「校長室から」
 
 教育のこと、子どものこと、その他私の考えたこと等、校長の視点で保護者や地域の皆様に発信をしていきたいと思います。感想や意見がありましたらお教えください。

心温まる3月に!!

2023年3月7日 09時41分

心温まる3月に!!

                校 長  中 尾 善 登

「1月は、行く、2月は、逃げる、3月は去る」と言いますが、冬は月日の経つのが本当に早く感じられます。ついに3月になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。今年の冬は、寒かった日が多かったとは思いますが、雪の少ない冬でした。大雪による臨時休業は、1日ですみましたが、コロナによる学級閉鎖を余儀なくされた学級が出てしまいました。クラスター施設と認定されご心配をおかけしましたが、インフルエンザ等のその他の感染症につきましては、ほとんど入ってくることなく今年の冬は終わりそうです。

学校行事は、延期しました5年生スキー教室も2月14日に実施できました。ご協力いただきました保護者の皆様、ボランティアコーチの皆様、ありがとうございました。1日でもとても上達したようですし、ねらいにそったスキー教室ができました。

その他の面では、仲良し班での活動に少し影響が出ましたが、あとは予定どおり進められています。6年生への感謝を伝える活動も学年単位でできています。17日(金)の卒業式は、しっかりと対策をした上で、卒業生がマスクを外せる場面もつくりながら実施することを検討しています。

さて、年度末となる3月ですが、子供たちには今年度の最後のまとめをしっかりとしてほしいと思っています。4月に思い描いた「なりたい自分」と比べた今の自分の姿は、目標どおりだろうかということを問いかけながら、残りの日々を大切にしていきたいと思っています。また、教職員は学校教育目標を踏まえた「めざす郡家西の子供」

と、今年度すでに数回行った自校の評価を、照らし合わせ、子供たち個々の成長と集団としての伸びを確かめ、来年度に向けた成果と課題を明確にする必要があります。そして、来年度の教育実践がさらに深まっていくことをねらいとしていきます。学校には、年度末の3学期に計画的に来年度の準備を進めていくことが求められていますが、今までの所、順調に進捗しています。

校舎の改築工事も、おかげさまで予定どおり完成しそうです。修了式の日や、春休み中に仮設校舎から本校舎への引っ越しをします。

慌ただしく過ぎていくかもしれませんが、6年生の卒業と在校生の来年度へつながる準備、新1年生を迎える準備を、確実に、そして、思い出深く、心温まる3月となるように全力を挙げて取り組みます。

まとめの時期

2023年2月21日 13時22分

年度のまとめの時期です しっかり取り組もう!!

                                       校 長  中 尾 善 登

1月下旬より、日本列島は厳しい寒波に見舞われ各地で被害が続出しています。山陰地方も山間部のみならず平野部にもかなりの積雪や凍結がありました。八頭町全部の小中学校は、1月25日(水)は臨時休校となりました。

学校が再開した翌日、一部水道が凍結し子供たちが不便な思いをしましたが、校舎の改修工事も順調に進捗し、先週水曜日より本校舎の新しいトイレが使用できるようになりました。きれいなトイレで使い勝手がいいと子供たちも喜んでいます。3月下旬には、予定どおり工事が終わり、春休みには仮設校舎から本校舎への引っ越しができそうです。

また、寒波が襲来する直前の1月24日(火)に、6年生のスキー教室が実施できました。コロナのため日帰り日程としましたが、6年生は楽しみにしていたスキーを終日することができました。午前中の少しの時間吹雪でしたが、午後はとてもよい雪質で、皆がリフトにも乗り笑顔がたくさん見られました。初めてで少し不安だった人も、終わる頃にはとても上達していました。6年生の楽しい思い出が増えたようです。お忙しい中、氷ノ山まで来ていただきご指導くださいました保護者ボランティアの皆様、本当にありがとうございました。翌日実施予定だった5年生は、天気不良のため延期としましたが、次回2月14日(火)に何とかできるようにと願っています。

12月に実施しました標準学力検査の結果が返ってきました。職員研修の時間を設け、各学年が結果の分析をしたところです。8日(水)の参観日の懇談等で学力の状況についてお話しします。単純にテストの結果のみならず日常の学習や生活の様子からの残された今年度2月、3月の課題、また、来年度へ向けての心構えや取組、準備等担任からお話しします。何とかご都合をつけていただき、授業参観のみでなく懇談にもご出席ください。また、1年の保護者の皆様には、校長よりお伝えしたいことがあり、懇談で短時間お話をさせていただきます。

今年度もあと2月、3月です。わずかとなってきました。寒さに負けず、子供たちが郡家西小学校の「めざす子供」をめあてとし、学年に応じた、個々に応じた成長した姿がみられるように、教職員一丸となって最大限努力します。引き続きよろしくお願いいたします。

3学期スタート

2023年1月17日 11時58分

3学期スタート!!「ありがとう」のすすめ

                   校 長  中 尾 善 登

 令和5年、2023年が幕を開けました。子供たちは、17日間の冬休みを終え元気に登校してきました。そして、3学期がスタートしました。

各ご家庭でどのような冬休みを過ごされたでしょうか。クリスマスにお正月、子供たちにとって楽しいことがたくさんあった冬休みだったかと思います。

コロナの影響を受け、会いたい方に会えない人もあれば、数年ぶりにやっと会えたという人もあったかと思います。いずれにせよ子供たちは、大なり小なり家族や親戚の方と過ごし、優しさや温かさ、人柄に触れ、新たなエネルギーを充電できたのではないかと思っています。

 本校では「ありがとう」が自然と言える関係づくりをめざしています。お互いを気遣って少しのことにでも「ありがとう」が反射的に言える人は心優しい人だと思います。単純なことにでも感謝の気持ちが持てることは本当にすばらしいし、それを「ありがとう」と言葉にできることはとても素敵で、人と人の心がつながっていくことに結びつくと思います。様々なことに対して「自分だけの力だけではできない、多くの人に助けられて今の自分がある。」と常日頃思うことができれば自然と言葉として出てくるのではないでしょうか。親しい間柄になればなるほど照れくささが働いてしまうかもしれませんが、「ありがとう」と言われていやな気分になる人はいないと思います。家族や、親しい人にこそ「ありがとう」が言える心の余裕、温かさが、幸福を感じるための大切な一歩ではないかと思います。気候のせいで、何かとふさぎがちになるこの冬の間に、ご家庭でも「ありがとう」がどれくらい言えるか、少し意識してみてください。大人からでもいいのではないでしょうか。

 さて、3学期もコロナの感染状況に応じた臨機応変な対応が求められると思います。できるだけ影響を受けないことを唯々祈るばかりです。3学期も、保護者の皆様のご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

明日から冬休み

2022年12月26日 14時40分

           明日から冬休み!

                校 長  中 尾 善 登

今日で2学期が終了します。1年間で1番長い2学期が終わりました。この冬は、例年よりも降雪が多いかもしれないという長期の天気予報が出ていますが、実際はどんな冬になるのでしょうか。

振り返ってみると今年の2学期も、コロナに悩まされ続けてきました。学校行事の多い2学期ですので、その時々の感染状況や先々を見通して計画を立てたり、幾通りもの日程を考えたりと悩まされ続けました。

9月の陸上大会は中止となりました。活躍が期待された高学年の人もたくさんいたので残念でした。10月には、マーチング発表と人権教育参観日ができました。授業参観は、人数や時間制限をしましたが、懇談や人権教育講演会もできました。6年生の修学旅行も、実施できました。全員が参加でき楽しい旅行となり本当によかったです。それから、校内マラソン大会も実施できました。今年から本校はコミュニティ・スクールとして地域との結びつきを強くしています。マラソン大会の日は、たくさんの地域の方に沿道での誘導、監察をしていただき、安全にマラソン大会が実施できました。子供たちもかなり前から自分なりの目標を決めてがんばって取り組むことができました。

それから、竹林公園へ全校遠足に行きました。天候に恵まれ1年生も竹林公園までがんばって歩きました。竹林公園の広場で仲良し班での活動もでき、縦のつながりを深められました。11月には、「西スタ・デー」で、子供たちは学習の成果をしっかりと発表することができました。

その他にも、学年、学級ごとに校外学習をしたり、高学年はトップアスリート事業でスポーツ選手からいろいろなことを学んだり、JAXAオンライン学習をしたりしました。低、中学年はポニーやポニー牧場の方とふれあったり、働く自動車見学や、文化庁事業の「ごんぎつね」公演を体育館で見たりすることができました。どの学年も地域の方をゲストティーチャーとしてお招きし「地域学習」や「ふるさとキャリア教育」をすることができました。

本当にたくさんのことが目白押しにあった2学期です。これらのことを何とかコロナの状況を見ながら実施し、子供たちの学習を深め、そして成長をもたらすことができた2学期だったと思います。地域や保護者の皆様にもお世話になりました。

明日から、1月9日まで17日間の冬休みとなります。子供たちには、学校が出した冬休み中の学習のみならず、お正月を前に家族の一員としてのお手伝いにもしっかりと取り組んでほしいと思います。できそうな掃除や片付け、お正月の準備など家族で相談して割り当ててみてください。自分が家族のために働けた、役に立ったという実感、自己肯定感、満足感はさらにひとまわり子供たちを成長させることができ、本来の「楽しい冬休み」に繋がるものと考えます。

やがてくる令和5年、2023年が皆様にとって良い年となることをお祈りいたします。3学期もよろしくお願いします。                              

本校初の「西スタ・デー」

2022年12月8日 13時31分

成長へ、本校初の「西スタ・デー」!!

                  校 長  中 尾 善 登

月日の経つのは本当に早く、12月になりました。12月になった途端に急激に冷え込みが厳しくなりました。また、この冬の長期予報では、降雪量も例年より多いかもしれないということです。

さて先月は、コロナ禍にあって形を工夫した学習発表会に置き換わる行事として、「西スタ・デー」を実施しました。コロナの状況から入場者数を制限させていただきましたが、子供たちは張り切って、そして少し緊張しながら当日を迎えました。発表の場所を固定しないために各学年とも工夫をしました。参観者に参加していただく参加型のものや見学や学習したことをまとめたもの、また、ゲストティーチャーのお話からその方の生き方を知り感想を発表した学年、体育館のステージやフロアを活用し合奏やマット運動の学習の成果を発表した学年と様々でした。他の子の発表も見たかったという感想もありましたが、コロナの状況が改善されることも含め、来年以降にご期待ください。

さて「西スタ・デー」の「スタ」については、「study(スタディ)」から命名されたのですが、当日の子供たちの態度や姿から、私は違う「スタ(ST)」をあと2つ確信しました。その1つ目は「stage(ステージ)」です。今までの学習発表会は、体育館のステージのみが発表の場であったと思われますが、今年は学校のいたるところがステージでした。もちろんこれは、コロナ対策であったのですが、広いわくわくルームや音楽室、それぞれの教室や体育館など、学校全体が「stage(ステージ)」となっていました。活動場所を限定しないでTPOによって発表の場を設定し、結果として至近距離で聞き手の方を意識できたり参加していただいた方の反応に応じて言葉を考えたりすることができました。それから、2つ目の「スタ(ST)」は「star(スター)」です。「西スタ・デー」では、全員どの子も主役でした。一人一人の出番はそんなに長い時間ではなくても、それまでの学習時間を有効に使って準備し、当日は緊張の中であっても自分の役目を果たした子供たち全員がスターです。実際この「西スタ・デー」で子供たちは、自分の学びや発表、表現に満足し、成長を感じることができました。もちろん、この満足感はたくさんの方の参観があってのことで、お忙しい中、おいでいただいたご家族の方、残念ながら学校では見られずに写真等でご覧いただき子供たちをお褒めいただいたご家族の方々のお力によるものです。本当にありがとうございました。見てくださる方、聞いてくださる方があっての「西スタ・デー」なのです。

この経験を今後の学校生活につなげ、2学期のまとめとなる12月を大切に過ごしていきたいと思います。

2学期の学校行事で さらなる成長を!

2022年11月7日 09時10分

                校 長  中 尾 善 登

11月に入り、朝夕の冷え込みが日に日に厳しさを増しています。皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、学校は、コロナの新規感染者数が下げ止まっている状況の中で、何とか年度当初計画していた学校行事を不十分な形ながら実施しています。10月1日のマーチング発表には、たくさんの方にご覧いただきありがとうございました。児童が主体的に計画し活動できるマーチングとなるよう取り組んできました。今年度は特に高学年児童が創り上げ、連帯感や達成感、自己肯定感が伸長するように取り組んできました。本校のマーチングは「学校文化」であるとの認識を持ち、意義を感じ取っている児童がたくさんおり、今年度マーチング実行委員会のメンバーとして活躍した児童は、全体を見渡しできばえを確認しながら進めていました。ねらいはある程度達成できたと思っていますが、まだまだ改善の余地があり、総合的な学習の時間等の教育課程の中でねらいや高めるべき資質・能力をさらに明確化し、年間指導計画を見直しています。本校の学校教育目標、「めざす子供」像などから実施学年や学習時間、活動内容を考え直し、より望ましい学習、取組となるよう変更していきます。

また、10月6,7日には、6年生が修学旅行に行きました。最後の鳥取砂丘で少し雨に濡れましたが、ほぼ天候にも恵まれ全員が参加することができました。途中で体調を崩した児童もすぐに回復し旅行を継続できました。本当によかったと思います。楽しい思い出となったことでしょう。コロナ対策クーポンがたくさんもらえ、経費も少し抑えられました。

そして、10月20日には、全校遠足を実施し竹林公園まで歩いて行きました。この日も天候に恵まれ1年生もがんばって歩きました。計画していた仲良し班遊びなどをして、楽しい1日を過ごしました。その1週間後、10月27日には、校内マラソン大会も実施しました。みんなが自分のめあてをしっかりともち、最後まで真剣にがんばっていました。

次の大きな学校行事は、11月13日(日)の「西スタ・デー」です。以前の学習発表会をコロナ対応のために形を変え、公開会場や内容を工夫し新たな形に変えました。また、近年ではこのような形の方がより多くの児童の活躍の場を作ることができるということで取り入れている学校が増えています。コロナの状況にもよりますが、できるだけたくさんの方に見に来ていただけることを願っています。

2学期はこのように多くの学校行事がありますが、そのほか学年独自のものもあります。指導者も児童もねらいをしっかりと意識し、達成できるよう取組を充実させ、児童の成長につなげています。これからも順調に行事や学習が進展できることを願っています。今後ともご理解ご協力をお願いいたします。

充実した2学期を!

2022年11月7日 09時08分

                校 長  中 尾 善 登

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、まだ日中は暑さを感じる今日この頃です。皆様いかがお過ごしでしょうか。今月は、台風に見舞われ、臨時休校になった日もありましたが、幸いにもこのあたりは大きな被害はなかったように報道されています。まだまだ、台風シーズンですので十分警戒しなければなりません。ご心配のコロナの状況も、東部地区の警報は、注意報に格下げになりましたが、まだまだ油断できない状況だと思っています。

さて、まもなく10月となり本校では、1日(土)を登校日とし、午前にマーチングの発表、午後に人権教育公開学習や講演会を計画しています。授業参観では、教室内が密にならないように人数並びに参観時間の制限をさせていただきますが、よろしくお願いします。短時間で申し訳ありませんが、子供たちの学習の様子をご覧いただきたいと思います。

先日の全校朝会で、本校のめざす子供「自分で考え自分で判断して行動する子供」についての話をしました。しっかりと物事を考え判断し、確実に行動できる子供になってほしいという思いから設定しています。もちろん、自分自身が考えた末、「友達の意見を聞いてみよう」「先生に相談しよう」となるかもしれませんが、それはそれでOKです。困ったときや問題が起きたときに独りよがりではなく、冷静に物事を考えることをしてみてほしいですね。また、自分の日常の生活態度をふり返り、改善できる力も重要です。人への接し方、学習態度、家庭での時間の過ごし方など「自分で判断し行動」に移してほしいと思います。ご家庭でも、折に触れお子さんの家庭での生活について振り返って話をしてみてください。その結果、自分自身で解決できる、改善できる力がさらに伸びていくことと思われます。

さて、10月は、6年修学旅行や竹林公園への全校遠足、校内マラソン大会があります。これからの季節は、ひと雨ごとに秋が深まり、過ごしやすい気候となってくるのではないでしょうか。じっくりと腰を据え、2学期の学校生活が充実できるよう子供たちと共にがんばっていきたいと思います。

2学期スタート

2022年9月1日 13時43分

2学期がスタートしました

                校 長  中 尾 善 登

40日間という長い夏休みが終わり、2学期の始業式を迎えました。夏休み中に、校舎西側の工事が本格的に稼働しました。3月が完成予定ですので、まだまだ時間がかかります。その間、子供たちの教室や体育館、校庭への移動が少し遠回りになり、不便な状態が続きます。校舎も、また、本校舎と仮設校舎とに分かれての生活となります。特に本校舎の西側にあった特別教室(家庭科室、わくわくルーム、理科室)が仮設校舎に移動したので、子供たちの仮設校舎と本校舎の行き来は多くなります。また、児童玄関は登下校時に利用できますが、第2工区の電気工事範囲に含まれるため、2か月程度の期間は、靴を持って廊下を移動することも生じてきます。それから本校舎のトイレも工事中のため、仮設校舎と本校舎との間に仮設の児童用トイレを設置していただきました。したがって本校舎の学年はトイレに行く際も移動距離が長くなります。不便な状況が3月まで続きますが、工事の状況に応じてその都度その都度変更しながら、安全第一で学校生活が送れるようにします。駐車スペースも制限がありますので保護者の皆様が学校においでの際、ご不便をおかけするかと思いますが、ご了承ください。

さて、今日から2学期となり、2つの校舎には子供たちの声が戻ってきました。2学期がスタートしました。

今年の夏休みも、昨年に引き続きコロナに悩まされた夏休みとなりました。子供たちや保護者の皆様もいろいろと影響を受けられたのではないでしょうか。鳥取県内は、いまだ新規感染者数が高止まりしている状況で、最大限の警戒を求められています。県西部地区には鳥取県版の「特別警報」が、中・東部地区には「警報」が出されています。その影響で夏休み中の教職員の研修は、ほとんどがリモートでした。また、本校のPTA環境整備作業は、中止となりました。今日から2学期が始まりましたが、いろいろな面で制限を受けることが考えられます。予定していたことの急な変更を迫られることも生じてくるかもしれません。

そのような状況の中、本日もリモートで始業式をしました。子供たちは休み中に取り組んだ学習や自由研究、工作など、たくさんのものをいっぱいに抱えて登校してきました。夏休み作品展は、何とか開催したいと思っています。その際は、子供たちの素晴らしい作品をご覧いただきたいと思います。

2学期になり、コロナ禍ではありますが、子供たちの学ぶ意欲がもっともっと向上し、主体的な学習態度となることをめざしていきます。可能な条件を模索しながら、子供たちの成長にとって大切なことは絶やすことなく実施して参ります。いろいろな面で子供たちのさらなる成長、確かな成長を目標としていきます。ご家庭でもお子さんを励ましていただきながら、引き続き学校へのご理解ご協力をよろしくお願いします。

1学期終了

2022年7月19日 11時29分

充実した夏休みを!

                              校 長  中 尾 善 登

 今日、1学期終業式を終え、明日から40日間の夏休みとなります。依然としてコロナ禍にあり、最近また感染が県内でも急増しています。1学期の途中は、比較的落ち着いていた時期もあり、臨時休業や閉鎖が最小限に抑えられたと思っています。影響を受けた学校行事もありますが、運動会という大きな行事や子供たちの学習は予定どおり進み、その点では安堵しています。また、PTA関係の事業につきましては、4月の参観日はできませんでしたが、その他の行事はある程度できたようです。環境整備作業や資源回収にはたいへんお世話になりました。
 校舎の改築工事もあり、夏休み中についても水泳大会に向けてのプール使用等、制約を受けることが多々ありますが、子供たちは家庭や地域で元気に充実した夏休みを過ごしてほしいと思います。コロナのみならず、くれぐれも大雨等の災害や熱中症には引き続き警戒をしてください。
 さて、昨年も学校便りに書きましたが、せっかくの夏休みですので、子供たちには夏休みならではの経験をしてほしいと思います。といってもどこかに旅行に行くというようなことではなく、夏休みだからこそじっくりと取り組める探究心あふれる研究や工作、絵、家庭科関係作品の製作などに取り組んでみてほしいと思います。また、読書もたくさんできると思います。学年ごとに取組の具体例が示されていると思いますし、いろいろな作品募集もあります。自分自身の世界をどんどん広げることは自分の可能性を大きく広げることにつながります。ぜひいろいろなことにチャレンジしてみてほしいですね。
 2学期始業式は、8月29日(月)です。ジャスト40日の夏休みを過ごし、また、元気に登校してきてください。

学ぶこと

2022年7月19日 11時24分

学ぶことに喜びを感じ、自分を高めようとする子供

                             校 長  中 尾 善 登

 統計開始以降最も早い記録で梅雨明けが発表され、6月末から連日の猛暑日を記録しました。感染症対策とともに熱中症対策が求められています。学校は、もう少しで「学期末」を迎えようとしていますが、子供たちの成長ぶりを個別懇談では、しっかりとお話ししたいと思っています。
 さて、先月はこの学校便りに郡家西小学校の「めざす子供」の「少し高いめあてを持ち一生懸命がんばる子供」について書かせていただきました。今回は、2つめの「学ぶことに喜びを感じ自分を高めようとする子供」についてお話しします。ここでいう学びとは、学校での学習や家庭での学習のことを言っています。「喜びを感じられる学び」とはどういうものなのでしょうか。子供たちが喜びを感じるには様々な要因があると思います。例えば、わかった、できたという達成感、仲間と考えをまとめたり正解を導くことができたりした経験、何時間か積み上げてきた学習の成果が出た、思い描いていたものが完成した、めあてが達成できた、なかなかできなかったことができた、わかった、などいろいろな感情が「喜び」のもとになると思われます。そして、それらのことは、「自分で納得」することや「人から認められる」ことが伴わなくては得られないはずです。まわりの指導者、支援者、学級の仲間、家族などの関わり方や導き方にも大きく影響を受けることになるわけです。ですから、その源には、これらの人々との良好な人間関係が成り立っていることが大切ですね。そして「喜びを伴う学び」は、当然のことながら、さらに主体的で、追究的な深い学びへとつながり、より「自分を高めていく」ことになっていくと思われます。
 この「喜びを感じられる学び」を実現させるために私たち教職員は、日々研鑽を積み、準備をしています。ご家庭でも、お子さんの学びの跡から見える進歩や成長に関心と感心を持っていただき、タイムリーな声かけをぜひともお願いいたします。そのために、学年通信を参考にしていただいたり、時にはノートを見ていただいたり、お子さんとの日常の言葉のやりとりや会話を大切にしていただき進歩や成長を認められる親子関係、家族関係を築いてほしいと思います。さらに「少し高いめあて」への励ましがあり、それがまた、子供の達成感につながるといった好循環につながってくるのではないでしょうか。
 子供たちの進歩の小さな跡、小さな伸びや成果、成長を見逃さないで認めることは、学校でも家庭でもとても重要なことです。同じ思いで共に進んでいきましょう。よろしくお願いいたします。