らせしますので、ご一読いただけたらと思います。

 未だご心配な点も多々あると思いますが、本校教職員が一致団結しこの局面に向かい合い、最大限の努力をいたします。そして、卒業式、修了式の日に子供たちが自分の成長を実感し、次年度への希望を抱くことができるような年度末にしたいと思っております。

 ご不明な点やおたずねになりたい点がございましたら、ご遠慮なく学校にお問い合わせください。今後ともご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

 



あいさつ

2022年2月9日 13時27分

あいさつの大切さ   

校 長  中 尾 善 登

全国的に新型コロナウイルスのオミクロン株により新規感染者がものすごいスピードで増えています。鳥取市内では、小学校でのクラスター事案も発生しており、最大限の警戒が求められています。本校でも、いろいろな方面に影響が出ており、延期や中止せざるを得ない事が最近では毎日のように起こっています。また、保護者の皆様にも再三再四、新型コロナウイルス感染防止対策について手紙やまちコミメール等でお願いをさせていただいています。ご協力いただきありがとうございます。

このような状況ですが、可能な範囲で学校では教育実践を止めることなく持続していかなければなりません。時期としては、いろいろなまとめ的な実践が求められ、6年生にとっては、卒業前の重要な局面となります。年間指導計画の多少の入れ替えや変更を余儀なくされることもこれから生じてくるかもしれません。子供たちの安全・健康と、できるだけ支障のない教育実践が両立できるように考えているところです。

先日のリモート集会で、子供たちにあいさつの重要性の話をしました。マスクをしていても、そんなに大きな声は出せなくても、目を見てきちんとあいさつはできます。あいさつは、人と人をつなぐ基本となるもので相手の気持ちを良くさせると共に自分自身も気持ちよく生活ができることにつながる、人と人の心をつなげるために大切ものであるということを話しました。恥ずかしさや不安を取り除き気持ちのいいあいさつができ、こんな時だからこそよけいに学校全体が明るくなることをしっかり行ってほしいと願っています。

いろいろと制約が増えていく状況の中でも、できることを確実に積み上げていくことで、社会生活に通じる生きる力につなげていかなくてはなりません。子供たちにとっての「生きる力」とは、単純な言葉ですが奥が深く、学校教育にとって常に大きなテーマなのです。あいさつは、ご家庭ともいっしょに指導していけるものです。改めてご家庭での話題にしてみてください。

3学期が始まりました

2022年1月11日 15時50分

   3学期 スタート     校長  中尾 善登 

 

 令和4年、2022年が幕を開けました。そして、17日間の冬休みが終わり3学期がスタートしました。冬休みの間、ご家庭でお子さんはどのように過ごされましたでしょうか。ご家族やご親戚とのふれあい、団らんの時間が、少なからず持てたのではないのかな、と推測いたします。また、生活リズムの大きな乱れはなかったでしょうか。大雪にも見舞われましたが、ご家庭で被害はなかったでしょうか。子供たちには、大きな事故やけがもなく過ごせて良かったです。

 さて、2学期の終業式で、子供たちには3学期の目標を立ててくるように話をしました。それぞれの学級でも、当然のことながら新学期の目標あるいは新年の目標が話題になりました。今一度、郡家西小学校の「めざす子供」を確かめ、3学期を過ごしてほしいものだと思います。

 3学期の登校日数は、50日(6年生は、47日)です。「1月は、行く、2月は、逃げる、3月は、去る」とよく言われますが、やはり短く感じられる3学期かもしれません。しかしながら、学校にとっては来年度に向けての大切な期間です。学年に応じ、それぞれ進級や進学をめざし、子供たちの確かな成長が実感できるよう教職員一丸となって取り組んで参ります。
今年も郡家西小学校をどうかよろしくお願いいたします。



郡家西小学校は、こんな子供をめざしています

○少し高いめあてを持ち、一生懸命がんばるかっこいい子供

○学ぶことに喜びを感じ、自分を高めようとする子供

○自分で考え自分で判断して行動し、自律的に活動する子供

○自分も人も大切にし、自分を支えてくれる人・もの・ことに感謝できる子供